XHTMLとは何?HTMLとの違いは?【初心者向け】わかりやすく解説

2023.01.28
パソコンを触る男

みなさんは、HTMLの学習をしていませんか?

htmlを学習しようとするとxhtmlという単語も出てくることもあります。xhtmlとは何かというと、xmlの決まりで記述されたhtmlのことです。

xhtmlはhtmlと何が違うのでしょうか?

xhtmlでwebページを構成すると何ができるようになるのでしょうか?今回はxhtmlとはどのような言語なのか、使うことでどのような利点があるのかといったことを説明していきたいと思います。

xhtmlとはそもそも何か?

タイピングをする様子
xhtmlとは簡単に説明するとhtmlとxmlの特徴を合わせたwebページを作るための言語です。

htmlもxhtmlもともにwebページを構成するのに使うマークアップ言語という言語ですが、書き方のルールやできることが異なります。それでは以下で詳しくご説明していきます。

htmlとの違いは?

xhtmlはxmlというマークアップ言語から生まれた言語です。htmlとの融合と書きましたが、xmlの言語にhtmlの特徴をプラスしたといった方が近いでしょう。html言語はブラウザが解釈できれば、書き方が多少曖昧でも表示できます。しかしxmlはしっかりとルールどおりに記述しないと、表示ができないといった特徴があります。

xhtmlはxmlの「きちんと記述しないと表示できない」というルールをhtmlの記述に適用し、より言語としての定義をきっちりとしたものにした言語です。

例えばhtmlではタグの表記を大文字にしても小文字にしてもちゃんと表示されますが、xhtmlではタグを必ず小文字で表記する必要があります。文章を表示するタグ「p」を例を挙げると、htmlでは<P>と書いても<p>と書いても表示されますが、xhtmlでは<p>と表記しなくては表示されないということです。

・学習ステップを確認したい方は、【入門者向け】プログラミング初心者がHTMLを学ぶ6つのステップ」の記事を参考にしてください。

xhtmlでは何ができるのか?

xhtmlはxmlの特徴を引き継いだ言語です。よってxmlでできることは、xhtmlでもできます。例えばxmlでは独自のタグを設定することが可能です。

またプログラムで扱いやすくなるといった特徴があります。もう少し詳しく言うと、データベースを使うようなアプリケーションとも連携しやすいということです。

xhtmlが使われているサービスなど

xhtmlは独自のタグが定義できるので、データを扱うようなアプリケーション、つまりプログラムを介してサーバとデータのやり取りをするようなアプリケーションを作るときに使用されることが多くあります。Javaなどを使うような高度なシステムから抽出されたデータを表示する、といった場合はxhtmlでフロント部分を作るといったことが行われている、といったこともあります。

xhtmlを使用するメリットとは?

htmlでなくxhtmlの文法でWebページを構成する主なメリットは、プログラムを介したページを作りやすいということです。

そのほかタグの定義が厳密なので、文法として見やすいソースを残せるという利点もあります。また独自のタグを定義して使うことができるので、htmlよりも自由度の高いページを作ることが可能です。

・HTMLタグを一覧から探したい方は、「【初心者向け】htmlで使う主要なタグ一覧を解説」の記事を参考にしてください。

xhtmlの学習は難しい?

xhtmlはhtmlとxmlの特徴をあわせたものなので、htmlとxmlの文法が理解できればそれほど難しいものではないでしょう。

htmlの文法を一通り学習した後、xmlについても学習していけばxhtmlを理解するのにそれほど時間をかけなくてもいいはずです。これからxhtmlを学習していきたい場合は、学習するためのサイトや書籍なども多くあるので、必要に応じて学習ツールを使いながら学習を進めていってみてください。

xhtmlだと

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">

loose/Transitionalで宣言する場合

二番目の厳しさの宣言です。非推奨のタグは使えますが、フレームで分けることはできません。

htmlだと

<!DOCTYPE HTML PUBLIC “-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN” “http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd”>

xhtmlだと

<!DOCTYPE html PUBLIC “-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN” “http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd”>

framesetで宣言する場合

一番基準が緩いdoctype宣言です。非推奨のタグも使えますし、フレームで分けることもできます。

htmlだと

<!DOCTYPE HTML PUBLIC “-//W3C//DTD HTML 4.01 Frameset//EN” “http://www.w3.org/TR/html4/frameset.dtd”>

xhtmlだと

<!DOCTYPE html PUBLIC “-//W3C//DTD XHTML 1.0 Frameset//EN” “http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-frameset.dtd”>

