システムエンジニアに向いている人の特徴6選。SEのスキルや転職エージェントも紹介
「システムエンジニアになりたい」
「システムエンジニアに向いている人ってどんな特徴があるのだろうか」
と思うことはありませんか?
システムエンジニア(SE)を目指そうと思っても、自分に向いているのか気になってしまいますよね。
では、システムエンジニアに向いている人と向いていない人の特徴には何があるのでしょうか?
そこで今回は、
- システムエンジニアに向いている人の特徴
- システムエンジニアが持っていると有利なスキル
- エンジニアに関するよくある質問
について詳しく解説します。
この記事を読めば、システムエンジニアに向いている人の特徴がわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
システムエンジニア(SE)に向いている人の特徴6選
ここでは、システムエンジニアに向いている人の特徴を説明していきます。
自分に当てはまるか、それぞれ見ていきましょう。
- 論理的思考能力がある人
- コミュニケーション能力が高い人
- ヒアリング能力がある人
- 勉強熱心な人
- IT業界に興味のある人
- モノづくりが好きな人
ひとつずつ解説します。
1.論理的思考能力がある人
論理的思考能力は、プログラマーやシステムエンジニアに必須なスキルです。
なぜなら、システム開発の一連の流れなどは、すべて「ロジック」で成り立っているから。
物事を筋道立てて考えることができる方は、論理的に問題解決もできるといえます。
プログラミングや仕様書を作るにしても、コードの依存関係を理解するには論理的思考は必要なのです。
2.コミュニケーション能力が高い人
コミュニケーション能力が高い人は、システムエンジニアに向いています。
システムエンジニアの仕事は、システム開発で幅広いフェーズに関わるため、人とコミュニケーションを取って成立するからです。
技術的なスキルも大切ですが、重要な情報はコミュニケーション能力の高い人の方へ流れる傾向があるため、システムエンジニアにも欠かせないスキルといえます。
プロジェクトチームで仕事を進める上でもコミュニケーション能力が重要なのです。
3.ヒアリング能力がある人
システムエンジニアは、顧客の悩みから必要な情報を引き出して、問題解決となる仕様や設計を作成していきます。
ヒアリング能力があるシステムエンジニアは、ただコミュニケーションを取るのではなく、相手への共感と質問に長けているのです。
ヒアリング能力がないと、問題点を見つけることができず仕様書の作成にも影響が出てくることもあります。
そのため、相手から話を聞き取るヒアリング能力がある人はシステムエンジニアに向いているといえるでしょう。
4.勉強熱心な人
システムエンジニアに向いている人の特徴として、勉強熱心な人が挙げられます。
その理由は、システムエンジニアの仕事は、常に勉強し続ける必要がある仕事だからです。
プロジェクトに関する勉強はもちろん、ITの技術はスピード良く変化していくため、トレンドにあった勉強も必要となります。
今主流なプログラミング言語が将来変わってくることもあるので、日頃から好奇心が旺盛で勉強熱心な方はシステムエンジニアに向いているでしょう。
5.IT業界に興味のある人
システムエンジニアに向いている人は、IT業界に興味のある人といえます。
なぜなら、興味のある分野や自分の好きなジャンルに取り組むことで、成果が出やすいからです。
未経験者であっても、IT業界に興味・関心のある方はシステムエンジニアの適性があるでしょう。
好きなことは学習も継続できるので、IT業界に興味のある方はシステムエンジニアに向いているといえます。
6.モノづくりが好きな人
システムエンジニアは、モノづくりに貢献する仕事です。
顧客の問題を解決するために、要望をヒアリングしどのようなシステムを作るのか決めていきます。
仕事を通して、まだ世に出ていないシステムを開発できることは、モノづくりが好きな人にとっては、やりがいを感じられるでしょう。
良いものを作りたいとわくわくする気持ちを持てる方は、システムエンジニアに向いているのです。
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システムエンジニア(SE)に向いていない人の特徴5選
一方で、システムエンジニアに向いていない人の特徴とは、何が挙げられるでしょうか。
