プログラミングのタイピング速度を格段に上げる練習法とは
プログラミングを勉強している中で、「タイピングの速度が遅くて効率が悪い…」と感じたことはありませんか?
プログラミングのタイピングは普段使用することのない記号を使うため、通常のタイピングができる人でもプログラミングのタイピングはできないという場合が多いです。
そこで今回の「DMM WEBCAMP MEDIA」では、
- 基本的なタイピングの速度を上げる方法
- プログラミングのタイピング速度を上げる方法
- プログラミングとタイピングの両方を学べるサイト
を紹介します!
この記事を読めば、効率的にプログラミングのタイピングができるようになるためぜひ最後まで読んでみてください!
プログラミングでタイピングが遅いと起こる問題は?
プログラミングをする中で自分のタイピングが遅いと感じる場面があると思います。
では、タイピングの速度が遅いとどのような問題が起きるのでしょうか?
この見出しでは、プログラミングのタイピングが遅いと起こる問題とタイピング速度の重要性について解説します。
プログラミングの作業効率が悪くなる
プログラミングは、入力すれば終わりという訳ではなく、その後の動作確認作業や修正作業により多くの時間がかかります。
最初の入力作業を、いかに正確に早く終わらせるかが作業全体のスピードを決めるカギです。
タイピングが遅いと、プログラミングの作成時間が遅くなり、動作確認や修正作業にずれ込んできて、全体の作業が遅れがちになります。
タイピングは速くて当たり前という前提の元で仕事が進みますので、普段から速さはもちろん、正確なタイピングを意識しましょう。
プログラミングのタイピングは速さが全てでない
プログラミングのタイピングにはスピードが重要視されていますが、ただ速ければいいというものではありません。
入力ミスをしないことも大切です。
正確性と入力スピードの、どちらを取るか迷った時は正確性をとりましょう。
入力ミスが多発すると、
- ミスした箇所までキーやマウスで戻す
- ミスした文字を削除する
- ミスした箇所に入力し直して修正する
という作業を行う必要があります。
入力以外の修正のための時間がかかると、タイピングのタイムロスが大きくなります。
タイピングのスピードアップのためにもミスをした時には、なにを間違えたのかを確認しておきましょう。
プログラミングのタイピングを、正確で速くするためには、
- 苦手なキーや入力し辛い文字列を意識する
- 最速で入力できるキーを探しておく
- 苦手なキーは注意深くタイプする
といったことを意識することが重要です!
ミスしやすいところを自覚するだけでタイプミスを減らすことができます。
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プログラミングのタイピングの速度を上げる練習法を紹介!
タイピングをスピードアップさせるためには、正しい知識に基づいた正しいタイピング方法が必要になります。
自己流で始めてしまうと、効率の悪い癖がついしまい矯正のために多くの時間を使わなくてはなりません。
タイピングの速度を上げる基本は、ホームポジションとブラインドタッチを身につけ、毎日練習をすることです。
- タイピングの基礎となるホームポジション
- タイピングを効率化できるブラインドタッチ
- ホームポジションとブラインドタッチを身に着ける方法
❶タイピングの基礎となるホームポジション
タイピングには、まずは正しいホームポジションを身につけることが必須です。
すべての指を効率よく使うことで、時間のロスや打ち間違いなどのミスを減らすことができ、指の動きも最小限ですみます。
正確なタイピングを行うことが可能なだけでなく、誤入力が少なければそれだけ時間のロスを防ぐことができます。
❷タイピングを効率化できるブラインドタッチ
ブラインドタッチは、キーボードの文字盤を見ることなく、指先の感覚だけでタイピングすることです。
このタイピング法を身につけると、キーボードを見る動作がなくなり画面に集中できるので、入力ミスや変換ミスをいち早く見つけることができます。
一気に作業効率がアップしますので、プログラマーだけでなく、ライターやデータ入力など、キーボードを使って仕事をする人にはぜひ身につけて欲しい技術です。
❸ホームポジションとブラインドタッチを身に着ける方法
それでは、ブラインドタッチを身につけるための練習法をご紹介します。
まず最初はキーボードを見ながらで良いので、ホームポジションを守って、決められた指で決められたキーを押します。
上記の画像のように「F」のキーに左手人差し指、「J」のキーに右手人差し指を置き、人差し指がキーを押さない時は常に「F」と「J」のキーの上に置き、人差し指で他のキーを押した時も素早くこのキーに指を戻しましょう。
5本の指にはそれぞれ割り当てられた担当キーがあり、左手であれば「A」は小指、「S」は薬指、「D」は中指、親指はスペースキーです。
これらを踏まえて手元を見ないで押下できるように練習を続けるのが重要です。
プログラミングのタイピングの速度をより上げるためには?
