コーディングテストとは?テスト対策方法から試験監督が見ているポイントも解説
「コーディングテストは何をするのかな」
「テストの対策方法を知りたい」
と思うことはありませんか?
エンジニア職を目指すなら、コーディングテストを受ける可能性あります。
つまり、コーディングテストについて理解しておく必要がありますよね。
そこで今回は
- コーディングテストとは
- コーディングテストの対策方法
- コーディングテストを実施している企業例
について解説します。
この記事を読めば、コーディングテストに向けて何をするべきか明確になります。
ぜひ最後まで読んでみてください。
コーディングテストとはそもそも何なのかを解説
近年、エンジニアの需要は高まっています。
そのため、企業は能力の高いエンジニアを確保するためにコーディングテストを実施するようになりました。
まずは、そんなコーディングテストが何なのか解説します。
- コーディングテストとは
- テスト形式
- 選択言語
順番にみていきましょう。
1.コーディングテストとは
コーディングテストは企業がITエンジニアを採用する際、応募者にコードを書くような問題を出して、回答してもらう試験です。
この試験を課す一番大きな理由は、履歴書や面接では分からないプログラミング能力や対応力を確認し、自社の求めるレベルに達しているかを見ることです。
企業が能力の高いエンジニアを採用するには、応募者の技術が自社の求めるレベルに達しているか確認する必要がありますよね。
2.テスト形式
コーディングテストは、対面形式かオンライン形式でおこなわれます。
どちらかによって、テスト形式は異なります。
具体的に対面形式の場合は、ホワイトボードやテスト用紙にコードを書き込んでいきます。
一方で、オンライン形式ではコードを共有できるツールを用いておこなわれます。
テスト形式は企業によって異なるため、あらかじめ確認をしておきましょう。
3.選択言語
問われるプログラミング言語は制約などはなく、好きな言語を使って大丈夫です。
制約がある場合でも、主要な言語は必ず使えるのでほぼ問題ないと考えてよいです。
例えば「Python」や「C++:」を使う人が多いですが、どの言語を選択してもマイナス要素にはなりません。
その言語を選択した理由を聞かれることはほぼないですが、返答できるようにしておいたほうがよいです。
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コーディングテストで問われる問題について解説
コーディングテストでは、下記のような項目を問われます。
- アルゴリズムについて
- 計算量いついて
- プログラミング言語について
- コンピュータ・サイエンスについて
これらを抑えて、テスト対策をしっかりとおこないましょう。
それぞれ解説していきます。
1.アルゴリズムについて
コーディングでは、アルゴリズムの理解はとても重要となります。
なぜなら、アルゴリズムが理解できていないとソースコードを見ても読み解けないからです。
アルゴリズムは、どのようにコンピューターに命令を与えれば正確に動いてくれるのかのロジックにもなります。
なのでアルゴリズムについて理解できていれば、とても複雑なソースコードでも、少ない記述で簡潔にコーディングする技術を身につけられるのです。
2.計算量について
計算量の問題は、アルゴリズムと関連して出題される可能性があります。
具体的に、コーディングのテストで出題される計算量の問題では、計算量を抑えるためのアルゴリズムが問われます。
なぜかというと計算量は計算にかかるコスト指標であり重要な項目となるからです。
計算量を高速化させて、効率の良いアルゴリズムを構築することがプログラミングには欠かせません。
3.プログラミング言語について
コーディングテストで問われる言語は、以下のような言語の中から基本的には自由に選択できることが多いです。
- C
- Python
- Ruby
- Java
実際に応募者がどの程度案件を理解してプログラミングをできるのか、その実践的なプログラミング能力を測る指標として各社がさまざまな課題を設けて導入を進めています。
4.コンピュータ・サイエンスについて
これは情報に関連した自然法則の解法なので、一言にサイエンス=科学と捉えない方がいいでしょう。
ですから、その問題を解くための勉強には、理学と数学、工学の3分野まで勉強する領域を広げなければなりません。