ここでは、ひとつずつ説明していきます。
- パソコンが苦手な人
- 継続できない人
- チームプレーが苦手な人
- 細かい作業が得意でない人
- 怒られるとすぐに凹む人
向いている人と向いていない人の違いを知り、自己理解に繋げていきましょう。
1.パソコンが苦手な人
パソコンが苦手な人は、システムエンジニアには向かないでしょう。
これからIT業界に就職・転職を考えているのであれば、パソコンの基礎スキルは身に付けておいた方がいい項目です。
ExcelやWord以外にも、ツールやソフトを使っていくので、パソコンに抵抗がある人はシステムエンジニアには向かないといえます。
とはいえ、パソコンスキルは習得できるため、不安のある方は参考書やスクールに通うなどで身に付けていきましょう。
2.継続できない人
継続できない人もシステムエンジニアに向いていません。
システムエンジニアがおこなうシステム開発の仕事は、細かいタスクでスケジュール管理がされています。
納期に向けて成果物を完成させていくため、継続力は大切です。
継続できる人は、日々のタスクをこなすことができる人材といえるでしょう。
3.チームプレーが苦手な人
システムエンジニアの仕事は、プロジェクトで構成されています。
プロジェクトチームで役割分担をおこない、タスクを完了させていくので、チームプレーが苦手な人は向かないでしょう。
- プログラマーと仕様書の確認
- 他職種との連携
- 顧客へのヒアリング
このように、システムエンジニアはさまざまな人との関わりで、業務を遂行していくため、チームの中で動ける人が向いているといえます。
4.細かい作業が得意でない人
細かい作業が得意でない人も、システムエンジニアに向かないでしょう。
システムエンジニアの仕事は、意図した通りにプログラムが動くように設計や開発を進めていきます。
常にロジカルシンキングで物事を考えて、細かい作業も難なくできる人が向いているでしょう。
仕事では、よく認識合わせがおこなわれていることからも、そうした細かい作業が得意でない人は適性がないといえます。
5.怒られるとすぐに凹む人
システムエンジニアに向いていない人の特徴として、怒られるとすぐに凹む人が挙げられます。
システムエンジニアは激務と言われている仕事でもあるのです。
- 納期に追われる
- 残業の日が続く
- 上司から雑務を押し付けられる
ストレス過多となる場面も多いことから、怒られるとすぐに凹む人はメンタル不調になりやすく向かないといえるでしょう。
プログラマー(PG)とシステムエンジニア(SE)の5つの違いを解説!
システムエンジニア(SE)にあると有利なスキル3選
システムエンジニアに求められるスキルとは、具体的に何があるのでしょうか。
ここでは、システムエンジニアの仕事内容と合わせて解説していきます。
- プログラミングスキル
- 営業力
- マネジメントスキル
ひとつずつ見ていきましょう。
1.プログラミングスキル
プログラミングは、プログラマーがする仕事ですが、システムエンジニアとプログラマーのどちらがプログラミングをするのかは明確に分かれているわけではありません。
プログラミングをするシステムエンジニアとしないシステムエンジニアも存在します。
とはいえ、システムエンジニアもプログラミングができた方が市場価値の高い人材となれるでしょう。
プログラミング能力は、ただ単にプログラムが組めるだけでなく、仕様書の作成やシステム開発の一連の流れで生きてくるスキルといえます。
2.営業力
営業力のあるシステムエンジニアは、顧客とのやり取りもスムーズにできるでしょう。
なぜなら、システムエンジニアは顧客と信頼関係を築き、情報を聞き取る役目があるからです。
顧客のニーズに気づき、ニーズに合った提案ができるシステムエンジニアは、プロジェクトに貢献できる人材となれるでしょう。
人と接することが好きな人は、システムエンジニアの仕事も円滑に進められるといえます。
3.マネジメントスキル
システムエンジニアには、マネジメントスキルも必要です。
その理由は、システムエンジニアは全体を俯瞰してシステム開発に携わる職種だから。
例えば、マネジメントスキルには次のようなことが大切です。
- リーダーシップを発揮する
- リスクへの対処を考える
- 協働的なチームを作る
プロジェクトの成功には、マネジメント力が欠かせないため、マネジメントスキルを磨いて今より上の役職を目指すのもいいでしょう。
