脱毛サロンの看護師を辞めたい方必見|その理由と退職後におすすめの転職先を紹介
「脱毛サロンの看護師を辞めたい」
「脱毛サロンの看護師を辞めて次はどうすれば良いんだろう?」
と思うことはありませんか?
脱毛サロンの看護師を辞めようとしても、辞めるべきかどうか、辞めたらどうすれば良いのかで迷ってしまいますよね。
では、脱毛サロンに勤める看護師の次のステップにはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- 脱毛サロンに勤める看護師が辞めたい理由
- 脱毛サロンを辞める手順
- 脱毛サロンからの転職先
について詳しく解説します。
この記事を見れば脱毛サロンの看護師をどのように辞めて、次はどうすれば良いのかが明確になります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【脱毛サロンの看護師あるある】辞めたいと感じる理由5選
「脱毛サロンの仕事が辛い」と思われている方もいらっしゃることでしょう。
悩みや理由は人それぞれですが、実は共通点も見つかります。
こちらでは脱毛サロンの看護師を辞めたい人に共通している理由にはどんなものがあるのかをご紹介していきます。
- 営業が大変だから
- 将来が不安だから
- やりがいが見つからないから
- スキルの低下に対する懸念を感じるから
- 労働条件が良くないから
「仕事のことを考えると嫌な気持ちになる」という方も、原因が特定できれば対処できるかもしれません。
ぜひ多くの人の悩みをご覧いただきながら、考えを整理してください。
1.営業が大変だから
営業が大変で、脱毛サロンの看護師を辞めたいと思う方がいらっしゃいます。
なぜなら病院での勤務とは違い、クリニックでは売上をあげるのが大きな目的の一つだからです。
看護師として勤務していても、会社の一社員として営業をしなければなりません。
クリニックによってはノルマが課されて、営業成績により給与やボーナスが大きく変動してしまうところもあるくらいです。
単に丁寧な接客をしていれば良いのではなく、売り上げを意識しなくてはならないことがストレスで、嫌になってしまいます。
2.将来が不安だから
脱毛サロンを含めた美容業界では20代から30代で活躍している看護師が多く、30代半ば以降の年齢に差し掛かってくると、現職不安を感じてしまいます。
そのため脱毛サロンの従業員は、はやめに転職活動をおこなう方が多く見られます。
3.やりがいが見つからないから
脱毛サロンでの看護師がおこなう業務は、主にレーザー照射です。
一般の病院とは違い、繰り返し同じ作業をすることが業務の大半になります。
とくに忙しいクリニックでは、次から次へと新しい患者へ同じ作業を繰り返すので、単調な流れ作業にやりがいを感じられず、モチベーションが低下してしまいます。
やりがいを見つけられず、なんのために働いているのかがわからなくなることが辞めてしまう原因の一つとなっています。
4.スキルの低下に対する懸念を感じるから
脱毛サロンでの看護業務は、専門的でありながらも非常に限定されています。
注射・点滴・採血など病院や病棟での知識や経験を活かす場面がとても少ないといえるでしょう。
そのためせっかく身に付けたスキルを失ってしまうのが嫌で、脱毛サロンを辞めたいと思う方がいらっしゃいます。
5.労働条件があまり良くないから
採用時には労働時間の厳守がうたわれていながらも、実際の現場では守っていないクリニックも多いです。
また仕事が終わっていないにも関わらず、タイムカードをきり、サービス残業を強いられてしまう場合もあるくらいです。
新人の場合は覚えることも多いので、自然と休憩時間も短くなってしまいます。
労働環境の悪さにストレスを感じ、辞めたい気持ちが高まってしまうのが現状といえるでしょう。
脱毛サロンの看護師を辞めたいと思ったら考えるべきこと
脱毛サロンを辞めたいと思っても、「仕事が忙しくてなかなか言い出せない」「まだもう少し頑張れるんじゃないか」と決断できない方も多いのではないでしょうか?
実は辞めたい気持ちを持ったまま働くことは、あなたにとっても、職場にとっても良い影響はもたらしません。
こちらでは「辞める」「辞めない」の決断をできるよう判断のもととなる基準をお伝えします。
- 心も体も健康ですか?
