【在宅Webデザイナー】働き方や仕事内容、未経験者に必要なスキルとは
近年は、副業や複業、フリーランス、パラレルワークなど様々な新しい働き方が注目されています。
そのため、
「場所を選ばない仕事がしたい」
「子育てと両立した働き方がしたい」
などワークライフバランスを考えた仕事をしたい人が増えてきています。
「家でできる仕事」や「ライフスタイルを重視した仕事」が多くある中で、Webデザイナーが在宅勤務できることは以前から注目されています。
今回は注目されている働き方である在宅Webデザイナーの特徴を解説していきます!
未経験からのWebデザイナーとして仕事をする方法や在宅Webデザイナーに必要なスキルも紹介しているので、「在宅Webデザイナーの働き方や仕事内容がよくわからない」という方も参考にしてみてください。
在宅Webデザイナーの魅力!
まずは在宅勤務できる職業が多くある中で、なぜWebデザイナーがおすすめなのか以下の4点の特徴をご紹介していきます。
- 需要のある職業であること
- ライフスタイルに合わせて働ける
- 通常の在宅ワークよりも高収入
- 他の職業にもスキルが使える
❶需要のある職種であること
1つ目のWebデザイナーの魅力とは、将来的に需要のある職業であるということです。
Webデザイナーの仕事内容に関しては後ほど詳しくご紹介しますが、”インターネットがなくならない限り、Webデザインの仕事はなくならない”と言われています。
また、急速にIT化が進む中で、IT人材の不足が問題となっており、2030年には約45万人のIT人材不足が起きると予想されています。(参照:経済産業省 IT人材需給に関する調査 )
同じように、Webサイト等のデザインや設計をするWebデザイナーが人手不足の企業が多くあります。
そのため、Webデザイナーは長期的にも需要がある職業の1つです。
❷ライフスタイルに合わせて働ける
Webデザイナーは専門性を要する職業でありながらも、自宅でできることが一番の魅力でしょう。
その結果、ライフスタイルに合わせた働き方ができます。
子育て中の専業主婦の方であれば手に職を得ることができます。
家事との両立は簡単なものではありませんが、通勤時間がないため、家族との時間を増やすことができます。
また、以下の記事ではWebデザイナー以外の自宅でできる職業の紹介をしているので、他の在宅ワークできる職業を知りたい方は参考にしてみてください。
家で気軽にできる仕事とは?仕事内容から始め方までをご紹介!
❸通常の在宅ワークよりも高収入
Webデザイナーの仕事は専門性を要します。
そのため勉強は必要ですが、データ入力等の単純作業の在宅ワークよりも2倍以上の収入を見込めます。
クラウドワークスにてデータ入力の仕事を探したところ5000円もしくはそれ以下の案件が多い一方で、webデザインやコーディングの案件は1〜3万円以上の仕事がほとんどです。
参考に以下のクラウドワークスのお仕事ページをご覧ください。
データ検索・データ収集のお仕事ページはこちら
Webデザイン・コーディングのお仕事ページはこちら
在宅で安定した仕事を求めるのであれば、専門性のあるスキルを身につけておくことが手に職を得ることへと繋がります。
Webデザイナーのような専門性が求められる仕事ができることが高収入を得られるポイントになります。
❹他の職業にもスキルが使える
Webデザイナーの仕事は、専門性を要すると説明しましたが、そのスキルを高めることでプログラマーなどへと応用することもできます。
プログラマーは、Webデザイナーも必要となる基本的なプログラミングスキルを応用して仕事をします。
そのためWebデザイナーは知識を深めることで、他の職業にもスキルを使うことができます。
もちろん在宅Webデザイナーに必要なスキルは、会社で働くWebデザイナーでも同じです。
そのため会社でWebデザイナーとして働く時には、経験者と見なされ職に付きやすくなることもあります。
以下の記事では、プログラミングを使う仕事であるエンジニアとWebデザイナーの違いを詳しく解説しているので参考にしてみてください。
エンジニアとWebデザイナーならどっちを選ぶ?スキル・難易度比較
在宅Webデザイナーの働き方
そんな自由な働き方が叶う、在宅Webデザイナーの仕事内容と雇用形態についてご紹介します。
在宅Webデザイナーの仕事内容
在宅であってもなくても、Webデザイナーとしての仕事内容に大きな変わりはありません。
Webデザイナーの仕事内容は、企業によって多少違いますが、主に、Webに関するあらゆるものをデザイン、または、Webサイトの設計に携わります。
詳しい仕事内容に関しては、以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
【未経験】本気でWebデザイナーを目指す人がするべきこと
在宅Webデザイナーの雇用
次に、在宅Webデザイナーの雇用に関してです。
企業から雇用されWebデザイナーとして在宅勤務をする方法と、フリーランスのように自ら案件を受注して在宅勤務をする方法などがあります。
ライフスタイルや、今までの経歴等から自分にあった雇用形態で働くのが良いでしょう。
フリーランスとしての働き方のメリットは以下の記事でご紹介しているので参考にしてみてください。
非公開: 【最強マニュアル】フリーランスプログラマーへの近道はコレだ!
