インフラエンジニアが仕事についていけないと感じる7つの理由と対処法3つを解説
「インフラエンジニアになったけど、仕事についていけない」
「どうやったら仕事についていけるようになるんだろう?」
と思うことはありませんか?
インフラエンジニアとして仕事についていけないと感じると、この先どうしたらいいか迷ってしまいますよね。
では、インフラエンジニアとして仕事についていくためにはどうしたらいいのでしょうか?
そこで今回は、
- インフラエンジニアが仕事についていけない原因
- ついていけないと感じたときに考えるべきこと
- 仕事についていけないときの対処法
について詳しく解説します。
この記事を見れば、インフラエンジニアとしての悩みが解決します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
インフラエンジニアが仕事についていけない7つの原因
インフラエンジニアが仕事についていけないと感じる主な原因を解説していきます。
それぞれの原因ごとで対処法がことなるため、何が原因で仕事についていけないと感じているのか明確にしていきましょう。
1.仕事内容が理解できない
インフラエンジニアとして働いていて、そもそも仕事内容が理解できていないと、仕事についていけないと感じてしまいます。
インフラエンジニアの主な仕事内容は、以下の3つにわかれます。
- サーバーの設計
- サーバーの構築
- サーバーの運用や保守
仕事内容の中で、具体的にどれがわかっていないかを明確にしましょう。
仕事内容を理解できることで、具体的に何の作業が必要になるかがみえてきます。
具体的な作業が理解できたら、周囲とコミュニケーションを取りながら今自分が何をすべきかを確認し、ひとつひとつ実行していきましょう。
2.IT用語が理解できない
インフラエンジニアには、ITネットワーク関連の知識が必要になります。
そのため、IT用語が理解できないと、クライアントや職場の人との会話についていけず、仕事についていけなくなります。
まずは自分の業務に関する用語から覚えていくなど、以下のような対策をおこなっていきましょう。
- わからないことは素直に上司や同僚に質問する
- エンジニアのQ&Aサイトで質問してみる
- 自分の業務に必要なIT用語から学習する
一度でITに関する用語を覚えることは難しいため、繰り返し学習する必要があります。
3.周りが教えてくれない
インフラエンジニアとしていきなり現場で働くようになると、周りが仕事内容などを教えてもらえないことがあります。
なぜなら、インフラエンジニアは業務量が多く、教育係となった人が自分の仕事で精一杯になってしまっているからです。
このような状況の場合は、下記のような対策をおこなっていきましょう。
- 質問するときは要点を絞ってきく
- 教えてもらって当たり前という態度は取らない
- 業務に関連する資格取得のために勉強する
周囲からのサポートがない会社ばかりではありませんが、会社によっては研修などがない場合もあります。
その場合は、自分から積極的に動いていきましょう。
4.疲れがたまりやすい環境である
インフラエンジニアの仕事は、様々なコンピュータやIT機器に囲まれた環境で働きます。
そのため、働く環境がコンピュータやIT機器に適した温度になっており、働く人にとっては寒いと感じるでしょう。
また、コンピュータやIT機器は24時間休みなく稼働しているので、夜勤もあります。
さらに、一度トラブルが発生すれば他の予定は無視して復旧するまで業務をおこなわなければいけません。
インフラエンジニアは自分のペースで仕事をすることが出来ない環境のため、疲れがたまりやすくなります。
5.残業が多い会社もある
ITシステムが浸透することで、インフラエンジニアの需要は年々高まっています。
そのため、インフラエンジニアは将来性のある職種ですが、離職率も高いことも事実です。
離職率の高さから、人手不足やトラブル対応のために残業が多い会社もあります。
残業が多くなってしまうと、精神的にも体力的にもついていけないと感じる方が多くいるのです。
6.急な業務対応で気が休まらない
サーバーやネットワークは欠かすことができないITインフラです。
そのため、ITインフラがトラブルが起きた場合、最優先で対応しなければいけません。
- 勤務開始直後
- 勤務終了の間際
- 夜間待機
こういった急な業務対応で気が休まらない日々を過ごすことが原因で、インフラエンジニアの仕事についていけないと感じてしまいます。
7.夜勤があわない
インフラエンジニアは、24時間稼働するシステムを管理するため、夜勤が発生します。
