HTML/CSSで文字を太文字にする方法

HTMLで文字を太文字にするには…?
HTMLを書いていて「文字を太くしたい」という場面は多くあります。
今回はその方法について解説いたします。
HTML/CSSで文字を太文字にする方法は大まかに2つあります。
- bタグを使う
- strongタグを使う
これらは「文字を太くする」際には同じように動作しますが、それぞれ用途や意味合いが異なります。
この記事ではそれぞれ違いを解説した後、使い方についてご紹介したいと思います。
違いを理解した後、ご自身の用途に合わせて、使い方を一読していただければと思います。
<目次>
1.bタグとstrongタグの違い
2.使い方
①bタグの使い方
②strongタグの使い方
3.まとめ
1.bタグとstrongタグの違い
bタグを使って太字にするのと、strongタグを使って太字にするのではどちらも同じ見た目になりますが、意味が違ってきます。文字を太くする際にはbタグとstrongタグではどちらも同じ見た目になります。
では何が違うのかというと、
- bタグでは「見た目を装飾する」
- strongタグは「意味を強調する」
という用途の違いがあります。
なぜ上記を使い分ける必要があるのでしょうか。
答えはSEO(検索エンジン最適化)でのサイト上の検索順位に影響してしまうからです。
例えば、1ページの太文字にしたい部分を全て「意味」を強調するstrong要素を使ってしまうと
SEOのペナルティを受け、検索順位が下がってしまう場合があります。
そのため、「見かけ上」を強調したいのか、それともサイト内で重要な「意味」を持つ単語なのかを
よく吟味してタグを使い分ける必要があります。
上記の用途を強く意識して使う場合であれば、ご自身のニーズに合った方をお使いください。
2.それぞれの使い方
それぞれの使い方は簡単で、
太くしたい文字をそれぞれのタグで挟むだけです。
bタグ
strongタグ
文章中の文字を<strong>太く</strong>したい場合にはこのように使います。
どちらも見かけ上文字が太くなる分には同じですが、
前述の通り、SEOの観点から用途を分ける場合には注意が必要です。
3.まとめ
- b要素は「見た目を装飾する」
- strong要素は「意味を強調する」
上記の点を意識し、ご自身のサイトを見やすく、
またSEOでも評価されやすく飾り付けていきましょう。