プログラマーのやりがい7選|向いている人の特徴も合わせて解説
「プログラマーのやりがいを知りたい」
「プログラマーに向いている人はどんな特徴があるのかな」
と思うことはありませんか?
プログラマーを仕事にしようとしても、自分には務まるのか、本当に良い仕事なのかと迷ってしまいますよね。
では、プログラマーのやりがいはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- プログラマーの基礎知識
- プログラマーのやりがい
- プログラマーに向いている人の特徴
について詳しく解説します。
この記事を読めば、あなた自身がプログラマーに向いているのかが明確になります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
プログラマーの基礎知識5つ
プログラマーの基礎知識をお伝えします。
やりがいや魅力を調べる前に、概要を整理しておきましょう。
- プログラマーとは
- プログラマーの仕事内容
- プログラマーの代表的な7つの職種
- プログラマーに必要な5つの資格
- プログラマーになるには、どういった方法があるか
それぞれ解説していきます。
1.プログラマーとは
プログラマーとは、プログラミング言語を用いて、コンピューターを動かし、システムやアプリケーションを作る仕事です。
コンピューターが、システムエンジニアの設計書通りになるように、プログラミングコードを書いていきます。
コンピューターが関わるものはほぼ、プログラマーによって作られていると言っても過言ではありません。
2.プログラマーの仕事内容
プログラマーの仕事は、システムやアプリケーションの機能をコーディングで実装していくこと。
コーディング作業には以下も含まれます。
- テスト用のプログラミング
- バグの発見とその修正
プログラマーは、システム作りの現場を担当しています。
3.プログラマーの代表的な7つの職種
プログラマーと言っても、複数の職種があります。
職種によって就職先も変わるため、目指したいプログラマーの理解を深めましょう。
Web | ホームページやWebアプリケーションの開発 |
---|---|
社内システム | 企業のシステム構築 |
ゲーム | ゲーム制作 |
アプリケーション | パソコンやスマホで使えるソフトウェアを作る |
通信 | ネットワークシステム |
オープン | 小規模なシステム構築 |
組み込み | 自動車や家電の制御システム |
それぞれ、作るシステムやアプリケーション、必要な知識が異なってきます。
4.プログラマーに必要な5つの資格
プログラマーに必要な資格は、主にプログラミング言語関連のものが多いです。
プログラマーは、自身の分野について高い専門性を身に付ける必要があります。
例えば、以下のような資格です。
- PHP技術者認定試験
- Pythonエンジニア認定試験
- Ruby技術者認定試験
- C言語能力認定試験
- 情報処理技術者試験
すべてなけれなならないのではなく、資格を取得すれば、一定の知識や技術が備わっていることを示せます。
5.プログラマーになるには、どういった方法があるか
プログラマーになるには、職種に応じたプログラミング言語の学習や、経験を積むのがおすすめです。
- 大学生であればインターンを経験する
- ポートフォリオを作成する
- 独学でプログラミング言語を学ぶ
- 転職エージェントに相談する
- 転職支援サービス付きのプログラミングスクールに通う
目指す先を明確にして、どの道が一番良いかを逆算で考えましょう。
プログラマーは知識ゼロでも就職できる?働く前にスキルを身につけるべき理由を解説プログラマーのやりがい7選
こちらではプログラマーのやりがいを紹介します。
これからプログラマーになりたい方や、まだプログラマーに成りたての方は、参考にしてください。
- 顧客の喜びを肌で感じられる
- プログラムが完成して達成感が味わえる
- 世の中に自分が作ったサービスが出る
- 最先端の技術に関われる
- エラーが修正できたときの充実感
- 自己成長が感じられる
- 特定の業界に貢献できる
ひとつずつ解説します。
1.顧客の喜びを肌で感じられる
プログラマーのやりがいとして、顧客の喜びを肌で感じられることが挙げられます。
なぜ感じられるかというと、実際にサービスやシステムを作っているのが、プログラマーだからです。
顧客満足度の高いシステムは、プログラマーの貢献が大きいことは間違いありません。
作ったものが役に立つのを実感できることで、やりがいを感じられます。
2.プログラムが完成して達成感が味わえる
プログラムが完成する達成感も、やりがいのひとつといえます。
大規模なプログラムであれば、一日やそこらでは作れません。
何日もかけてプログラムを完成させたときは、大きな達成感を感じられるでしょう。
3.世の中に自分が作ったサービスが出る
プログラマーのやりがいのひとつは、自分たちの作ったサービスを世の中に出せること。