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システムエンジニア(SE)におすすめの転職エージェント3選
ここでは、転職したい人向けにおすすめの転職エージェントを紹介します。
IT業界に特化した転職エージェントを見ていきましょう。
- レバテックフリーランス
- マイナビIT AGENT
- ギークリー
それぞれ解説します。
1.レバテックフリーランス
レバテックフリーランスでは、ITフリーランスエンジニア向けの案件を豊富に扱っています。
フリーランス向けのサポートが充実していることも魅力な所といえるでしょう。
- 営業活動を代行してくれる
- フリーランス向け税務サポート
- 無料相談会を実施している
レバテックフリーランスは、フリーランスエージェントの中でも知名度が高いため、フリーランスの方は登録しておくのをおすすめします。
2.マイナビIT AGENT
マイナビIT AGENTは、IT/Webエンジニアの転職に使える転職支援サービスです。
マイナビエージェントよりITに特化したサービスとして運営されています。
- 応募書類の添削と、面接対策がある
- IT業界が未経験の方でも、受け入れ企業を探してくれる
- メールや電話、オンライン面談など、遠隔地でも利用できる
マイナビエージェントの求人も共有されるため、転職したいけど職種が決まっていない方にもおすすめです。
3.ギークリー
ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
専任のコンサルタントが在籍しているため、悩みや不安を相談しやすい環境といえます。
- スマホでも簡単にレジュメ作成ツールを使える
- 約88%の方は、働きながらギークリーで転職成功している
- 企業様と給与の交渉をしてくれる
転職エージェントは専門の所を活用するのがおすすめなので、ゲーム業界に特化した求人を探すなら、ギークリーを活用すると良いでしょう。
エンジニアに関するよくある質問
こちらでは、エンジニアに関する質問に答えていきます。
疑問点を解消することで、エンジニア職の理解を深めましょう。
- ITエンジニアをやめとけと言われる理由
- エンジニアの適性検査に落ちることもある?
- プログラマーに向いている人は?
それぞれ説明していきます。
1.ITエンジニアをやめとけと言われる理由
ITエンジニアを辞めとけと言われる理由に、激務が挙げられます。
なぜなら、納期のある仕事なので、間に合わない場合は残業を強いられるからです。
安定して定時で帰れる仕事をしたい方にとっては、おすすめできない職業となるでしょう。
とはいえ、システムエンジニアの働く環境は、会社によってさまざまです。
まずは、就職先の就業条件を確認し、希望する環境で働けるようスキルを高めておきましょう。
2.エンジニアの適性検査に落ちることもある?
エンジニアの適性検査に落ちることはあります。
大きな理由として、
- 適性検査の対策をしていない
- 正直に回答していない
などが考えられます。
大企業などの適性検査は、絞り込むための足きりとして使われることもあるのです。
3.プログラマーに向いている人は?
プログラマーもシステムエンジニアと同様に、論理的思考能力のある人が向いています。
ほかにも、
- 勉強が好きで継続学習できる
- コミュニケーション能力が高い
などがあると尚良いです。
人によっては、長時間座って仕事ができない方もいるため、そうした環境にも適応できる方が向いているでしょう。
まとめ:システムエンジニア(SE)に向いている人の特徴を知り、活躍できるシステムエンジニアを目指そう
本記事では、システムエンジニアになりたい方に向けて、システムエンジニアに向いている人と向いていない人の特徴を説明してきました。
- 論理的思考能力がある人はシステムエンジニアに向いている
- チームプレーが苦手な人はシステムエンジニアに向いていない
- システムエンジニアには、プログラミングスキルやマネジメントスキルも必要
IT企業の面接では、適性検査を実施している所もあります。
そういう面からも、自分にシステムエンジニアの適性はあるのか気になる人もいるでしょう。
システムエンジニアに向いている人と向いていない人の特徴を知っておくことで、自分を客観的に捉えることもできます。
これからシステムエンジニアを目指す方は、適性を確認して、さらにスキルを高めていきましょう。