基本はトラブルがないかを監視するためでもありますが、システムメンテナンスは利用者の少ない深夜帯に行うこともあります。
夜勤は、以下のようなデメリットもあります。
- 体調管理が難しい
- 夜勤帯は人がいないため、トラブルが起きた際は自力で解決
- 生活リズムが崩れる
したがって、夜勤があわない方はインフラエンジニアの仕事についていくのは難しくなります。
会社員として働くと、どうしても会社都合に合わせて働かなければいけません。
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インフラエンジニアについていけないと悩むときに考えるべき3つのこと
インフラエンジニアについていけないと悩んでしまうときは、以下の3つについて考えていきましょう。
- インフラエンジニアを目指した理由を思い出す
- 仕事についていけない理由をすべて紙に書き出す
- 今後のキャリアプランを考える
仕事についていけない原因が明確になり、今後どうしていきたいかがみえてきます。
それぞれ解説していきます。
1.インフラエンジニアを目指した理由を思い出す
インフラエンジニアとして周囲についていけないときは、スキルを上げるしかありません。
スキルアップのモチベーション維持には、なぜ自分がインフラエンジニアを目指そうと思ったのかを思い出すことが効果的です。
なぜなら、目指そうと思ったときの気持ちを思い出すことで、改めて目標を再確認できてモチベーション維持につながるからです。
- 自分の手で会社のネットワーク基盤をデザインしてみたい
- さまざまな業種でITインフラの設計や構築にたずわさりたい
- 金融関連のインフラエンジニアとしてはたらきたい
上記のような目標を再確認し、初心にかえりましょう。
初心にかえり、モチベーションを維持してスキルアップの学習を続けていきましょう。
2.仕事についていけない理由をすべて紙に書き出す
仕事についていけないと悩んでいると、焦る気持ちがどんどん大きくなってしまいます。
そのため、一旦仕事についていけないと感じている理由をすべて紙に書き出しましょう。
紙に書き出すことで、
- 悩んでいる原因がわかる
- 客観的に自分をみれる
- どのようにしたらいいか冷静に考えられる
などの効果があり、自分の頭の中をクリアにできます。
何に悩んでいるのかわからないと、ただ不安な気持ちだけが大きくなるので、まずは仕事についていけないと感じている理由をすべて書き出してみましょう。
3.今後のキャリアプランを考える
あくまでインフラエンジニアとして働くのは、自分のやりたいことをかなえる手段のひとつです。
そのため、改めて今後のキャリアプランを考えることで、あなたのにとって大切なことを見つめ直すことができます。
- 安定した職種ではたらきたい
- 今後も需要がみこめる職種ではたらきたい
- プライベートを充実させたい
そのうえで、インフラエンジニアとして働くことで自分のキャリアプランをかなえられるかを再度考え直しましょう。
新たな道が見つかるかもしれませんし、改めてインフラエンジニアとして頑張りたいと思えるかもしれません。
インフラエンジニアにもやりがいはある3つの理由
インフラエンジニアについていけないと感じてしまうと、インフラエンジニアに対して悲観的に考えてしまうかもしれません。
しかし、インフラエンジニアにもやりがいはあります。
- 安定した職種である
- 達成感のある仕事である
- 必要とされる職種である
それぞれインフラエンジニアとしてやりがいを感じられる理由を紹介していきます。
1.安定した職種である
インフラエンジニアは需要があり、安定している職種です。
なぜなら、ITは社会で欠かせない存在になっており、ITを支えるインフラエンジニアは欠かせない存在だからです。
安定した職種であるため、フリーランスとして独立しても案件をしやすいメリットもあります。
安定した環境で働きたいと考える人には、続けていくべき価値のある職種です。
2.達成感のある仕事である
インフラエンジニアは、ITインフラの設計と構築をおこないます。
ITインフラの設計や構築は、高度な専門知識が必要なため、スキルを持ったインフラエンジニアでなければ対応できません。
そのため、他の仕事では得られない達成感のある仕事です。
自分のスキルを活かして、達成感のある仕事をしていきたいと考える人に向いている職種といえます。
3.責任感のある職種である
インフラエンジニアは、非常に責任感のある職種です。
なぜなら、ITインフラにトラブルがあると、企業のビジネスに大きな損害を与えてしまうからです。
ITインフラを安定稼働させることは責任ある仕事なので、社会に貢献していることを実感できる職種といえます。
