転職活動で気になった求人にとりあえず応募するのはあり?メリットとデメリットや注意点も紹介
「転職活動でとりあえず応募しても良いのだろうか」
「とりあえず応募するメリットとデメリットを知りたい」
と思うことはありませんか?
求人情報にとりあえず応募したくても、気軽に応募しても良いのか迷ってしまいますよね。
では、気になる求人を見つけたとき、とりあえず応募をやってみても良いのでしょうか?
そこで今回は、
- 転職でとりあえず応募することは可能なのか
- 求人にとりあえず応募するメリットとデメリット
- とりあえず応募する場合に気を付けること
について詳しく解説します。
この記事を読めば、転職でとりあえず応募しても良いのかがわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
転職活動で気になった求人に「とりあえず応募」してもいいのか?
結論から言うと、転職活動で気になった求人に応募することは可能です。
転職では、
- 企業研究
- 応募条件に合致しているか
などを調べますが、すべて自分と一致している求人を探すのは至難の業だからです。
こんなとき、気になった求人にとりあえず応募してみて、採用担当者の意向を確認する方法があります。
とくに中途採用の場合は、応募をかけてもすぐに掲載を終了する場合も。
優秀な人材を求めている企業は多いため、とりあえず応募してみるスタンスは、採用企業にも失礼なことではないのです。
転職でとりあえず応募するメリット3選
転職で、とりあえず応募してみるメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、とりあえず応募するメリットを説明していきます。
- 選考や面接に慣れる
- 採用される人の傾向がわかる
- チャンスに恵まれる
それぞれ見ていきましょう。
1.選考や面接に慣れる
とりあえず応募すると、選考や面接に何度も挑戦することになります。
複数回、選考や面接をおこなうと、その場に慣れてくるので、自分で考える余力も出てくるでしょう。
もし初回面接が緊張で上手くいかなかったとしても、次の機会に失敗を活かすことが可能です。
しだいに自分の力も発揮しやすくなるので、場数を踏むことは大切といえます。
2.採用される人の傾向がわかる
とりあえず応募していると、採用担当者の視点がわかるようになります。
どのような人が評価される人物かわかると、自分もそのように振舞えるでしょう。
求める人物像は、ホームページからでもリサーチできますが、実際に面接で聞かれる質問や受け答えをしていくうちに、傾向が見えてくるはずです。
なので、とりあえず応募する姿勢で採用に一歩近づいていきましょう。
3.チャンスに恵まれる
応募数が多くなると、その分チャンスにも恵まれます。
転職では、自分に合った求人だからこそ、採用されやすいという特徴があるのです。
- スキル
- 年齢
- 勤務地
- 志望動機
最初から自分に合った求人を探せる人は、少ないため、とりあえず応募していくうちに、チャンスに恵まれるともいえるでしょう。
とりあえず応募のメリットを知っていると、行動しやすくなるのでおすすめです。
転職で人間関係をリセットしたい人は必見!成功の3つのポイントや面接対策を解説転職でとりあえず応募するデメリット3選
ここでは、とりあえず応募するデメリットを説明していきます。
自分の不利な点がわかると、迷ったときに検討できるでしょう。
- スケジュール調整が大変
- 応募書類を揃えるのが面倒
- 不合格をもらうと自信がなくなる
ひとつずつ見ていきます。
1.スケジュール調整が大変
とりあえず応募する数にもよりますが、スケジュール調整が問題となる場合もあるでしょう。
なぜなら、複数応募するとなると、
- 応募書類の準備
- 面接日時の決定
など、ほかの募集要項と被らないように調整する必要があるからです。
スケジュール調整が大変となると、勉強や家庭の時間を割かなければならなくなるため、デメリットといえます。
2.応募書類を揃えるのが面倒
応募書類を揃えるのも難点となるでしょう。
その理由は、
- 企業によって提出書類が異なる
- とりあえず応募するとなると、複数企業への準備が大変
- 職務経歴書や履歴書など、書くのに時間がかかる
などがあります。
例えば、1月に5社の応募書類を揃えるとなると、労力もかかるため面倒な作業です。
なので、気になった求人が出てきたときに、すぐに行動できるよう用紙を準備しておきましょう。
3.不合格をもらうと自信がなくなる
応募社数が増えてくると、その分不合格となる場面もあります。
不合格をもらい続けていると、自分の市場価値はないのかと自信がなくなる人もいるのです。
例えば、傷つきやすい人や落ち込みやすい性格の場合、面接に何度も挑戦するのは苦痛でしかないといえます。