そして、すでに確立している専門分野もあり、有名なコンピュータグラフィクスやゲームデザインなど、たくさんの分野が存在しています。
コーディングテストのおおまかな流れを解説
コーディングテストは一般的に、下記3つのパターンのいずれかで実施されます。
- 制限時間内のすべてコーディングテスト
- 制限時間内の半分がコーディングテスト、残り半分がが面接
- 1日のうち複数回連続して面接をおこない、そのうちの1回がコーディングテスト
問題が出されたら、まずはよく確認して解決策を考えます。
考えがまとまったら実際にコーディングを始めます。
最後に、コードを解説して、ディスカッションを終えたら終了です。
また、面接がある場合はコードの解説後、面接官から質問があり、ディスカッションして終了となります。
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コーディングテストで面接官に見られるポイント
コーテイングテストでは、応募者のプログラミングたアルゴリズム関連の基本知識、論理的な思考力などが求められています。
根本として「どのように考えたか」の部分を重要視されるのです。
例えば、コーテイングテストだけでの判断だけでなく、不具合が生じたときに
- どこに問題があると考えたのか
- その後どのように対処したのか
これらを尋ねられることがあります。
つまり、面接官に自分の考えをしっかりと伝える能力が必要です。
「テスト当日、緊張して解説できなかった」というような状況が、起きないように繰り返し練習をしておきましょう。
コーディングテストの対策ができるWebサービス3選
コーディングテストの対策のため、Webサービスを利用して勉強しておきましょう。
下記はコーディングテスト対策がおこなえるおすすめのWebサービスです。
- Progate
- ドットインストール
- paiza動画ラーニング
それぞれ紹介していきます。
1.Progate
Progateは、未経験者でも基礎からコーディングを学べます。
具体的には、下記のような特徴があります。
- イラスト中心のスライドで学べる
- すぐに実践できる
- 最適な順番で学習を進められる
すでに250万人を超えるユーザーを保有しているため、実勢がある安心のWebサービスといえます。
2.ドットインストール
ドットインストールは、隙間時間に無理なく学習を進められます。
なぜなら3分間の短い動画で、気軽に利用できるからです。
具体的には、下記のような特徴があります。
- 豊富で幅広いレッスン
- 実践的に学習できる
- 講師に疑問を質問できる
ライフスタイルにあわせた学習をおこないたい人にはおすすめです。
3.paiza動画ラーニング
paiza動画ラーニングは、楽しく効率的に学習できます。
具体的には下記のような特徴があります。
- 環境構築不要ですぐ学習をスタートできる
- 3分のレッスン動画をみて理解を深める
- 不明点は現役エンジニアに質問できる
中でも「エンジニアに質問できる」のは、嬉しいポイントですよね。
わからないことは、どんどん質問していきましょう。
コーディングテストの対策ができる書籍3選
今はネットでも書籍のレビューが見られますので、レビューを参考にしながら実践に活用できるようなプログラミングの書籍を買うようにしましょう。
実際に本屋に行って内容をひとしきり確認してから買うのもおすすめです。
下記3つの項目はコーディングを学べる書籍です。
- 問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造 (KS情報科学専門書)
- プログラミングコンテストチャレンジブック [第2版] ~問題解決のアルゴリズム活用力とコーディングテクニックを鍛える~
- 世界で闘うプログラミング力を鍛える本
それぞれ紹介していきます。
1.問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造 (KS情報科学専門書)
書籍は、2万冊を突破したベストセラーです。
コードの種類が豊富であるため、コーディングテストの対策にはぴったりです。
また、アルゴリズムを理解するだけではなく、設計をおこなえるような実践的なスキルも身につけられます。
問題解決のためにどのアルゴリズムを選ぶべきか、について明確に解説しています。
2.プログラミングコンテストチャレンジブック [第2版] ~問題解決のアルゴリズム活用力とコーディングテクニックを鍛える~
