【キャリアカウンセリングを受けたい】手順や相談できる4つの内容を解説

公開日: 2022.02.21
更新日: 2024.01.03
キャリアカウンセリング 受けたい

「キャリアカウンセリングが受けたいけど流れがわからない」
「キャリアカウンセリングの種類や相談すべき内容も知りたい」

と思うことはありませんか?

キャリアカウンセリングをいざ受けようと思っても、詳しい内容がわからなくて迷ってしまいますよね。

では、キャリアカウンセリングの全体的な流れはどのように進めていくのでしょうか?

そこで今回は、

  • キャリアカウンセリングを受ける流れ
  • キャリアカウンセリングの種類
  • キャリアカウンセリングで相談すると良い内容

について詳しく解説します。

この記事を見ればキャリアカウンセリングの全体的な流れがわかります。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

キャリアカウンセリングを受けて得られる効果を紹介

キャリアカウンセリングで得られる大きな効果として、自己理解が深まることがあげられます。

なぜなら、第三者の視点で自分を見てもらうことで、思いがけない強みや価値観を見つけることができるからです。

キャリアカウンセリングを受けることで、以下のようなことをみつけられます。

  • 能力や適性
  • 思いがけない強み
  • 自分の大切にしている価値観

上記のようなことに気づけることで、考えもしなかった職業に出会える場合もあるり、将来性や世界観も広がるためメリットが多いといえます。

よって、キャリアカウンセリングを受けて得られる効果は大きく、キャリアプランを立てるなら受けることが理想といえるでしょう。

キャリアカウンセリングの内容

キャリアカウンセリングの内容は、個人のキャリア選択を支援するためにおこなわれるマンツーマン形式でのカウンセリングです。

キャリアカウンセリングで相談できる内容の例としては、以下のような内容です。

  • 仕事に関する精神面の悩みや不安
  • 第三者目線での助言
  • 転職や再就職に関してのフォロー
  • 広い意味での人生設計支援

上記のように、キャリアカウンセリングでは、幅広い内容を相談できます。

キャリアカウンセラーがその人に合った質問を考え、価値観を明確にして、働き方に対するアクションの助言をもらえます。

キャリアカウンセリングを受けるための4つの手順

4人の手

キャリアカウンセリングを受けたいときは、相談先を探したり、申し込みをする手順があります。

以下の流れで進めていきましょう。

  1. 相談先を探す
  2. キャリアカウンセリングの申し込み
  3. カウンセリングの実施
  4. 行動実践・振り返り

あなたに合ったキャリアカウンセリングを受け、よりよいキャリアを作っていきましょう。

それぞれの手順を紹介していきます。

1.相談先を探す

キャリアカウンセリングを受ける流れは、まず相談先を探すことからはじめましょう。

相談先の候補としては、以下のような候補があげられます。

  • 転職エージェント
  • キャリアコーチのサービス
  • 行政機関
  • 勤務先企業のキャリア窓口

もし気軽に職場内に関する相談をしたいときは、勤務先企業が事業所内で提供するキャリアカウンセリングを受けるのがおすすめです。

悩みや状況に応じたキャリアカウンセリングの場所を選び、よりよいキャリアカウンセリングを受けられるようにしましょう。

2.キャリアカウンセリングの申し込み

キャリアカウンセリングを受ける場所を決めたら、まずはカウンセリングをおこなっている機関に申し込みをしましょう。

Web上で登録ができる所や、電話での面談予約が必要なところなど、機関によってさまざまな申し込み方法があります。

  • オンライン相談
  • 直接面談
  • カウンセリング期間

上記のように申し込みをする際、自分に合ったカウンセリングを受けるために内容を事前に聞いておくことが重要です。

自分に合った相談方法が選べるキャリアカウンセリングをよく検討して申し込みましょう。

3.カウンセリングの実施

相談先を探し、申し込みが終わり、いよいよカウンセリングの実施です。

キャリアカウンセリングを受ける上で、以下のような情報をキャリアカウンセラーに共有しましょう。

  • 現状の共有や今後どうしたいか
  • 課題と捉えている事は何なのか

上記のような情報を共有することで、よりあなたにあったアドバイスを受けられ、充実したキャリアカウンセリングになります。

個人それぞれがキャリアや性格、置かれている状況等が異なるため、キャリアカウンセラーが深く理解できるように情報を共有していきましょう。

4.行動実践・振り返り

キャリアカウンセリングを受けたあとは、相談した内容を振り返りつつ、そこから行動を実践していくことが重要になります。

また、実践していきながら、以下のような点を振り返るのも重要です。

  • どのような行動をしてどのような結果につながったのか
  • 行動することで見えてきた新たな課題

キャリアカウンセリングは状況に合わせて、何度も受けながら、最適なキャリアプランを形成していきましょう。

なので、キャリアカウンセリングで、行動実績を振り返ることは重要といえます。

キャリアカウンセリングが受けられる3つの場所

並ぶ人々

キャリアカウンセリングが受けられる場所は、主に以下の3つです。

  1. 転職エージェントのカウンセリング
  2. 勤務先企業が提携するキャリアカウンセリング
  3. キャリアカウンセリングを専門とする企業の有料カウンセリング

