専門学校の就職率は意外と高いことをご存じですか?
学校によっては大学以上に就職率が良く、即戦力となる人材を多く輩出しているような所もあります。
しかし良い面ばかりを前面に押し出すような募集要項では、実際の現状は中々見えてこないもので、それによって踏ん切りがつかない人もいることでしょう。
今回は、専門学校を就職率の観点から解説致します。
専門学校からの就職は有利になる?専門学校に通うメリット
実際に専門学校へ通うメリットとして、大きく3点の項目があります。
実用的な資格を取得できる
専門学校は、基本的にそれぞれの業界においての専門家、エキスパートを育てるための学校です。
そのため仕事をする上で必須となる資格を取得するためのカリキュラムがきっちり組まれていることがほとんどです。
大学ではそういった実用性を重視した資格であっても自己学習での取得に任せたり、必須科目からは外れていたりする場合があります。
専門学校で資格を取ろうと思った時、カリキュラムに最初から取り入れられている上サポートがしっかりしていることも多く、資格取得への意欲につながりやすいと言えるでしょう。
即戦力を期待する企業にとっても、元から資格を取得している人はより採用に近づくことができるかもしれません。
第一線で働いている講師が指導してくれる
常勤でも非常勤でも、また特別講師としても、第一線で働いているプロが講師になることが多いです。
実務経験が豊富な方が指導してくれることで、より実情に沿った知識やスキルを身に着けることができ、効率よくレベルアップすることができます。
また業界経験が豊富な講師と話せる機会でもあるため業界内の話を聞くこともできるため、就職先を考えるとき参考にしやすい情報を得ることもできるでしょう。
中にはその専門学校生を多く採用しているという企業が講師を派遣してくれているという場合もあります。
就職先で役に立つスキルを身に着け、知識を備えることでビジネスの場でもしっかり対応できる人材を目指せます。
設備や道具が充実している
目指す業界や職によっては、専門学校内で実用的な道具を使う場面があります。
それらもきちんと学校内に備え、使い方から教えてくれることがほとんどです。
個人で持つには難しい機器などでも学校の設備として用意されており、そういった機器類を実際に見て、触れながら覚えることができるので扱い方に早く慣れることができます。
仕事につながるスキルを持っている人はやはり企業に期待されやすく、就職に有利と言えるでしょう。
このように、専門学校では仕事をする上で必要なスキルを効率よく学ぶことができ、また実際に就職後も即戦力として働きだすことができるようにカリキュラムや設備面から練られていることがわかります。
大学以上に就職を意識して作られているという点で、これは非常に大きなメリットです。
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専門学校の実際の就職率
就職に有利となる点をいくつか見てきましたが、実際の就職率はどうなのでしょうか。
様々な数値が謳われていますが、本当に希望している先へ就職できたのは実は少数なのではないか、と噂されています。
まず、あまりにも不自然に就職率が高い専門学校は、以下のようなことが考えられます。
フリーター、アルバイトでも就職率に加算している
卒業後、上手く就職できずにフリーターやアルバイトとして働いている人でも、就職した扱いとして就職率に加算している場合があります。
また実家へ帰る、無職になっているとしても家事手伝いなどとして就職率に加算しているというグレーな操作をしている専門学校も一部ではあるようで、その場合は入学前にしっかり確認を取る方が良いでしょう。
就職できなかった人を就職希望者に含めない
進学を考えている人や自営業を目指すなどして就職を選ばなかった人の他に、様々な理由で就職ができなかった人を就職希望者の中に含めず計算している場合があります。
中には就職できなかった人とその親御さんを呼び出して三者面談をし、「就職活動をするようにと言っていたのにしなかったのはその意思が無かったからだ」と決めつけていたという話もあるようです。
もちろんこのような悪質な専門学校は少数派ですが、あまりに不自然な就職率を謳っている場合は注意が必要かもしれません。
逆に学生へのカリキュラムを工夫し、高いレベルを維持して実際に素晴らしい人材を輩出しているという専門学校もあります。
そういった専門学校では就職へのサポートが手厚く、目指したい業界や職種を1人1人に密接して相談し、実際に就職できるように二人三脚で歩いてくれます。
次に良い面で就職を支える実態を見ていきましょう。
企業から見ても即戦力が得られる
より専門的なことを学んでいるという点は、就職する個人以外にも企業側からもメリットがあります。
最初から専門的な知識を有しているため、その分教育へのコストを軽減でき、また採用後のリスクも比較的減っているのです。
