クラウドソーシングは安全なのか。やばいクライアントを見分ける5つのコツとトラブル解決策3選を解説
「クラウドソーシングは安全に使えるのかな?」
「やばいクライアントや危険なトラブルは、本当に存在するのだろうか」
と思うことはありませんか?
クラウドソーシングを使おうと考えても、安全ではないと聞くと利用すべきか悩みますよね。
では、クラウドソーシングを安全に使うためには、一体どうすればいいのでしょうか?
そこで今回は、
- クラウドソーシングは本当に安全なのか
- 安全で人気のあるクラウドソーシングサイト
- 悪質なクライアントを対処法・よくあるトラブルの解決策
について詳しく解説します。
この記事を読めば、トラブルに巻き込まれずにクラウドソーシングを安心して活用できます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
クラウドソーシングは本当に安全なのか
多種多様な企業や人材が、老若男女や年齢問わず使えるクラウドソーシングですが、本当に安全なサービスなのか気になる方も多いでしょう。
結論から言うと、クラウドソーシングは安全なサービスです。
ここでは、安全なサイトの中でも存在するリスクや、特徴について詳しく解説していきます。
- 危険性は少なからず潜んでいる
- 地雷クライアントの特徴を知れば、トラブルを回避できる
- クラウドソーシングのセキュリティは年々レベルが高くなってきている
ひとつずつ見ていきましょう。
1.危険性は少なからず潜んでいる
クラウドソーシングは安全と挙げられますが、危険性は水面下に存在しています。
なぜかというとクラウドソーシングで仕事を依頼する人のすべてが、信頼できるとは限らないからです。
クライアントの身元が確かでない場合、詐欺や犯罪に巻き込まれる危険性も少なくありません。
依頼者から仕事をもらいお金を稼ぐはずが、情報を取られたり金銭や個人の信用を失ったりする危険性があるので、100%安心安全とは言えないでしょう。
2.地雷クライアントの特徴を知れば、トラブルを回避できる
クラウドソーシングを安全に利用するためには、悪質なクライアントに気をつけることです。
地雷クライアントの特性や特徴を事前に知っておくことで、問題に巻き込まれないでしょう。
プロフィールが充実していない人や評価の低い人、直接連絡を取ろうとする人は特に気をつけるべきです。
具体的に、そのような依頼者は以下のような行動をしてくる可能性が高いです。
- 契約前に個人情報を聞いてくる
- 納品前に商材購入を催促してくる
- 外部サービスの登録させようとする
- アフィリエイトを購入させようとしてくる
- ねずみ講の取引やマルチビジネスをしてくる
- 口コミサイトで高評価を書かせようとしてくる
これらは全て禁止事項されているので、悪質な対応をしてくるクライアントに気をつけて、トラブルを回避しましょう。
3.クラウドソーシングのセキュリティは年々レベルが高くなってきている
クラウドソーシングは安全に利用できるか心配する方もいますが、安心して利用できる環境が整ってきています。
なぜならクラウドソーシングの安全性を強化するために、セキュリティのレベルが年々高くなってきているからです。
個人情報の漏洩や報酬の未払いを防ぐために、大手クラウドソーシングサイトではセキュリティ対策がしっかりとおこなわれています。
ほかにもクラウドソーシングのサイト上で、秘密保持契約(NDA)を締結させることも可能。
年々セキュリティが強化しているので、依頼者も受注者も安全に活用できます。
クラウドソーシングの活用事例4選を紹介|よくある6つの業務例も徹底解説クラウドソーシングサイトの安全なポイント3つ
クラウドソーシングを安心して活用するためには、大手サイトの特徴にも挙げられるポイントがあります。
ここでは、安心安全に活用できるサイトの特徴について紹介していきます。
- 会員数が多い
- 仮払いシステムがある
- トラブルが発生した際に、運営が代わりに対処してくれる
どのようなサイトが安全に使えるのか、具体的に知りたい人はぜひ参考にしてください。
1.会員数が多い
大手クラウドソーシングは、安全性を考慮したサービスを提供しているため会員数が膨大です。
大勢の方が利用するサイトでは、安全性のレベルを強化しないと個人情報漏洩や詐欺の被害に遭うのリスクが高いからです。
つまり多くの利用者に選ばれ続けるためには、安心して利用できる環境を整える必要があります。
登録している会社や人の数の多いサイトは、セキュリティ対策を強化しているのでおすすめです。
2.仮払いシステムがある
大手のクラウドソーシングは安全性を高めるために仮払いシステムを活用しています。
仮払いをしておくことでワーカーは報酬に対して保証があり、安心して仕事を始められます。
例えばクライアントが支払いを忘れてしまったり、連絡が取れなくなったりしても、ソーシング企業が代わりに支払ってくれるので報酬の受け取りが可能。