責任感を感じるはプレッシャーにもなりますが、大きなやりがいでもあります。
より自分で責任のある仕事をしたい方におすすめな働き方は、フリーランスです。
フリーランスは自分で案件を獲得する必要がありますが、すべて自分の評価として返ってくるためやりがいを感じられます。
ただし、フリーランスとして仕事を得るためには、自分にスキルや実績を持っておく必要があります。
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インフラエンジニアに必要な6つの資質
インフラエンジニアには、以下の6つの資質がもとめられます。
- ネットワークや周辺機器に興味がある
- 細かいところに気を配れる
- 単純作業が苦ではない
- 体力に自信がある人
- 自発的に勉強できる
- コミュニケーションが取れる
それぞれあなたに備わっている素質かどうか確認しながら読み進めてください。
1.ネットワークや周辺機器に興味がある
インフラエンジニアは、以下のような業務に取り組む職種です。
- ネットワークにおける構造設計
- ネットワークの配線設計
- サーバーや機器の管理
インフラエンジニアは、ネットワークを敷設する建物や用途にあったネットワークの構成を設計する必要があります。
また、ネットワークを構成するときに使用する機器(ルーターやスイッチ)は多くのメーカー多くの機種があります。
このような状況に対応するためには、ネットワークや周辺機器に関する知識が必須です。
そのためネットワークの組み方や構成する周辺機器に興味がある人が向いています。
2.細かいところに気を配れる
インフラエンジニアは、どちらかというと裏方であまり目立たないエンジニアです。
そのため表に出るのが好きな人よりも、後方から広い目で見ることができる人の方がむいています。
また、ITの基幹を担うエンジニアのため、先手を打ってトラブルを防いだり、万が一トラブルが起きても迅速に対応できるような気を配れる人が適任です。
細かいところに気を配りながら、スムーズにインフラを構築できるエンジニアは高い評価をうけられます。
3.単純作業が苦ではない
インフラエンジニアは、単純作業が苦ではないことが必要な資質としてあげられます。
なぜなら、インフラエンジニアはコツコツと取り組む作業が多いからです。
単純作業が苦手な人は、日々の業務を苦痛に感じてしまうかもれません。
ただし、単純作業が苦手でも、責任感のある仕事にやりがいを感じれる人であれば、達成後のやりがいを目標にして取り組めることもあります。
あなたの中でどちらの優先度が高いかを判断してみてください。
4.体力に自信がある人
インフラエンジニアの職についたけれども、体力的についていけないと感じている人は多いです。
理由としては、長時間労働や夜勤が続いてしまったからです。
そのため、インフラエンジニアとして働くには体力に自信がある人が向いているといえます。
インフラのシステムは24時間稼働しており、エンジニアは突発的なトラブル時にもすぐ対応しなければなりません。
さらに、人出不足が続く職種なので、長時間労働が当たり前になってる企業もあります。
もともと体力に自信があっても、年齢を重ねて無理がきかなくなることもありますから、日頃から疲労を溜めすぎないように自分をケアすることも大切です。
5.自発的に勉強できる
インフラシステムにおいても、新しいシステムや技術が次々に出てきています。
そのため、インフラエンジニアも自発的に最新技術のキャッチアップや学習がもとめられます。
以下のような技術は学習していきましょう。
- クラウドサービス
- クラウド化に必要なプログラミングスキル
- リーンスタートアップに必要なスキル
特に、今後もインフラエンジニアとして活躍していくためには、クラウド環境下のインフラ構築のスキルは必須です。
5.多方面にアンテナが張れる
インフラエンジニアの業務では、トラブルがいつ起こるかわかりません。
そのため、いつトラブルが起きても対応できるように多方面にアンテナを張っておき、常日頃から情報収集を行う資質がインフラエンジニアには必要です。
事前に想定して備えることができていれば、トラブルが起きたときも冷静に対応できます。
日頃から多方面にアンテナを張っておき、予測を立てて備えておきましょう。
6.コミュニケーションが取れる
インフラエンジニアの仕事には、プログラム言語の知識と技術が必要ですが、それだけを身につけても実務が上手くいくとはかぎりません。
なぜならインフラエンジニアに限らず、IT業界ではクライアントの要望を的確に聞き取り、対応する能力が求められるからです。
コンピュータを相手にする仕事であっても、一定のコミュニケーションを取れる人の方が有利です。
