クラウドエンジニアのキャリアパス4選!身につけたいスキル5つや将来性も解説
「クラウドエンジニアにはどんなキャリアパスはある?」
「クラウドエンジニアの将来性はどうなんだろう」
と思うことはありませんか?
クラウドエンジニアに就職や転職をしようしても、具体的にどのようなキャリアパスを設定したらいいか迷ってしまいますよね。
では、クラウドエンジニアのキャリアパスにはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- クラウドエンジニアのキャリアパス
- クラウドエンジニアのキャリアパスの考え方
- クラウドエンジニアのキャリアパスに必要なスキル
について詳しく解説します。
この記事を見れば、クラウドエンジニアとしてのキャリアパスがみつかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
クラウドエンジニアのキャリアパス3選
クラウドエンジニアとしてのキャリアパスを3つ紹介していきます。
- プロジェクトマネージャー
- クラウドコンサルタント
- クラウドエンジニアのスペシャリスト
クラウドエンジニアとしての技術を活かしつつ、市場価値を上げるためにキャリアパスを描きましょう。
1.プロジェクトマネージャー
クラウドエンジニアのキャリアパスには、企画を管理するプロジェクトマネージャーがあります。
プロジェクトマネージャーは、チームで仕事を進めるためのまとめ役で、クラウドエンジニアの経験を生かし、プロジェクトを引っ張ることがもとめられます。
プロジェクトマネージャーには、クラウドエンジニアのスキルに加えて以下のスキルが必要です。
- プロジェクト全体の把握
- チームメンバーの選抜
- 推進と管理
- 担当領域の指示
- 問題発見・解決
通常、プロジェクトは複数のエンジニアがチームを構成して開発に携わるため、円滑に開発を進める進行役が欠かせません。
クラウドエンジニアとしてのスキルに加えて、マネジメントスキルを身につけることでプロジェクトマネージャーになることができます。
マネジメントの定義や役割とは?4つの必要スキルや今後の動向も分かりやすく解説2.クラウドコンサルタント
クラウドコンサルタントは、クラウド全体の企画に関わる職種です。
クライアントに対して、クラウドを活用した提案をおこないます。
クラウドエンジニアとして働いており、よりクライアントに近いポジションで働きたい人におすすめな職種です。
具体的には、以下のような提案をおこないます。
- DX実行支援
- クラウドシステムの規格・提案
- クラウドサービス導入支援
クラウドエンジニアとしてキャリアを重ねると、クラウドシステムの設計や運用、クラウド製品を使いこなすスキルが身につきます。
クラウドエンジニアとしてのスキルに加えて、顧客折衝経験を身につけていくとクラウドコンサルタントのキャリアパスにつながります。
3.クラウドエンジニアのスペシャリスト
スペシャリストは、クラウドエンジニアとしてのスキルを高めていくことを追求していくキャリアパスです。
最新のクラウドやインフラに関するスキルを身につけ、第一線で活躍したい人におすすめなキャリアパスです。
以下のような案件に対応できるスキルを身につけていきましょう。
- インフラコストの削減
- セキュリティー機能担保
- データベース構築後のテスト企画
クラウドエンジニアのスペシャリストは、結果が直接プロジェクトの成否に繋がるため、やりがいも見い出しやすく、クラウドエンジニアのキャリアパスとしておすすめです。
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クラウドエンジニアのキャリアパスを決めるためのポイント3つ
クラウドエンジニアのキャリアパスを決めるためのポイントは、以下の3つです。
- かなえたい夢を考える
- 自分のスキルを確認する
- ステップを明確にする
上記のポイントを確認することで、これから自分がどうなっていきたいかを明確にできます。
それぞれ解説していきます。
1.かなえたい夢を考える
クラウドエンジニアがキャリアパスを考える上で大切なのは、どのような夢をかなえたいえたいかです。
なぜならどの業界にも言えることですが、夢や目標がなければ社会人として成長しにくくなるからです。
- 夢がない→計画が立たない
- クラウドエンジニアになりたい→プログラミングスクールに通う
- キャリアアップしたい→必要なスキルを習得する
上記のように、夢があれば行動に移せますが、なければ計画が立たず、キャリアパスを考えた際に息詰まってしまいます。
困難な状況になった時に、何を指針にしたらいいかわかるように、自分のかなえたい夢を明確にしておきましょう。
2.自分のスキルを確認する
クラウドエンジニアのキャリアパスを考える際は、自分のスキルを確認しておくことが重要です。
なぜなら自分のスキルを改めて確認し、目標とするキャリアパスに足りないスキルを把握できるからです。
自分のスキルを確認したら、目標のキャリアパスに必要なスキルから逆算し、何が足りないのかがみえてきます。
自分のスキルを把握することは、自己分析にもつながるため、定期的におこなうとよいでしょう。
3.ステップを明確にする
目標となるキャリアパスがみつかったら、キャリアパスを実現するためのステップを明確にしましょう。
なぜならステップを明確にしておかなければ、自分が目標のキャリアパスに近づいているのかがわからなくなるからです。
