【2022年最新版】独立しやすい資格28選!理想の働き方を叶えよう

公開日: 2020.05.22
更新日: 2024.01.06
独立開業ができる資格28選!稼ぐのに有利な資格とは

「独立できる仕事にはどんなものがあるのだろう」
「独立する時に有利になる資格が資格が知りたい」

独立を考えている人の中には、このように感じている人も多いはず。
独立開業して仕事をする働き方は年々増加しています。

会社に雇われずに働くことができる独立開業は、自分の能力を発揮したい方や、柔軟な働き方がしたい方には特に人気です。

今回の記事では、

  • 独立開業におすすめの稼げる資格
  • 独立開業の前にやっておくべき3つの準備
  • 独立開業を目指せる資格28選
  • 資格がなくても独立開業できるおすすめの仕事3選

についてお伝えします。

「将来的には独立して仕事がしたい」と感じている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

独立開業におすすめの稼げる資格とは?

独立開業におすすめの稼げる資格

独立開業を考えたときに、稼げるかどうかは非常に重要な問題。

会社に雇われるのではなく、自分で開業して収益を出していくので、稼げる資格を持っておきたいものです。

まずは、独立開業におすすめの稼げる資格についてその特徴を知っておきましょう。

独立向きで稼ぎやすいのは「独占業務」ができる資格

独立向きで稼ぎやすい資格の特徴として、「独占業務」ができることが挙げられます。

「独占業務」というのは、その資格を持つ人だけがその仕事ができる、というもの。

「独占業務」の資格は専門性が高かったり、取得のハードルが高かったりするため、誰でも簡単に参入できる仕事ではないという点がポイントです。

参入しにくい分野では、参入しやすい分野に比べて競争率が低く、結果的に稼ぎやすくなるという特徴があります。

収入に限界のある資格もあるので注意

稼げる資格を選ぶ際には、収入に限界のある資格に注意しましょう。

たとえば、雇用されることが前提の資格なら、収入は会社からの給与になるため2,000万程度が上限です。

官僚やパイロットなどは、年収1,000万円〜2,000万円ほど稼げる資格ですが、官公庁や航空会社に勤めなければ仕事ができず、個人として独立できません

これらは高収入を得られる資格ではあるものの、独立はできず、稼げる額にも上限があるので注意が必要です。

資格取得で数百万単位で年収UPすることも

稼げる資格を選んで取得すれば、数百万円単位で年収UPする場合もあります。

稼げる資格は、需要が高くて仕事量が多いうえに、需要に対して供給が少なければ金額も大きくなります。

特に「独占業務」の資格なら、資格を持つ人が限られるため、高い需要に対して供給が少なくなり、稼げる金額が高くなりがち。

独立開業なら自分の給料も自分で決められるので、会社員時代に比べて年収が一気に増えるというケースも少なくないでしょう。


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資格を取得して独立開業するならやっておくべき3つの準備

資格を取得して独立開業するならやっておくべき3つの準備

「稼げる資格を取得して独立開業しよう!」と考えている人は、ちょっと待ってください。

実は、いきなり資格取得して独立開業してしまうと、あとになって「やっておけばよかった…」と後悔することがあるのです。

そうならないために、資格を取得して独立開業する人が、やっておくべき3つの準備をお伝えします。

  1. 資格取得と合わせて実務経験を積む
  2. すでに独立している人や目指している人との人脈づくり
  3. 借り入れは会社員のうちにおこなう

これらの準備をしておくかどうかで、独立後の稼ぎが変わってしまいます。

独立開業に向けて、しっかり準備しておきましょう。

1.資格取得と合わせて実務経験を積む

資格取得は知識やスキルを身につける手段ですが、これだけでは商売になりません。

独立後に稼いでいくためには、資格取得と合わせて実務経験を積むことが重要です。

つまり、資格取得で身につけた知識やスキルを実際に活用することで、初めてお金を稼ぐことができるということ。

独立する前に、実際に資格を使ってお金を稼ぐ実務経験を積んでおきましょう。

2.すでに独立している人や目指している人との人脈づくり

独立後は、自分の力で顧客獲得していく必要があります。

顧客は、すでに独立している人や目指している人との人脈から獲得できることが少なくありません。

また事前に人脈を築いておく事で、独立開業したときの困り事やトラブルを経験者に相談できることも。

独立開業して個人でビジネスをする人にとって、人脈は顧客獲得や情報収集に非常に重要

長期的に考えて、独立前から少しずつ人脈づくりをしておくといいでしょう。

3.借り入れは会社員のうちにおこなう

独立開業するとなると、あらゆる資金が必要になるでしょう。

しかし、独立してしまったあとにお金の借り入れをするのは、実はとても難しいのです。

借り入れは個人の社会的信用によって行います。会社勤めの場合、会社員ということで信用がありますが、独立してしまうと社会的信用を得るのが難しくなってしまうことがほとんど。

金融機関の立場から考えると、収入が安定しない人にお金を貸すのはリスクが高いのです。

そのため、もし借り入れをするなら、会社員のうちにしておきましょう。

【2021年最新】独立開業を目指せる資格28選

独立開業を目指せる資格28選

ここからは、系統別に独立開業を目指せる資格についてご紹介します。

  1. 士業系の独立開業できる国家資格【難関だけど高年収】
  2. 経営・労務系の独立開業できる国家資格
  3. 医療系の独立開業できる資格
  4. 不動産系の独立開業できる資格
  5. 食に関する独立開業できる資格
  6. 女性におすすめ!自宅で独立開業できる資格

資格には国家資格と民間資格があり、国家資格の方がより難易度は高い傾向です。

系統ごとにみていきましょう。


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士業系の独立開業できる国家資格【難関だけど高年収】

士業系の独立開業できる国家資格

士業とは、弁護士や公認会計士など、「士」がつく職業のこと。

士業系の国家資格は難易度が高く、資格取得まで時間がかかりますが、高収入な職業が多いです。

士業系の独立開業できる国家資格を6つご紹介します。

  1. 弁護士・検事・判事(司法試験)
  2. 公認会計士
  3. 税理士
  4. 弁理士
  5. 司法書士
  6. 行政書士

弁護士・検事・判事(司法試験)

