エンジニアに研修が必要な3つの理由|おすすめの研修サービスも紹介
「エンジニア研修を受けてスキルを向上させたい」
「どうやって研修を受ければいいかわからない」
と思うことはありませんか?
エンジニアとしてレベルアップしたいときに、上手く活用できるエンジニア研修はないか気になってしまいますよね。
では、エンジニアの研修にはどのようなものがあり、どうやって受けることができるのでしょうか?
そこで今回は、
- エンジニアの研修の概要
- エンジニアに研修が必要な3つの理由
- おすすめのエンジニア研修サービス
について詳しく解説します。
この記事を読めば、エンジニアの研修サービスや研修の効果が理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
エンジニア研修の概要
ここでは、エンジニア研修の概要について解説します。
エンジニア研修について最低限知っておくべきことは、以下の3つです。
- エンジニア研修で学べること
- エンジニア研修の期間
- エンジニア研修の費用
エンジニア研修の実態を把握し、そのうえで研修を受けるかどうか決定しましょう。
1.エンジニア研修で学べること
エンジニアの研修では、ITに関する多様な知識を学べます。
パソコンのシステム基礎からプログラミング言語の解説、デザインや外国語を学べる研修プログラムもあるのです。
また、受け身の学習だけでなく、ケーススタディなどの実践的なプログラムも用意されています。
利用する研修サービスや学習コースで内容は変わりますが、いずれもエンジニアにとって必要な知識ばかりです。
新人エンジニアはもちろん、経験のあるエンジニアにとっても有益でしょう。
2.エンジニア研修の期間
エンジニア研修の期間は、短期間のものから長期間のものまであります。
短いコースだと数時間、長いコースだと数週間や1カ月ほどかけておこなうケースもあるのです。
企業内の研修をのぞけば、研修の期間は自分で好きに選べます。
短期間でピンポイントに学習するか、長期間の研修で深く学ぶか、自分に合った期間を選択しましょう。
3.エンジニア研修の費用
一般的にエンジニア研修の費用は、約1万円~80万円ほどです。
その理由は、研修の期間や学習内容によって、費用が大きく変わってくるから。
例えば、エンジニアの研修によっては、企業が無償で研修の資料を公開しているケースがあります。
この場合、資料をダウンロードして無料で研修を受けることも可能です。
エンジニアに研修が必要な理由3選
なぜエンジニア研修が必要とされるのでしょうか。
ここでは、エンジニア研修が必要な3つの理由を説明します。
- 新人エンジニアの挫折を防ぐため
- 仕事に関する実践的な知識を習得するため
- 就職後も日常的な学習が必要なため
研修が存在する理由を知れば、より効果的な学習が期待できるでしょう。
1.新人エンジニアの挫折を防ぐため
新人研修の場合、新人エンジニアの挫折を防ぐというのが大きな理由です。
せっかくエンジニアとして就職できても、さまざまな理由から挫折するエンジニアは少なくありません。
挫折の理由としては、職場の人間関係や最新の技術に対応することの難しさなどが挙げられます。
こうした新人エンジニアの悩みに対応するため、企業では丁寧な研修が用意されているのです。
2.仕事に関する実践的な知識を習得するため
実践的な知識の獲得も、研修が存在する大きな理由です。
エンジニアとして就職している以上、プログラミングスクールや独学である程度の知識は習得しているでしょう。
しかし、
- 座学で学ぶ知識
- 仕事の現場で必要な実践的な知識
といった内容では、多少の違いがあります。
実践的な知識には、エンジニアとしてのスキルだけでなく、チームの仲間とのコミュニケーションスキルなども含まれます。
したがって、エンジニアとして現場で活躍するために、研修は大きな助けになってくれるのです。
3.就職後も日常的な学習が必要なため
エンジニアは、日常的な学習が欠かせない職業。
IT業界では、日々新しい技術が開発されているからです。
例えば、新しい技術やそれに関する知識を習得しなければ、活躍するエンジニアにはなれません。
就職したことで満足して学習の習慣を止めてしまうと、ほかのエンジニアに後れを取ります。
そこでエンジニアの研修が、日常的な学習を習慣づける役割も果たしているのです。
エンジニア教育の現状はどのような状況?事例も交えて解説!おすすめのエンジニア研修サービス5選
最近では、研修サービスも非常に充実しているため、どの研修サービスを使えばいいかわからなくなっているのも事実です。
そこで今回は、おすすめのエンジニア研修サービスを5つ紹介します。
- 株式会社エンベックスエデュケーション
- 株式会社コアソフト
- 株式会社Schoo
- 株式会社フルネス
- 株式会社アイ・ラーニング
幅広いタイプのサービスを紹介しているので、ぜひ自分に合ったサービスを見つけてください。
1.株式会社エンベックスエデュケーション
株式会社エンベックスエデュケーションは「全国のエンジニアを元気にする」をモットーに研修やセミナーを開催している企業です。