- 必要なスキルの優先度を決める
- いつまでに身につけるか期日を決める
上記のように、具体的にステップを考えておくことで、どのような行動をしたらいいか見えてくるでしょう。
ステップを明確にしておくことで、行動や意識も変わり、目標とするキャリアパスを実現することができます。
クラウドエンジニアのキャリパスを広げるために身につけたいスキル5つ
クラウドエンジニアのキャリアパスを広げるためには、スキルを身につけておく必要があります。
クラウドエンジニアが身につけたいスキルは、以下の5つです。
- サーバー・ネットワークのスキル
- クラウドサービスのスキル
- コミュニケーションスキル
- 仮想化に関するスキル
- CI/CDに関するスキル
それぞれ自分に足りないスキルはどれなのかを確認しながら、読み進めてください。
1.サーバー・ネットワークのスキル
クラウドエンジニアは、サーバーやネットワークのスキルは欠かせません。
なぜなら、クラウドスキルはサーバーやネットワークのスキルが土台となるからです。
クラウド上にインフラを構築する際は、 Linuxが使われるケースが多いです。
そのため、Linuxに関するスキルは身につけておきましょう。
Linuxのスキルを身につけるためには、Linux技術者認定資格「LinuC」がおすすめです。
Linuxに関するスキルを網羅的に学べ、スキルの証明にもなります。
2.クラウドサービスのスキル
クラウドエンジニアは、クラウドの知識を持っていることに加えて、クラウドサービスをあつかうスキルも必要になります。
なぜなら、実作業の際はクラウドサービスを使ってクラウドを構築するからです。
クラウド構築を進める上で、クライアントの要望を実現するために、最適なクラウドサービスを用いてクラウドを構築していくスキルがもとめられます。
クライアントに適したクラウドサービスを提案するためにも、幅広いクラウドサービスについての知識を学んでおきましょう。
3.コミュニケーションスキル
クラウドエンジニアが目標とするキャリアパスを実現していくためには、コミュニケーションスキルは必要不可欠になっています。
コミュニケーションスキルは、どのキャリアパスを選ぶ上でも重要で、コミュニケーションスキルがあることで仕事を円滑に回すことができるからです。
- クライアントのヒアリング
- プロジェクトを進めるためのメンバーとのコミュニケーション
上記のような場面で、クラウドエンジニアにはコミュニケーションスキルがもとめられます。
コミュニケーションスキルを身につけておくことは、クラウドエンジニアとしての幅も広がり、将来役に立つといえます。
4.仮想化に関するスキル
クラウドエンジニアは、サーバーやネットワークを仮想化するスキルも必要になります。
特にサーバーの仮想化は、クラウド環境を実現するための基本的なスキルになります。
サーバーの仮想化は、以下のようなメリットがあります。
- 導入コストを削減できる
- サーバー管理を一元化できる
- 必要に応じてリソースを追加できる
クライアントのニーズも強い領域のため、仮想化に関するスキルは身につけておきましょう。
5.CI/CDに関するスキル
クラウドエンジニアとしてキャリアパスするには、クラウド上で開発と実装ができるCI/CDに関するスキルは持っておいた方がいいでしょう。
なぜなら、クラウド上でスムーズに本番環境で稼働できるようにすることが求められているからです。
変更した開発コードが自動でテストされ、バグなどを素早く発見してくれます。
また、開発から実装までの時間が短縮され、すばやい開発が担保されるのも特徴です。
クラウド上で自動化テストの重要性が高まっており、CI/CDの需要も高まっているので、クラウドエンジニアは身につけておきたいスキルです。
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クラウドエンジニアのキャリアパスを広げるためにおすすめの資格5つ
クラウドエンジニアがキャリアパスを広げるためには、資格を取得するのもおすすめです。
なぜなら資格をとっておくとスキルの証明になるからです。
おすすめの資格は、以下の5つです。
- AWS認定
- Google Cloud認定資格
- Microsoft Azure認定資格
- Linux技術者認定
- ネットワークスペシャリスト試験
それぞれの資格について解説していきます。
1.AWS認定
AWS認定は、Amazon Web Servicesについての知識やスキルの証明となる資格です。
AWSのクラウドサービスを使って開発されたサービスや業務システムが多く、AWSの運用や保守ができるクラウドエンジニアは、市場価値の高い人材として認められます。
AWS認定は、以下の4つにわかれています。
- 基礎コース
- アソシエイト
- プロフェッショナル
- 専門知識
AWSの試験勉強はインストラクターによるオンライン講座がおすすめです。
試験に必要な知識を学べるだけでなく、試験問題の確認やインストラクターへの質問もできます。
AWS認定は、今後クラウドエンジニアとして活躍していきたい方におすすめの資格です。
2.Google Cloud認定資格
Google Cloud認定資格は、Googleが提供しているGoogle Cloudに関する認定資格です。
Google Cloudは、Google社内で使われているインフラやテクノロジーを活用して、クライアントのインフラをクラウド化できるサービスです。