司法試験に合格することで得られる国家資格が、弁護士・検事・判事

弁護士資格は弁護士、検事資格は検察官、判事資格は裁判官の職に就くことができる資格です。

司法試験を受験するには、法科大学院課程を修了、もしくは受験資格の無い司法試験予備試験での合格が必須になります。

資格取得後は、すぐに弁護士・検察官・裁判官として働けるわけではありません

自分が希望する職種で司法修習(司法修習生の修習)として最低1年以上の実践経験を積み、さらにその後の修了試験に合格することが必要です。

(参照:法務省 司法試験

公認会計士

国家資格である公認会計士資格があると、公認会計士として働くことができます。

公認会計士とは、監査・会計の専門家であり、企業の監査証明を主として会計・税務・コンサルティング業務を行う仕事です。

公認会計士の資格を得るには、公認会計士試験の合格したのち、2年間の実務経験を積み、実務補習所で単位を取得、修了考査と呼ばれる最終試験に合格する必要があります。

公認会計士資格があれば、税理士の業務も行うことが可能です。

(参照:日本公認会計士協会

税理士

国家資格である税理士資格があると、税理士として働くことができます。

税理士とは、税金と会計の専門家で、個人・企業の納税や会計のサポートが仕事です。

主な仕事内容は、税務代理や税務書類作成、税務相談、会計業務など。

税理士試験に合格して、租税又は会計に関する実務経験が2年以上あれば、税理士としての資格を満たし、働くことができます。

また、弁護士、公認会計士の資格を持つ場合も税理士の業務を行うことが可能です。

(参照:日本税理士会連合会

弁理士

国家資格である弁理士資格があると、弁理士として働くことができます。

弁理士は、知的財産に関する専門家で、知的財産権を取得したい人のサポートをする仕事。

仕事内容は、知的財産全般についての相談と助言、コンサルティングが主です。

弁理士資格を得るには、弁理士資格に合格して実務研修を受け、弁理士登録をする必要があります。

あるいは、弁護士資格を持っているか、審判または審査の実務経験が7年以上あり、実務研修を修了しても弁理士の資格を得ることが可能です。

(参照:日本弁理士会

司法書士

国家資格である司法書士資格があると、司法書士として働くことができます。

司法書士は、人々の財産と権利についての法律の専門家で、法律相談を受けたり、コンサルティングを行います。

司法書士資格を得るには、司法書士試験に合格、あるいは法務大臣の認可を受けることが必要です。

(参照:法務省 司法書士試験

行政書士

国家資格である行政書士資格があると、行政書士として働くことができます。

行政書士は、行政手続きの専門家で、法律相談を受けたり、コンサルティングを行います。

行政書士のみが行える業務に加えて、他の資格で独占されていない業務を行うこともできるため、非常に広い業務範囲を持ちます。

そのため、自分の興味がある分野やキャリアのある分野を専門とすることが可能

司法書士資格を得るには、行政書士試験に合格、あるいは弁護士・弁理士・公認会計士・税理士の資格を持っていることが必要です。

(参照:一般財団法人 行政書士試験研究センター

経営・労務系の独立開業できる国家資格

経営・労務系の独立開業できる国家資格

国家資格には、経営や労務を専門とする資格もあります。

いずれも高い専門性を持ち、企業や事業の経営に役立つものです。

経営・労務系の独立開業できる国家資格を3つご紹介します。

  1. 社会保険労務士
  2. 中小企業診断士
  3. キャリアコンサルタント

社会保険労務士

国家資格である社会保険労務士資格があると、一般的には社労士という略称で知られる、社会保険労務士として働くことができます。

社会保険労務士は、労働・社会保険の専門家で、人々が働くことへのサポートや、企業の人事労務のコンサルティングを行う仕事です。

社会保険労務士資格を得るには、社会保険労務士試験に合格したのち、2年以上の実務経験事務指定講習を修了し、全国社会保険労務士会連合会に登録する必要があります。

(参照:社会保険労務士試験オフィシャルサイト

中小企業診断士

国内唯一の経営に関する国家資格である中小企業診断士資格を取得すると、中小企業診断士として働くことができます。

中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。

中小企業診断士資格を得るには、中小企業診断士試験を合格したのち、3年以内の講習受講あるいは15日間以上の実務経験を積み、経済産業省へ登録する必要があります。

(参照:一般社団法人 中小企業診断協会

キャリアコンサルタント

国家資格であるキャリアコンサルタント資格があると、キャリアコンサルトとして働くことができます。

キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを行う専門家です。

職業選択や職業生活設計、職業能力の開発及び向上に関して、相談や助言、指導を行います。

キャリアコンサルタントになるには、キャリアコンサルタント試験に合格し、キャリアコンサルタント名簿に登録することが必要です。

(参照:日本キャリア開発協会

医療系の独立開業できる資格

医療系の独立開業できる資格

医療の分野は、人の命や心身の健康を扱うため、高い専門性を伴います。

資格取得の難易度が高く、得られる給与も高水準である傾向です。

医療系の資格には、国家資格民間資格があります。

医療系の独立開業できる資格を7つご紹介しましょう。

  1. 医師
  2. 薬剤師
  3. 助産師
  4. 臨床心理士
  5. 柔道整復士
  6. あん摩マッサージ指圧師
  7. はり師・きゅう師

医師

国家資格である医師免許を取得することで、医師として働くことができます。

医師の資格を得るためには、6年制の医科大学や大学の医学部で学び必要なカリキュラムを修了して卒業したのち、医師国家試験に合格して厚生労働省に登録医師免許を受け取ることが必要です。

なお、一度与えられた医師免許は更新の必要がなく、一生涯有効になります。

(参照:厚生労働省 医師国家資格

薬剤師

国家資格である薬剤師免許を取得することで、薬剤師として働くことができます。

薬剤師の資格を得るためには、薬科大学や大学の薬学部、大学院で6年間学び必要なカリキュラムを修了して卒業薬剤師国家試験に合格し、薬剤師免許を受け取ることが必要です。

