カルーセルとは?活用方法やメリット・デメリットも解説
「カルーセルとは?」
「カルーセルを使うとどんなメリットがあるんだろう」
と思うことはありませんか?
Web制作に関わっていると、カルーセルという言葉をよく耳にしますよね。
実はカルーセルは多くの企業のWebサイトに使用されていて、普段から目にしているのです。
そこで今回は
- カルーセルとはなにか
- カルーセルのメリット・デメリット
- カルーセルの活用方法と注意点
について解説していきます。
この記事を読めば、カルーセルとは何なのか、カルーセルを有効活用する方法を理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてください。
カルーセルとはスライド式の広告やコンテンツ
カルーセルとは、Web上で複数の画像やコンテンツをスライド式で表示する手法です。
スライド式でくるくると回る様子が、メリーゴーランドを連想させるため「カルーセル」と言われています。
可視領域の一番上に出せる情報が増えることで、ユーザーが実際に見て得られる情報量が増大しより効果的にユーザーへ情報を届けることが可能です。
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カルーセルを取り入れる3つのメリット
カルーセルを取り入れるメリットは、以下の3つです。
- 狭い場所でもアプローチが可能
- ユーザーが使用しやすい
- ブランディング効果が期待できる
カルーセルをうまく活用することができば、Webサイトのコンバージョン率を高められます。
それぞれのメリットを解説していきます。
1.狭い場所を占領してアプローチが可能
カルーセルのメリットは狭い場所であっても、ユーザーへのアプローチを可能にすることです。
広い場所でなくても画像やコンテンツを複数表示できるので、ユーザーに情報を詳細に伝えることができるからです。
通常であれば画像一枚しか掲載できない場所でも、カルーセルを利用することで複数の画像を表示できます。
なので、カルーセルは狭い場所でもユーザーへのアプローチが可能になるのです。
2.ユーザーが使用しやすい
カルーセルはユーザー自身もWebサイトの情報を得やすい表示形式です。
なぜかというと、複数の画像や動画、コンテンツなどをスライド式に表示するので、画面を見ているだけで伝えたい情報の詳細やストーリーを容易に描くことができるからです。
情報に溢れすぎている今、調べるのも一苦労、長い文章やページをスクロールすればするほど、サービスの作り手の思いやアピールポイントとはずれたものを感じる場面も少なくありません。
その点、カルーセルはサービスの詳細はもちろん、アピールポイント、ストーリー性も容易に取得することができます。
3.ブランディング効果が期待できる
カルーセルのメリットとして、ブランディング効果が期待できることがあげられます。
綺麗で整った企業のサイトは見やすく統一感を持つことで、ユーザーの記憶に残りやすいからです。
いろんな箇所に情報が散らばっているサイトよりも、統一感があるサイトのほうが情報も伝わりやすいです。
なので多くの企業で、カルーセルがブランディングに役立っています。
カルーセルを取り入れる3つのデメリット
カルーセルにはたくさんのメリットがある一方、デメリットもいくつかあります。
- 表示速度の問題
- カルーセルのクリック率自体は高くない
- 企業とユーザーの解釈がずれる可能性がある
ただカルーセルを取り入れれば、Webサイトの質がよくなるわけではないので注意が必要です。
デメリットもしっかり抑えておきましょう。
それぞれ解説していきます。
1.表示速度が遅くなる可能性
カルーセルを取り入れると、表示速度が遅くなる場合があります。
なぜなら、複数の画像やコンテンツを入れると、画面を切り替える際の処理に時間がかかるからです。
表示速度が遅いと、ユーザーは他のサイトに移ってしまいます。
ユーザーの操作性を考え、スライド枚数を減らすことや、不必要なデザイン性を落とすことも検討する必要があります。
なので、表示速度が遅くなる可能性があることはカルーセルのデメリットのひとつです。
2.カルーセルのクリック率自体は高くない
カルーセルは複数の訴求が可能ですが、そもそものクリック率は高くありません。
なぜかというと、ユーザーがカルーセルが表示されている最上部に留まることが少ないからです。
なので、訴求したい商品の数などによっては、カルーセルを採用することが最良の選択肢ではないことがあります。
3.企業とユーザーの解釈がずれる可能性がある
カルーセルは、情報をスライドで見せることができるので、複数の情報を訴求できます。
しかし、ユーザーのほとんどは最初のスライドしか見ないので、企業側の意図とユーザーの解釈が違ってしまう可能性があります。
ピックアップした情報を表示しようとしても、ユーザーの目に留まらない・無視されてしまうことが殆どと言われています。
なので、事前に伝えたい内容をしっかりとまとめるなど、訴求するための工夫をしましょう。
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カルーセルを有効活用する3つの方法
カルーセルを有効活用する3つの方法を解説します。
