LPコーディングにかかる相場を徹底解説!依頼先を選ぶポイントも紹介

公開日: 2022.07.25
更新日: 2024.01.04
LPコーディングにかかる相場を徹底解説!

「ランディングページ(LP)のコーディングって何をするの?」
「ランディングページ(LP)の料金相場を教えて」

と思うことはありませんか?

LP制作をプロに依頼しようと思っても、料金がさまざまなので、どの会社にお願いしたらいいのか迷ってしまいますよね。

外注先を選ぶには、どのような視点で決めていけばいいのでしょうか?

そこで今回は、

  • ランディングページ(LP)制作の料金相場
  • LP制作で費用追加となりやすい要素
  • ランディングページ(LP)コーディングに強い制作会社

について詳しく解説します。

この記事を読めば、LP制作コーディングの相場がわかり、必要な予算で外注先に依頼ができるようになります。

ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。

LP制作でコーディングを依頼するときの料金相場

LP制作でコーディングを依頼するときの料金相場

ランディングページ(LP)制作は、企画から(白紙の状態)依頼もできますが、LPのコーディングのみの依頼もできます。

その場合は、制作以外の要件定義やデザイン素材集めを自社でおこなうので、あらかじめ構成ができた状態といえます。

コーディングのみの料金相場は、下記のとおりです。

コーディングのみ依頼する際の相場目安
制作会社に依頼する場合 10万~15万円(2万円~提供している会社もある)
フリーランスに依頼する場合 2万円~10万円

制作会社の場合は、多くの人が携わるので、フリーランスに比べて料金が高くなる傾向です。

制作者別|LP制作の相場

制作者別|LP制作の相場

制作会社の見積もり金額は、制作会社のレベルと、どの工程を作業するかによって大きく変わります。

基本的なことが一通りできるのか、発注者のコンセプトに合わせてデザインできるのか、できる程度が異なるからです。

下記の表は、制作会社とフリーランスに依頼する場合の相場目安です。

制作会社の場合 フリーランスの場合
要件定義・構成作成から依頼する場合 30万~60万円
60万円以上
20万~30万円
(10万円以下、60万円以上もある)
デザインから依頼する場合 30万円~50万円 10~30万円
コーディングから依頼する場合 10万~15万円 2万円~10万円