ホームポジションを覚え、ブラインドタッチをマスターしても最初はなかなかスピードアップできません。
ブラインドタッチは、どのキーをどの指で押すかを脳内で試行錯誤するプロセスと、キーを見ないで正確にキーを押下する動作が組み合わさったものです。
試行錯誤と動作を繰り返すことで一連の作業を習得することを、脳科学では内部モデルと呼びます。
内部モデルは、いわゆる「身体で覚える」方法であり、トライ&エラーを繰り返すことでしか身につけることができません。
めんどくさくなって諦めてしまったり、キーを見ながら押下してスピードをあげようとしてもブラインドタッチはできるようにならないのです。
ここでは、スピードを上げるための効果的な方法を紹介します。
タイピングの速度を上げるためには、1回の練習を長くするよりも、短い時間でも毎日する方が効果的です。
1日30分の練習を毎日すれば、半月程度で効果を実感できるでしょう。
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プログラミング以外にも役立つタイピングの基礎を学べるサイト3選!
効率的にタイピングを練習するためには、プログラミングの練習ができるサイトを活用するのが効率が良いです。
タイピングの練習のためのサイトはたくさんありますが、中でもゲーム形式のものが楽しみながら学べるためオススメです。
この見出しでは、ゲーム感覚でタイピングを学ぶことのできるサイト3選を紹介します!
❶e-typing
「e-typing」はタイピングの練習のみに特化したサイトです。
ローマ字、英語、かなの3つのタイピングの練習ができます。
「ビジネス」「スタディ」「テンキー」「脳トレ」「スポーツ」など多種類にジャンル分けされており、飽きずに練習を続けられるよう豊富な問題がそろっています。
気分によって好きなジャンルを選んで練習しましょう。
❷typingclub.com
「typingclub.com」は、無料で使用することの出来るプログラミング学習サイトです。
どのように指を運ばなければならないのかを、画像付きで解説してくれるためわかりやすくて学びやすいのが特徴です!
様々なゲームがある中でも、バルーンゲームの記号を使うものがプログラミングに直接役立つタイピングを習得できます。
❸寿司打
「寿司打」は基礎的なタイピングの速度を上げるのにぴったりなサイトです!
現れた単語を入力することができると、レーンに流れている寿司を食べることができます。
難易度も「お手軽コース」「お勧めコース」「高級コース」の3つから選ぶことができるため、自分のレベルに合わせてタイピングを学べます。
プログラミングとタイピングを同時に練習できるサイト3選!
