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【徹底解説】ゲームプログラマーの仕事内容とは?

日本のスマホゲーム市場は世界トップの収益率を誇ります。

2016年では人気ゲーム上位30アプリの中において、1ユーザーあたり月間3000円以上課金していると言われています。(*)

*…App Annie (アップアニー) の発表による
https://www.appannie.com/jp/?_ref=landing-page

そんな、売り手市場であることもあり「未経験だけどゲームプログラマーになりたい」「実際ゲームプログラマーはどんな仕事をしているのだろうか」と気になるではないでしょうか。

今回、ゲームプログラマーの仕事内容について、具体的に何をしているのかを徹底解説いたします。

ゲームプログラマーの仕事

他のプログラマーと大きく異なる点は、プログラミングだけが仕事ではないことです。プログラマーはいわゆる「仕様書」に基いて、プログラミングをします。

しかし、ゲームプログラマーは開発全般に関わることが多いです。具体的な仕事内容は以下のとおりです。

企画ミーティングへの参加

ゲームを企画する段階からゲームプログラマーもミーティングに参加します。例えば「ターゲット層」「ジャンル」について「10代学生向けに異世界ライトノベル風RPG」といった感じのようにアイディアを出すことを求められます。

システム開発では「要件定義」と呼ばれる工程になる

予算や開発期間の兼ね合いも考える企画ミーティングですが、システム開発では「要件定義」と呼ばれるものです。要件定義は営業またはPM(プロジェクトマネージャー)、SE(システムエンジニア)    が主導でプログラマーが要件定義の段階で入ることはほぼありません。

しかし、ゲームを作るためには「面白い!」「やりたい!」と思うように作ることが求められます。そのため、ゲームプログラマーも企画ミーティングに参加し意見をします。

「ゲームプログラマー」以外には画像や音楽を作る「デザイナー」やゲームバランスを考える「プランナー」といった方も参加します。

仕様の決定・確認

ゲームの企画が決まったらプログラミングをする前に仕様を決めます。仕様決定段階からゲームプログラマーが呼ばれることもあれば、ディレクターが作ったゲームの仕様書に目を通します。ほとんどの場合、以下の項目を仕様について確認します。

・ハード動作環境(ゲーム機・スマホ・PC)

・ハード動作推奨環境(ストレージ容量・メモリ容量)

・ソフト動作環境(OS・ゲームエンジン)

・ゲームの仕様(操作方法・メニュー画面の機能など)

ゲーム開発はほとんどがチームで開発

上記で決まった仕様に目を通して、それぞれのゲームプログラマーに担当が割り振られます。初心者は比較的簡単なメニューなどのUI(ユーザーインターフェース)を担当することが多いです。

徐々に画面エフェクトや3Dモデルのプログラミング、ゲームエンジンなど、技術力が必要になるゲームのキモになる部分を担当できるようになります。

プログラミング

仕様に目を通して、それぞれの担当が決まったらプログラミングの作業に移ります。

書き手(プランナー)によって仕様書の書き方の違いが大きい

システム開発の仕様書に比べると、ゲーム開発の仕様書は書き手によって差が大きいです。仕様書の書き手はほとんどがプランナーですが、開発によってまた別の人が書くケースもあります。

綿密に仕様書を書いてくれる人もいれば、絵や画像を用いた仕様書を書く人、1~2行のアバウトなものを書く人など、千差万別です。

プログラミングをするために、まずは仕様書を読み解く作業から始まります。

仕様書の読解力を上げる

ゲーム開発の仕様書は人によって異なることは先ほど触れましたね。そのため、書いた人の意図を掴むために仕様書を読む読解力が必要になります。

仕様書で不明な点や確認する箇所を見つけたら確認する

仕様書を読みながら作業をしていると、書かれている内容だと判断がつきづらい部分が出てきます。

不明な点や確認する箇所を見つけたら、必ず仕様書を書いた人に確認を取りましょう。

コミュニケーションは大切、黙々とプログラミングすることは少ない

ゲームプログラマーがプログラミングをしていると

・仕様書を見る

・プログラミングする

・仕様書と見比べて気になる部分が出て来る

・仕様書を書いた人に確認しに行く

・プログラミングする(2へ戻る)

というサイクルがほとんどです。一人で黙々とプログラミングすることは少ないでしょう。

プログラマーは黙々と作業している?

プログラマーというと一人で黙々とプログラミングしているイメージがあるのではないでしょうか?しかし、ゲームプログラマーに関しては、それはないと断言します。自分から積極的にコミュニケーションすることが求められるにも、ゲームプログラマーの特徴でしょう。

デバッグ

システム開発では「テスト」と呼ばれるプログラミングしたコードの動作確認をする工程です。ゲーム開発では特に「デバッグ」と呼ばれます。

仕様書通りに動作するかチェックをする

仕様書に書かれた内容通りに動かせるかどうか確認します。

ドアを開けるコマンドを入力するとドアが開く、といった「ゲーム内で出来ること」やゲーム内のキャラクターが進入禁止エリアに入れないことを確認する「ゲーム内で出来ないこと」を確認します。

ゲームバランスについて妥当であるかチェックする

アクションゲームは、ボタンを押してキャラクターを動かしますよね?この場合はキャラの「操作性」についてチェックします。「強いけど操作しづらい」のでOKなのか「弱い上に操作しづらい」のもOKなのか、ゲームバランスについても考えるようにしましょう。