それぞれ特徴が異なるため、あなたにあったキャリアカウンセリングの場所がどこなのか参考にしながら読み進めてください。

それぞれを詳しくみていきましょう。

1.転職エージェントのカウンセリング

転職エージェントのカウンセリングは、無料で利用できるキャリアカウンセリングです。

転職エージェントでは、自身の素質を分析し、転職すべきなのかやそのまま現職に残る可能性も含めて相談に乗ってくれます。

転職エージェントのカウンセリングでは、以下のような内容を相談できます。

  • 転職を考えたキッカケ
  • 現状の確認
  • 経歴や職歴の確認
  • 目指すキャリアの共有
  • 転職先の希望条件を確認

上記のような内容を確認した後、キャリアカウンセラーがあなたのライフプランなどを踏まえ、求人を紹介してもらえます。

求人を紹介するのがメインとなるとはいえ、無料でキャリアカウンセリングを受けれるので転職エージェントのカウンセリングはおすすめです。

2.勤務先企業が提携するキャリアカウンセリング

勤務先の企業が提携するキャリアカウンセリングがあります。

なぜ勤務先で受けれるかというと、厚生労働省は働き方改革の一環として、企業に対しキャリアコンサルティングの推進を呼びかけているからです。

在職中の部署や業務とのミスマッチを覚えたとき、直接の上司には相談しにくい場合があります。

しかし、提携先のキャリアカウンセリングであれば、第三者的な立場として相談できるため、心理的なハードルも下がります。

勤務先が提携するキャリアカウンセリングがあれば、積極的に活用していきましょう。

3.キャリアカウンセリングを専門とする企業の有料カウンセリング

キャリアカウンセリングを受けられる場所に、専門とする企業の有料カウンセリングがあります。

有料のキャリアカウンセリングでは正式な資格を所有しているため、より専門的な内容の相談ができます。

有料キャリアカウンセリングには以下のようなものがあります。

  • マジキャリ
  • ニューキャリア
  • ポジウィル キャリア
  • mentors

まずは無料相談の枠がある場合も多いので、自分にあったプランや企業を探し、うまく活用していきましょう。

キャリアカウンセリングで相談する前に考えておきたい2つのこと

考える男性

キャリアカウンセリングで相談する前に、以下の2つを事前に考えて準備しておくことで、より効果的なキャリアカウンセリングが受けられます

  1. 履歴書や職務経歴書を準備しておく
  2. 将来自分がどうなりたいかを考えておく

それぞれの項目を詳しくみていきましょう。

1.履歴書や職務経歴書を準備しておく

キャリアカウンセリングを受ける前に、履歴書や職務経歴書を準備しておきましょう。

なぜかというと、履歴書や職務経歴書を準備して、キャリアカウンセラーに共有することで、キャリアカウンセラーがよりあなたのことを知ることができるからです。

以下のような内容を記載しておきましょう。

  • これまでの経歴
  • 身についたスキル
  • 自己PR

また、事前に履歴書や職務経歴書を準備しておくことで、キャリアカウンセリングに対する熱意も伝えられます。

なので、キャリアカウンセリングを受ける前に履歴書や職務経歴書を準備しておくとよいでしょう。

2.将来自分がどうなりたいかを考えておく

キャリアカウンセリングを受ける前に、将来自分がどうなりたいかを考えておくのも重要です。

なぜなら、ぼんやりでも将来自分がどうなりたいかを考えておくことで、キャリアカウンセラーからより具体的なアドバイスをもらえるからです。

以下のような点を参考に、将来について考えてみましょう。

  • 仕事とプライベートはどうなっていたいか
  • どのような職につきたいか
  • どこに住んで働きたいか

将来どうなりたいかがハッキリすることで、仕事に対するモチベーションもあがります。

なので、キャリアカウンセリングを受ける前に、将来どうなりたいかを考えておくのが重要です。

キャリアカウンセリングで相談するとよい4つの相談内容

4人の提案

いざキャリアカウンセリングを受けるときに、相談したい内容は、以下の4つです。

  1. 客観的な視点で見たときに自分はどう見えるのか
  2. 社会的な需要が増える業界はどこなのか
  3. 身につけておくべきスキルは何なのか
  4. 就職相談