ランディングページ(LP)制作は制作以外の運用や更新、広告費にも費用がかかります。

なので、ゴールから逆算して必要な予算を決める必要があるのです。

lp コーディング 時間LPコーディングでかかる時間がわかる|LP制作期間を短縮する方法3選

LP制作の相場が変わる4つの要素

LP制作の相場が変わる4つの要素

LP制作は、デザインや機能を求めれば求めるほど費用が上がっていきます。

なので、費用追加になりやすい要素を知って自社でできることと、制作会社にお願いしたいことを分けて考えていくことが大切です。

ここでは、LP制作の相場が変わる要素についてお話します。

  1. ページの長さ
  2. デザインのこだわりやフォームの実装
  3. レスポンシブ対応の有無
  4. 制作会社でデザイン素材を提供する

費用追加となるコーディングをおこなう場合は、5,000〜2万円程上乗せされることもあるので、制作前にしっかりと必要なパーツを揃えておく方がよいです。

以降でそれぞれの特徴をみていきましょう。

1.ページの長さ

ランディングページ(LP)はページ上部からページ下部まで一つ続きになっており、ページの長さ(サイズ)によって料金は変わってきます。

制作会社によって「〇〇px」や「約A4 3枚程」など単位の指定があるので、ページのボリュームによって金額が変わると知っておきましょう。

2.デザインのこだわりやフォームの実装

アニメーションなどの処理が多い場合も、相場が変わってきます。

また、お問い合わせフォームや、購入・予約フォームなどの、フォームの実装なども、プログラムでコードを追加していくので費用追加となりやすいです。

お客様の入力内容(データ)を扱う処理を記述していく必要があるからです。

フォームの実装は簡単なものから「入力ミスを指摘する処理」などの細かな実装もあり、要望に応えるためには、工数と費用がかかってしまうものです。

3.レスポンシブ対応の有無

レスポンシブデザインとは、PCやスマホなど画面サイズの異なるデバイスごとにレイアウトを最適化するデザインのことです。

PCとスマホで表示を変えるために「コーディング」が必要になるため、レスポンシブ対応の有無で相場は変わります。

最近では、スマホで検索する人の方が多いので、スマホに最適化されたレスポンシブ対応にするのは必須かもしれません。

なので、見積もりの段階で予算に入れておくと費用追加とならずに済みます。

4.制作会社でデザイン素材を提供する

通常なら、ランディングページ(LP)は自社の魅力を伝えるために、自社でデザイン素材を用意しておく所です。

ですが、適切な素材が用意できない場合、制作会社に相談することができます。

素材の手配方法は、有料素材サービスや、制作会社からお付き合いのある会社へ発注する場合もあるので、その分の費用は追加になりやすいです。

LP制作工程の5つの流れ

LP制作工程の5つの流れ

ここでは、LP制作の5つの流れを解説します。

各フェーズで発注者と制作会社がやることを把握しておくと、制作時間の短縮に繋がるので、スムーズに制作に取り組めます。

  1. ターゲット選定
  2. 構成案作成
  3. デザイン制作
  4. コーディング作業
  5. テスト・公開・運用

それぞれみていきましょう。

1.ターゲット選定

ランディングページ(LP)は、顧客像(ターゲット)の興味をそそる内容でないと、いくらデザインや文章を書いても響きません。

ターゲットを決めるメリットが大いにあるからです。

ターゲットには、性別と年齢だけでなく、家族構成や職業、ネットを見る時間、趣味、嗜好などほかにも細かく設定していきます。

例えば、ターゲットを決めると下記のような役立つことがあります。

  • 言葉やデザインの方向性の決定
  • 購入で重視するポイント
  • 心をつかむセールスポイント

参考:Web制作・運用バイブル 2022|マイナビムック

ですので、始めにおこなうミーティング(要件定義)でしっかりとターゲットを固めていきましょう。

2.構成案作成

構成案作成では、ターゲットに合う訴求軸を定めて、文章や画像の配置順を決めていきます。

そのため、必要な原稿や素材の準備が必要ですが、発注者が準備するのか、制作者が準備するのかは制作会社によって異なってきます。

自分たちで原稿を書く場合は、プロが後で修正してくれることをイメージして飾らない言葉で商品の魅力を伝えるとよいです。

3.デザイン制作

文章(テキスト)や画像が決まったら、サイトのデザインコンセプト(方向性)を決めていきます。

制作会社が対応してくれる工程ですが、必要に応じて、制作会社が参考URLを送ったり、発注者側がイメージURLを送ったりしてすり合わせをします。

お互いに提案し合うときは、なぜそれがいいと思ったのか意図を汲み取りながら、進めていくと後戻りがなく進められます。

4.コーディング作業

必要な素材(テキスト、画像)と配置する場所が決まったら、LPを組み立てていく作業に入ります。

コンピュータがわかる言語でコードを書いていくことを、コーディングといいます。

コーディングには、

  • HTMLコーディング