このように仮払いシステムは大きなメリットがあるので、安心して依頼に取り組めます。
3.トラブルが発生した際に、運営が代わりに対処してくれる
大手クラウドソーシングの安全性のメリットとして、トラブルが起きた際に運営が対処してくれる点です。
クラウドソーシングサイトは、依頼を気軽に受発注できる代わりにシステム手数料を得ているからです。
そのため自分が問題に巻き込まれた際は、サイトを管理している会社が手助けしてくれるでしょう。
サイト内のよくある質問や、問い合わせ窓口から連絡ができるので、トラブルに巻き込まれたときは活用すべきです。
クラウドソーシングのサービス利用手数料を8社比較|手数を節約するための方法も紹介クラウドソーシングを安全に使うために5つの注意点
実際にクラウドソーシングで安全に取り扱うためには、どのような依頼者や案件に気をつければ良いのでしょうか。
ここでは、やばいクライアントや、危ない案件を見極めるポイントについて紹介していきます。
- 契約前にクライアント情報を確認する
- 仕事内容が報酬と見合うか確認する
- 報酬なしのトライアル案件は断る
- 文字単価1文字0.5円以下の案件は、よく考える
- 条件が良すぎる・仕事内容が分からない案件は気をつける
順番に紹介していきます。
1.契約前にクライアント情報を確認する
悪質なクライアントではないか、見分けるために契約前に依頼者の情報をチェックしましょう。
評価や実績が低すぎる依頼者の場合、前回の取引で何かしらトラブルが遭ったと分かるからです。
具体的には、
- プロフィール情報がおかしくないか
- 本人確認済みされているか
- 発注実績が0件に近くないか
といった、クライアントの情報を事前に確認することが大切です。
契約前にチェックすることでトラブルを回避でき、安全に活用できます。
2.仕事内容が報酬と見合うか確認する
クラウドソーシングを安全に使うためには、仕事内容が報酬と見合うかチェックしましょう。
なぜかというと、発注側は比較的低価格で依頼ができるので、報酬が相場と少ないことも多いからです。
受注する際は、実際の作業と報酬額が妥当であるか調べなければ、自身の努力が報酬と見合わずに損することも。
案件に応募しようと考えていときは、似たような作業内容の仕事を探してから報酬額が同額ぐらいか、確認してから取り組みましょう。
3.報酬なしのトライアル案件は断る
安全に活用するために、報酬がないトライアル案件は拒みましょう。
報酬がないお試し案件に携わると、成果物を納品後に持ち逃げされる可能性があるからです。
例えば、Webライティングの案件の場合、テストライティングと称して報酬なしで案件に取り組んだ際に、納品後に連絡が途絶えた事例もあります。
つまり、タダ働きさせられた後、無断でネット上に掲載されるトラブルも少なくありません。
トライアル案件の報酬は本契約よりも安くはなりますが、それなりの報酬を支払ってくれる契約か見極めてから案件に携わりましょう。
4.文字単価1文字0.5円以下の案件は、よく考える
クラウドソーシングで募集されるWebライティングの案件が、文字単価1文字0.5円以下の案件はよく考えるべきです。
基本は文字単価0.8円〜3円の金額が妥当なため、低すぎる文字単価だと見合わないからです。
最初はお試し価格で文字単価0.5円と表するクライアントもいますが、継続しても文字単価を上げる気配がない場合は交渉すべきでしょう。
安すぎる報酬のまま取り組んでいると、自身の努力が報われないので深く考えてから案件に応募しましょう。
5.条件が良すぎる・仕事内容が分からない案件は気をつける
クラウドソーシングを安全に使うためには、条件が良すぎる・仕事内容が分からない案件は注意すべきです。
その理由は、案件の裏側で違法や詐欺などに巻き込まれる場合があるからです。
特に初心者だと、明らかに安すぎる案件や高単価なものも避けた方がいいでしょう。
高報酬な案件は当然ですが、その分内容が難しく専門的スキルが必要なことが多いので、知識や技術がない状態で募集される高単価な案件は怪しむべきです。
トラブルを回避して安全に使用するために、好条件・内容不明な案件には気をつけましょう。
在宅ワークを本業にしたい!高収入の案件を獲得するための5つのステップを紹介クラウドソーシングで悪徳クライアントにあったときの対処法4選
自身が安全に使っていた場合でも、悪質な依頼者から連絡が来ることも少なくありません。
ここでは、怪しいクライアントを対処方法について解説していきます。
- 無視する
- 契約しない
- ブロックする
- 通報する
悪質な依頼者をどのように対処すべきか困っている方は、熟知しておくべきでしょう。
ひとつずつ解説していきます。
1.無視する
クラウドソーシングで悪徳クライアントから連絡があった際は、無視しましょう。
契約前の場合、無視を徹底していれば相手からの連絡が数回来てもそのうち止まるからです。
