エンジニアがリモートワークを実体験して感じたメリット・デメリット
コロナウイルスの問題もあり、自宅で仕事をするリモートワークがメインのエンジニアさんも増えてきたのではないでしょうか。
エンジニア転職サービス「paiza転職」によると、ITエンジニアのテレワーク実施率は約80%ほどという結果が出ています。(参考:出典画像)
今回は実際にエンジニアとしてリモートワークを体験した僕が、リモートワークをしてみて感じたことを赤裸々に解説していきたいと思います。
主に下記のようなことを書いていきます。
- リモートワークエンジニアの体験談
- エンジニアがリモートワークをして感じたメリット3つ
- エンジニアがリモートワークをして感じたデメリット3つ
- これからリモートワークをするエンジニアに伝えたいこと
これからエンジニアとしてリモートワークを実際にする方やしてみたい方には大変参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
エンジニアがリモートワークをしてみた
僕はとある企業にバックエンドのエンジニアとしてしばらくリモートワークをさせていただく機会がありました。
理由はもちろんコロナ化で屋内での活動が制限されていたからです。
1日エンジニアとしてリモートワークをしてみていたのですが、まずはその時の様子を詳しくお伝えしたいと思います。
リモートワークエンジニアの1日スケジュール
エンジニアとして1日リモートワークだった時のスケジュールは主に下記のような感じでした。
ちなみにリモートワーク前で1日中勤務していた時間と比べると以下のようになります。
リモートワーク前 | リモートワーク | |
起床&朝食 | 6:00~7:30 | 7:00~8:00(その後自由時間) |
身支度 | 7:30~8:00(その後自由時間) | なし |
移動 | 8:30~9:30(その後準備) | なし |
業務 | 10::00~15:00,16:00~20:00 | 10:00~15:00,16:00~20:00(その後自由時間) |
移動 | 20:00~21:00 | なし |
夕食&お風呂 | 21:00~23:00 | 21:00~23:00 |
消灯 | 23:00 | 23:00 |
ご覧の通り、移動時間が減った分だけ”自由時間”が出来て自分の好きなことをやることができるようになりました。
僕の場合はその時間でブログの執筆だったり、大学の課題なんかをやっていましたが、人によっては映画をみたり副業をやったりと隙間時間を使って何やるということが可能になると思います。
このように自分のための時間というのが増えた部分が個人的にはとても良いと感じました。
リモートワークだった時の環境
僕がエンジニアとしてリモートワークをしていた時は主に以下のような場所で働いていました。
- 自宅
- カフェ
- コワーキングスペース
などです。
まさに”環境に縛られない”というのはこのよなことを言っているのだろうと思いました。
ただ、ずっと自宅で働いているとその静けさから集中力がなくなったりストレスになったりすることがありました。
そのため、あえて環境を度々変えるというのは、エンジニアがリモートワークをする上で意外と大切なのではないかと感じています。
少しだけ雑音があったり、普段とは違う光景で仕事をすることでメリハリがつくからですね。
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エンジニアがリモートワークして感じたメリット3つ
それではエンジニアがリモートワークをしてみて感じたメリットを3つほどあげていきたいと思います。
僕の実体験を元に3つ紹介するので、ぜひ参考にしてください!
- 時間に余裕が生まれる
- 環境に縛られない
- 生産性が上がる
順番に解説していきます。
メリット①時間に余裕が生まれる
まず1つ目は冒頭でも1日のスケジュールから解説しましたが、時間に余裕が生まれるという点です。
先ほどの比較表を見ていただいたらお分かりいただけると思いますが、リモートワークとリモートワーク前で得られる自由な時間は下記のように全く違いました。(食事やお風呂は抜いています)
- リモートワーク前の自由時間・・・30分
- リモートワーク時の自由時間・・・3時間
あくまでこれは僕の場合ですが、普段よりも2時間30分もの自由な時間が生まれました。
このように最も貴重である”時間”が生まれるのは素晴らしいと思いました。
メリット②環境に縛られない
こちらも最初の方に書かせていただきましたが、リモートワークはよく言われる通り比較的環境に縛られなくなります。
よく憧れるような、スターバックスなどでカッコつけてコードを書くことも可能なんです!
また僕はやったことがありませんが、日本の旅行先で仕事をこなすという事も出来ます。
ただし、もちろん自分の好きな環境に行くのはいいですが、しっかりと決められた仕事やタスクをこなす事を疎かにしてしまっては元も子もありません。
自分が決められた仕事をしっかりとこなす事ができれば、どの場所でやっても良いのです。
メリット③生産性が上がる
また環境を自分で設定できることも含めて、自分なりの方法でお仕事ができるため生産性が上がります。
僕の場合、家で1人でやることが非常に多かったのですが、オフィスにいる時と違い自分の世界に入って仕事をすることができるので非常に生産性は高かったのかな…と感じました。
自己マネジメントをうまくすることができれば、生産性を上げるために色々な施策をすることも可能です。
僕の知り合いのエンジニアさんはリモート中に以下のような事をやってみる事で生産性が上がったようです。
- たまに外の空気を吸う
- 休憩や仕事が始まる前にジョギングをする
- 音楽を聴きながら仕事をこなす(会社の規則に従ってください)
- リモートでもコミュニケーションをしっかりととる
ぜひ皆さんも試してみてください!