とくに新人向けのエンジニア研修に定評があり、成長が期待できます。
- 研修人数1万人超えの実績
- ワークショップを交えた実践的な研修
- 社会人としての基礎的な力もアップ
エンベックスエデュケーションの特徴は、業界内でもトップレベルの豊富な実績です。
エンジニアとしての専門的な技術だけでなく、社会人としての基礎的な能力も学べます。
2.株式会社コアソフト
株式会社コアソフトは、システム開発やホームページの作成を主な事業にしている企業です。
コアソフトは事業のひとつとして、新人エンジニアの研修をおこなっています。
- 現役エンジニアによる高品質な指導
- 幅広い研修コース
- 成果発表会を含む実践的なプログラム
コアソフトの強みのひとつは、研修コースの多様さです。
JavaやPHPといった人気の言語に加え、組み込みの技術者を養成するコースも用意されています。
講師は現場で活躍する現役エンジニアがおこなうため、指導の質も高水準。
研修には丁寧なフォローや成果発表会などが盛り込まれているため、成果が期待できます。
3.株式会社Schoo
株式会社Schooは、社会人になっても学びを続けられるための研修やサービスを、多数運営しています。
- 好きなときに好きな場所で学べる
- 自発的な学習習慣の形成
- オンラインコミュニティで交流を深められる
Schooの強みは、ネットさえあればいつでもどこでも学べるという点です。
オンラインの学習サービス上で生放送授業が毎日配信されるため、自分のペースで学習ができます。
エンジニアは日常的な学びが必要な仕事なので、Schooのプログラムはとても有効です。
コミュニティ内でほかのエンジニアと交流することで、モチベーションのアップも期待できるでしょう。
4.株式会社フルネス
株式会社フルネスは、自社でシステム開発をする一方、IT技術の研修もおこなう企業です。
エンジニアとしての技術はもちろん、営業力をアップさせる研修まで用意されています。
- 技術向上に重点を置いた研修
- 講座のアーカイブでも学習可能
- 超実践的な学習プログラム
フルネスの研修は、パソコンを使った非常に実践的な内容がほとんど。
そのため、エンジニアとしてスキルアップしたい方にはおすすめです。
また、フルネスのホームページでは、過去の講座のアーカイブを購入できます。
忙しい方やオンラインでの学習を希望する方は、アーカイブを使って学んでいきましょう。
5.株式会社アイ・ラーニング
株式会社アイ・ラーニングは、企業の人材育成を専門にしている企業です。
ITスキルの研修はもちろん、普遍的なビジネススキルやマネジメントスキルの研修も用意されています。
- 充実した内容とリーズナブルな価格
- 短期間で気軽に学べる
- 丁寧な指導で初心者も安心
アイ・ラーニングが提供する研修は、内容が充実していながら価格はリーズナブルである点が特徴。
例えば、IT「まるわかり講座」の場合、プログラミングやIT言語の基礎を2万5千円ほどで学べます。
研修は1日など短期間でおこなわれるため、気軽に学べる点も魅力的。
指導も丁寧なため、学生やエンジニアの知識が少ない方におすすめです。
無料で研修資料を公開している企業5選
エンジニア研修を無料で受けることは可能です。
ここでは、エンジニア向け研修の資料が無料で公開されている企業を紹介します。
- 株式会社リクルート
- 株式会社ミクシィ
- 株式会社サイバーエージェント
- Wantedly株式会社
- サイボウズ株式会社
企業のホームページなどで資料をダウンロードすれば、実質無料で研修を受けられます。
それぞれの企業の特徴を見ていきましょう。
1.株式会社リクルート
リクルートは、新卒エンジニア向けの研修資料を公開しています。
リクルートというだけあって資料の質は高く、使用者の間でも高評価です。
資料の中身はエンジニアとしての心構えからJava、AWSなど幅広い内容。
スライドの構成も巧みで、音声や映像がなくても十分な学びが可能です。
2.株式会社ミクシィ
ミクシィでは、2021年から研修資料が公開されています。
ほとんどの内容を、動画で学習できる点が大きな特徴です。
資料には、
- Git研修
- 設計・テスト研修
- アプリ開発研修
といった研修があり、フロントエンドエンジニアやAndroidエンジニアなどの初学者が学ぶべき内容となっています。
3.株式会社サイバーエージェント
サイバーエージェントでは、公式ブログ上で研修資料が公開されています。
公開形式はテキストとスライドで、学習例は下記のとおりです。
- コードの品質
- エンジニアとしてのマインドセット
難易度の高いものもあるため、まったくの初心者では難しく感じる場合もあります。
また、サイバーエージェントの研修資料は、チーム開発のための知識に重点が置かれているのが特徴。
そのため、組織で仕事をしている方や、チームリーダーとして活躍したいエンジニアにおすすめです。
4.Wantedly株式会社
Wantedlyも研修資料を公開しています。
Wantedlyの資料は、
