全くの初心者にも伝わる!プログラミングの教え方の 7 つのポイント!
プログラミングは、初心者には敷居が高いのは周知の事実です。
ですが、経験者がプログラミングを教えるとなった場合にも同じくらい苦労があります。
実際に効率よく身につけてもらうためには、どのように教えたら良いのでしょうか?
付け焼刃にならずにしっかりと定着するような学習方法はなにがあるか?と迷ってしまうことがあると思います。
プログラミングを上達させるためには、ある程度のコツが必要となります。
未経験者にプログラミングを教えるときに考えるべき点をご紹介します。
1 プログラミングとは何のために必要なのかを説明する
未経験者にとってプログラミングとは実際の生活には関わりのない(と思っている)何もわからない分野です。
もちろん、どのようにプログラミングを行えば良いかはわかりません。
そのため、まずはプログラミングとは何か?なぜ必要なのか?ということをわかりやすく説明する必要があります。
例えば、「プログラミングとは、システムを動かすために、プログラマーが専用の言語(プログラミング言語)でシステムに対する命令書を記述する行為です。」などです。
最初は図解を含めて概要として大まかにでも説明することが重要かと思います。
急に細かく説明しても頭に入りません。
なんとなくイメージがつかめたなら、そこから実際の学習に入るのが良いかと思います。
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適した教材を選択する
どんな学習でもそうですが、すべて口頭で行ったりはせず、しっかりとした教材(教科書など)を用意するかと思います。
プログラミングを習うためにも質の良い教材を選択することが大切です。
入門から応用までを学べる教材を選択します。
ご自身の経験でもいいですし、万人に受けている人気の教材でもいいですが、実際に教える側がある程度一読するのをおすすめします。
分かっている人間から見ても気づきがあるかも重要な判断ポイントなので、よく読んでみてください。
サンプルコードを写経し実行する
教材で学習する場合に、それぞれの内容を学習しながら、サンプルコードを写経します。
写経を繰り返すことによって、プログラミング言語の文法やルールを、ある程度身につけることが可能です。
まずは細かい意味がわからなくても、プログラムを書くことに慣れさせていきましょう。
そして実際に実行させます。
これも、なぜそうやって実行するかはあまり詳説せず、とにかく実行結果がこうなるということを実感させる目的で数多くやってみたほうが良いです。
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課題を期限内に解かせる
ソースコードをながめて勉強したり、サンプルコードを書き写せばある程度頭にははいります。
しかし、やはり実践としての知識としてはなかなか浸透しません。
そういった応用力の向上のため、教材の章の区切り等に、課題を設けて締め切りを付けてやってもらうことが大切です。
実際のシステム開発の現場では、納期限は厳守しなければいけません。
そのため、期限を決めて期日通りに学習してもらうことで、その癖をつけることができます。
課題は自分の力のみでプログラミングをさせることで、プログラミングを体で身につけさせることが可能になります。
また、各区切りで課題が一通り完了したら、最終的にはアプリケーションを作成してもらいましょう。
作ったアプリケーションの発表をしてもらい、どのような考えで、計画してつくっていったかのフィードバックも行ってあげましょう。
エラーを修正させる
どんなに綿密な設計を行って準備しても、プログラムにエラーはつきものです。
学習の段階で、トライアンドエラーでエラー修正を行わせることが、上達の近道になります。
デバッグの手法についても覚えてもらい、実践力を身につけさせていきます。
質問をさせる
疑問点を質問として説明してもらいます。
その時に、わからないことを、教える人に対して具体的・論理的にわかりやすく説明できるように努力してもらいます。
これは問題点を的確に伝える、プログラミングだけでなく社会人として必須の能力です。
また、的確に伝えるために疑問点を整理することで、質問者本人の理解も深まり一石二鳥です。
検索力を身につける
今の時代、わからないことは、ネット上で素早く検索して、自力で解決できることが多いです。
もちろん積極的に質問することも大事ですが、現役のエンジニアでも、わからないことはたくさんあります。
そのため、ネットもフル活用し、質問できる方にも相談しながら問題を解決していけばよりスムーズに学習できます。
実際の現場でも、他人に聞けるときと自身で解決するべき時がそれぞれ臨機応変にあります。
基本的な知識がついた後は、自分で分からないところを検索し、解決できるようになるのが重要です。
ぜひこの力を身につけさせましょう。
さいごに
プログラマーとして、自立していくためには、基本を確実に抑えた後に、より実務に即した応用を繰り返しこなすことが有効になります。
教える立場の人も根気よく一つ一つクリアしていくつもりで教えてみてください。
それぞれの人のペースがありますので、個人個人に合わせるのも大切な要素です。
ゴールに向かって導いてあげましょう。