多くの人に親しまれるサービス作りに関われるのは、ものづくりが好きな人にとっては格別です。
大人気のゲームはもちろん、多くの人に使ってもらえるWebアプリなど、世の中に自分の作ったサービスが出ることは、とてもやりがいを感じられます。
4.最先端の技術に関われる
最先端の技術に関われることは、プログラマーの働く原動力になるでしょう。
なぜ最先端技術に関われるかというと、プログラマーにとって、新しい情報を得ることは必須だからです。
新しい情報を真っ先に取り入れて、顧客の役に立つことで、達成感を感じられます。
5.エラーが修正できたときの充実感
エラーが修正できたときの充実感も、プログラマーのやりがいのひとつです。
プログラミングの現場では、一文字違うだけでもエラーとなってしまいます。
数日かけてなかなか見つからないエラーが、ちょっとした誤字が原因であることもあるでしょう。
ただその苦労したエラーが直り、プログラムが動き始めれば、充実感を感じられます。
6.自己成長が感じられる
自己成長が感じられるのも、プログラマーのやりがいでしょう。
プログラミングをしていると、過去に直面したものと似たような場面に出くわすことがあります。
そんなとき、以前の自分よりも成長できたことが実感しやすいといえます。
長く仕事を継続していくことで、ふとした場面で自分の成長を感じるでしょう。
7.特定の業界に貢献できる
好きな業界に貢献できるのは、プログラマーならではのやりがいといえます。
なぜなら、どこの業界でもIT技術者は必要とされており、各業界の役に立つプログラムやシステム作りに関われるからです。
業界の人間として役に立つ経験や知識がなかったとしても、プログラマーとして関われるのにやりがいを感じられます。
プログラマーは働きながら目指せる!社会人おすすめスクール10選プログラマーの魅力4選
こちらではプログラマーの魅力を紹介していきます。
やりがいではなく、実際のメリットを理解して、プログラマーを目指すと良いでしょう。
- 専門性が身につく
- 平均年収が高い
- 在宅でできる
- 将来性がある
以降で、それぞれ見ていきます。
1.専門性が身につく
専門性が身につくことは、プログラマーの魅力のひとつです。
コーディング技術は、経験を積めば積むほどできることの幅が広がります。
結果的に手に職がつくことになり、よい良い待遇や環境を得られることでしょう。
2.平均年収が高い
プログラマーの魅力のひとつとして、平均年収が高いことも挙げられます。
なぜ年収が高いかというと、専門性が必要なので、人手不足が起きているからです。
賃金構造基本統計調査では、プログラマーの平均年収は528万円といわれています。
全体平均の460万円より60万円以上高いのは、魅力といえるでしょう。
3.在宅でできる
場所を選ばずに仕事ができるのも、プログラマーの魅力です。
なぜならパソコンとネット環境さえあれば、コーディングはどこでもできるから。
IT関連の企業では、オフィスを小さくして、在宅ワークを推奨しているところもあるくらいです。
技術と環境さえあれば、プログラマーはどこでも仕事ができるのです。
4.将来性がある
プログラマーの将来性も、魅力的です。
プログラマーの将来性をまとめると以下のとおり。
- 需要が減る可能性は低い
- ITがますます普及していく
- 独立や起業もできる
プログラマーになれば、仕事し続けられる安心感はもちろん、独立や起業で新たにチャレンジできます。
プログラマーの「すごい人」に共通する9つの特徴!偉人10名も紹介プログラマーに向いている人の特徴7つ
こちらではプログラマーに向いている人の特徴を紹介します。
あなた自身が向いているのかがとても大切です。
- ものづくりが好き
- 論理的思考が備わっている
- 集中力がある
- パソコンやITが好き
- 責任感がある
- 学習意欲が高い
- 適応力がある
それぞれ見ていきます。
1.ものづくりが好き
ものづくりが好きな人は、プログラマーに向いています。
なぜなら自分が作ったサービスが世の役に立つことを実感できるからです。
まだプログラミングスキルが身に付いていなくても、ものづくりを楽しいと感じられるなら、プログラマーに適性はあります。
2.論理的思考が備わっている
プログラマーに向いている特徴として、論理的思考が備わっていることが挙げられます。
コーディングの基礎は、論理的に物事を組み立てられるかだからです。
ひとつでも誤字があったり、順番が間違っているとプログラムは正常に動作しません。
論理的に考えられる人は、比較的ミスが少ないといえるでしょう。
3.集中力がある
集中力も、プログラマーには必要な特徴です。
優秀な人は数時間、黙々とコーディングを継続できます。
コードを書くだけでなく、学習にも役立つので、集中力がある方はプログラマーに向いているのです。
4.パソコンやITが好き
パソコンやITが好きな人は、プログラマーに向いているといえます。
なぜなら、IT業界では常に新しい情報が必要で、好きでいれば自然と情報収集ができるからです。