- ビジネスマナー研修
- プロダクト開発の考え方
といった、研修が含まれる点が特徴です。
エンジニアとしてクリエイティブな仕事をしたい方には有益な資料なので、ぜひホームページをチェックしてみてください。
5.サイボウズ株式会社
サイボウズ株式会社では、ブログでエンジニア新人研修の資料を公開しています。
サイボウズの資料では、
- Webアプリケーション基礎
- ソフトウェアのテスト
- データベース
といった内容を学べます。
サイボウズの資料は「アプリとはなにか?」といった基礎から説明してくれるため、初心者との相性が抜群。
図を中心に構成されている資料なので、作業のイメージがつきやすくなっています。
動画での公開もあるため、動画形式で学習したい方にもおすすめです。
エンジニア研修の種類
エンジニアの研修には、大きく分けて社内研修と社外研修の2種類があります。
ここでは、4つの種類にエンジニアの研修を区分しました。
- OJT形式
- ブートキャンプ形式
- プログラミングスクール形式
- 座学での研修
それぞれの特徴を理解し、自分に合った種類を選択しましょう。
1.OJT形式
OJTとは、On-the-Job Trainingの略です。
On-the-Jobという名前のとおり、仕事の現場で技術や知識を学ぶことを意味します。
従来はベンチャー企業などの一部にだけ取り入れられていた手法ですが、近年は多くの企業で取り入れられている研修手法です。
仕事の現場で学ぶため、非常に実践的な知識を吸収できる点がメリットです。
2.ブートキャンプ形式
ブートキャンプとは、もとはアメリカの軍隊における訓練プログラムを意味していました。
現在ではビジネスの世界でも用語が使われ、短期間でスキルを習得する形式を意味しています。
ブートキャンプ形式では主にチーム編成がされ、共通のゴールの達成を目指します。
講習では、実際にシステムをつくる工程が体験できるため、現場レベルの技術の習得が可能です。
サポートも手厚いため、短期間でスキルアップしたい方に向いています。
3.プログラミングスクール形式
プログラミングスクールと同じような形式でおこなわれる研修もあります。
講師から指導を受け、自分で課題をこなし、それにフィードバックをもらうのが大まかの流れです。
プログラミングスクール形式は、ひとりでじっくりと学習できる点が強み。
チームワークに抵抗がある方や、自分のペースで学びたい方におすすめです。
4.座学での研修
企業内研修の場合、座学での研修をメインに据えるケースも多いです。
座学研修では、受講者は授業形式で知識を身につけます。
実践的な研修ももちろん重要ですが、基礎的な知識がなければ実践に移ってもあまり効果はありません。
とくにエンジニアとしての経験が浅い場合は、まずは座学で知識を得ることが有益でしょう。
プログラミングの研修で大事なポイント9つとは?ついていけない場合の対処法3選も紹介エンジニアの研修に関する質問
ここでは、エンジニアの研修に関する質問に回答します。
疑問点を解消して、エンジニア研修の理解を深めましょう。
- エンジニアの研修についていけない人は向いていない?
- 社内研修だけでエンジニアに転職できますか?
それぞれ見ていきます。
1.エンジニアの研修についていけない人は向いていない?
研修についていけなくても、エンジニアに向いていないと断言はできません。
本人の能力が原因ではなく、研修の形式や指導と相性が悪い可能性もあるからです。
今受けている研修についていけない場合は、まず研修の種類やレベルを変更してみましょう。
エンジニアとしてのレベルアップは、一朝一夕で実現するものではないので、ある程度継続して研修を受けることも重要です。
2.社内研修だけでエンジニアに転職できますか?
社内研修のみのエンジニア転職は、不可能ではありません。
社内研修が充実したものであれば、転職に必要なスキルは十分習得できているでしょう。
ただ、企業によってはそれほど丁寧に研修をおこなわない場合もあります。
その場合は、個人的に研修を受け、スキルアップを図ることが必要です。
DX研修サービス7つを紹介!選び方や社内研修のポイントも解説まとめ:エンジニア研修を受けてスキルアップを図ろう
本記事では、エンジニアの研修でスキルアップしたい方に向けて、エンジニア研修の概要やおすすめの研修サービスについて紹介しました。
- エンジニアの研修制度は多種多様
- 企業の公開資料を使えば無料で研修を受けられる
- 自分に合った形式の研修を受けることが大切
エンジニアの研修には多様な形式や方法があります。
お金を支払って受ける研修はもちろん、企業が無料で公開している研修資料による学習も可能です。
重要なのは、自分に合った研修制度を見つけること。
無料だからといって安易に決めてしまうと、学習のモチベーションが続かないといったことも起こりえます。
これからIT技術を磨く方は、自分に合った研修でエンジニアとしてのスキルアップを目指してください。
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