タイピングの練習をしながらプログラミング言語の習得もできる一石二鳥のサイトもたくさんあります。
この見出しでは、
「タイピングはできるけどプログラミングは不安…」
「プログラミングはわかるけどタイピングが遅いのが悩み」
「タイピングもプログラミングもこれから勉強したい」
という人にもおすすめのサイトを紹介します。
❶PTYPING
「PTYPING」は、初心者向けでのプログラミング言語タイピングゲームです。
プログラミング言語もJavascript、PHP、HTML5等複数用意されていて、自分の覚えたいプログラミング言語を選ぶことができます。
画面に表示されるプログラミング言語の単語をタイピングしていく、いわゆる写経ゲームです。
制限時間内にプログラムを入力する、速さよりも正確さを重視したゲームです。
プログラミング学習の王道である写経を、ゲーム感覚ですることでプログラミングに必要なタイピングのコツを習得できます。
❷myTyping
タイピングの練習サイト「myTyping」は、苦手なキーを判定したり、レベルチェックもかねているので現在の自分の実力を客観的に知ることができます。
短文での練習問題やIT用語、金融・経済用語、歌詞など、問題がジャンル別にわけられており、飽きることなく練習を続けることができます。
練習後にレベル表示がありますので、進歩が目に見えやりがいがあります。
間違えた問題だけ再チェレンジできますので、苦手な文字列の練習にも適しています。
❸typing.io
「typing.io」はプログラミングを基にしているタイピングの練習サイトです。
このサイトは、実際にプログラミングしている中で登場する配置のタイピングを練習することができます。
実践的な練習ができるため、基礎的なタイピングの速度が上がってからこちらのサイトを利用すると本番に近い形でスキルを高めていくことができます!
その他のタイピングの速度を向上させる方法
プログラムは正確に記述できるのに、タイピングのスピードが遅いためにいまひとつ作業効率が上がらない、生産性が悪いという悩みを抱えている人も多いでしょう。
これまでに紹介したホームポジションを身につけ、ブラインドタッチを習得する以外のタイピングアップのコツをご紹介します。
❶パソコンを使う時の机と椅子の高さを調整する
パソコンを使うときの机と椅子の高さ、姿勢はどうなっているでしょうか。
ディスプレイを見るときの正しい姿勢とキーボードを使うときの手の高さはタイピングアップのために重要です。
自分が使いやすい高さや姿勢を見つけましょう。
一般的に、ディスプレイは視線の高さより低くし、肘の角度が90度以上になるように高めの椅子を使う方が疲れません。
目とディスプレイの距離は40センチ以上が適切で、あまり近すぎると疲れ目の原因になります。
前のめりになりすぎて猫背になると、肩こりや頭痛、腰痛の原因になります。
❷キーボードを体に慣れさせる
毎日、キーボードを触り、練習をすることも大切です。
どこにどのキーがあるかを身体に覚えさせるのです。
キーボードの設定変更を検討してみるのも良いでしょう。
例えば、キーの設定を変更しCaps Lockを使わないようにすることもタイピングを早くします。
速さだけでなく、正確さも向上させるため、間違えやすいキーや単語を集中的に練習して苦手を克服することや、緩急をつけてリズム良くあわてず正確なタイピングができるように練習することも大切です。
❸タイピングの速度に目標を設定する
「1分間50文字」「1分間600文字」など練習の目標を設定するのも励みになります。
最初は自分が達成できそうな目標から初めて、少しずつハードルを上げていきます。
目安になるのが「ビジネスキーボード認定試験」(日本商工会議所主催)です。
S、A、B、C、Dの5ランクあり、ビジネスで求められる評価は英字で10分間1,500~1,999字のCランク以上です。
まずはCランクを目指してみましょう。
まとめ【プログラミングのタイピングは練習が重要!】
今回の「DMM WEBCAMP MEDIA」をまとめると下記のようになります。
- プログラミングのタイピングは速さと正確さが必要
- タイピングを練習するのであれば練習サイトを活用する
- スキルを磨く以外の方法でもタイピングは速くなる
スポーツなどにも言えることですが、我流のままでタイピングスピードを上げると、どこかで限界が来てしまいます。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、正しいホームポジションやブラインドタッチのやり方を身につけてさらなるスピードアップを目指しましょう。
ディスプレイの位置やキーボードの種類や使いやすさにも目を向けて、速度だけでなく正確さや疲れにくさも合わせて考えてみましょう。