万一、契約をしてしまっても辞退することも可能なので慌てることはありません。
受注者が「契約途中終了リクエスト」を依頼者に送ることで、キャンセルの手続きを進められるので早めに対処しましょう。
2.契約しない
悪徳な依頼者と判明した際は、契約を結ばないようにすべきです。
単価が安すぎたり、仕事内容が曖昧・本人確認がされてないなど不審な点があると安心して案件に取り組めません。
契約するとその仕事を必ず遂行しなければいけないので、怪しいと感じたら断るべきでしょう。
例えば、契約後に最初と比べて作業の量が圧倒的に増えていく悪徳クライアントも存在します。
このような自身が不利になる契約条件が発生する可能性もあるので、怪しいと感じた際は契約を結ばないほうが良い判断です。
3.ブロックする
クラウドソーシングを安全に使うために、悪質なクライアントをブロックする方法もおすすめです。
ブロックすることで、今後同じ相手からの案件を非表示にでき、似たような被害を防げます。
そのため、悪質な依頼者はブロックして対処すべきでしょう。
4.通報する
クラウドソーシングで仕事を受注した際に依頼者が悪質すぎる場合は、アカウントの通報や違反報告すべきでしょう。
通報によって、悪質なクライアントの行動制限やアカウントを凍結でき、別の受注者の被害を削減できます。
また通報することで、運営は依頼者のデータや特徴を集められます。
一定の数の通報があれば運営も悪徳クライアントの実態を知ることができ、迅速な対応が可能になるので悪質クライアントは通報しましょう。
クラウドソーシングのアンケートは怪しい?その安全性と活用すべき3つのサービスを解説安全なクラウドソーシングサイトでも発生するトラブルの解決策3選
安心安全と評価されているクラウドソーシングを活用していても、トラブルに巻き込まれない可能性は0ではありません。
では、問題が実際に発生した際はどうすればいいのでしょうか。
トラブルを解決するコツについて紹介していきます。
- 個人情報を悪用された
- 報酬と実際の報酬が違う
- 初期費用として教材を買わされた
順番に見ていきましょう。
1.個人情報を悪用された
クラウドソーシングのよくあるトラブルのひとつとして、個人情報を悪用されたことです。
受注者の住所や電話番号など、個人情報を悪用されたことで日常生活に被害が及んでしまいます。
解決策として、
- 運営会社に相談する
- 通報、違反報告する
- 場合によっては弁護士に依頼する
といった対処を取るべきでしょう。
個人情報をトラブルが拡大する前に、早めに運営や専門家に頼るべきです。
2.報酬と実際の報酬が違う・報酬が支払われない
よくあるトラブルとして、提示されていた報酬と実際の報酬が違うことや、納品後に報酬が支払われないことが挙げられます。
その解決策として、仮払いの仕組みがあるサイトを利用しましょう。
管理の届いているサイトであれば、システムが充実しているので無用なトラブルを避けられます。
例えばクラウドワークスやランサーズでの仮払い制度では、最初に提示されていた報酬は必ず保証されています。
つまり報酬の仕組みが確立されているので、金額が変わることや未払いのトラブルが防げるでしょう。
3.初期費用として教材を買わされた
クラウドソーシングのトラブルのひとつで、初期費用として教材を買わされた事例もあります。
解決策として、消費者センターに早めに相談しましょう。
なぜなら消費者センターに相談することで、初期費用として教材を買わせる悪徳業者に対して、
- 必要な対処
- 状況に応じて適切なアドバイス
など、対応してくれます。
また仕事のためといわれて教材を買わされた場合、業務提携誘因取引に該当する可能性もあるので、クーリングオフ期間が8日間ではなく20日間となることも。
そのため、20日を過ぎてもクーリングオフの対象となる場合もあるので、まずは消費者センターに早めに相談しましょう。
公務員はクラウドソーシングで副業して大丈夫?稼ぎやすい案件3選と注意点4つを紹介まとめ:クラウドソーシングは安全だが、悪質なクライアントが潜んでいる
本記事では、クラウドソーシングが安全であることや、活用する際の注意点・トラブルの解決策について紹介しました。
- 安全に使うために会員数が多く、仮払いシステムがあるサイトに登録する
- 悪質なクライアントの特徴を熟知して契約を結ぶ
- トラブルに巻き込まれた際は迅速に運営に相談や専門家に頼る
クラウドソーシングは年々、利用者が増えていることもあり、セキュリティも強化されているので安全です。
ですが、悪質なクライアントも少なからず存在しているので、依頼者の情報を深く調べた上で案件に取り組みましょう。
また高報酬の案件に携わりたい場合は、専門的知識や技術を求められます。
プログラミングに関する仕事内容は高単価な案件が豊富なので、スキルを身に付けたい際はDMM WEBCAMPの受講もおすすめです。