未経験から在宅Webデザイナー
未経験から在宅Webデザイナーを目指している人も多いでしょう。
結論、Webデザイナーには未経験からでもなれます。
詳しい勉強方法や教材に関しては以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
【未経験】本気でWebデザイナーを目指す人がするべきこと
在宅Webデザイナーに必要なスキル
ここでは、在宅Webデザイナーに特に必要となる以下の3点について解説していきます。
- デザインスキル
- コーディングスキル
- ポートフォリオ
❶デザインスキル
Webデザイナーであれば、もちろんデザインのスキルが求められています。
例えば、バナーのデザインを任されたのであれば、そのバナーの色1つで売り上げが大きく変わるなんてこともあります。
そのような色彩知識の他にも、Adobe社の提供するデザインソフトのスキルも必要になる場合があります。
主に以下の2つのツールが中心に使われています。
- Photoshop…画像編集ソフト
- Illustrator…イラスト作成ソフト
上記の2つのソフト以外にも多くのWebデザイナーには便利なソフトがあるため、仕事でどんなスキルが求められているのか一度Webデザイナーの求人サイト等で確認することをおすすめします。
❷コーディングスキル
コーディングとは、プログラムを書くことです。
つまり、プログラミングのスキルが求められているということです。
これはWebデザイナーに必要不可欠なスキルという訳ではありませんが、本業としての在宅Webデザイナーを目指しているのであれば、基本的なHTML・CSS、さらにいうとJavaScriptの知識があることで仕事の幅が大きく広がります。
コードの書けるWebデザイナーは重宝されるため、独学でもいいので簡単なプログラミングを身につけておきましょう。
Progateなどの無料のオンライン教材では、気軽にプログラミングに触れることができます。
独学での学習に不安がある方は、プログラミングスクールの利用をおすすめします。
挫折することなく、Webデザインの基本知識をしっかりと身につけることができます。
以下の記事では、あなたに合ったプログラミングスクールを見つけることができるので参考にしてみてください。
非公開: 【2022年】プログラミングスクールおすすめ9校を項目別に紹介
また、以下の記事では初心者に向けてプログラミングとは何かわかりやすく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
プログラミング初心者は全員必読!【1人前のプログラマーへの道程】
❸ポートフォリオ
ポートフォリオとは、作品集のことです。
Webデザイナーのスキルはポートフォリオで証明することができます。
ポートフォリオの詳しい作り方は以下の記事でご紹介しているので参考にしてみてください。
在宅Webデザイナーに資格は必要なの?
Webデザイナーと聞いて、「専門性が必要だから資格があると有利、、」と思っている方がいると思いますが、Webデザイナーに資格は必要ありません!
Webデザイナーの仕事は、資格よりも実務経験で評価される場合が多いため、資格がなくても問題はありません。
しかし、資格の取得で基礎知識があることを証明でき、案件が取りやすくなることもあります。
「どうしても資格でスキルの証明をしたい」という方は、Webデザイン技能検定という国家試験があるのでご紹介します。
Webデザイン技能検定
こちらの資格はWebに関する唯一の国家試験であり、Webデザイン以外にもWebに関する知識全般を学ぶことができます。
試験は一年に4回開催されており、3つのレベルに分けられています。
詳しくは以下の記事でご紹介しています。
【対策方法も紹介】webデザイン技能検定を徹底的に解説!
