「会社員を辞めたい」と思う原因5つ|辞めるデメリットやフリーランスになるための方法も解説
「会社員を辞めたい」
「毎日同じ仕事の繰り返しから抜け出すにはどうしたらいい?」
と思うことはありませんか?
会社員として働いてきて、何か仕事上の悩みにぶつかったときに、辞めたいと思いますよね。
では、実際に会社員を辞めた後はどうしたらいいのでしょうか?
そこで今回は、
- 会社員を辞めたいと思う原因
- 会社員を辞めるデメリット
- フリーランスを目指したいならやるべきこと
について詳しく解説していきます。
この記事を見れば、会社員を辞めるデメリットやフリーランスを目指すために必要なことが理解できます。
ぜひ最後に読んでみてくださいね。
会社員を辞めたいと思う理由5つ
会社員を辞めたい理由として、主に以下の5つが挙げられます。
- 通勤ラッシュがきつい
- 上司からの指示が嫌すぎる
- 給料が上がりづらい
- ただ聞くだけの会議への参加が苦痛
- 誰にでもできる仕事内容に嫌気がさした
辞めたい理由が当てはまるか、ぜひ参考にしてください。
それでは紹介していきます。
1.通勤ラッシュがきつい
会社員を辞めたくなる理由のひとつは、通勤ラッシュがきついことです。
なぜなら、通勤ラッシュは人と近い距離になるので、自分のパーソナルスペースに他人が入ってきて不快に感じるからです。
たとえば、電車が揺れて、人にぶつかったときに以下のようなことがあります。
- 足を踏まれる
- 舌打ちをされる
- あからさまに嫌な顔をされる
このような態度をとられると、気持ちのいいものではありません。
また自分もそうならないように、余計周りに気を遣わなければならないので、通勤ラッシュはストレスになります。
なので、通勤ラッシュがきついことは、会社員を辞めたくなる理由のひとつです。
2.上司からの指示が嫌すぎる
会社に苦手な上司がいることは、会社員を辞めたい原因のひとつです。
理由としては、理不尽な指示が多く、自分のやり方を押し付けてくる上司がいるからです。
ほかにも、
- 仕事ができない上司
- セクハラやパワハラなど法律的に明らかなアウトな言動が目立つ上司
など不愉快な上司が多く存在しています。
なので、上司との人間関係が悪い場合は会社員を辞めたい理由につながります。
3.給料が上がりづらい
給料が上がりづらいことは、会社員を辞めたい理由のひとつです。
なぜかというと、給料が上がらないと会社員を続けていくモチベーションが上がらない上に、使うお金に制限がかかるからです。
使うお金に制限がかかると、以下のように生活や将来性を不安に感じ、毎日が憂鬱になるでしょう。
- 同世代の他のみんなは昇給しているのに自分は上がっていないけど大丈夫かな
- このまま今の会社で働き続けて大丈夫なのかな
なので、給料が上がりづらいことは、会社員を辞めたい理由のひとつになります。
4.ただ聞くだけの会議への参加が苦痛
ただ聞くだけの会議に参加することは、会社員を辞めたくなる理由のひとつです。
なぜかというと聞くだけの会議への参加は、ほかの業務への圧迫になるからです。
具体的には、
- やらないといけない仕事があるのに時間が確保できない
- 他のメンバーと協力してやらないといけない仕事ができない
など、自分だけでなく周囲にも影響を与えてしまいます。
なので、ただ聞くだけの会議への参加はストレスなため、会社員を辞めたい原因のひとつです。
5.誰にでもできる仕事内容に嫌気がさした
誰にでもできる仕事内容に嫌気がさすことは、仕事を辞めたくなる理由によく挙げられます。
なぜなら、あまりにも誰にでもできる仕事内容だとやりがいなく、替えが利くという状態になるためストレスが溜まるからです。
たとえば、
- コピー業務
- 簡単な雑務
- お茶汲み
- アルバイトでもできる業務
などをさせられると、最初は楽だと感じますが、徐々に嫌気がさしてストレスが溜まり退職したいと考えるようになります。
では、自分らしく働ける職業にはどのようなものがあるのでしょうか。
プログラマーは、長く続け実務経験を積むことによってキャリアアップが可能な職業です。
フリーランスや業務委託など働き方も自由な傾向が強いので、ワークライフバランスを保ちながら長く続けることが可能な職業といえます。
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会社員を辞めたら発生するデメリット4つ
ここでは、会社員を辞めたら発生するデメリットを4つ解説していきます。
- 安定的給料がもらえなくなる
- 社会的信用や会社のブランドがなくなる
- 社会保険に加入できなくなる
- 確定申告がめんどくさい