プログラミングコンテストチャレンジブックは、競技のプログラミングに取り組む方向けの本です。
本の構成上、難易度が上がっていきます。
なので、プログラミングの基礎理解が身についた上で、コーディングテストの対策として活用するのがおすすめです。
3.世界で闘うプログラミング力を鍛える本
本書では、コーディング対策に特化した問題集です。
具体的には、189問の問題とその回答が記述されています。
また、コーディングテストに合格することのみを目的としていません。
エンジニアとして、どのような行動をとるべきかまでアドバイスしてくれます。
つまり、コーディングテストが終了してもずっと大切にできる一冊ですね。
コーディングテストの学習で注意するべき3点
コーディングテストに向けてが学習を進める際は、下記3つの項目を意識しましょう。
- 細かいミスを見逃さない
- エラーの原因を調べる
- 確認を繰り返す
これらは、手間がかかるので省いてしまう人が多いです。
しかし、ここでしっかり対策をおこなえば結果にも結びつきます。
ぜひ取り入れてみてください。
1.細かいミスを見逃さない
ミスを見逃さないことを重要視しながら勉強することが大切です。
これはコーディングテストに合格するためという理由ももちろんありますが、将来プログラマーになったときにミスを見逃さない癖をつけることによって、バグを減らすことに繋がるからです。
例えば、会社に入れば周りとの共同作業が多くなるのが普通です。
そこで自分のせいでバグが発生してしまうと、周りの人たちも巻き込んでしまうことになります。
だからこそ勉強の段階でミスを見逃さないようにするという意識が大切なのです。
2.エラーの原因を調べる
コーディングテスト勉強する際は、エラーの原因をきちんと調べましょう。
なぜなら、エラーをちゃんと読み解き理解することが、解決する近道となりとても勉強になるからです。
コーディングする際は必ずエラーに遭遇します。
エラーの原因をすぐに見つけだせれば、自然とスピードもスキルも上がっていくので、エラー解除はとても技術が身につくので重要と言えます。
3.確認を繰り返す
テスト本番になるとついつい焦って確認を忘れてしまうことがあります。
それを防ぐためにも勉強の時点で確認の癖を付けておくことが大事なのです。
例えばコーディングテストの時に自分が得意な問題が来たら、「これくらいは余裕で解けるだろう」と思ってケアレスミスが発生してしまうことも少なくはありません。
その思い込みによるミスを無くすためにも、勉強のときの確認は何度も繰り返しましょう。
非公開: 【コーディング入門】HTML・CSS・JavaScriptの基本をマスター!サンプルコードも紹介コーディングテストをおこなっている2つの企業事例
コーディングテストを取り入れている企業は多く存在します。
- LINE
- Yahoo
上記2つは、有名な大手企業です。
今回はこれらを参考に、どのようなコーディングテストをおこなっているのか見てみましょう。
1.LINE
LINEのコーディングテストは超高度で、最低でも一年単位で準備する必要があります。
一番大きな理由は、LINEはポテンシャル・将来性よりも現状のスキルを重視しているからです。
プログラミング未経験からコーディングテストを通過するのは不可能です。
具体的には、アルゴリズムやデータ構造の知識、数学的な思考力も求められます。
つまり、かなりの努力が必要という訳です。
2.Yahoo
Yahooのコーディングテストは数週間か、数か月の勉強で間に合います。
なぜならLINEとは正反対に、即戦力を求めているのではなくて、ポテンシャルを重視しているからです。
具体的には、出題数三問のうち最後の問題は正解できなくても合格できます。
しかし、難易度は低いと言ってもどんな問題が出題されるのかは100%当てることはできませんので、しっかり対策をしておきましょう。
まとめ:コーディングテストは企業の出題傾向をリサーチしておく
本記事では、コーディングテストについて解説しました。
- コーディングテストは多くの企業で導入されている
- コーディングテストは対策を念入りにおこなう
- コーディングテストは自分の考えをうまく伝える力が必要
コーディングテストは、企業によって出題傾向や、実施時間などが異なることがわかりました。
つまり、狙った企業で実施されているコーディングテストについて調べておく必要があるということです。
しっかりと調べたうえで、各々のコーディングテストに沿った対策をおこなっていきましょう。