- あなたの目標と今向かっている方向は合っていますか?
- 辞める以外にできることはないですか?
今の状況や考えを一度整理して、現時点の答えをしっかりと出しましょう。
1.心も体も健康ですか?
自分の仕事に責任感をもって取り組むのは素晴らしいですが、取り組んでいるあなた自身の健康は保ててますか?
もし以下のような症状が仕事中・プライベート中問わず出てくるようなら一度真剣に考える必要があるかもしれません。
- めまいや頭痛がする
- 吐き気がする
- 手足がしびれる
- 寝付きが悪い
- 胃が痛いときがある
- 蕁麻疹ができた
- 寝ても疲れが取れない
このような症状は体の危険を知らせるサインです。
責任感が強く、真面目に働いている方こそ、仕事との向き合い方や休みのとり方を一度考える必要があります。
2.あなたの目標と今向かっている方向は合っていますか?
あなたの目標は何でしょうか?
現職はあなたを目標に近づけていますか?
もし日々の忙しさで、目標が明確になっていないのであれば、一度時間を作って考えましょう。
日々の仕事が楽しくないと感じるのは、目標とずれてきているからかもしれません。
目標は変更しても構わないので、現時点での答えをしっかりと出すよう努めてください。
3.辞める以外にできることはないですか?
辞める以外にも、現状を解決できる方法はないでしょうか?
まずは、辞めたい気持ちになっている原因を特定して、仮説で良いので解決策をたててみましょう。
例えば、
- 同僚との関係が上手くいっていないのであれば、違う店舗への異動やシフトの変更を相談できないか
- 疲れがたまっていて仕事がうまく進まないのであれば、有給休暇などを取得してリフレッシュできないか
- 労働環境に疑問を感じるのであれば、専門家に相談や店舗内の業務改善で解決できないか
などがあげられます。
もし実行しても上手く行かない場合や、実行することに周りが協力的でない場合は、職場を離れる決断が必要かもしれません。
ただし辞めずに解決できることがあるのであれば、まずは実行してみることをおすすめします。
「仕事を辞めたい…」ストレスで限界がきたときの7つの症状や対処法を解説脱毛サロンの看護師を辞める手順
辞めることを決めたとしても、どうやってやめれば良いかわからない人もいるかもしれません。
正しい手順で辞めなければ、円満退社ができないだけでなく、同僚や顧客に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
以下の手順を参考に、辞めるための手順を確認してください。
- 転職先を探す・見つける
- 退職届を提出する
- いつ辞めるかを会社と協議する
- 業務の引き継ぎをする
- 備品と書類の受け渡しをする
迷惑をかけることなく、円満に、確実に辞められるよう進めていきます。
1.転職先を探す・見つける
辞める手順の第一歩は、次の職場が決まっていることです。
辞めたい気持ちだけで行動してしまうと、あとあと自分が大変です。
辞めたいと思い始めたときから、情報収集だけでも始めておくと、いざというときに焦らず行動ができるでしょう。
もし具体的に辞めることが決まったのなら、次の職場が決まるまで転職活動を続けます。
2.退職届を提出する
次の職場が決まったら、退職の意向を会社に伝えましょう。
退職の意向を伝えるときは、以下のポイントを頭にいれておいてください。
- 退職願ではなく、退職届を責任者に提出する