なお、薬剤師の場合も一度与えられた薬剤師免許は更新の必要がなく、一生涯有効になります。

(参照:厚生労働省 薬剤師国家資格

看護師・助産師・保健師

国家資格である看護師免許助産師免許保健師免許を取得することで、看護師助産師保健師として働くことができます。

看護師には看護師免許のみでなることができますが、助産師助産師免許と看護師免許保健師保健師免許と看護師免許が必要です。

免許の取得方法は、看護学系学部や看護学科、看護学校で必要なカリキュラムを修了し、各国家試験に合格すること。

(参照:厚生労働省 看護関連政策

臨床心理士

民間資格である臨床心理士資格を取得することで、臨床心理士として働くことができます。

臨床心理士とは、臨床心理学にもとづく知識や技術を用いる「心」の専門家です。

臨床心理士資格の取得には、臨床心理士試験に合格する必要があります。

(参照:公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会

柔道整復師

国家資格である柔道整復師免許を取得することで、柔道整復師として働くことができます。

柔道整復師とは、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などのけがに対し、手術をしない「非観血的療法」によって、整復・固定などの治療を行う専門家です。

接骨院や整骨院などを開業できます。

なお、整体師として働くこともできますが、整体師には資格は不要です。

柔道整復師免許を取得するには、柔道整復師養成施設として認定されている3年制以上の専門学校、3年制の短大、4年制の大学のいずれかで所定の科目を履修して卒業。また、柔道整復師国家試験に合格する必要があります。

(参照:厚生労働省 柔道整復師国家試験の施工

あん摩マッサージ指圧師

国家資格であるあん摩マッサージ指圧師免許を取得することで、あん摩マッサージ指圧師として働くことができます。

あん摩マッサージ指圧師とは、東洋医学の知識をもとにあん摩・マッサージ・指圧という3つの手法で治療を行う専門家です。

あん摩マッサージ指圧師免許を得るには、文部科学大臣指定の学校、あるいは厚生労働大臣指定の養成施設で3年以上学びあん摩マッサージ指圧師国家試験に合格する必要があります。