在宅Webデザイナーのなり方
次に在宅ワークできるWebデザイナーになるために求人の探し方をご紹介します。
クラウドソーシングサービスを活用
クラウドソーシングとは、仕事を依頼する側と仕事をしたいワーカーさんをマッチングさせるサービスです。
ランサーズやクラウドワークス、ココナラといったサービスを使うことで安心して在宅Webデザイナーの案件を探すことができます。
クラウドソーシングでのコーディングを使った仕事は以下の記事でも紹介しています。
プログラミングの副業で稼ぐには?クラウドソーシングの活用が不可欠
学生ならアルバイト
学生であれば、Webデザイナーをアルバイトとして経験を積むことができます。
以下の記事では、在宅できるアルバイトの探し方を詳しくご紹介しているので参考にしてみてください。
【在宅バイトが大学生におすすめな理由】職種6つと稼げるスキル
在宅Webデザイナーにプログラミングの習得がおすすめな3つの理由
Webデザイナーは需要が高く、高収入も狙える職業です。
ただし、エンジニアにも興味があるならプログラミングスキルを習得しておくことをおすすめします。
ここからは、プログラミングの習得がおすすめな3つの理由をくわしく見ていきましょう!
1.プログラミングに関連した案件が豊富
ITに関連する案件の中でもとくに数が多いのがWebサイト制作です。
厚生労働省の「在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン」では、もっとも在宅ワーカーに発注する可能性のある仕事が「Webサイト作成」となっています。
上位3つの仕事を以下にまとめました。
- Webサイト作成:43.6%
- Webデザイン、グラフィック:36.4%
- 設計、製図(CADなど):36.4%
(出典:厚生労働省「在宅ワークの適正な実施のためのアウトライン」)
Webデザインも2位に組み込んでいますが、プログラミングスキルがあれば仕事の獲得量を大きく増やせます。
スキルの幅を広げるためにも、挑戦してみる価値は十分にあるでしょう。
2.報酬アップが狙える
プログラミングスキルを身につけると、より高い報酬を狙えます。
以下は、ランサーズに掲載されている様々な案件の相場です。
- Webデザイン:150,000〜200,000円/6ページ
- CMS構築/WordPress制作・導入:50,000〜200,000/〜10ページ
- ホームページ作成:50,000〜400,000円
(出典:Lancers For 発注者 )
Webデザインだけでも高収入を狙えますが、プログラミングスキルがあればより幅広い仕事を受注できます。
3.未経験からでも習得できる
プログラミングと聞くと、とてもハードルが高いイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?
しかし、プログラミングは未経験からでも習得可能です。
最近では、プログラミングが学べるサイトや書籍、スクールが充実しているため、パソコンとインターネット環境があれば今すぐにでも勉強を始められます。
プログラミングを独学で勉強して稼げるようになるステップについて、くわしく知りたい方はこちらの記事もぜひ参考にしてください。
プログラミングを独学で勉強して稼げるようになる方法を6つのステップに分けて解説!在宅Webデザイナーに限らず確実性ならプログラミングスクールがおすすめ
プログラミングは独学でも習得可能です。
しかし独学の場合は、壁にぶつかったときに1人で解決できないなどの問題点があります。
プログラミングを身につけるためには、質の高い環境や教材を活用することが大切です。
プログラミングスクールなら手厚いサポートを受けながら学習を進められます。
さらに、
- すぐに質問できる環境が整っている
- 実践で使える最先端スキルを学べる
- 転職活動も支援してくれる
などのメリットも。
おすすめのプログラミングスクールが知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
非公開: 【2022年】プログラミングスクールおすすめ9校を項目別に紹介まとめ:在宅Webデザイナーには必要とされるスキルが多い
今回は、在宅Webデザイナーという職業の魅力や必要なスキルを紹介してきました。
企業や案件によって必要とされるスキルは様々あり、収入も頑張り次第で大きく変わってきます。
本格的に在宅でWebデザイナーとして活躍したい場合には、プログラミングスクールを活用することで着実にWebデザイナーに必要なスキルを得ることができます。