クラウドソーシングのタスク型案件は稼げるの?|受注方法からおすすめサイト3選を紹介
「クラウドソーシングのタスク型ってなんだろう」
「タスク型の仕事はどんな案件があるのかな?」
と思うことはありませんか?
クラウドソーシングのタスク型案件は、比較的新しい仕事の割り当て方法で、近年人気が高まっています。
そんなタスク型案件をこれから受注したい人は、なにから始めるべきなのでしょうか?
そこで今回は、
- クラウドソーシングのタスク型案件とは
- クラウドソーシングのタスク型案件のメリット・デメリット
- タスク型に多い案件の種類
について解説していきます。
この記事を読めば、クラウドソーシングのタスク型案件をこなせるようになります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
クラウドソーシングのタスク型案件とは
クラウドソーシングのタスク型の案件とは、企業や個人が、通常インターネットを介して、大勢の人に業務を委託するものです。
このタイプの案件は、短時間で多くの人から意見を募るためによく利用されます。
具体的には、募集する条件(年齢・性別など)を満たしていれば、基本的には誰でも作業が可能です。
アンケートやレビューなどの簡単な作業が中心で、初心者や、スキマ時間にお小遣いを稼ぎたいライトなワーカーに最適でしょう。
クラウドソーシングのタスク型案件のメリット4選
タスク型案件は多くの収入を得ることは困難ですが、メリットが多いことが特徴です。
- 初心者にもおすすめ
- スカウトの可能性がある
- 実績づくりになる
- 得意分野が明確になる
それぞれ見ていきましょう。
1.初心者におすすめ
タスク型の案件が初心者に推奨される理由はたくさんあります。
そのひとつは、新しいスキルを学ぶための明確で簡潔な方法を提供すること。
案件に取り組んでいるときは、目の前のタスクを完了するために必要な特定のスキルを学ぶことに集中できます。
これは、より複雑なプロジェクトに必要なすべてのスキルを一度に学ぼうとするよりもずっと簡単なことなのです。
もうひとつの理由は、ポートフォリオを素早く構築するのに役立つからです。
仕事を始めたばかりだと、潜在的な顧客に見せられるような仕事は多くないかもしれません。
しかし、クライアントのために小さなタスクを完了することに集中すれば、自分のスキルや能力を紹介するポートフォリオを素早く構築できます。
2.スカウトの可能性がある
タスク型に案件は、スカウトされる可能性があります。
企業にとっても案件ごとに適した人材をつける作業は手間がかかるため、依頼者にもメリットが大きいからです。
具体的には、タスク型案件で優秀な人材とみなされた場合、継続した依頼をお願いされることがあるでしょう。
今後スカウトされる可能性を高めるために丁寧かつ、クライアントの要望に沿った成果物を納品するように心がけることが大切です。
3.実勢づくりになる
誰でも気軽に始められるのが魅力のクラウドソーシングですが、報酬の良い案件は、クライアントに自分を売り込んで獲得しなくてはなりません。
そんな「実績づくり」に役立つのが、タスク型案件です。
タスク型の仕事内容は、初心者・未経験でも参加できる簡単な案件が多く、クライアントの指示通りにおこなえば、ほぼ承認されます。
初心者は、まずタスク型案件をこなして「きちんと作業を推敲できる人材である」ことを示しましょう。
タスク型で実績づくりをして、クライアントの信頼を得ることが、プロジェクトやコンペ形式の案件獲得につながります。
4.得意分野が明確になる
タスク型は、自分の得意分野を見つけるのに最適な方法です。
案件を受注することで、自分の得意なことや楽しいと思えることを知れるのです。
例えば、あなたがWebデザインに興味があるとします。
クラウドソーシングで「簡単なWebライティングをおこなってほしい」という案件を受注してみましょう。
納品後、クライアントの評価によって、自分がそのスキルに向いているかどうかを判断できます。
クラウドソーシングのタスク形式のデメリット2選
タスク型案件には多くのメリットがある中、下記2つのデメリットも存在します。
- 単価が安い
- 承認されない場合がある
デメリットをしっかり把握して、タスク型案件に取り組むようにしてください。
1.単価が安い
クラウドソーシングのタスク型案件は、大量募集の簡単な案件がメインで、誰でも気軽に参加できるメリットがあります。
しかしその分、プロジェクト形式やコンペ形式の案件に比べ、報酬単価が非常に安い案件が目立ちます。
具体的に、簡単なタスク型案件を検索してみましょう。
検索結果にリストアップされた案件の多くが、報酬単価5円から10円程度となっています。
これでは1日中作業しても、普通のアルバイトの1時間分にも届かないことも。
クラウドソーシングのタスク型案件は単価が安く、まとまった収入を得る目的には向きません。
あくまで、場所や時間にとらわれずにスキマ時間を有効活用する手段のひとつと割り切って利用しましょう。
2.承認されない場合がある
潜在的なデメリットとして、必ずしも全員が承認するわけではないことが挙げられます。
