プログラミングが楽しい!そう感じる理由と学ぶ必要性を解説
プログラミングが楽しいという人は多いですが、具体的に、どのような点が楽しいかイマイチ分からないという方も多いでしょう。
また、楽しいだけでなく、どのように今後の人生に役立つのかも気になる所です。
今回は、プログラミングの楽しさと、必要性について紹介いたします。
プログラミングは何が楽しいのか?
プログラミングは、コンピューターに話しかけるための言語です。
人間同士の会話であれば、すべてを言葉にしなくても「きっとこういう意味だろう」と想像で補うことができますが、コンピューターにはそれができません。
全てを正しく伝えることでしか、こちらの意図したとおりに動くことができないのです。
プログラミングが細かい作業と言われるのはそのためです。
逆に言えば、正しいプログラミング言語を使って正しく話しかけることができれば、コンピューターを自由自在に動かすことができます。
プログラミングには、自分が作ろうと思ったもの、あったらいいなと思ったものが、自分の思った通りにすぐ出来上がる楽しさがあります。
例えば、料理やファッションなどは、自分の思い通りのものを作るためには、長い修行や下積み期間が必要ですがプログラミングには必要ありません。
初心者から始めても、短い勉強期間(数ヶ月間)で自分の思ったサービスやゲームを形にすることができます。
プログラミングは、学ぶ機会がたくさんあり世界中にオープンにされています。
一部の人に独占されていたり、わざわざ遠方まで出かける必要もなく、いつどこででもいつからでも学習を始めることができます。
プログラミングを仕事にすれば、自宅のパソコンを使って家に居ながら仕事をすることも、電車やバスの待ち時間、乗り物に乗っている時間も勉強時間や仕事をする時間に当てることもできます。
場所を選ばず学べ、仕事をすることができる柔軟さがあります。
働き方の自由度の高さもプログラミングの魅力です。
もう1つ、プログラミングの魅力には、顧客、ユーザーからの反応が早い点にあります。
作成したプロダクトをネットに上げると、すぐに反応が返ってきます。
顧客やユーザーの良い反応も悪い反応も直接自分で感じることができます。
その反応を参考にしながら、プロダクトをバージョンアップし続ける楽しさがあります。
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プログラミングの必要性は何があるのか?
プログラミングは、情報やサービスの高速化、自動化、遠隔処理を行うことができます。
例えば、ゲームであれば、画像の色数の多さ、動きのスムーズさや速さ、多くの人と同時に同じゲームをプレイできるなど、美しさや楽しさがバージョンアップしていきます。
これもプログラム開発が進んだ結果です。
インターネットバンキングやネットショッピングのセキュリティを向上させるのもプログラミング無くしてはできません。
現在あるサービスをより早く、自動的に安全に行うこともプログラム次第です。
TwitterやFacebookが生まれた時のように、これまで誰も思いつかなかったサービスを思いつくのはあなたかもしれません。
思いつき、アイディアを形にするのもプログラミングです。
パソコンやインターネットには関係のない仕事をしているからといって、パソコンやプログラミングと関わりがないとは言えません。
今の自分の仕事を振り返り、もっと早くできればいいのに、自動でできるようにならないかと思うことはないでしょうか。
現在の業務の高速化、自動化を担うプログラミングの必要性は、これからも拡大し続けるでしょう。
新しい働き方にもプログラミングは寄与しています。
リモートワークや在宅での仕事が増えてくれば、プログラミングはますます重要になります。
プログラミングこそ、リモートワークや在宅にふさわしい仕事です。
多くの人がスクールやオンライン講座でプログラムを学んでいますが、それでもプログラマーが不足していると言われています。
プログラミング言語のスキルを持った人材の需要は高まり続けています。
プログラミングはだれがしても同じ?