ディレクターやプランナーの「想定外」というケースもありますので、ゲーム開発の上で非常に大事な要素です。

以上がゲームプログラマーの仕事内容になります。

当然、プログラミングも仕事ですが、それ以外にも心がけないといけないことが多いです。特にコミュニケーションについては、プログラミングと同じくらい重要です。ゲームプログラマーは黙々とプログラミングをする、というイメージは改めましょう。

ゲームプログラマーに必要な知識

ではゲームプログラマーになるためにはどのような要素が必要なのか、を解説いたします。

プログラマーになるためにはプログラミングの知識や経験は必要です。しかし、それはプログラマー全般に言えることです。

今回は、ゲームプログラマーになるために特に必要な知識について挙げてみました。

数学および物理の知識

キャラクターを動かしたり、何か飛ばしたりと、ゲームを動かす上で演算するために数学や物理の知識が必要です。

具体的には以下のとおりです。

・ベクトル計算

・内積および外積

・物理学における力学

「数学なんてあの数式を見ただけでムリ!」という人ご安心ください。

ゲーム開発では上記の計算をサポートする何かを使っているのがほとんど

現在のゲーム開発では、ライブラリやフレームワークといったゲーム開発をサポートする環境はあります。

そのため、プログラミング自体は可能です。

プログラミングをしながら、実際に動かして覚えていくのが良いでしょう。

上記の知識があると、ゲームエンジンの改造や新機能実装など自分が作りたいと思ったゲームを実現しやすくなります。

ハードウェアの知識

コンシューマー向けゲームならゲーム機、スマホアプリならスマホ端末になりますね。
この場合は

・CPU

・メモリ

・ファームウェア(スマホの場合はOS)

の知識が必要です。

PC向けゲームの場合は上記に加えて

・グラフィックボード

・サウンドボード

といった知識も必要になってきます。

ハードウェアの知識がないと、過剰な処理がゲーム内でかかったときに画面がカクついたり、ゲームが落ちてしまったりした場合に修正ができません。

そのため、より良いゲームプログラマーになるためにはハードウェアの知識も必要となります。

以上がゲームプログラマーになるために、特に必要な知識になります。

スマホゲーム以外にもたくさんゲーム開発がある

ゲーム市場も多くがスマホゲームであり、今からゲームプログラマーを目指している人のほとんどはスマホゲーム開発を視野に入れていると思います。

では、スマホゲーム以外のゲームプログラマーはどのような業界があるのでしょうか?

プラットフォームごとに紹介していきましょう。

据え置き機

「PS4」「Wii U」「Xbox」が該当します。

高画質のゲームや自宅でプレイできることをウリにしたゲームが多いです。

ゲーム機ごとに開発方法が異なるため、未経験者には敷居が高いでしょう。

携帯ゲーム機

「Nintendo Switch」「Nintendo 3DS」「PlayStation Vita」が該当します。

友達とワイワイしながらプレイするゲームが多いです。

据え置き機と同じく、未経験者には敷居が高いでしょう。

Windowsゲーム

Windowsにインストールしてプレイします。

高画質のゲームやオンラインゲームの場合、据え置き機よりも早いアップデートが特徴です。

いくつか開発環境も無料で提供されていることから「ゲームプログラミング」を学習するには向いています。

学習には向いていますが、職業として考えるとスマホアプリに軍配が上がります。

ブラウザゲーム

「艦隊これくしょん」や「グランブルーファンタジー」のようなゲームが該当します。

ブラウザさえあれば、動作する敷居の低さが特徴です。

「Chrome ウェブストア」や「PlayCanvas」といった作ったゲームを無料で公開できるサービスがありますので、とっつきやすさでは一番です。

あまり求人がないのが難点ですが、プログラミングの醍醐味である「動かす」ことが簡単に楽しめるのは魅力的です。

パチンコ・スロット

意外かと思われますが、パチンコ・スロット業界もゲームプログラマーが活躍しています。

ニッチな業界なので、抵抗がある人も多いと思います。

最近はスマホアプリを出しているメーカーが多く、スマホアプリの開発経験も視野に入れることができます。

求人は少ないですが、うまく見つけることができたらチャンスかもしれません。

 

以上がスマホゲーム以外の業界になります。

スマホ業界は今後も伸びていくことは間違いありません。

しかし、ゲーム開発には「好きな」ことが大切です。スマホゲームにあまり情熱が向かないという人もいるでしょう。市場の伸びは最重要事項のひとつですが、自分がどのようなゲームがクリエイターとしてどんなゲームを作りたいのかをしっかりと見極めることも大事でしょう。

まとめ

今回はゲームプログラマーの具体的な仕事内容についてと、ゲームプログラマーになるために必要なことを解説していきました。

プログラマーを続けるには「熱意」と「やる気」が必要です。

ゲームプログラマーの場合は、それにプラスして「好きな」ものや「作りたい」ものを明確に考えることが大切です。

いろんな人が自分のゲームで遊んでくれる、それに喜びを感じることができるならゲームプログラマーはピッタリです。

確かに求められる技術のレベルは高いですが、やりがいのある職業ですので、興味のある方はまずはゲームプログラミングを学んでみてください!

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