例えば、企業が新製品のデザインをクラウドソーシングで募集する場合、一部の人は自分の意見に価値がない、あるいは自分のアイデアが使われないと感じるかもしれません。
このような場合、不満や憤りといった感情が生まれる可能性があります。
ワーカー側は承認されないと報酬も受け取れませんので、受注する際は内容をあらかじめ吟味しておこなうことが重要です。
クラウドソーシングのタスク型に多い案件の種類
タスク型案件の種類として人気があるのが、マイクロタスクです。
マイクロタスクとは、下記3つの項目のような、短時間で簡単に完了できる小規模でシンプルな案件のことです。
- アンケート
- データ入力
- 簡単は文章作成
では見ていきましょう。
1.アンケート
アンケートの仕事内容は、アニメやドラマの感想から実際に購入や使ったことがある商品やサービスなどの口コミなどが多くあり、簡単な内容ほど単価は安いです。
同じアンケートでも文字単価が高いのは、
- 主に変わった体験談
- 購入した商品の画像も添付し、レビューを記載
といった、割と手間がかかる案件が多いと挙げられます。
普通に質問だけに答えるだけなら簡単ですが、写真や実際の経験談の声が必要だと手間がかかるので、条件に当てはまる人だと少ないでしょう。
2.データ入力
データ入力は、システムやデータベースに入力する仕事なので、ラウドソーシングを始めるには最適かつ、やりがいのある仕事です。
例えば、PDF文書からExcelのスプレッドシートにデータを書き写すような案件があります。
小さなミスでも大きな影響を与えるため、データ入力の際には正確さと細部にこだわることが大切。
データ入力は非常に面倒で時間のかかる作業ですが、在宅でお金を稼ぐには魅力のある案件です。
3.簡単な文章作成
クラウドソーシングのタスク型案件では、簡単な文章作成の仕事をできます。
比較的文字数の少ないまとめ記事や口コミ、体験談などを募集するものが多く、初心者にも取り組みやすい案件となっています。
単発の仕事のため、まとまった時間がなくても取り組みやすいでしょう。
またクライアントと直接やり取りする必要もなく、初心者でも気軽に受注・納品できます。
クラウドソーシングのタスク型案件で承認される3つのコツ
タスク型案件で承認される確率を上げるために、下記3つの項目を実践してください。
- レギュレーションを守る
- コピーペーストをしない
- 誤字脱字に気をつける
それぞれ解説していきます。
1.レギュレーションを守る
タスク型案件の承認のコツは、レギュレーションを守ることがあります。
タスクは単価が安いのでつい勢いで手軽に済ませたくなりますが、依頼内容はきちんと確認することが大事です。
例えば、案件ではよく文面の指示で「ですます調・である調」などの注意点についても細かく指定がされていて、その指示を守ってないと承認されないことも。
逆に内容にあっていれば、ほぼ確実に承認されるので内容をよく読むことが非常に大切です。
2.コピーペーストをしない
クラウドソーシングでタスク型の案件をしたときに承認されるためには、ほかのサイトからの記事をコピーペーストしないということが大切です。
なぜなら、クラウドソーシングのタスクでは、その人自身が書いたオリジナルの記事を提出されることが求められるからです。
つまり、そのタスクに必要な情報などはほかのサイトを使って調べつつ、記事の内容や書き方はあくまでもオリジナルであることが必須。
最近ではコピーペースト率をチェックできるツールもあるので、自分が書いた記事が「他社の記事のコピーしていないか」をチェックすることもできるので控えましょう。
3.誤字脱字に気をつける
クラウドソーシングのタスク型の案件で承認されるためには、自分が書いた文章の中に誤字や脱字が無いかをしっかりチェックすることが大事です。
なぜかというと誤字や脱字があるということは、自分の仕事が終わったあとにその内容を細部まで確認していないと思われてしまうから。
とくにライティングのタスク型の案件は、厳しくチェックされることが多いです。
クライアント側で修正すれば良いだろうと誤字や脱字を放置していると、非承認になってしまうこともありますので注意しましょう。
クラウドソーシングのタスク型案件で不承認されるケース
タスク型案件は、下記の要因で不承認になるケースがあります。
- 依頼内容と合っていない
- 依頼者が操作を誤った
- 悪質なクライアントだった
不承認された場合でも、それは必ずしもワーカーのせいではありません。
順番に紹介していきます。
1.依頼内容と合ってない
作業内容と依頼内容が合っていない場合には、不承認となってしまう可能性が高いです。
それは内容もそうですが「改行禁止」と書かれているものの改行しながら書いているなど、書き方についても見られます。
つまり、依頼内容を見るときには最初から最後までしっかり目を通し、その内容に確実にあてはまるような作業をすることが大事です。
タスク型の案件に慣れてくると依頼内容を適当に見てしまう人も多いので、慣れてきたときこそ深くまで内容を確認しましょう。
2.依頼者側が操作を誤った