無理やりやらされるのではなく、情報収集が楽しいと思えるなら、プログラマーの適性はあるでしょう。
5.責任感がある
プログラマーに必要な特徴として、責任感も挙げられます。
プログラマーは単独でプロジェクトに関わるのではなく、チームでの役割分担があるのです。
与えられた部分を期日までに仕上げられないと、全体に迷惑がかかってしまいます。
責任感がある方は、プログラマーに必要な特徴が備わっているといえるでしょう。
6.学習意欲が高い
学習意欲が高いことも、プログラマーに求められます。
その理由としては、顧客もITに詳しくなっているので、情報が常にアップデートされている必要があるからです。
自然と学習できる人は、プログラマーに向いているといえるでしょう。
7.適応力がある
プログラマーに必要な特徴として、適応力が高いことも挙げられます。
その理由は、職場やプロジェクトによって、プログラミング言語や開発環境が変わる可能性があるからです。
こだわりを持つことも大切ですが、周りの要求に合わせられることも必要な特徴といえるでしょう。
プログラマーはやめとけと言われる理由2選
プログラマーをおすすめしない声があるのも事実です。
理由は以下のとおり。
- 納期に追われ、残業が多い
- 常に技術を磨き続ける必要がある
なぜそう言われているのかを理解しておきましょう。
1.納期に追われ、残業が多い
納期に追われて、残業が多いことは、プログラマーがきつくて、おすすめできない理由のひとつです。
なぜ納期に追われてしまうかと言うと、プログラマーが担当するのは下流工程で、決定権は顧客や上流工程の担当にあるから。
言われたとおりの期日に間に合わせなければいけないため、自然と納期に追われ、残業が多くなってしまうこともあります。
2.常に技術を磨き続ける必要がある
プログラマーをおすすめできない理由として、常に技術を磨き続けなければならないことも挙げられます。
IT業界の変化は目まぐるしく、使用するデバイスはもちろん、プログラミング言語も常にアップデートされるからです。
例えば、スマホが出たときや、SNSが普及したときなど、プログラマーに求められることも変化してきました。
新しいことを取り入れるのが苦手な人は、大変だと思ってしまうのです。
プログラマーという仕事を楽しむためのポイント4つ
プログラマーを楽しむためのポイントを紹介します。
なぜなら、仕事をより楽しいものにするには、働く側からの努力も必要だからです。
- 普段からの情報収集をする
- 仕事以外でも無理なく学習する
- 心身の健康を保つ
- コミュニケーションを大切にする
ひとつずつ解説します。
1.普段からの情報収集をする
普段から情報収集をすると、プログラマーという仕事がより楽しくなります。
受け身でいると、わからないことが多く、自信をなくしてしまうのが、その理由です。
ほかの人よりも知っていることが多ければ、その分頼られることも増えてくるので、楽しいと思えてくるでしょう。
2.仕事以外でも無理なく学習する
プログラマーという仕事を楽しむためには、普段から学習することもおすすめです。
その理由としては、学習を通じて、活躍できる場面が増えて、自己の成長を感じられることが挙げられます。
学習をすることで、任されることも増えれば、評価のアップにも繋がり、好循環が生まれます。
今は学習環境もさまざまなので、無理なく続けられる学習方法を見つけておきましょう。
3.心身の健康を保つ
心身の健康を保つことも、プログラマーを楽しむコツといえます。
無理に頑張りすぎて、不健康になってしまったり、心が病んでしまったりするのは、本末転倒です。
頑張ることも大切ですが、休むときはしっかりと休む。
メリハリをつけて、長い目での自己成長を楽しみましょう。
4.コミュニケーションを大切にする
プログラマーを楽しむためには、コミュニケーションを大切にしましょう。
その理由は、意見を言わないとあなたが考えていることは誰もわからないからです。
もしわからないことがあれば、はっきりとわからないと言ったほうが、お互い次のやるべきことが見えてきます。
無理して背負いこまずに、コミュニケーションを意識しましょう。
まとめ:プログラマーは、とてもやりがいのある仕事
当記事では、プログラマーの仕事やそのやりがいについて解説してきました。
- プログラマーは、プログラミング言語を使って、アプリケーションやソフトを作る仕事
- プログラマーは、達成感や充実感を感じられる仕事
- プログラミングの知識や経験が少なくても、プログラマーに向いている人はたくさんいる
プログラマーは、向いていない人には厳しい仕事かもしれません。
とはいえ、ものづくりが好きだったり、自己成長が好きだったりする人には向いている仕事といえます。
もし迷っているなら、プログラミング学習を通じて、プログラマーが向いているかを自身でチェックしてみてください。
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