会社員を辞めたいと思っている人は、辞めたい原因と合わせてデメリットについても知っておくことが大切です。
それでは、ひとつずつ解説していきます。
1.安定的給料がもらえなくなる
会社員を辞めたデメリットのひとつは、安定的な給料がもらえなくなることです。
なぜなら、会社員を辞めたら自分で仕事を見つけていかなければならないからです。
会社員のときは仕事を持っててくれるブランド力がありますが、会社員を辞めてフリーランスになると自身の力のみで生活や経営をしなければなりません。
そのため、会社員から転職すると、安定的な給料をもらうことが難しくなります。
2.社会的信用や会社のブランドがなくなる
会社員を辞めるデメリットは、社会的信用や会社のブランドがなくなることです。
なぜかというと、自営業などでは給料が安定しないため、お金の安定性に関しての信用がなくなるからです。
具体的には、以下のようなデメリットが挙げられます。
- ローンの審査が通らなくなる
- クレジットカードが作れなくなる
- 周りからの視線がつらくなる
なので、会社員を辞めると、社会的信用や会社のブランドがなくなることは理解しておきましょう。
3.社会保険に加入できなくなる
会社員を辞めるデメリットのひとつは、社会保険に加入できなくなることです。
厳密に言うと、会社員と自営業では加入できる保険が変わります。
具体的には、以下のようになります。
- 自営業:国民健康保険、国民年金、介護保険
- 会社員:健康保険組合、厚生年金、介護保険、雇用保険、労災保険
また、会社員時代であれば会社と折半して支払いできていた分も、自営業であれば全額自己負担となります。
そのため、会社員を辞めると加入できる保険が変わり、支払い金額が大きくなるデメリットがあります。
4.確定申告がめんどくさい
会社員を辞めたデメリットのひとつは、確定申告をおこなわないといけないことです。
なぜなら、会社員の場合は年末調整を会社がおこなってくれるため、確定申告の必要がないからです。
しかし、自営業になるとそれらもすべて、自分一人でしなければならなくなるためです。
たとえばレシートや領収書などの経費も、すべて用意しておかなければいけません。
確定申告をするために、すべての経費の管理をしなければならないので、確定申告の手間が増えます。
【今さら聞けない】フリーランスのデメリット7つを紹介!事前に知っておくべき内容を徹底解説会社員を辞めたいと思ったらやるべきこと3つ
会社員を辞めたいと思った勢いで退職してしまっては、結果的に後悔してしまう可能性が高くなります。
ここでは、後悔しないために退職を考えたときにやるべき3つのことを解説していきます。
- 仕事で結果を残し、会社に意見を聞いてもらえる立場になる
- 転職先でも身にできるスキルや経験を積んでおく
- 副業をはじめて別のスキルを身につける
それでは、順番に解説していきます。
1.仕事で結果を残し、会社に意見を聞いてもらえる立場になる
会社を辞める前に、仕事で結果を残し、会社に意見を聞いてもらえる立場を目指すのがおすすめです。
その理由は、仕事で結果を残すことで、会社に自信を持って意見を言えるようになると、これまでの不満や課題を伝えることができ、環境が改善される可能性があるからです。
また、他にも以下のようなメリットがあります。
- 辞めないにせよ新しい視野が広がる
- 肩書きをもっていれば、自営業になったときも集客や仕事をしやすくなる
ですので、一度辞める前に仕事で結果を残すことを目標に取り組んでみることがおすすめです。
2.転職先でも身にできるスキルや経験を積んでおく
辞める前にやるべきことのひとつは、転職先でも身にできるスキルや経験を積むことです。
なぜかというと、転職先でも役立つスキルや経験があれば、即戦力として待遇を引き上げることが可能だからです。
具体的には、以下のようなスキルや経験を身につけるとよいでしょう。
- マネジメント経験
- 新規案件を獲得できる営業スキル
なので、会社を辞める前に必要なスキルや、経験を積むのがおすすめです。
3.副業をはじめて別のスキルを身につける
会社を辞める前に、副業をはじめて別のスキルを身につけることもおすすめです。
なぜかというと、会社員を辞めてしまうと自分のスキルだけが頼りとなるからです。
新たなスキルを取得するのは時間がかかるので、今の仕事で収入があるうちに副業という形で幅を広げると金銭面からも安心してスキルアップできるでしょう。
今から副業として身につけたスキルとしては、以下のようなスキルがあります。
- プログラミングスキル
- Webデザインスキル
- ライティングスキル
副業から始めてスキルが身につくことで、会社員を辞めても収入を得られます。