クラウドソーシングのタスク型は、依頼者側が操作を誤った場合は不承認されます。
元々タスクは簡単な作業がメインなので原則依頼した内容にあっている場合のみ承認されるので、依頼者側のミスでもなる場合はあります。
万が一、レギュレーションをしっかり守ったものの不承認にされた場合は、自分に能力がないと落ち込む必要はありません。
タスク型案件はサイト内で豊富に取り扱われるているので、積極的に受注していきましょう。
3.悪質なクライアントだった
悪質なクライアントによる作業だったがために、不承認とされたケースもあります。
承認の催促メールを送っても返信がこないことが多いので、諦めてほかの案件を受注しましょう。
対策としては、タスク型案件を進める前に、クライアントの評価を確認しておくことが挙げられます。
自身の成果物が無駄にならないようにするために、実績がない・評価が極度に悪い場合は要注意です。
クラウドソーシングのタスク型案件を受注する前に知っておくこと
下記2つの項目は、タスク型案件に限らず、クラウドソーシングを利用する人は必ず知っておくべきことです。
- システムサービス料が引かれる
- 税金を払う必要がある
それぞれ解説していきます。
1.システムサービス料が引かれる
クラウドソーシングは、システムサービス料が差し引かれるので実際に受け取る金額は報酬よりも少なくなります。
手数料はサイトごとに違いますが大体5%から20%で、さらに口座へ振り込む時にも振込手数料も発生します。
例えば報酬が合計で5,000円あって、システム利用料が20%、振込手数料で500円かかるとしたら実際に受け取るのは2,500円。
手数料だけで2,500円もかかるので、手数料が幾ら発生するかで利用するクラウドソーシングを選ぶことも大事です。
2.税金を支払う必要がある
クラウドソーシングで収入を得たら、税金を支払う必要があります。
本業があって副業でおこなっているときは、1月から12月までのクラウドソーシングの所得が20万円以上になると確定申告が必要です。
具体的には、確定申告を怠ると延滞税などが発生するので注意で、パートやバイト以外にクラウドソーシングで副業してる主婦の方は合計で103万円以上になると扶養を外されます。
123万円以上までは配偶者特別控除がありますが、所得額で控除額が減るでしょう。
タスク型案件が豊富なクラウドソーシングおすすめ3選
下記3つのクラウドソーシングは、タスク型で案件を公開しています。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- シュフティ
自分の条件に合うクラウドソーシングを利用して、効率良く案件をこなしましょう。
1.クラウドワークス
クラウドソーシングと聞いて、「クラウドワークス」を思い浮かべる人は、少なくないでしょう。
専門知識を生かしたい経験者でも、業務未経験の副業初心者でも、きっと案件が見つかるおすすめのクラウドソーシングサービスです。
また、初心者には簡単に実績づくりができるタスク型案件が豊富です。
専門知識を備えた経験者は、「プロクラウドワーカー」にチャレンジしてみましょう。
クラウドワークスには「プロクラウドワーカー認定制度」という独自の制度があります。
専門性の高い良質の案件を優先的に獲得できるため、クラウドソーシングだけでの生活も夢ではありません。
2.ランサーズ
サポート面を重視するワーカーには、ランサーズがおすすめです。
全体的な案件数ではクラウドワークスに若干遅れをとる印象のランサーズですが、良心的な単価の案件数はランサーズの方が上だという話も聞かれます。
ランサーズでは、専任スタッフやAIによる悪質案件の管理がおこなわれています。
これが悪質案件の削減につながっているものと考えられるでしょう。
プロジェクトやコンペ形式の案件には手が届かない初心者には、良心的なタスク型案件が揃うランサーズが頼りになります。
3.シュフティ
「シュフティ」は主に主婦向けで、自宅で空いた時間だけ働けるクラウドソーシングです。
短時間でもおこなえる案件が多くて、特別なスキルがなくても受注できます。
長く働ける時間取れない場合でも、手軽に始められるので初心者向けです。
パソコンがなくてもスマホ用のアプリもあるため、簡単なアンケートなどならスマホだけでも仕事ができます。
海外クラウドソーシングおすすめ10選|利用する際の注意点やコツを徹底解説まとめ:クラウドソーシングのタスク型案件は初心者におすすめ
本記事では、クラウドソーシングのタスク型案件について解説しました。
- タスク型案件は、低単価で誰でも挑戦できる
- タスク型案件で承認してもらうには、クライアントの指示を守る必要がある
- タスク型案件で実績を作れば、高単価な案件を受注できる可能性がある
上記から、タスク型案件は初心者がクラウドソーシングの基本を学ぶのに最適な方法であることがわかります。
ここまで読んでみて、もっと稼ぎたいと思った方は専門的なスキルを身に付けて、コンペ型やプロジェクト型にも挑戦してみましょう。
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