AIエンジニアのやりがい6つを紹介!仕事内容や必要なスキルも解説
「AIエンジニアのやりがいは何?」
「AIエンジニアにはどんなスキルが必要なんだろう」
と思うことはありませんか?
AIエンジニアとして働いたら、どんなやりがいを感じられるんだろうと考えてしまいますよね。
では、AIエンジニアは一体何をやりがいに仕事をしているのでしょうか?
そこで今回は、
- AIエンジニアのやりがい
- AIエンジニアの仕事内容
- AIエンジニアになるために必要なスキル
について詳しく解説します。
この記事を見れば、AIエンジニアが何をやりがいに仕事をしているかが理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
AIエンジニアのやりがい6選
ここではAIエンジニアの6つのやりがいについて、詳しく解説していきます。
- 時代の主流である
- 最先端技術に触れられる
- 新しい価値の創造に携われる
- 仕事やプロジェクトの規模が大きい
- 高収入である
- 今後も需要は伸びていく
AIエンジニアのやりがいを知ることで、仕事の内容や職種の様子がわかります。
1.時代の主流である
AIエンジニアの大きなやりがいのひとつは、時代の主流にあるAI分野に関われることです。
時代の主流を読み取り、人々の役にたつAIを作るAIエンジニアは、社会的貢献を味わいながら成長が実感できる職種です。
一般的に、時代の主流は数年経てば収まり、次の時代へと流れていってしまいます。
しかし、AIは今後も発展を続けていくことが予想され、さまざまな産業へと幅を広げていきます。
AIエンジニアのやりがいは今後加速し、人々の役にたつ重要な職業になっていくでしょう。
2.最先端技術に触れられる
AIエンジニアの魅力的な部分として、世界の最先端技術に触れられることです。
AIの最先端技術としては、以下のような技術があげられます。
- 音声認識機能
- 画像認識機能
- 自然言語処理機能
今では当たり前のように使用している機能ですが、携帯電話が出て間もない頃には想像もできなかった最先端技術です。
技術の進歩も年々早まっていますが、今後より新たな技術が登場してくることが考えられます。
最先端技術に興味がある方は、AIエンジニアに向いているといえます。
3.新しい価値の創造に携われる
昨今AIの活躍の場として、自動運転化やAI搭載ロボットが注目されています。
このようにAI開発が進むことで、社会や時代は大きく変わることが期待され、新しい価値を生み出していきます。
そのため、AI開発をおこなっているAIエンジニアは、新しい価値の創造に第一線で携われます。
AI技術は目まぐるしく進歩しており、2045年には「技術特異点(シンギュラリティ)」を迎えるといわれています。
技術特異点(シンギュラリティ)とは、AIが人間の能力を超えて、社会が大きく変容すると予測されているのです。
新しい価値観の創造は、AIエンジニアにとって大きなやりがいといえます。
4.仕事やプロジェクトの規模が大きい
AIエンジニアとして働いていると、規模の大きいAI開発に携われる機会がしばしばあります。
この理由としては、大手企業が高い予算を使ってAI導入に進めていることで、仕事として案件のプロジェクトがより一層規模が大きくなるためです。
そのためAIの導入は多くの業界で進んでおり、いまでは金融業界など業界規模が大きい業界でも取り入れられています。
規模の大きいプロジェクトの経験を積むことで、AIエンジニアとしてのキャリアもより一層輝かしいものにもなるでしょう。
5.高収入である
AIエンジニアは高度なITスキルが求められる職業であり、年々需要は増加しているものの、担い手が多くありません。
そのため高収入になる場合が多く、やりがいのある仕事であるといえます。
AIエンジニアの需要は日本だけでなく海外でも高まっています。
しかし、AIエンジニアの取り扱う領域は高度なIT知識に加え、幅広い業界の知識も必要です。
まだまだ担い手が少ないといった状況であるため、AIエンジニアは高収入となっています。
6.今後も需要は伸びていく
AIを導入したい企業が増えており、AIの需要は今後も増えると予想されています。
AIの需要増加と合わせて、今後もAIエンジニアの需要は増えています。
AIエンジニアはAIの需要増加によって、より大きな案件にも携われたり、収入の増加などここまで紹介してきたやりがいをより一層感じられます。
また、2030年の平均需給におけるAIエンジニアのギャップは12万人不足されると言われているので、年々需要は増すばかりです。
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AIエンジニアの魅力的な職種3つの仕事内容
AIエンジニアの職種は大きく分けると、以下の3つにわかれます。
- 機械学習エンジニア
- データサイエンティスト
- AIコンサルティング
どの職種も魅力的な仕事内容になっています。
それぞれの職種について解説していきます。
1.機械学習エンジニア
AIにまつわる職種の中で機械学習エンジニアは、機械学習の実装や開発の部分を担当します。