- 商品画像の載せ方
- ユーザーの声を載せる
- ストーリーを伝える
どれもユーザー視点にたって、考えてみることが重要です。
それぞれの方法を解説していきます。
1.商品の使い方を掲載
単に商品を見せるのではなく、商品の使い方を掲載するのがカルーセルを有効活用するためのポイントです。
理由としては、一目見て終わりではなく、次が気になるような構成にすることで、ユーザーの興味を引くことができるからです。
単一の商品でも特徴や使い方をスライドで表示することにより、通常ではスルーしてしまうところを有効なキャッチとして活用できます。
商品のデザインや、効果だけではなく「自分でも使用できそう」と思わせることが大事です。
2.ユーザーの声を載せる
商品の口コミを掲載することで、ユーザー目線での魅力をアピールできます。
商品の概要や説明など、企業側からの情報では実際の使用感などを知ることが難しいです。
しかし口コミを一緒に掲載することで、その部分を補強できます。
同じ立場のユーザーの声があると、安心感を持てるようになります。
3.ストーリーを伝える
ユーザーの口コミに加えて「商品購入に至るまでのストーリー」を伝える事も大切です。
同じような悩み・要望を持っているユーザーに共感することで、ユーザーの購買意欲を掻き立てることができるからです。
人の行動は感情によって、決定されています。
商品をアピールする際は、口コミを乗せるだけではなく、ストーリー性をつたえるように意識しましょう。
カルーセルを作成する際の3つのポイント
カルーセルは、下記のポイントを取り入れながら設定しましょう。
- ユーザーの興味を惹く画像を一枚目に配置する
- ターゲットを絞る
- ユーザーの使いやすさを考慮する
これらを取り入れれば、ユーザーに閲覧してもらえる可能性が高くなります。
それぞれのポイントをみていきましょう。
1.ユーザーの興味を惹く画像を一枚目に配置する
カルーセルは、一枚目に最も重要な画像を取り入れましょう。
ユーザーはテキストよりも画像から情報を取り入れるので、一枚に興味を示さなければ離脱します。
例えば一枚目に「〇〇な必見!」などのテキストベースの画像、二枚目以降にとっても魅力的な商品画像に設定したとします。
しかし、一枚目の画像に関心がなければ、二枚目の商品が見られることはないのです。
ですから、一枚目でユーザーに興味を持たせることが重要なのです。
2.ターゲットを絞る
ターゲットを絞ることで、サービスや商品の購入行動に結びつく効果があります。
これはカルーセルだけではなく、すべてのことに言えることですが、ターゲットを絞ることで以下のようなメリットがあります。
- 競合が少なくなる
- ターゲットについて深く理解でき、商品に質を高める
競合が少なくなり商品の質も高めることができれば、ユーザーにとっては自社製品がより魅力的に見えますよ。
つまり、ターゲットを絞ってカルーセルをデザインする必要があるのです。
3.ユーザーの使いやすさを考慮する
カルーセルはユーザーに考慮して、デザインするようにしましょう。
具体的には、以下のようにユーザーがカルーセルを閲覧しているとき、どうすれば使いやすくなるのかを考えます。
- 一枚の画像に情報を詰め込み過ぎない
- スワイプに気づいてもらえるデザインにする
- 画像を止めて見れるようにする
スワイプのデザインに関しては、気づかなければ次の画像を見てもらえないので自動スワイプにしておきましょう。
自動であっても、止めてゆっくり閲覧できるデザインがより好ましいです。
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カルーセルの他にも、一箇所で情報をたくさん与える方法は以下の2つです。
- 動画
- グリッドシステム
自社の商品やコンテンツの魅力が伝えやすい方法を選んでください。
それぞれの方法を解説していきます。
1.動画
動画は、サイトに訪れたユーザーがひと目でどういったサイトなのかがイメージしやすいコンテンツです。
カルーセルの場合、複数の高画質な画像を使用するため、画像容量が膨らむことで表示速度が遅くなる場合があります。
また、ユーザーが手動でひとつひとつの画像をクリックしなければなりません。
その点、動画ではワンクリックで、ユーザーに短時間でどういったコンテンツなのかを伝えやすいです。
2.グリッドシステム
グリッドシステムは、画面上に複数の画像を同時に分割して表示する方法です。
カルーセルの場合表示された一枚目の画像しか見られない確率が高く、また最後まで見ようとすると複数の画像が順番に出てくるため時間がかかります。
しかし、グリッドシステムは一度ですべての画像が見られるので、視聴者はすぐに目的の場所にたどり着くことができます。
まとめ:カルーセルはユーザー視点でデザインする
本記事では、カルーセルについて解説しました。
- カルーセルは画像やコンテンツをスライド式で表示すること
- カルーセルにはデメリットもある
- カルーセルは有効活用できれば購買意欲につながる
カルーセルはたくさんのメリットがありますが、すべて閲覧してもらえないなどのデメリットもありました。
しかし、ユーザー視点に立って考えれば改善も可能です。
まずは自社サイトに必要がどうかを考えて、取り入れるようにしましょう。