- いつまでなら会社にいれるかの期限を決めておく
- 辞めることは検討しているのではなく、決定事項であること
人手不足で困っている職場なら、あなたの退職を取り消そうといろいろと交渉をしてくるはず。
大切なのは、あなたが既に決断をして、辞める事実は変わらないことを面と向かって伝えることです。
3.いつ辞めるかを会社と協議する
退職届を提出したら、退職する日を決定してください。
あなたの都合や転職先の都合があれば、最優先にすべきです。
ただある程度譲歩できるなら、現職の都合も考慮する意向を示しましょう。
辞める事実は変わらないが、辞める日付なら多少協力する姿勢をみせることで、円満退社に繋がります。
4.業務の引き継ぎをする
退職日が決まりましたら、有給休暇の日数と業務の引き継ぎに必要な日数を計算します。
しっかりと休んで次にも備えながら、同僚や顧客に迷惑のかからない範囲で引き継ぎをおこなってください。
今すぐにでも辞めたい気持ちもわかりますが、あと数日の勤務は円満退社のために辛抱が必要です。
5.備品と書類の受け渡しをする
退職日には備品や書類を受け渡しする必要があります。
返却する備品は以下のとおりです。
- 支給品(衣類や用具など)
- 保険証
最終日までに必ず返すようにしましょう。
職場から受け取る書類などは以下のとおりです。
- 離職票
- 年金手帳
退職日より前に返却する・受け取ることもあります。
事前に流れを確認しておくとスムーズです。
美容業界の経験を活かせる転職キャリアプラン
「美容業界の経験を活かしたい」「せっかくなら収入を落とさずに今の業務を継続したい」と考えている方も多いはず。
業界は変えたくないけど、今のクリニックは合わないので辞めたいという方は、以下のような選択肢がおすすめです。
- 同じ分野のクリニックへ転職する
- 美容業界内の別分野のクリニックへ転職する
- クリニックの規模を変えて転職する
- 保険診療の一般病院やクリニックに転職する
同じ業界で働きたいなら、これらが選択肢です。
一つ一つ見ていきましょう。
1.美容業界内の同じ分野のクリニックへ転職する
脱毛サロンに勤めている方が、別の脱毛サロンに転職をするという選択です。
やってきたことがそのまま活かせるので、即戦力と期待され、収入も一定の水準以上に保つことができるでしょう。
業務の内容には不満や問題を感じておらず、人間関係などが原因で今の職場を離れたい方におすすめの方法です。
また同じ脱毛サロンとはいっても、使っている機器や施術方法が異なることも多いです。
「新しいことを学びたい」「まだまだ脱毛サロンの業界にいたい」という方は、今の職場にはない環境があるクリニックを選ぶのも良いでしょう。
2.美容業界内の別分野のクリニックへ転職する
脱毛サロンに勤めている方が、脱毛サロン以外の美容関連のクリニックに転職するという選択です。
「美容業界が好きでまだまだ関わりたい」「脱毛にこだわらず新しい美容業界の知識を身につけたい」という方におすすめです。
最低限の知識は脱毛サロンで身につけているものの、分野が違えば覚えることもたくさんあるでしょう。
デメリットとしては、給与が下がってしまう可能性があることや新しい知識を覚えるまでの手間がかかってしまうことがあげられます。
ただし最初の期間を乗り越えれば、スキルや知識の幅が広がるのがメリットです。
3.クリニックの規模を変えて転職する
今お勤めのクリニックは、大規模ですか、それとも小規模ですか?
