【学部別】理系に向いている仕事ランキング!将来性や高年収な職業とは?
「理系に向いている仕事ってなにがあるんだろう?」
「理系で学んだことを活かした仕事がしたいな」
「理系の仕事の将来性や年収を知りたい」
と思っていませんか。
今回は、理系に向いている仕事についてご紹介します。
この記事を読めば、
理系学部別のおすすめの職業や仕事で求められるポイントを知ることができますよ。
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
理系に向いている仕事とは?
どんな仕事が理系に向いているといえるのでしょうか?
理系に向いている仕事の3つの特徴をお伝えします。
- 専門性を追求する仕事
- 論理的な思考力を生かす仕事
- データや数値を働き方仕事
さっそくみていきましょう!
1.専門性を追求する仕事
専門性を追求する仕事は、理系の人に向いている仕事の特徴といえます。
理系分野は専門性の高い知識や技術を習得することが多いです。
そのため理系の人は専門性を追求することに秀でている傾向にあります。
仕事にその能力を生かすことができれば大きな強みとなるでしょう。
2.論理的な思考力を活かす仕事
論理的な思考力を生かす仕事は、理系の人が得意とする分野です。
- 仮説検証
- 分析
- 企画
- プレゼンテーション
などビジネスにおけるあらゆることには論理的思考力が必要になります。
理系の人は特に論理的思考力に優れている特徴があるため、その力を活かした仕事が向いているでしょう。
3.データや数値をあつかう仕事
データや数値をあつかう仕事は、まさに理系の人に向いている仕事です。
理系の人の特徴として、数値的な情報やデータに強い性質があります。
データや数値によって物事を分析する能力に長けているため、それを生かせる仕事を選べば能力を発揮できるでしょう。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?
理系は就職に有利なの?
「理系は就職に有利」という声は多いですが、本当なのでしょうか。
厚生労働省の調査によると、
大卒における文系の就職率は98.2%、理系の就職率は97.2%という結果でした。
つまり、文系も理系も就職率は変わらないのです。
しかし理系は技術職に就くことが多いため、
- 手に職をつけられる
- 時代に影響されにくい
- 高収入になりやすい
などの利点があり、安定した仕事を選びやすいといえます。
理系が活躍しやすい仕事とは?
では理系の人が活躍しやすい具体的な仕事にはどんなものがあるでしょうか。
- 研究開発職
- IT業界技術者
- データサイエンティスト
- 設計者
以上の4つの職業をご紹介します。
研究開発職
研究開発職は、研究を行い、研究結果を踏まえて具体的な製品を作り上げる仕事です。
主な就職先は、
- 食品メーカー
- 化学メーカー
- 自動車メーカー
- 製薬会社
などがあげられます。
専門的な研究だけではなく、ニーズにあった製品の開発が求められるため技術を実用化に生かす力が必要です。
IT業界技術者
IT業界技術者は、IT業界における技術をあつかう仕事全般をさします。
具体的には以下のような仕事です。
- ITエンジニア
- プログラマー
- Webデザイナー
これらは専門性も高く、プログラミングなど数値やデータをあつかう機会も多くあります。
IT業界は今後も成長産業であるため、知識と技術力さえあれば大きく活躍できるでしょう。
データサイエンティスト
データサイエンティストは比較的新しい仕事で、
データを分析しその結果を実用化に生かします。
- ビッグデータ
- 統計データ
- 企業の保持するデータ
などをあつかい、必要な情報を収集したり、解析によって共通項を見つけることが主な仕事です。
このように先端技術をあつかう技術者は需要が高い一方で十分な技術力のある人材は少なく、人手不足の状況にあります。
技術力があれば、活躍できる仕事でしょう。
設計者
設計者は製品の設計図を作る仕事です。
製品を新たに開発したり、
一定の品質を保ちながら継続して生産するには、設計図が必要になります。
企業にとってはその設計図によって製品を開発し、売上をあげていくため、設計者は根幹を担うやりがいの大きい仕事といえます。
企業によっては設計開発というひとつの役職になっていて、設計から開発までの一連の流れを担当することも少なくありません。
専門性が高く、理系の人が活躍しやすい仕事です。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?
理系学部別の人気仕事ランキング25選!