  • CSSコーディング
  • JavaScriptの実装

などがあり、表示(HTMLとCSS)と動き(JavaScriptの実装)を記述していきます。

コーディングは、お問い合わせフォームやレスポンシブデザインをする場合にもおこなわれますが、制作会社がほとんど対応してくれます。

ですが、ある程度サイト内部の構造を把握しておくと、打ち合わせなどもスムーズにできるので、コーディングの工程も積極的に参加できるといいです。

5.テスト・公開・運用

ここでは、仕様どおりサイトが表示されて動作するのかテストする段階です。

そして、LPの公開がされると、運用フェーズでしっかり数字(購入に至った数など)を分析していきます。

運用をおざなりにすると、成果のないLPになってしまうので、企画の次に大切な工程といえます。

LPのコーディングをプロに依頼する3つのメリット

LPのコーディングをプロに依頼する3つのメリット

ランディングページ(LP)コーディング制作を「プロの手を借りる」とどんなメリットがあるでしょうか。

LP専門に特化した会社もあるので、外注する際に参考にしましょう。

  1. 売上に繋がるLPを作れる
  2. Web制作のトレンドやノウハウを熟知している
  3. 成果物の品質や納期が保証される

以降でそれぞれ解説していきます。

1.売上に繋がるLPを作れる

ランディングページ(LP)はWeb広告からの集客を目的としているので、マーケティング(売れる仕組みをつくる)に強い制作会社なら、売上に繋がると期待できます。

どういった方法でWebサイトに誘導して購買につなげていくのかというのは、実績のあるプロに依頼すると安心できるからです。

2.Web制作のトレンドやノウハウを熟知している

ランディングページ(LP)は、ターゲットに刺さる見せ方をしていくので、その場の流行りやIT技術を知っているプロならすぐに対応できます。

金額に見合ったクオリティが期待でき、さらに制作会社から教えてもらった技術も自社に取り入れるメリットがあるのです。

3.成果物の品質や納期が保証される

プロに外注した場合は、品質や納期が管理されるので、自信を持って営業に繋げることができます。

LP制作以外の業務にも時間をさくことができるので、効率的に業務を進められるのです。

LP制作に強い制作会社5選

LP制作に強い制作会社5選

それでは、LP制作に強い会社はどういったところがあるでしょうか。

ここからは、外注先として参考になる制作会社を紹介します。

  1. 株式会社ポストスケイプ
  2. 株式会社Ryuki Design
  3. 株式会社ZERO
  4. アライブ株式会社
  5. 株式会社nanocolor(ナノカラー )

それぞれみていきましょう。

1.株式会社ポストスケイプ

  • 初期制作プラン:600,000~
  • LP改善プラン:200,000~/月
  • LPお試し診断プラン(コンサルプラン):300,000~

株式会社ポストスケイプは、

  • 全体の構成設計からおこなう「初期制作プラン」
  • 運用中の改善支援をおこなう「LP改善プラン」
  • 運用中のLPに改善の提案をする「LPOお試し診断プラン」

があります。

LPO(ランディングページ最適化)に対応している会社なので、マーケティングの視点からアドバイスが期待できます。

スマホ対応や写真や動画の撮影など、プランとは別に料金が発生する項目もあるので、見積もり依頼などで確認しましょう。

公式サイト:株式会社ポストスケイプ

2.株式会社Ryuki Design

  • ライトプラン:89,800円
  • スタンダードプラン:149,800円
  • ハイクオリティプラン:199,800円

各プランは、ページの長さや有料素材の使用点数によって料金が違い、スマホに対応した場合は上記金額に費用追加されます。

ほかにも、ワイヤーフレーム制作料金やテキストコーディング料金、ディレクション料金などが設定されているので、依頼したい内容に応じて予算を調整できます。

公式サイト:リューキデザイン

3.株式会社ZERO

  • 制作料金:270,000円(ランディングページデザイン制作、フロントエンドコーディング、スマートフォンLP制作込み)

株式会社ZEROでは、おおよそ1.5 ~ 2か月程度の期間でLP制作に対応しています。

修正回数を何回までと制限を設けていないため、複数回対応することも可能です。

LPの制作と運用をすべてお任せできるので、マーケティング経験のない発注者でも安心してご相談できます。

オプション料金として予算に応じて機能を追加できるので、見積もり依頼で確認しましょう。

公式サイト:ZERO式ランディングページ制作。LP制作は株式会社ZERO。

4.アライブ株式会社

アライブ株式会社は、今までにフィットネスやエステ、化粧品、学校法人などさまざまな業界のランディングページ制作に携わっています。

そのため、同じ業界のランディングページを制作したい場合に、これまでの知見から成果の出るLP制作が期待できます。

公式サイト:アライブ株式会社

5.株式会社nanocolor(ナノカラー )