とりあえず応募するデメリットになるので、面接の間隔を空けたり適性のある求人のみに応募するやり方も取り入れていくとよいです。
とりあえず応募する場合の注意点4選
どのような点に気を付けると、転職でとりあえず応募が成功するでしょうか。
ここでは、注意点について説明していきます。
- 応募書類はきちんと記入する
- 応募条件を満たしていない場合は確認する
- 他社から内定をもらっている場合は伝える
- できないときはハッキリと断る
それぞれ見ていきましょう。
1.応募書類はきちんと記入する
応募書類に記入漏れはないか、確認しましょう。
応募書類は、第一印象でもあるので、抜け漏れがあると評価が悪くなります。
大きな問題がなければ、次の選考に進み判断する場合があるので、質の高いものを提示できるようにしましょう。
少し時間を置いて、提出前に再度確認するのをおすすめします。
2.応募条件を満たしていない場合は確認する
とりあえず応募するときに、応募条件を満たしていない場合は、応募してもよいか確認すると安心です。
応募条件を満たしていないから応募できないと思う方もいますが、選考してもらえる可能性は十分あります。
例えば、
- 年齢制限
- 資格の有無
- 細かい条件
などがありますが、自己判断で応募しないのはもったいないときもあります。
確認することは問題ないので、企業に問い合わせてみるとよいでしょう。
3.他社から内定をもらっている場合は伝える
とりあえず応募の注意点として、もし他社から内定を頂いている場合は、隠す必要はありません。
なぜなら、他社の内定を受ける場合、そもそも面接に来ていないからです。
あえて言う必要もありませんが、聞かれたら正直に答えるほうが良い場合もあります。
「貴社にいきたい旨」をしっかり伝えると、評価をプラスしてくれる場合もあるでしょう。
4.できないときはハッキリと断る
とりあえず応募して、選考が進んでいったとしても採用条件で折り合いが悪いものは、断ることも大切です。
とりあえず応募すると、複数応募となるケースがありますが、複数比べてできない求人が出るのは普通だから。
逆に、折り合いが悪いのに内定を承諾していては、仕事が長く続かないでしょう。
内定を辞退する場合は、
- 電話
- メール
- 郵送
などの方法がありますが、先方とのやり取りで指定された方法が良いです。
断ると厳しく追及されると不安になる人もいますが、採用人事の前では淡々と事実を述べてはっきりと断る必要があります。
とりあえず応募に転職エージェントがおすすめな理由4選
転職活動には、転職エージェントを活用すると効率的に進められるためおすすめです。
ここでは、とりあえず応募に転職エージェントが良い理由を見ていきましょう。
- 企業の間に入って交渉してくれる
- 応募書類の確認や面接対策がある
- 良い求人を提案してくれる
- 予定を組みやすい
ひとつずつ説明していきます。
1.企業の間に入って交渉してくれる
転職エージェントは、求職者と企業の間に入り交渉してくれるので、助かります。
- 入社日の調整
- 転職活動のスケジュール調整
- 年俸の調整
とりあえず応募を自分でするとなると、上記の項目を自力でおこなう必要があるのです。
少しでも手間を省いて転職活動をしたい場合は、転職エージェントがおすすめ。
時間を効率化することで、応募書類の作成に時間を割けるでしょう。
2.応募書類の確認や面接対策がある
転職エージェントでは、応募書類をチェックしてくれ、いけない所を添削してくれます。
専門的にアドバイスをいただけるので、有益な書類を作れるでしょう。
面接対策では、対面で実際に受け答えして練習していくため、実践的な学びが得られます。
気軽に相談できるメリットがあるので、転職エージェントの経由で応募してみてもよいでしょう。
3.良い求人を提案してくれる
企業と求職者のマッチング度が高い案件は、積極的に提案してくれるため、待っているだけでメリットがあります。
転職エージェントは、人材を紹介できたら紹介料として企業から手数料が入ってくる仕組みです。
無料で登録できるので、転職活動の強い味方となるでしょう。
面接の際に譲れない条件を提示していると、条件に合う求人を見つけてくれるためおすすめです。
4.予定を組みやすい
転職エージェントを利用すると、複数の企業を比べることが可能です。
求職者に代わってキャリアアドバイザーが、日程を調整してくれるので、予定を組みやすいメリットがあります。
- 代わりに調整してくれる
- 日付を伝えるだけなので、負担が少ない
企業との間に入ってくれると、自分の希望も言いやすく、ほかの予定との調整がしやすいでしょう。
IT転職に適切なエージェント4選【IT未経験の方でも】転職に関する5つの質問
ここでは、転職に関する悩みに答えていきます。
疑問を解消して転職の理解を深めることが大切です。
- 自信がなくても求人に応募しても良いのか?