プログラミング言語は、コンピューターと話をするための言語のため、決まった言葉を決められた文法に従って入力しているだけに見えます。
それでは、誰がプログラミングしても同じなのでしょうか。
どれだけ細かいコーディング規約を設け、ロジックも固めた仕様書があったとしても、同じコードを書くことは不可能です。
プログラミング言語によって、同じコードになりやすいものはありますが、実はとても個性的なものです。
そのため「良いプログラミング」「悪いプログラミング」が存在します。
分野ごとの仕事内容
プログラミングをする人の仕事とはどんなものでしょうか。
プログラミングに関する仕事には、主に「SE」と「プログラマー」があります。
それぞれの仕事内容について説明します。
「SE」は「システムエンジニア」の略です。
システムエンジニアは、コンピューターを中心としたシステム全体の中のソフトウェア部分を製造する人です。
システムエンジニアの役割は、専門分野、マネジメント、分析、設計、コンサルやメンテナンスなどさまざまあり、中にはプログラムを実際に触ることのない人もいます。
営業や顧客が必要とするシステムを知り、それを実現するための設計者を書く役割も担います。
そのためには、プログラム言語にも詳しく、システム全体を見渡せる広い視野が要求されますし、プログラムが使用される製品やデバイスの知識も必要です。
「プログラマー」は、SEからの要求を正確に形にし、実現できるようにシステムの検査やテストを行います。
SEが設計書を書く人であれば、プログラマーはそれを形にする人です。
SEが顧客の要望に応じて書き上げた設計書を、必要なプログラミング言語を用いてプログラムを組むのがプログラマーです。
プログラマーは、SEから渡される設計書の内容をプログラムに変換して、SE、あるいは顧客の要望にそったシステムを作り上げていきます。
どのように解釈し、どのように作り上げていくかがプログラマーの腕の見せどころです。
仕事のプログラミング
プログラミングが必要とされる分野には、パソコン上で使うソフトウェアがあります。
企業で使われる、Excelなどの表計算や、販売管理ソフト、労務管理ソフトなどです。
その他、企業の中で使われるメールシステム、メモ帳などもあります。
パソコンを使って行われるすべてのことにプログラムが必要とされています。
パソコンだけでなく、冷蔵庫やエアコンのような家電やオーディオ機器にもプログラムが必要です。
冷蔵庫やエアコンの温度管理やリモコン、DVDデッキの制御システムにもプログラムが使われています。
スマートフォンで外部から家電を制御するシステムも作られ、今後ますます需要が伸びる分野です。
より高度なプログラミングスキルが必要とされる分野として、産業用ロボット、自動車の自動運転やロケットの打ち上げなどがあります。
多くの国や自治体、企業、個人が悩まされているコンピューターウイルスと戦うのもプログラマーです。
情報漏洩を防ぐため、高度なセキュリティがますます必要になってきています。
趣味のプログラミング
趣味の世界にもプログラミングが必要です。
コンピューターやデバイスで利用するアプリケーションの開発はプログラミングで行われます。
こんなアプリがあったらいいのに、こんなゲームで遊びたいといった、アイディアを形にするのもプログラムです。
現在では、音楽の再生や読書もすべてスマートフォンなどのデバイス上で行っているため、多種多様なプログラミングが必要とされています。
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プログラミング言語には何があるのか
プログラミング言語は、言語によって得意なことが違うため、どのようなシステムを開発するか、どのようなことに使うのかを把握し、最も適切なプログラミング言語を選ぶ必要があります。
どのプログラミング言語から学び始めるか悩んだ時は、まず、自分がプログラミングで何をしたいのか、なにを開発したいのかを決め、それに使うプログラミング言語を学びましょう。
求人や受託案件を比較して、求人の多そうなプログラミング言語から学んだり、汎用性の高いプログラミング言語から学べば就職や転職でも有利です。
ここでは、各プログラミング言語の特徴を紹介します。
プログラミング言語
プログラミング言語には、「スクリプト言語」と「コンパイラ言語」があります。
・「スクリプト言語」は、コンパイラ言語に比べて低速ですが、書いたコードをその場で実行できるので動作確認や修正が楽です。
Python、JavaScript、RubyやPHPなどです。
・「コンパイラ言語」は、人間が書いたプログラムを、コンピューターが理解できるように変換する言語です。
動作は高速ですが、記述が複雑です。
C、C++、C#、Javaなどがあります。
言語ごとの特徴
シェアを増やしているPythonは人工知能の開発ができます。
コードもシンプルで、誰が書いてもわかりやすく、分量も少なくて読みやすいです。
「Evernote」「YouTube」「Instagram」など、広く使われているソフトやアプリにも多く使われ注目を集めています。
人工知能開発やアプリ開発だけでなく、統計や分析、IoTシステム開発にも使われており、プログラマーからみると、内容がわかりやすく、作業の共有がしやすく、メンテナンスも楽なPythonが人気なのもうなずけます。
企業の注目度も高く、Pythonを扱えるプログラマーの求人は増え続けています。
根強い人気のJavaScriptは、Web上では欠かせないプログラミング言語です。
プログラマーには必須のプログラミング言語と言えるでしょう。
JavaScriptは、ブラウザさえあれば良いので、開発環境をわざわざ整える必要がありません。
すぐに学習を始められるのも初心者向きです。
ほとんどすべてのアプリやWebサイトに利用されるプログラム言語のため、今後需要がなくなることは考えられません。
楽しさを追求して開発された Rubyも注目を集めています。
Rubyは、日本人が開発したWebアプリのためのプログラミング言語で、プログラミング教育にも取り入れられています。
そのため学習がしやすく、日本語の解説書や解説サイトもたくさんあり、開発者自身の監修による教材も出版されています。
Rubyは、未経験者が、最初に学ぶプログラミング言語としてもおすすめです。
より詳しく、言語ごとの特徴、楽しさを確認したい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
初心者はどの言語をやるべき?プロ視点からおすすめプログラミング言語を紹介!
まとめ
プログラミングが楽しいのは、自分のアイディアが形になり、それがすぐに顧客やユーザーの反応としてダイレクトに返ってくることにあります。
これまでみてきたように、プログラミングのスキルを身につけておけば、仕事がなくて困るということはありません。
スキルさえ身につけておけば、いつでもどこでも働けるという柔軟性の高い仕事を得ることができるのも魅力でしょう。
プログラミングを学ぶためのスクールやオンライン講座もたくさんあります。
ぜひ、チェックしてみてください。