プロジェクトに必要な様々なデータをコンピューターに学習させ覚えさせたり、得た情報の特徴をAIに解析させたりします。
より具体的な業務内容としては、以下のようなものです。
- システム設計
- 構築
- データの前処理
- API
- 基盤整理
機械学習エンジニアは、エンジニアとしての経験を積んだ後に、機械学習のスキルを身につけてからキャリアアップするケースが多くなっています。
2.データサイエンティスト
AIエンジニアとデータサイエンティストは明確な違いがあるわけではありません。
企業によっては、AIエンジニアという職種のなかに、データサイエンティストの役割が含まれていると考えるところもあるのです。
データサイエンティストの役割としては、機械学習の知識を使って多様なデータを収集・分析することが挙げられます。
AIエンジニアはこれに加え、課題解決や事業モデルの開発まで手掛けるというイメージになります。
そのため「分析」という工程に興味がある方は、データサイエンティストに適性があるといえるでしょう。
3.AIコンサルティング
AIコンサルティングとは、クライアントの要望に応じてAIをどのように活用するのが適切なのかをアドバイスする仕事です。
クライアントは課題を把握できていても、どのようにAIを活用できて、どのように課題を解決したらいいかまでは把握できていません。
そのため、クライアントの課題に対してAIの活用方法をAIコンサルティングが提案します。
課題解決のためにはやらなければいけないことも多く、ハードな働き方ではありますが、やりがいに思える職種です。
やりがいを感じるために必要なAIエンジニアのスキル8選
やりがいを感じるためには、AIエンジニアとして必要なスキルを身につけておく必要があります。
スキルが全くない状態だと、仕事についていくことだけで精一杯になってしまうからです。
ここではAIエンジニアとして、やりがいを感じるために身につけておきたいスキル8つをご紹介します。
必要なスキルをひとつひとつみていきましょう。
1.Python
AI開発に使われる主要プログラミング言語はPythonです。
なぜならPythonは、AIの機械学習に関するライブラリが充実しているからです。
Pythonのライブラリとしては、以下のようなライブラリがあります。
- scikit-learn:データの検証
- Selenium:スクレイピング
- OpenCV:画像認識
多くのAI開発においてPythonが使われているため、AIエンジニアには必須のスキルとなっています。
2.数学の知識
AIエンジニアにおいて、数学の知識は必須です。
なぜなら、以下のような数理科学の分野が使われているからです。
- 統計学
- 機械学習
- 深層学習
そのため、クライアントに合わせたシステムを開発するためには、数学の知識が欠かせません。
また、数学を学ぶことで、AIエンジニアとして長く働くことを可能にします。
なぜならAIの技術はとてもはやく、常に新しい技術を身につけていかなければいけませんが、数学の知識は何年たっても使える普遍的なスキルだからです。
3.機械学習のライブラリ
AIエンジニアは、Python言語および機械学習ライブラリを駆使してAIを開発します。
ライブラリを使うことで、複雑な処理も簡単に実装ができるため、早期にマスターしておくことがおすすめです。
AIを開発するためのライブラリとしては、以下の3種類にわかれます。
- テーブルデータを取り扱える(Pandas、NumPy)
- 高速数値解析(Tensorflow)
- データ可視化(Matplotlib)
AIエンジニアにはこれらの機械学習ライブラリを使うスキルは必須といえるでしょう。
4.機械学習のフレームワーク
AI開発を効率化するためには、機械学習のフレームワークの知識は欠かすことのできないスキルです。
フレームワークとは、プログラムを作る際のひな形のようなものです。
そのため、1からプログラムを作る手間がかからないため、効率的にAI開発を進めることができます。
フレームワークはライブラリと混同されやすいですが、明確な線引はなく、以下のようが住み分けが一般的です。
- ライブラリ:プログラムを再利用な形でまとめたもの
- フレームワーク:アプリ全体の枠組み
フレームワークを活用して、効率的にAI開発をすすめていきましょう。
5.ビッグデータの加工・前処理知識
AIエンジニアには、AI学習用データの前処であるデータクレンジングをするスキルは必須です。
AIに学習させるデータに欠損値や外れ値、大きな偏りがあると、目的に合った精度の高いAIは作れません。
また、AIの学習方法のうち以下の2つは、大量の学習データが必要になります。
- 教師あり学習
- 教師なし学習
AIエンジニアには、正確なデータを求めるためにも、データの加工や前処理知識のスキルが求められます。
6.英語力
AIエンジニアには、英語力は必須なスキルとなります。
なぜなら、プログラミング言語の技術書やAIに関する技術の情報については、英語で記載されていることが多いためです。
英語力があることで、海外の最新のAIに関する論文や専門書を読み進めることができます。
日本語で最新の情報を得るには、日本語訳が出るまで待たなけれなばいけません。