- 途中から応募を辞退することは可能か?
- 仕事をしながら、とりあえず応募しても良いのか?
- 転職時の応募数はどのくらいが目安か?
- 早く応募すると有利になるのか?
それぞれの悩みを見ていきましょう。
1.自信がなくても求人に応募しても良いのか?
自信のあるなしは、応募書類を見ただけで採用担当者はわかりません。
気持ちの面で応募を躊躇することはしなくてもよいといえます。
自信がない場合は、応募書類をきちんと作り込むことを意識しましょう。
- 履歴書
- 職務経歴書
- スキルシート
このような書類は、納得いくまで作成に時間をかけたほうがよいです。
前もって行動すれば応募書類に時間を取ることはできるので、有益な情報を提示できるようにしましょう。
2.途中から応募を辞退することは可能か?
応募書類を郵送してしまった場合に辞退するなら、一刻も早く電話連絡を入れる必要があります。
なぜかと言うと、書類選考の後は、一次面接のスケジュールが組まれていくため、辞退の旨は早く伝えなければいけません。
応募を辞退すると相手に迷惑がかかるので、とりあえず応募するにしても、先の見通しを持てたときに郵送しましょう。
やむを得ない事情があるなら、理由も添えてお詫びの言葉を伝えることが大切です。
3.仕事をしながら、とりあえず応募しても良いのか?
仕事をしながらでも、とりあえず応募は可能です。
転職エージェントでも、仕事しながら面談や求人紹介を受けられます。
逆に、転職先がない状態で先に辞めてしまう方が、就職先がない場合にデメリットとなるので、仕事をしながら転職活動するのはおすすめ。
とはいえ、社内でばれると早期退職に追い込まれるケースもあるので、転職活動は休日や有給を取っておこないましょう。
4.転職時の応募数はどのくらいが目安か?
転職時の応募数ですが、年代やスキルによっても目安は変わってきます。
なぜなら、経験年数によって価値が変わってくるため、採用されやすい人とそうでない人が出てくるからです。
なので、あくまで目安として10社に挑戦してみるのもよいでしょう。
応募条件と一致した求人だと採用率も上がるため、自分を知って転職活動を進める方が上手くいくといえます。
5.早く応募すると有利になるのか?
早く応募したからといって、選考で有利になることはないでしょう。
例えば、先着順などのように指定されているなら、早く応募したほうがよいですが、基本的に早く応募するより、応募書類の質が高い方が評価されます。
なので、とりあえず応募する場合でも、ある程度、自分の中で最低限ラインを作り、丁寧な書類を提出するようにしましょう。
納得いくまで応募書類に時間をかけることをおすすめします。
エンジニアの履歴書の書き方や注意点、ポイントを徹底解説まとめ:転職活動はとりあえず応募してチャンスを増やそう
本記事では、これから転職活動をおこなう方に向けて「とりあえず応募」するスタンスは可能なのか解説しました。
- 転職でとりあえず応募のメリットとデメリットをわかりやすく解説
- とりあえず応募に転職エージェントがおすすめな理由とは
- どんなことを注意して、とりあえず応募をしたらよいか考えよう
転職では、気になる求人が出てきたときに、応募しようか迷うことがよくあります。
情報収集をしていないときや、応募条件を満たしていないときに応募は可能か戸惑いますが、企業にも許容範囲があるので応募はできるのです。
気になるときは、応募するか応募可否を確認するのがおすすめ。
応募者が集まらなかったときは、採用のチャンスを掴めます。
これからの転職活動が積極的なものになるように、とりあえず応募する姿勢を取り入れてみてみましょう。