公式サイトでは、戦略立案から企画設計、制作運用までのステップに必要な作業を細かく明記しているため、LP制作フローを具体的にイメージできます。

公式サイト:ナノカラー

LP制作会社を選ぶ3つのポイント

LP制作会社を選ぶ3つのポイント

気になるLP制作会社が見つかったら、まずは見積もり依頼をすると思いますが、「なにをやりたいのか」を明確に伝える必要があります。

作りたいサイトのイメージを制作会社と共有する必要があるからです。

サイトの目的を明確にしたうえで、3つのポイントを押さえて制作会社を選びましょう。

  1. LP制作実績が豊富でマーケティングの視点から提案ができる
  2. 料金設定がわかりやすく開示されている
  3. 導入後のサポートが充実している

以降で、それぞれ解説していきます。

1.LP制作実績が豊富でマーケティングの視点から提案ができる

ランディングページ(LP)は、売上に繋げるページなので、マーケティングの視点がある方が効果の出るLPを作成しやすいです。

また、LP制作の実績はホームページから確認ができるので、実績ページのある「〇〇〇」というサイトを作りたいという具体的なイメージを持って制作会社を選ぶと良いです。

2.料金設定がわかりやすく開示されている

料金設定がわかりやすいと、契約後の確認作業がスムーズにいきます。

というのも、LP制作は発注者と制作者のイメージを合わせて理想に近づけていくので、ぱっと見るわかりやすさはコミュニケーションしやすさと等しくなりやすいからです。

3.導入後のサポートが充実している

ランディングページ(LP)は企画の次に導入後の運用が大切といわれています。

LPの効果がないと、素材の変更や追加などをする必要があるからです。

導入後のサポートは別途発生するのか、どこまで対応可能なのかを確認して、相談しやすいパートナーに決めるのも制作会社選びのポイントです。

まとめ:LPコーディングの相場と重要性を理解して、実績のあるプロに依頼しよう

今回は、ランディングページ(LP)コーディングにかかる相場について解説してきました。

まとめると以下となります。

  • LP制作の相場は、制作会社のレベルとどの工程を依頼するかで異なる
  • LPコーディングで費用追加になりやすい要素は複数存在する
  • LP制作は専門的なプロに依頼する方が、売上成果が期待できる

ランディングページ(LP)制作に特化した会社があるほど、ネットからの集客を担うLPは、売上に直結する重要なページです。

魅力的なデザインと申し込みフォームを合わせて構成されることが多く、その分レベルの高いコーディングをおこなうことも可能です。

コーディングの工数が増えると費用も高くなるので、企画の目的とどのように運用していきたいのかを明確にして進めることが大切になります。

LP制作とコーディングの流れが掴めたら、外注先を決めてサービスを利用してみましょう。

関連記事

資料請求

  • 短期集中で最速エンジニア転職を実現-転職成功者インタビュー一覧

    DMM WEBCAMPでは転職成功率98%を実現しています。本資料では、元警察官や元ラーメン屋など様々なバックグラウンドを持つ卒業生の声をお届けします。

    資料をダウンロードする
  • IT技術がもたらす3つの変化と身につけるべきスキル

    IT技術の発展により、今後10~20年程度で47%の仕事がなくなると言われています。どのような変化が訪れ、私達はどのようなスキルを身につけるべきかを解説します。

    資料をダウンロードする
  • 未経験がフリーランスエンジニアになる方法-年収アップで自由な働き方を手に入れる

    働き方改革やリモートワークの影響でフリーランスという働き方の人気は高まりつつあります。フリーランスエンジニアとして活躍するために必要な情報をお届けします。

    資料をダウンロードする

© 2024 WEBCAMP MEDIA Powered by AFFINGER5