書類の文面や面接の短い時間の中から人材を考えなければならない場合、実践的なスキルを有しているというのは就職においてプラスになります。
積極的に資格を取ったり、実践的なスキルを身に着けたりすることは自身のためだけでなく、企業への安心感を与えるためにも必要と言えるかもしれません。
専門学校側、講師側からのコネクションがある
専門学校と企業とが信頼関係にあり、この専門学校の卒業生であれば積極的に採用するという企業もあります。
専門学校を卒業したOBやOGが働いている企業では、その先輩方の実績によって信頼され、そういった企業では尚のこと就職先としては有利と言えるでしょう。
カリキュラムの講師が企業の第一線で働いている人物という場合もあり、講師に気に入られてその企業へ就職したというケースもあります。
他にも専門学校自体がその目指す業界の情報を得ていることも多く、就職時の手厚いサポートのひとつとして情報収集の容易さも挙げられるでしょう。
選び方から教えてくれるサポートスタッフも多いため、就職に不安がある人でも積極的に頼って内定に結びつけることができます。
こういった専門学校では、大学の平均就職率70%を超えて80%ほどの就職率であることがあります。
本当に就職できるかを考えた場合、このようなカリキュラムや講師陣の構成を吟味する必要がありそうです。
専門学校に入ってから後悔しないようにするには?
就職に有利と思って専門学校に入学しても、入学後に失敗したと後悔するケースも少なからず存在します。
入学後に後悔しないためには、どんなことに注意するべきなのでしょうか。
後悔しないためのポイントをご紹介致します。
入学する目的を明確化させる
ただ専門学校に入りたいという理由で専門学校を選んでしまうと、自分に合わず後悔してしまうケースは最も多いです。
なぜこの専門学校に入りたいのか入る目的を明確化することで、専門学校選びを失敗するリスクを下げることができます。
自分がやりたい仕事に関係する勉強ができるのかなどを確認することで、働きたい業界や職種に就職できる可能性を広げられるでしょう。
目的が定まっていない人は専門学校へ行く目的から見直してみてください。
目的に到達できるか確認する
専門学校選びでは目的にあった技術やスキル、資格が取得できるか調べることも重要です。
専門学校の場合、1年間の授業数の最低が800単位時間以上に定められており、学校によって授業時間も変わってきます。
つまり、学べる技術やスキルのレベルも異なるため、目標に到達できるかどうかも大切なのです。
専門学校の中には必須科目以外に選択科目を用意しているところも多いです。
選択科目を見ることで専門学校が得意とするカリキュラムもある程度見えてくるでしょう。
また、卒業後に資格が取得できる、通うことで受験資格が得られる、在学中に試験を受けて資格が取れるなど資格の取り方も専門学校によって異なります。
なので、資格取得を目的にしているのであれば、取れるタイミングや合格率も重視した方が良いでしょう。
就職先や就職率、中退率を調べる
専門学校によって就職に優位な企業は異なり、それを知らず入学して後悔するパターンもあります。
それを防ぐために、卒業生がどんな企業に就職しているかも確認してください。
自分が働きたい業界や職種に卒業生が多く就職しているのであれば、企業の信頼も高いと判断でき、就職が有利になる確率も上がります。
一緒に調べておきたいのが就職率と中退率です。
就職率は就職者数に就職希望者数を割ることで算出できる数値になります。
就職率が高ければ実績が高いと判断できる目安になるでしょう。
調べる時は就職希望者の割合が生徒全体でどれくらいなのかも確認しておきましょう。
一方、中退率は学校を退学した割合を指します。
専門学校によっては公開されていませんが、入学者数と卒業生数を比較することでだいたいは把握できるでしょう。
中退者が多いほど指導やバックアップが不足している可能性もあるので、入学後の後悔を避けられます。
講師や在籍生の声を聞く
専門学校のパンフレットには写真から授業の雰囲気を少し見ることができ、他にもカリキュラムや学科の説明、就職率などの情報が掲載されています。
中には講師や在籍生のコメントを見ることも可能です。
気になる専門学校があれば資料請求だけではなく、積極的にオープンキャンパスに参加してみましょう。
オープンキャンパスは校内見学と一緒に学科やカリキュラムの説明を聞いたり、授業を体験したりできます。
講師や在籍生と話したり、質問したりもできるので、より具体的にキャンパスライフを描きやすくなり、入学後のギャップを抑えることが可能です。
自分の将来を決めるための専門学校なので、後悔をしないようにご紹介したポイントを意識して自分の目的や校風に合った専門学校を選びましょう。
エンジニアを目指すならこのスクールがオススメ!