Google Cloud認定は、以下の3つにわかれています。
- 基礎的な認定資格
- アソシエイト認定資格
- プロフェッショナル認定資格
Google Cloud認定の学習には、GCPトレーニングがおすすめです。
Google認定のインストラクターからレクチャーを受けながら学べます。
レクチャーは、オンラインだけでなく、対面でのレクチャーもおこなわれています。
クラウドに関する知識を身につけ、クラウドエンジニアとしてスキルアップをはかりましょう。
3.Microsoft Azure認定資格
Microsoft Azure認定資格も、クラウドエンジニアにおすすめの資格です。
なぜならMicrosoft Azureはクラウドシェア2位のクラウドサービスで、売上額の増加率が急増しているからです。
Azureの開発元はMicrosoft社であり、以下の従来の自社サーバーや自社PCと連携できます。
- WindowsServer
- WindowsOS
自社サーバーや自社PCのシェアが高く、クラウド連携や移植がスムーズば親和性の高さが強みといえます。
4.Linux技術者認定 LinuC
Linuxは、サーバーやWebアプリの開発環境などさまざまなところで使われているOSです。
LinuCを取得することで、LinuXを使いこなせるエンジニアとしてアピールできます。
資格取得の学習方法は、以下の3つがあります。
- 主催者であるLPI-Japanがアカデミック認定校とした教育機関で学習する
- LPI-Japanによる無料の技術解説セミナーに参加して学習する
- LPI-Japan認定教材を使った独学
あなたに合った学習方法で資格取得に取り組みましょう。
LinuCの資格所有者はクラウド技術に精通し、オープンソースを正しく理解しているエンジニアとして認められています。
Linuxを体系的に理解するのにおすすめな資格です。
5.ネットワークスペシャリスト試験
ネットワークスペシャリスト試験は、インフラ全般の幅広い知識があることを認定する国家試験です。
試験の合格率は約13〜14%と難易度が高いのが特徴です。
試験で出題される範囲は、下記のように幅広くなっています。
- ネットワークシステムの要件定義
- ネットワークシステムの設計
- ネットワークシステムの構築とテスト
- ネットワークシステムの運用・保守
- ネットワークシステムの管理
- ネットワークシステムの評価
- 個別情報システム開発のコンサルティング
ネットワークスペシャリスト試験に合格するには、出題される内容は学習することに加えて、試験問題の解き方や時間配分にも注意が必要です。
そのため、過去問を使って模擬試験に取り組んでみましょう。
ネットワークスペシャリスト試験は、キャリアアップしたいクラウドエンジニアにおすすめな資格です。
クラウドエンジニアの将来性が明るい2つの理由
クラウドエンジニアはクラウドの需要増加に伴い、将来性は明るいといえます。
具体的な理由としては、以下の2つです。
- クラウドファースト・クラウドネイティブの浸透
- クラウド導入企業が増えている
それぞれの理由をみていきましょう。
1.クラウドファースト・クラウドネイティブの浸透
クラウドエンジニアの将来性が明るい理由として、クラウドファーストとクラウドネイティブの浸透があげられます。
クラウドファーストは、システム構築の際にクラウドを使うこと第一に考えることです。
クラウドネイティブは、クラウドファーストよりも踏み込んだ考え方で、最初からクラウドの導入を前提として、クラウドのメリットを最大化する考え方です。
この傾向は今後も続くと予想されており、クラウドを使うことを前提にして、
- 設計
- 運用
- 保守
ができるクラウドエンジニアの必要性が、ますます強まっていくと予想されます。
2.クラウド導入企業が増えている
クラウド導入企業は増えており、民間企業だけでなく官公庁でもクラウド導入がすすんでいます。
クラウド導入が進んでいる理由は、下記のようなメリットが多いからです。
- コストが抑えられる
- サービスの利用場所を選ばない
- 運用負荷を削減できる
- サービス利用開始のスピードがはやい
- データ共有がスムーズ
そのため、新たにクラウドサービスを導入する会社の必要に合わせ、カスタマイズできるクラウドエンジニアの需要が高まっています。
また、クラウドサービス自体も進化を続けているため、今後もクラウドエンジニアは求められる続けると考えられています。
クラウド導入企業が増え続ける限り、クラウドエンジニアの将来性は高いといえるでしょう。
まとめ:クラウドエンジニアのキャリアパスを考えるなら、将来像を明確にして必要なスキルを身につけよう
今回、クラウドエンジニアのキャリアパスについて解説してきました。
改めて自分の目標を決めて、クラウドエンジニアとしてどのようなキャリアパスにしていくかを考える必要があります。
以下、今回のまとめです。
- どのようなキャリアパスにしたいかの方向性を決める
- 目標とするキャリアパスに足りないスキルを把握する
- クラウドエンジニアとしてキャリアパスに必要なスキルを身につける
クラウドエンジニアは今後も需要が増え、将来性のある職種です。
その分、選べる選択肢も多いため、キャリアパスに迷ってしまう方も多いでしょう。
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