似ている職業に整体師やマッサージ師がありますが、これらは国家資格不要です。

(参照:厚生労働省 あん摩マッサージ指圧師国家試験の施行

はり師・きゅう師

国家資格であるはり師免許・きゅう師免許を取得することで、はり師きゅう師として働くことができます。

はり師やきゅう師は、それぞれ鍼やお灸を用いて治療を行う仕事です。

整骨院、接骨院、鍼灸マッサージ院を開業できます。

はり師資格・きゅう師免許を取得するには、はり師・きゅう師養成施設で3年以上学びはり師国家試験・きゅう師国家試験に合格することが必要です。

(参照:厚生労働省 はり師国家試験の施工きゅう師国家試験の施工

不動産系の独立開業できる国家資格

不動産系の独立開業できる国家資格

不動産にも独立開業できる資格があります。

いずれも国家資格で、不動産の建築や鑑定・調査に関する専門的な知識が必要です。

不動産系の独立開業できる国家資格を3つご紹介します。

  1. 一級・二級建築士
  2. 不動産鑑定士
  3. 土地家屋調査士

一級・二級建築士

国家資格である一級建築士免許二級建築士免許を取得すると、建築士として働くことができます。

免許取得には、一級建築士試験・二級建築士試験の合格が必要です。

免許の交付は、一級建築士は国土交通省、二級建築士は各都道府県知事が行います。

なお、一級建築士は設計する建物に制限がないという特徴があり、二級建築士は設計できる建物の規模と構造に制限があるという特徴があることが違いです。

(参照:公益財団法人 建築技術教育普及センター

不動産鑑定士

国家資格である不動産鑑定士免許を取得すると、不動産鑑定士として働くことができます。

不動産鑑定士とは、不動産の経済価値に関する専門家です。

不動産鑑定事務所、不動産会社、建設会社を開業できます。

免許取得には、一級建築士試験・二級建築士試験に合格したのち、実務修習を経て、国土交通省への登録が必要です。

(参照:国土交通省 不動産鑑定士試験

土地家屋調査士

国家資格である土地家屋調査士免許を取得すると、土地家屋調査士として働くことができます。

土地家屋調査士は、土地や家屋の調査・測量、表題登記に関する専門家
土地家屋調査士免許の取得には、土地家屋調査士試験に合格し、法務省に登録する必要があります。

(参照:法務省 土地家屋調査士

食に関する独立開業できる資格

食に関する独立開業できる資格

食の分野で独立開業を目指している人も多いですよね。

ここでは、飲食店を独立開業する人がよく取得している資格を5つご紹介します。

  1. 専門調理師・調理技能士
  2. 管理栄養士
  3. 製菓衛生師
  4. 食品衛生責任者
  5. 防火管理者

専門調理師・調理技能士

国家資格である専門調理師・調理技能士免許を取得すると、専門調理師・調理技能士として働くことができます。

「専門調理師・調理技能士」という称号であり、調理師よりさらに高い専門技術・技能と知識を持つ専門家です。

管轄する法律の分類上、資格としては2つに数えることもできますが、調理技術技能評価試験に合格によって両方同時に取得できるため、事実上は1つの資格といえます。

受験資格は、調理師免許を取得していること、かつ調理の実務経験があることです。

(参照:一般社団法人 全国日本調理技能士会連合会

管理栄養士

国家資格である管理栄養士免許を取得すると、管理栄養士として働くことができます。

管理栄養士は、栄養指導や管理業務を行う仕事

官公庁、保健所、教育委員会、病院、学校、公共施設などあらゆる活躍の場があります。

管理栄養士免許を取得するには、管理栄養士養成施設で4年以上学んで所定の課程を修了し、栄養士資格を取得、さらに管理栄養士国家試験に合格することが必要です。