エンジニアはIT・WEB業界だけではなく、機械産業やゲーム業界などあらゆる分野で活躍しています。
人手が足りない現状やIT業界の発展などエンジニアの需要が高まっていることから、今後も就職しやすい業界の1つです。
エンジニアになるためにはプログラミングや各業界の知識が必要であり、それらを学べるスクールは全国各地にあります。
それでは、エンジニア志望にオススメのスクールをご紹介していきましょう。
日本工学院
東京の蒲田と八王子に2校ある専門学校です。
ITガレッジをはじめ、テクノロジーガレッジやクリエイターガレッジなど39学院117専門分野と豊富な学科が揃い、知名度も高いです。
学科が多いので、ITエンジニアはもちろん、ゲームエンジニアやレコーディングエンジニアなど様々なエンジニアを目指すことが可能です。
蒲田校と八王子校によって学科が異なるので、志望する場合は注意してください。
ECCコンピュータ専門学校
大阪にあるIT・WEBを中心とした専門学校です。
企業や会社が求める人材育成にこだわっている教育方針が特徴的で、ノートパソコンの無料支給や少人数・レベル別の授業、春季・夏季の集中講座など独自の教育体制をとっています。
就職率も90%と高く、カプコンやバンダイナムコスタジオ、スクウェア・エニックスといった大手ゲーム会社に就職した卒業生も多く、ゲーム業界のエンジニアを目指す人に最適です。
東北電子専門学校
仙台にある専門学校で最先端の環境で学ぶことができます。
分野はITビジネス、クリエイティブ、テクノロジー・建築の3つに分けられ、23学科用意されています。
資格取得にも力を入れており、試験の時は特別対策授業の実施や模擬試験により自己分析と弱点フォローなど体制も万全です。
TECH::EXPERT
未経験者だけを対象にしたエンジニア育成プログラムを展開するスクールです。
最短2ヶ月で即戦力となるエンジニアのスキルや技術が学べ、異業種からのシフトチェンジもできます。
学習方法は基本的に自習形式で、スクールが空いている時間であればいつでも講師に質問して問題を解決できます。
さらにチーム開発やペアプログラミングなど現場と同じ経験も積めることも他にはない魅力です。
働く社会人も通いやすく、就職サポートも充実しています。
オススメのスクールを紹介しましたが、まだまだエンジニアになれるスクールは全国にたくさんあります。
オープンキャンパスや体験授業、見学などに参加して自分に合ったスクールを見つけていきましょう。
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まとめ
専門学校は実用性のある資格やスキル、技術が取得できるので就職を有利にさせる効果があります。
しかし、専門学校によって学べることや取得できる資格が異なり、就職率に関しても差があるので慎重に選ぶことが大切です。
ご紹介したメリットや後悔しないポイント、オススメのエンジニアスクールを参考に就職に有利な専門学校に入学しましょう。
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