エンジニアがリモートワークをして感じたデメリット3つ
僕がエンジニアとしてリモートワークをしてみた際には、実は「ちょっとここが嫌だなぁ」と思った部分もあります。
そんなリモートワークのデメリットを3つ紹介していきます。
- 自己マネジメントが難しい
- 情報共有がやや大変
- 会社への帰属意識が減少する
デメリット①自己マネジメントが難しい
先ほど出てきたように、エンジニアがリモートワークをするとオフィスで働く時と違い、基本的に自分で自分を管理しなければいけないため、”自己マネジメント力”がとても大切になってきます。
しかし自己マネジメントが意外に難しかったりします。
ずっと自宅の中でパソコンに向かってコードを書いていると、ストレスも溜まりますし当然生産性も落ちます。
また、仕事中なのにもダラダラしてしまい、コードを書く量だったりスピードがオフィスにいる時の半分くらいに落ちてしまうこともあります。
このように周りの人が自分を度々マネジメントしてくれることもないので、自己マネジメントがしっかり出来ないとリモートワークする前に比べてあまり良くないと感じました。
デメリット②情報共有がやや大変
エンジニアにとってとても大切な1つはコミュニケーションによって情報共有をしっかりとすることだと思います。
何かあるごとに情報共有をすることで、タスクの確認だったりをするので、かなり頻繁にコミュニケーションをとる必要があります。
リモートワークの場合、この情報共有をするのがやや大変です。
リモートワークでコミュニケーションをとる場合、大きく分けて以下の2パターンがあります。
- チャットツールを使ってテキストでコミュニケーションをとるパターン
- 通話をしてコミュニケーションをとるパターン
このどちらもリモートワーク前に比べて、コミュニケーションをとるのに時間がかかってしまいます。
このように仕事をする上で必須なコミュニケーションによる情報共有が非効率になってしまうという部分がマイナスに感じました。
デメリット③会社への帰属意識が減少する
エンジニアとしてリモートワークをしていると、会社への帰属意識も自然と減っていってしまいます。
なぜなら普段オフィスなどのオフライン環境で、雑談などをする機会も減っていくと同時に、自分が会社のメンバーとして働いている意識がどんどん減っていってしまうからです。
リモートワークでもコミュニケーションをとる事はありますが、先ほどもお伝えした通り効率が悪いため業務内容のような事でしたコミュニケーションをとることがなくなってしまいます。
自分が本当に会社に属しているのか度々不安になったりもしました…。
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エンジニアがリモートワーク時にすると良い事
ではエンジニアが理想のリモートワークをするためにはどのような事をすれば良いのでしょうか?
今回は僕なりにリモートワークを体験してみた事を生かして、やっておくと良い事を紹介していきたいと思います。
主に以下のような事をすると、最高のリモートワークができるのでしょうか?
- 環境を意識する
- 自己マネジメントを徹底する
- オンラインでの情報共有に慣れる
一緒にみてきましょう!
環境を意識する
実際にリモートワークをしていて大事だと思ったのが”環境”です。
良い環境ならばその分オフィスにいた時よりも生産性が上がるのですが、悪い環境でリモートワークをしてしまうとオフィス時よりも生産性が減少してしまいます。
なので、自分にあった環境を探してみたり自宅の仕事環境を整えてみたりすると良いです。
色々と試行錯誤してみてから、その中で最も仕事が捗った環境下でリモートワークをする事をオススメします!
自己マネジメントを徹底する
自己マネジメントを徹底するというのは、自分の全てを自分で徹底的に管理するということです。
例えば仕事タスクの管理だったり、リモート化でも生産性を維持するためにジョギングをしたり…。
周りで何かをアドバイスしてくれる人がいない分、リモート前よりも大幅に自分を管理することが重要になってきます。
そんなわけでエンジニアでリモートワークになった際は、自己マネジメント力をつけていきましょう。
オンラインでの情報共有に慣れる
リモートワークのデメリットに情報共有などのコミュニケーションがやや大変というものがあったと思います。
それらを解消するには、オンラインでの情報共有ツールなどを使いこなせるように慣れておく事が大切です。
僕がリモートワークしていた時のコミュニケーションツールは主に下記になります。
これらはリモートエンジニアならば、かなりの確率で使用されていると思うので、使えるようにしておく事をオススメします。
普段からこのようなツールに慣れておく事で、リモートワークのオンライン上でコミュニケーションをしたい時も、円滑に情報共有ができるようになると思います!
まとめ:エンジニアのリモートワークは自身のマネジメントが重要
いかがでしたか?
エンジニアがリモートワークをする事によって、どのようなメリット・デメリットがあるのかお分り頂けたでしょうか。
実際にリモートワークを体験してみた結論として、オフィスよりも自由に働ける分、自分で自分をマネジメントする大切さを学びました。
つまり自分次第で生産性を最大化できるという事です。
今回はコロナウイルスの件もあり、これからもリモートワークで働くエンジニアの方々も増えてくると思います。
そんな時は、どのような事をやっておくべきかをこの記事を参考にしてみてください!