また近年はhtml5が主流となりつつあり、宣言の方法も異なるので、html5を使用する場合は注意してください。

html5のdoctype宣言

<!DOCTYPE html>

html4に比べて大変短くなっています。この宣言を省略しても表示することはできますが、古いブラウザとの互換性を保持させるために、レイアウトが崩れてしまう可能性が出てくるので注意が必要です。

・学習サイトでの練習を考えている方は、「【初心者向け】htmlの練習ができる学習サイト8選!」の記事を参考にしてください。

文法の違いを学ぼう

htmlの場合はタグを大文字で書いてもブラウザがその曖昧さを許容してくれるのでページを表示することができます。一方xmlではルールが厳密なので、大文字で書いてはいけません。大文字で書くとタグとして認識してくれなくなります。

<p>を指定する場合、htmlは大文字でもOK

<P>htmlでは表示できる!

xhtmlではちゃんと小文字で表記する必要あり

<p>pは小文字で書いてください</p>

またhtmlではタグを閉じなくても問題ないことが多いですが、xhtmlではタグを閉じないとタグとして認識されずページの表示がうまくできなくなります。

htmlは閉じなくても大丈夫

<B>太い字になります

xhtmlの場合は小文字で書いた上にタグをきちんと閉じないと太字にならない

<b>ちゃんと閉じないと太字になりません</b>

学習ツールで知識を深めよう

xhtmlの学習に使えるサイトや書籍などを活用して、xhtmlの知識を深めていきましょう。どうやって勉強を進めていくかは個人の特性もあるので一概には言えませんが、とりあえず初心者の方ではれば無料で学習できるツールを使って基礎的な学習から始めていくのがいいでしょう。

その後もっと知識を深めたい場合や、一人で学習するのが困難だと感じた場合は、書籍を購入したり有料の講座やスクールを利用するなどの方法も試してみてもいいかもしれません。

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xhtmlのおすすめの学習方法

仕事をする男性

xhtmlの学習を進めるのにはさまざまな方法があります。htmlとxmlの中間言語のような位置づけなので、htmlとxmlを両方学習することが望ましいですが、htmlの知識が一通りあるのであればそこからxhtmlの書き方を覚えていくといった方法でも学習を進めていくことは可能です。

ここではWebサイト、書籍、スクールなどの学習会を使って勉強を進めていく方法をご紹介していきます。

xhtmlを学べる学習サイト

まずは学習サイトからご紹介していきます。htmlやjavascriptのように多くの学習サイトが用意されている状況ではありませんが、知識を習得しようと探せば多数のページがヒットします。ここではその中でもxhtmlについてわかりやすくまとめられたものをご紹介していきます。

とほほのXHTML入門

とほほのXHTML入門

http://www.tohoho-web.com/ex/xhtml.htm

htmlをはじめ、Web関連の基礎的な知識をわかりやすく解説しているとほほシリーズのxhtml版です。「xhtmlとは?」といった概念的なところから、タグの書き方やxhtmlでページを構成する際の注意点などを詳細に解説しているページです。短時間でxhtmlの全体像をつかみたいときにおすすめのサイトです。

CSSレイアウト実践講座 XHTML基礎講座

CSSレイアウト実践講座 XHTML基礎講座

http://css.uka-p.com/xhtml/

CSSを使ったレイアウトを主に解説しているwebサイトですが、xhtmlについても解説しているページがあります。「xhtmlとは?」といった概念的なことからコーディングの実践的な方法まで解説しており、実際にxhtmlを使う際に役立つ知識が多く紹介されているサイトです。