しかし、「初心者でもスキルは身に付くのだろうか…」と不安に思う方も多いと思います。
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初心者のために開発した独自のカリキュラムが用意されており、基礎から確実にプログラミングスキルを習得可能です。
また、ライフコーチによる手厚い学習サポートで、挫折することなく学習を進められます。
一人で学習を進めていくのが不安、基礎から確実にスキルを身につけたいという方におすすめです。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
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フリーランスを目指したいならやるべきこと5つ
会社員を辞めて、誰にもしばられず自由なフリーランスを目指したいと思うことがあるでしょう。
フリーランスを目指すことは、簡単ではありません。
目指すためには、以下の5点を準備しておきたいところです。
- 自分のスキルを棚卸しする
- 貯金や資金を確認する
- 国民健康保険・国民年金に異動する
- ほかのフリーランスと会う
- 仕事に集中できる環境づくりをする
ひとつずつ、紹介していきます。
1.自分のスキルを棚卸しする
まず、フリーランスを目指すときには「何が強みか」振り返り、研究をする必要があります。
なぜかというと、苦手なことで仕事を探してしまうと成功しなくなるからです。
具体的には、
- 苦手なことだと、クオリティが下がってしまう
- フリーランスの評価が下がってしまう
- それに伴い、自身のモチベーションが下がってしまう
ですので、フリーランスを目指すには自分の能力を棚卸しすることが重要です。
2.貯金や資金を確認する
フリーランスを目指すには、経費なども自身で出す必要が出てくるため、貯金や資金を確認することが大切です。
一番大きな理由は、経費がなくなると借金を抱え込みやすくなり、資金難に陥り仕事ができなくなるなどといった弊害が出てくるためです。
たとえば、仕事に必要なものをひとつ買うにしても困ったり、体調不良で働けなくなると給料が止まるため生活がままならなくなるでしょう。
そうなってしまうと負の連鎖に陥るため、そのような状況を避けるためにも、貯金や事業の資金を確認しておく必要があります。
3.国民健康保険・国民年金に異動する
会社を辞めた後は、国民健康保険・国民年金に異動しましょう。
なぜなら上記で述べたとおり、会社員とは違う社会保険に加入しなければいけないからです。
保険に入っていなと治療費が全額自己負担になりますし、国民年金に入っていないと将来的な年金がもらえなくなります。
なので、会社を辞めた後は国民健康保険・国民年金に異動しましょう。
4.ほかのフリーランスと会う
今会社員で、将来フリーランスを目指そうと思っている人は、ほかのフリーランスと会うことをおすすめします。
会う理由としては、人脈作りや今後のビジネスパートナー作りにももつながり、フリーランスでやっていくノウハウも学べるからです。
他のフリーランスと会う方法としては、以下のような方法があります。
- フリーランスの知人に声をかける
- フリーランスの人が集まるSNSへの登録する
- 交流会やセミナーなどへ参加する
少し面倒と感じるかもしれませんが、この最初の一歩が後々の利益を生むので、トライする価値は十分にあります。
5.仕事に集中できる環境づくりをする
フリーランスになり、仕事に集中できる環境を作ることは、とても重要になります。
なぜなら、フリーランスはオフィスを自分で契約するなど、自分で仕事に集中できる環境づくりをしなければならないからです。
具体的には、以下のような環境づくりを行いましょう。
- 仕事部屋ができる家に引っ越す
- コワーキングスペースを契約する
フリーランスは自由な分、全ての責任が自分になるため、自分自身を管理する能力が必要になります。
そのために、あらかじめ自分が働きやすい環境を作っていくことが大切です。
フリーランスになるには?準備や必要な手続きを詳しく解説会社員からフリーランスに転職するメリット4つ
会社員からフリーランスに転職して得られるメリットを紹介していきます。
- 好きなことを仕事にできる
- 自由な働き方になる
- 収入が大幅に広がる
- 人間関係のストレスが軽減される
会社員からフリーランスへなることへの決意が揺らいでいる人は、フリーランスのメリットを把握した上で検討していきましょう。
では、紹介していきます。
1.好きなことを仕事にできる