AIエンジニアが英語力を身につけるときは、機械学習を英語で学べる書籍を使った英語学習がおすすめです。
あくまで、AIに関する情報収集のための英語力になるので、機械学習の専門用語を知ってくことでよりスムーズに学習がすすめられます。
7.AIを使ったデータ分析の知識
機械学習の発展により、大量のデータ分析が可能になりました。
しかし、AIエンジニアに必要なのは、集めたデータをどのように解析し、いかにデータを活用するかが重要です。
データ分析スキルを身につけるためには、以下の3つのスキルが必要です。
- 分析する問題の背景を理解する
- 適切な分析手法を選択する
- 分析したデータを活用する
データ分析のスキルを身につけたい方は、統計士・データ解析士の資格取得がおすすめです。
データを扱うスキルの資格で、初心者向けの内容の資格となっています。
8.データベースの構築・運用スキル
AIエンジニアは、設計に合わせたデータベースの構築・運用スキルが必要です。
データを取り扱うために、データベースは必須となるため、以下を使った構築・運用スキルを身につけましょう。
- SQL
- NoSQL
また、データベースには重要な情報が含まれているため、セキュリティ全般のスキルも求められます。
急成長中のIT業界の中でも、「AIエンジニア」はとても需要が高いです。
プログラミング未経験からエンジニアを目指す方には、【DMM WEBCAMP】がおすすめです。
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あなたにあった学習スタイルで「AIエンジニア」を目指してみてください。
AIエンジニアに向いている人の特徴4選
ここではAIエンジニアに向いている人の特徴4つを紹介していきます。
- 社会への影響力を持ちたい
- 社会に貢献したい
- 課題を解決したい
- 最先端の技術を追求したい
あなたが持っている特徴と重なるか確認しながら、読み進めてみてください。
1.社会への影響力を持ちたい
AIエンジニアは、AIに関する知識・技術を駆使し、分析やシステム開発などをおこないます。
その後、分析されたデータをもとに、事業の課題解決や事業モデルの開発まで手がけます。
そのため、ビジネスを通して社会への影響力を持ちたい人はAIエンジニアに向いているといえるでしょう。
また、AIエンジニアが下記のような幅広い領域で社会に影響力を与えられます。
- 人手不足をAIで解消
- インフラによる災害の被害軽減
- エネルギーの安定供給
- 交通
- 医療
- エネルギー
よりよい未来を築くためには、社会への影響力を持ちたいAIエンジニアが必要とされています。
2.社会に貢献したい
AIエンジニアの仕事の魅力として、人間の暮らしに便利さと安全性をもたらすことがあげられます。
そのため、「誰かの役に立ちたい」「社会に貢献したい」と思える人はAIエンジニアに向いているといえるでしょう。
AIを活用した社会課題解決の例として、以下のような事例があります。
- ザトウクジラの鳴き声を抽出し、絶滅危惧種の追跡を実現
- 音声データからチェーンソーの音を抽出し、熱帯雨林の違法な伐採の監視
- リサイクル可能なごみの買取金額を表示するアプリを開発し、ゴミの分別と削減
AIがもたらす社会的な恩恵は絶大で、ひとつのAIを構築することで世界に影響を与えられます。
3.課題を解決したい
AIスキルを活用して世の中の問題を解決したいと考えている人は、AIエンジニアに向いています。
なぜなら、AIエンジニアの仕事は、AIスキルを活用してクライアントの課題を解決することだからです。
AIを活用した課題解決の事例としては、以下のような事例があげられます。
- 店舗来客分析をおこない、商品の配置位置などの改善
- 野菜の市場価格を予測し、廃棄を削減
- アパレルの過剰在庫解消のための需要予測
課題をしたい意欲がないとお客さんの問題を理解できず、お客さんの求めている解決方法を提案できません。
4.最先端の技術を追求したい
最先端の技術を追求していきたい人は、AIエンジニアに向いているといえます。
AIはIT業界の中でも最先端の技術であるため、常に新しい技術を取り入れるアンテナを張っていなければ、仕事についていけません。
最先端の技術にはこれまでの決まったレールがないため、自分で創意工夫していきたい資質も求められます。
自分で作り出すおもしろさを感じる人は、AIエンジニアに向いています。
プログラマーに向いている性格を5つに分けて解説!適正がある人の特徴も紹介まとめ:AIエンジニアのやりがいはたくさんある
ここまでAIエンジニアのやりがや、魅力的な仕事内容などについて詳しく解説してきました。
以下は、今回のまとめです。
- AIエンジニアは最先端の技術に携われるなどのやりがいがある
- AIエンジニアの仕事内容は多岐にわたる
- 社会貢献や課題解決に興味がある人はAIエンジニアに向いている
AIエンジニアの仕事のやりがいに魅力を感じたら、プログラミングスキルを身につけるところからはじめましょう。
AIエンジニアになるためには、高い専門性と幅広い知識が必要になるため、プログラミングスクールで効率よくスキルを身につけるのがおすすめです。