クライアントとの顧客折衝経験ほどは求められませんが、基本的なビジネスマナー程度のコミュニケーションススキルは身につけておきましょう。
インフラエンジニアの仕事についていけないときの対処法4つ
インフラエンジニアの仕事についていけないときは、以下の4つの対処法をためしていきましょう。
- 独学でインフラに関する知識を増やす
- 周囲とコミュニケーションを取る
- プログラミングスクールでスキルを学ぶ
- 転職エージェントを利用する
それぞれどの対処法が自分に合っているかを確認しながら、読み進めてください。
1.独学でインフラに関する知識を増やす
インフラエンジニアの業務についていけないと感じているのであれば、業務時間外や休日を使って独学でインフラに関する知識を増やしていきましょう。
インフラエンジニアには幅広いIT知識が必要となりますが、業務だけでカバーしようとすると時間が圧倒的に足りません。
そのためには、独学で知識を増やすことが必要となってくるためです。
以下のような資格取得を目指すと、スキルが身につくだけでなく、客観的にスキルを証明できます。
- 基本情報技術者
- データベーススペシャリスト
- Cisco技術者認定 CCNA
もしインフラエンジニアとしてついていけないと感じたら、独学で知識を増やしながら少しずつスキルアップしていくことで、仕事のやりがいも感じられます。
2.周囲とコミュニケーションを取る
インフラエンジニアの仕事を一人でおこなうのは難しいため、抱え込まずに周囲とコミュニケーションを取りながら進めていくことが重要です。
周囲とコミュニケーションを取ることで、もしトラブルが起きた際もより早急に解決することができます。
また、業務以外でも先輩方とコミュニケーションを取ることで、インフラエンジニアとしてどうしていけば良いかのキャリアプランも考えれるようになります。
自分から積極的にコミュニケーションを取っていくことで、よりスムーズに仕事に取り組めるようになります。
3.プログラミングスクールでスキルを学ぶ
インフラエンジニアの仕事についていけないと感じた場合、プログラミングスクールでスキルを学ぶことも検討しましょう。
なぜなら未経験のままインフラエンジニアとして就職して、研修がない会社で働いた場合、基礎スキルを身につけるのが難しいからです。
プログラミングスクールは費用がかかってしまいますが、今後インフラエンジニアとして働けるスキルを身につけることができたら、長期的な視点でみると有効な手段です。
また、プログラミングスクールに通うと以下のようなメリットがあります。
- インフラエンジニアが今後求めらるクラウドのスキルも学べる
- 現役エンジニアの講師に、キャリアプランも相談できる
- 同じ環境の仲間と出会える
働きながら学習するのは大変ですが、プログラミングスクールはひとりひとりに合ったカリキュラムで学べるため、効率的にスキルが身につきます。
プログラミングスクールは、無料カウンセリングをおこなっているところも多いので、まずは相談してみるのがおすすめです。
プログラマーは働きながら目指せる!社会人おすすめスクール10選4.転職エージェントを利用する
インフラエンジニアの労働環境は、疲れが溜まりやすい環境であるのは事実です。
そのため、もし環境が合わないと感じた場合は、転職エージェントを活用して転職することも視野にいれるのがおすすめです。
そのためには、以下のような質問を転職エージェントにしていきましょう。
- 自分のスキルは転職市場で評価されるのか
- 理想の労働環境の職場はあるか
- 職場の人間関係はどうなっているか
また、他の業界に転職したい場合も、今あるスキルを活かして転職する方法を転職エージェントから教えてもらえます。
ひとりで抱え込まずに、まずは転職エージェントに相談してみましょう。
まとめ:インフラエンジニアについていけないと感じたらスキルを身につけよう
今回は、インフラエンジニアについていけないと感じる理由について解説しました。
インフラエンジニアについていけない理由はさまざまあるため、原因にあった対処法を選択しましょう。
以下、今回のまとめです。
- インフラエンジニアは身につけるべきスキルが多い
- インフラエンジニアは労働環境が過酷なことも多い
- スキルを身につけることで仕事のやりがいを感じれるようになることも
インフラエンジニアについていけないと感じたときは、現役エンジニアに相談してキャリアプランを考えてもらうのがおすすめです。
キャリアプランがハッキリすることで、今後自分がどうしていきたいかがみえてきます。
まずは、現役エンジニアに相談できるプログラミングスクールの無料カウンセリングを試してみるのがおすすめです。