こちらの選択は、今お勤めのクリニックと違う規模のクリニックを選ぶというものです。
なぜ規模が違うクリニックを選ぶのかというと、それぞれの特徴が異なるからです。
例として、以下の特徴があげられます。
- 大規模クリニックは、患者数が多く、たくさんの施術に触れることができる
- 小規模クリニックは、患者数が少ないが、一人一人に時間をかけられる
- 大規模クリニックは、流れ作業になりがち
- 小規模クリニックは、患者数が少なくてたくさんの経験を積めない
脱毛サロンの分野で得た知識やスキルを活かしながら、異なる経験をしたい方におすすめの方法です。
4.保険診療の一般病院やクリニックに転職する
脱毛サロンなどのクリニックから、保険診療の病院やクリニックに戻るという選択です。
民間のクリニックで得られた経験は、保険診療の病院でも活かせるものが多いでしょう。
例えば、
- 短時間でできるだけ多くの仕事をこなすための業務効率化
- 売上に貢献するために磨いた接客術
- 民間企業ならではのクレーム対応
などがあげられます。
また保険診療のクリニックでも、美容関係の自由診療をおこなっているところもあり、ダイレクトに経験を活かせる場面もあるはず。
患者とどのように関わりたいのかを考えて、転職してみても良いかもしれません。
未経験OKの他業界へチャレンジ|おすすめの転職先5選
「脱毛サロンの看護師を辞めたい」という方に向けて、他業界のおすすめ転職先をご紹介していきます。
経験を活かせる業界から、未経験でも転職できる業界とその特徴を紹介していきます。
- コールセンターのマネージャー職
- エステティシャン
- 化粧品メーカーでの美容部員
- 事務職
- エンジニア・プログラマー
一つ一つ見ていきましょう。
1.コールセンターのマネージャー職
コールセンターのマネージャー職は、コールセンター業務のうち、クレーム対応や全体の進捗管理などをおこなう役割の仕事です。
脱毛サロンで直接患者とやり取りをしていた方であれば、クレーム対応や進捗管理の経験は充分積まれています。
最初は一コールセンターのオペレーターとして転職したとしても、マネージャーを目指すことで、収入アップも目指せます。
2.エステティシャン
エステティシャンとは、皮膚の手入れや体型を整えるなどの全身美容をおこなう技術者のことをいいます。
脱毛サロンで経験した接客や営業スキルなどを活かせて、より幅広いサービスを患者に提供できる仕事といえるでしょう。
脱毛サロンでの業務と比べて幅広い知識やスキルが必要なため、まだまだ美容業界で頑張りたいという方におすすめです。
3.化粧品メーカーでの美容部員
化粧品メーカーでの美容部員は、別名ビューティアドバイザーやビューティカウンセラーと呼ばれ、百貨店や専門店で化粧品のカウンセリングやメイクを担当する仕事です。
美容業界で接客をした経験や身に付けた知識が役に立つのはもちろん、化粧品などお気に入りの商品を販売できる楽しみが味わえるのが特徴です。
脱毛サロンから化粧品メーカーの接客業を経験することで、経歴の幅も広がるので、その次のステップでさらに選択肢が広がるのも魅力といえるでしょう。
4.事務職
事務職は、パソコンスキルがあれば、未経験の方でも転職できる仕事です。
さまざまな業界で募集がありますので、今までの経験を活かせる仕事でもあります。
事務職のメリットとしては、
- 急な休みでも取りやすい
- 在宅でできる
- 顧客とのやり取りが少なめ
などがあげられます。
対して、個人の成果を評価しづらいので、給与に反映しにくいことなどです。
新しい職種にチャレンジしながらも、在宅ワークや労働環境を重視するのであれば、おすすめの仕事といえます。
5.エンジニア・プログラマー
「脱毛サロンの看護師からエンジニアってさすがに無理じゃない?」「エンジニアやプログラマーって未経験で転職は無理でしょ」などとお考えの方も多いはず。
ただ実は、エンジニアやプログラマーの業界は未経験者を受け入れる体制が整っていて、やる気さえあれば転職可能です。
なぜならIT業界は、人手不足が深刻なため、未経験者でも学べる環境があるからです。
一度スキルを身につければ、転職の幅も大きく広がります。
これを機会に検討してみるのはいかがでしょうか。
まとめ:脱毛サロンの看護師を辞めたいなら、将来のプランを明確することから始めよう
本記事では、脱毛サロンを辞めたい看護師の方に向けて、辞めるかどうかの判断基準や辞めると決めたあとの転職先について解説していきました。
- 脱毛サロンを辞めたい理由は、人間関係か看護師としてのスキル低下が気になっているから
- 脱毛サロンを辞めるのは、次の仕事を見つけてから動き出すべき
- 転職先を見つけるには、美容業界を続けるかどうかを一度整理しよう
脱毛サロンの看護師として働いたことで、一般病院の看護師でいたときよりも、選択の幅が広がりました。
あなた自身の目標はもちろん、美容業界にいたいのかそうでないのかを整理して、次の仕事をどうするのか検討してください。
まだ考え始めたばかりで、決断ができないという方は、今すぐに辞めなくても、資格の取得や勉強をスタートするきっかけと考えても良いかもしれません。