会社員がフリーランスになるメリットは、好きなことを仕事にできることです。
なぜなら、フリーランスは誰にも拘束されずに、自分の発想や得意な分野で、世の中に貢献できるからです。
具体的には、以下のように好きなことをしているフリーランスがいます。
- イラストが得意な人は、デザイナー
- 文章を書くことが得意な人は、ライター
- 専門的知識に詳しい人は、エンジニア
なので、好きなことを仕事にできるのは、フリーランスの大きなメリットです。
2.自由な働き方になる
フリーランスとして活動していくメリットとしては、自分のあった働き方や理想のライフスタイルを実現できることです。
具体的には、以下のようなライフスタイルを実現できます。
- 好きな時間に起きれる
- 働く場所も自分の気分で決めれる
- 休日も自由に設定できる
会社員の場合は、決まった時間へ決まった場所へ行き、休憩も決められフリーランスと違い、縛られた生活を送ることになります。
ですが、フリーランスであれば場所や時間、そして服装や髪型も自分が理想とする働き方を決められるようになります。
3.収入が大幅に広がる
収入が大幅に広がることは、フリーランスのメリットです。
なぜなら、企業に属している限りでは、昇給ベースなどある程度の制約事項があり、どんなに働いて成果を上げたとしても、比例して収入が伸びないからです。
しかし、フリーランスであれば、とくに縛られるものもありません。
仕事をおこない、成果を上げれば上げるほど、自らの収入に繋がるので、大きく収入を伸ばすことができます。
こうした理由から、フリーランスは収入を大幅に広げることができます。
4.人間関係のストレスが軽減される
フリーランスのメリットは、人間関係のストレスが軽減されることです。
会社員の退職理由の大きな要因は、人間関係といわれています。
会社員の場合だと、苦手な上司や同僚と毎日を過ごすとストレスが溜まりますが、フリーランスになると働ける人を自分で選べます。
なので、フリーランスであれば、人間関係を選択できることから人間関係のストレスを軽減できます。
フリーランスの始め方5ステップ!なる前にやるべきことや仕事の探し方を徹底解説早く辞めたいときは転職がおすすめ
フリーランスも魅力的だけど、今はとにかく一刻も早く辞めたいと思う人は、転職がおすすめです。
ここでは、転職の流れを紹介していきます。
- 転職時期を決める
- 適職診断を受ける
- 転職エージェントに相談する
それでは紹介していきます。
1.転職時期を決める
転職する時期は、会社にも自分にも都合の良い時期に決めるのが望ましいでしょう。
なぜなら、会社の事情を無視して自分の好きなときに辞めてしまうと、人間関係や引き継ぎがなどが面倒になるからです。
たとえば、会社の決済期に辞めたり、その職種の一番の稼ぎどきに辞めることは避けたほうがいいでしょう。
できれば辞める時期を上司と相談して決めると、確実な円満退職ができ新しい再スタートを踏み出せます。
2.適職診断を受ける
転職をするときは、適職診断を受けることがおすすめです。
適職診断を受ける理由は、自身の適職を知ることにより不安を払拭できるからです。
適職診断を受け、自身の適正を知ることで、次に進む心構えをつくれるでしょう。
適職が絞れることにより、次の段階に進むための道筋も見えてくるので、会社を辞めることに対する不安をなくすことができます。
そのため、転職をするときは、適職診断を受けるといいでしょう。
3.転職エージェントに相談する
転職エージェントに相談をすることも、転職をするときのひとつの最善策です。
理由としては、転職のプロに相談することで以下のようなメリットが生まれえるからです。
- 不安や危機感についてアドバイスをもらえる
- 新たな選択肢や隠れた可能性を見出せる
ほかにも、経験・スキルからキャリアプランを提案してくれたり、面接対応などもしてくれます。
キャリアを逆算して将来設計を作り上げたいのなら、転職エージェントに相談をするといいでしょう。
フリーランスエンジニアは今からでも目指すべきか|令和時代に活躍できる存在になる方法を解説まとめ:会社員を辞めるためには、まず一歩踏み出すことが大切
本記事では、会社員を辞めるデメリット、フリーランスを目指すための手段を紹介しました。
- 焦らず冷静な判断で将来設計を考える
- フリーランスは安定するまでが大変だが希望はある
- すぐ辞めたいときは、転職もひとつの手段
近年では、経済事情やコロナウィルスの影響で、働き方が大きく変わりつつあります。
そのため、定年まで会社員として働き続けることが必ずしも正解とも断言できません。
あなたの人生の豊かになるように、少しでも参考にしてみてください。