HTMLクイックリファレンス HTML4.01からXHTML1.0に変換する

HTMLクイックリファレンス HTML4.01からXHTML1.0に変換する

http://www.htmq.com/htmlkihon/102.shtml

htmlについての情報を配信しているWebサイトです。xhtmlについても触れており、htmlからxhtmlに変換する際の方法などを紹介しています。doctype宣言の違いの解説や、要素の入れ子構造を作る際の注意点など、xhtmlを使ってページを構成する際の注意点が説明してあります。

xhtmlが学べる書籍

書籍で学ぶことでxhtmlを体系的に順序だてて学ぶことができます。CSSとの関連性もあわせて学ぶことができるので、より実践的な使い方が学習できるでしょう。

HTML/XHTML&スタイルシートレッスンブック―ステップバイステップ形式でマスターできる

http://amzn.asia/guDZgrE

基礎の基礎から学習できる学習本です。xhtmlだけでなく、htmlとcssについても順を追って学習していくことができます。ひとつひとつ理解をしながら進めていく形式なので、最後までやり通すことができる構造となっています。xhtmlを体系的に勉強したい方にもおすすめですが、初歩からホームページの作り方を学びたい方にもおすすめの一冊です。

よくわかるXHTMLとCSSによるWebサイト作成 (よくわかるトレーニングテキスト)

http://amzn.asia/1rzgIdE

xhtmlだけでなく、htmlやcssといった知識も基礎から学習することができる書籍です。htmlやcssの基礎的な部分もあわせて学習できるので、xhtmlの学習もスムーズに進めることができます。初心者の方だけでなく、これからサイトをxhtmlに変換していく技術者にもおすすめの一冊です。

講座を受講して学ぶ

独学だとやっぱり難しいと感じてしまう方には、教師などから対面で教えてもらう形式がおすすめです。こちらではxhtmlを含めたWebサイトの作成を学べる講座を、いくつかご紹介していきます。

アビバのWebデザイン講座

http://aviva.co.jp/avivapro_web/index.html

全国に拠点があるパソコン教室アビバの展開するWebデザイン講座です。xhtmlだけでなく、html、css、javascriptといった周辺技術も学ぶことができます。最新の技術であるhtml5やcss3についても学ぶことができるので、包括的にwebデザインを学習できるようになっています。

東京デザインプレックス研究所 Webクリエイティブ講座

http://www.tokyo-designplex.com/wc/

webのみならず、グラフィックやdtp、cgなどのクリエイティブに関する講座を多数展開しているスクールです。webクリエイティブ講座ではxhtmlの他にもhtmlやcssなどの周辺技術もあわせて学習できるほか、最新技術のhtml5についても学習可能です。webサイト作成について全体的に学ぶことができる講座となっています。

アドバンスクール xhtml&css

dtpやcad、プログラミングなどの技術を学ぶことができるスクールです。web関連の講座でxhtmlも学ぶことができます。こちらはxhtmlおよびcssについて詳細を学ぶことができる講座が提供されており、xhtmlの知識を集中的に学ぶことが可能です。


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まとめ

いかがでしたか?xhtmlについて概ね理解していただけましたか?

2017年8月現在、webサイト制作の主流はhtml5になっており、今後多くのサイトがhtml5で制作されていくことになるでしょう。

とはいうものの、世の中にはまだまだxhtmlで構成されているwebサイトは数多く存在します。これらのサイトを扱う可能性がまったく皆無ではない以上、xhtmlの知識を習得しておいて損はないでしょう。

これからwebデザインの業界で活躍していきたいと考えている方は、xhtmlを古い技術だと捨ててしまわずに、html5と併せてxhtmlの知識も習得しておくことをおすすめします。

xhtmlの学習は独学でも可能ですが、一人で学習を進めていくのがむずかしいと感じた場合はスクールなどに通って人から教えてもらうのもひとつの方法です。

いくつかの学習方法を試してみて、ご自身で一番やりやすい方法で学習を進めていってください。

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