(参照:厚生労働省 管理栄養士国家試験

製菓衛生師

国家資格である製菓衛生師免許を取得すると、製菓衛生師として働くことができるようになります。

製菓衛生師とは、安全なお菓子・パン作りの専門家です。

パティシエやパン職人を目指す人は取得すべき資格といえます。

製菓衛生師免許を取得するには、養成施設で1年以上学んで所定の課程を修了、あるいは2年以上の現場経験を積み、製菓衛生師国家試験で合格することが必要です。

また、製菓衛生師免許を持っていると、飲食店の開業時に必要な「食品衛生責任者」の資格を申請のみの無試験で取得できます。

(参照:厚生労働省 製菓衛生師

食品衛生責任者

民間資格である食品衛生責任者免許を取得すると、食品衛生責任者として働くことができます。

食品衛生責任者は、食品の衛生面の専門家です。

食品を扱うお店を開業するなら、食品衛生責任者免許を持つ人を配置することが必須。

食品衛生責任者免許を得るには、養成認定を受けている施設で所定の課程を修了し、講習を受講することが必要です。

似ている資格に、国家資格である食品生成管理者があります。

(参照:公益社団法人 日本食品衛生協会

防火管理者

国家資格である防火管理者免許を取得すると、防火管理者として働くことができます。

防火管理者は、建物の防火管理、予防、消火活動を行う責任者です。

防火管理者には甲種と乙種の2種類があり、甲種は防火対象物に制限がなく乙種は防火対象物の用途と収容人数に制限が設けられているという違いがあります。

防火管理者免許を取得するには、防火管理者講習を受講したのち、効果測定試験に合格することが必要です。

あるいは、防災に関する学科や課程を修了し1年以上の実務経験を持つ、消防職員である、一定の学食経験を持つことのいずれかを満たしていても、取得できます。

(参照:一般財団法人 日本防火・防災協会

女性におすすめ!自宅で独立開業できる資格

女性におすすめ!自宅で独立開業できる資格

自分にも役立つ美容系の資格は女性におすすめ。

自分を磨くためにスキルを見につけることも、習得したスキルで独立開業することも可能です。

今回はヘア・エステ・ネイルの資格を4つご紹介します。

  1. 美容師
  2. 認定エステティシャン
  3. ネイリスト技能検定
  4. JNAジェルネイル技能検定

美容師

国家資格である美容師免許を取得すると、美容師として働くことができます。

美容師免許を得るには、認可を受けた養成学校に2年以上通い、所定の課程を修了したのち、美容師国家試験に合格することが必要です。

資格取得後は、経験を経て、美容室を開業したり、フリーの美容師として活躍することができます。

(参照:厚生労働省 美容・理容

認定エステティシャン

民間資格である認定エステティシャン資格を取得すると、エステティシャンとして一定以上のスキルを証明することができます。

認定エステティシャンとは、「日本エステティック協会」「日本エステティック業協会」が実施する試験に合格することで得られる資格です。

この資格は、エステティシャンになるために必須の資格ではありません

しかし、エステティシャンとしての信頼性を高めることができ、スキルを生かした転職にも有利になります。

また、独立開業する際にも、資格の証明が信頼に繋がるため、取得していても損はありません。

(参照:一般社団法人 日本エステティック協会一般社団法人 日本エステティック業協会

ネイリスト技能検定

民間資格であるネイリスト技能検定は、ネイリストとしての技能を証明する資格です。

1級〜3級までがあり、実技試験と筆記試験に合格すると資格が取得できます。

ネイリストとしてスキルアップするにはぴったりの資格。