それぞれ自分ひとりでは気づけないことや解決できない内容なので、キャリアカウンセリングを活用して積極的に相談してみましょう。

それぞれ紹介していきます。

1. 客観的な視点で見たときに自分はどう見えるのか

キャリアカウンセリングで相談したい内容としては、客観的な視点で見たときに自分はどう見えるのかです。

なぜなら、客観的な視点を知ることで、自分でも気づかなかった長所や強みを知ることができ、どんな職業が向いているかなどの判断基準がわかるからです。

そのためには、相談者とカウンセラーがともに履歴書や職務経歴を見直し、スキルや業績の洗い出しを行い、少しづつ客観的な視点とすり合わせていくことが重要といえるでしょう。

自分は一体どんな才能があるのか、客観的な視点で教えてくれるキャリアカウンセリングはおすすめといえます。

2.社会的な需要が増える業界はどこなのか

キャリアカウンセリングでは、キャリアカウンセラーに社会的な需要が増える業界はどこなのかを相談してみるのもおすすめです。

なぜなら、今後需要が増えていく業界や職種につくことで、新たなキャリアプランを描くことができるからです。

社会的な需要が増える業界に身を置くことで、新たなキャリアを形成できるチャンスが増えます。

よって、社会的な需要などの活きた情報をいち早く得るのに、キャリアカウンセリングでの面談は有効的といえるでしょう。

3.身につけておくべきスキルは何なのか

キャリアカウンセリングでは、今後も身につけておくべきスキルについて相談するのもおすすめです。

なぜかというと、目標のキャリア実現に対して、現状のスキルを客観的にみてもらい、必要なスキルを知ることで、今後身につけるべきスキルが明確になるからです。

すべきことが明確であれば、キャリアに関する迷いや悩みは少なくなるため、あとは計画を立てて実行するだけと前向きに行動できるようになります。

つまり、キャリアカウンセリングで身につけておくべきスキルを知ることで、前向きになり行動に移していけます。

4.就職支援

キャリアカウンセリングでは、就職支援の相談も効果的です。

なぜならキャリアカウンセラーは、就職に向けたさまざまサポートをおこなっているからです。

キャリアカウンセラーからは、以下のような支援を受けられます。

  • あなたにあったセミナーや研修の紹介
  • あなたの適性やスキルにあった求人の紹介
  • 履歴書や面接対策などの具体的な支援

自分自身で就職活動をおこなっていくのは難しい部分もあるため、キャリアカウンセラーに相談するのはおすすめです。

キャリアカウンセリングを受けるのがおすすめな状況3つ

話し合う人々

自分にはどんな仕事が向いているのか?また、自分の強みがよくわからないなどの悩みがある場合は、キャリアカウンセリングを活用してみましょう。

  1. 将来や現状のキャリアに不安を感じたとき
  2. 自分に向いている仕事を知りたいとき
  3. 自分の強みや自己PRがわからないとき

それでは、どんな時にキャリアカウンセリングがおすすめなのかみていきましょう。

1.将来や現状のキャリアに不安を感じたとき

将来や現状のキャリアに不安を感じた時は、キャリアカウンセリングがおすすめです。

理由は、キャリアカウンセリングで相談することで、具体的に何を不安を感じているのかを客観視でき、具体的なアドバイスももらえるからです。

中立の立場で相談に乗ってくれるキャリアカウンセリングは、前向きな考えで行動を起こしやすくなるため、おすすめといえるでしょう。

2.自分に向いている仕事を知りたいとき

自分に向いている仕事を知りたいときは、キャリアカウンセリングがおすすめです。

理由としては、キャリアカウンセラーはさまざまな職種について知っているため、あなたにあった仕事のアドバイスがもらえるからです。

キャリアカウンセラーは、以下のような質問をとおして、あなたに向いている仕事を紹介してくれます。

  • 得意なことや苦手なこと
  • 何をしているときが楽しいか
  • 人生の優先順位

今後のキャリアを考える上で、あなたの現状から適性のある仕事を選ぶのに、キャリアカウンセリングでの相談はおすすめといえるでしょう。

3.自分の強みや自己PRの方法がわからないとき

自分の強みやPR方法がわからないときは、キャリアカウンセリングを受けることがおすすめです。

なぜなら、カウンセリングをとおしてあなた自身を分析してもらえて、同時に強みを知ることもできるからです。

目指すべきキャリアが見え、自分自身の内容が客観的にわかっていれば、自己PRもより具体的になり面接でアピールできます。

自分の強みがどうしても分からないときは、キャリアカウンセリングを受けることをおすすめします。

まとめ:キャリアカウンセリングを受けるなら全体の流れと相談内容を把握しよう

ここまでキャリアカウンセリングについて書いてきました。

以下今回のまとめです。

  • キャリアカウンセリングを受けるなら流れを知っておこう
  • キャリアカウンセリングでは相談するべき内容がたくさんある
  • キャリアカウンセリングにはおすすめのタイミングがある

職業探しで不安な方は、キャリアカウンセリングに通って効率よく解決しよう。

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