ここからは5つの理系学部別に人気の仕事をご紹介します。
- 理学部
- 工学部
- 農学部
- 建築学部
- 医学部・薬学部
同じ理系でも学部によって人気の仕事の傾向が異なるので、ぜひ参考にしてみてください。
【理学部】理系学部別の仕事5選
- ITエンジニア
- アルゴリズム開発
- データサイエンティスト
- 放射線取扱主任者
- アクチュアリー
理学部では、IT系やデータ分析・数値に関わる仕事が目立ちます。
理学部のなかでも学科によって就職先の傾向は変わりますが、情報系学科ならITエンジニアなどが人気です。
アルゴリズム開発は問題解決のための計算方式を開発する仕事。
アクチュアリーは統計学などの数理的知識や経験を用いて、生命保険や損害保険などの金融商品を設計をします。
いずれも数学的な知識や論理的思考力を生かせる仕事です。
【工学部】理系学部別の仕事5選
- 機械の開発・設計エンジニア
- 電子回路技術者(アナログ/デジタル)
- 電気設備設計
- 発電設備の維持管理
- 電気工事施工管理
工学部は、電気設備や機械に関わる仕事が多い傾向です。
エンジニアにも様々な種類がありますが、
工学部出身のエンジニアは機械の開発や設計を主としています。
また、設備設計や維持管理など、学部で学んだ技術知識を役立てられる仕事が多いでしょう。
【農学部】理系学部別の仕事5選
- 研究開発
- 品質管理
- 製造技術
- 農林水産省
- 国土交通省
農学部は、製品開発・管理のほか、国家公務員として国の機関に就職する傾向がみられます。
製品開発や管理に関しては、
- 環境
- 食品
- 生物・バイオ
の分野が中心です。
農林水産省や国土交通省などは国家公務員としての仕事になるため、安定した働き方ができ人気があります。
【建築学部】理系学部別の仕事5選
- 設計士
- 建築家
- 建築デザイナー
- 建設施工管理
- 土木設計技術者
建築学部は、建築・土木系の仕事が占めています。
学部での専門性を活かした仕事がしやすく、
設計から建設施工管理まで、建築に関わる仕事が人気です。
高い専門性を活かして働くことができるでしょう。
【医学部・薬学部】理系学部別の仕事5選
- 医師
- 歯科医師
- 薬剤師
- 保健師
- 看護師
医学部・薬学部は、あらゆる面から医学・薬学系に関わる仕事に就職しています。
医師や薬剤師は、学部で専門知識を学び国家資格を取得しなければならない職業です。
そのため、医学部や薬学部で学んだ人はほとんどが、その能力を活かして医療関係の仕事を選んでいます。
理系学生が仕事で求められること
理系学生が仕事で求められる3つの能力をご紹介します。
- 客観的に現状を把握する能力
- 論理的に課題を抽出する能力
- 合理的な解決策を提案する能力
客観的に現状を把握する能力
理系学生は、客観的に物事の現状を把握する能力が求められます。
たとえば、
- 現状の分析
- 仮説検証
などの客観的評価には、データや数値を用いることが多いです。
情報からわかる事実や可能性を客観的に把握し、次につなげていく能力が必要になります。
論理的に課題を抽出する能力
仕事において、論理的に課題を抽出する能力は重要です。
たとえば顧客のニーズに合った製品を設計・開発するときには、なにが課題となるのかを発見しひとつひとつ解決しながら進めていく必要があります。
0から何かをつくり出すとき、論理的な課題抽出がなければ、より洗練された製品の開発はできません。
これからの仕事では、課題解決力だけではなく、課題抽出力が求められるでしょう。
合理的な解決策を提案する能力
理系学生は仕事において、合理的な解決策を提案する能力も求められます。
課題解決のときには、その解決策に合理性があるかどうかが重要です。
合理的でなければ、提案に説得力が欠け解決策としても効果が薄いと判断されてしまいます。
提案の際には合理的な解決策を用意する能力が必要です。
まとめ
今回は、理系に向いている仕事についてお伝えしました。
理系学生が学んだ知識や経験は、どんな仕事にも活かしていくことができます。
特に理系に向いている仕事のポイントである、
- 専門性を追求する仕事
- 論理的な思考力を生かす仕事
- データや数値をあつかう仕事
を意識して、自分にあった仕事を見つけてみてくださいね。
仕事を探すときには、IT・WEBなど業界の成長性が高いことも見ておくといいでしょう。