この資格を取得することで、ネイリストとして就職できることはもちろん、ネイルサロンの開業やフリーのネイリストとして活躍する道も開けます。

(参照:公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター

JNAジェルネイル技能検定

民間資格であるJNAジェルネイル技能検定は、ジェルネイルの技能を証明する資格です。

ネイルの正しい知識と安全な技術の取得を目指す方におすすめ。

試験は初級・中級・上級に分かれています。

ネイリストとして活躍したいと考えているなら、取得しておくべき資格と言えるでしょう。

(参照:NPO法人 日本ネイリスト協会

資格がなくても独立開業できるおすすめの仕事3選

資格がなくても独立開業できるおすすめの仕事3選

ここまで、独立開業できる国家資格・民間資格について見てきました。

しかし、資格がなくても、スキルと知識があれば独立開業はできるのです。

資格が不要な仕事なら、自分で必要なスキルを習得次第、すぐに仕事を始めることもできます。

資格がなくても独立開業できるおすすめの仕事を3つご紹介しましょう。

  1. Webデザイナー
  2. Webライター
  3. プログラマー

1.Webデザイナー

Webデザイナーは、Web上のサイトやサービスをデザインする仕事。

デザインの基本知識や、Webデザインスキルが必要です。

独立に成功すれば、パソコンひとつで、どこにいても仕事ができるので、柔軟な働き方ができます。

詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

webデザイナー 未経験 フリーランス未経験からフリーランスWebデザイナーになれる?スキルや案件獲得方法を紹介

2.Webライター

Webライターは、Web上のサイトや企業のメディアに掲載する文章を書く仕事です。

基礎的なライティングの知識や、わかりやすい文章を書くスキルが必要。

掲載媒体にもよりますが、SEO(検索エンジン最適化)に関する知識や専門分野に関する知識が求められる場合もあります。

Webライターも納期さえ守れば、場所や時間にとらわれない働き方が可能です。

こちらの記事を読むと、Webライターの仕事についてさらに知ることができます。

フリーライターって何?仕事内容や必要なスキル、月20万稼ぐ方法も紹介フリーライターって何?仕事内容や必要なスキル、月20万稼ぐ方法も紹介

3.プログラマー

プログラマーは、設計書にそってプログラミングでシステムを構築する仕事。

ITの知識やプログラミングスキルが必要になります。

プログラマーになるには、スクールに通い転職サポートを受ける方法が一般的。

プログラマーのなかには、独立開業する人も多く、柔軟に働ける上に、高収入を目指せる仕事です。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

プログラマーの将来性はない?プログラマーの将来性【今後はAI取って代わって需要なし?】

まとめ:独立開業するのに必ずしも資格は必要ない!仕事につながるスキルを身につけよう

今回は独立開業できる資格についてお伝えしました。

独立開業できる資格にはさまざまな種類があります。
自分の興味のある分野で学習を積み重ね、資格取得を目指しましょう。

また、独立開業には必ずしも資格取得は必須ではありません
重要なのは仕事につながるスキルを身につけること。

自分の理想の働き方が叶えられるスキルを習得して、独立を目指しましょう。

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