時間がない社会人でも勉強は大切!おすすめの学習内容と時間を確保する方法も解説
「社会人になってから勉強しておいたほうが良いことってあるのかな?」
「ほかの人はどうやって勉強時間を確保してるんだろう?」
と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか?
学校を卒業して社会人になると、自分で勉強する習慣がなくなりがちですよね。
しかし、実は社会人だからこそ勉強しておくといいことがあります。
今回は、
- いまの社会人はどれくらい勉強しているか
- 社会人が勉強する5つのメリット
- 社会人におすすめな勉強内容と勉強方法
- 社会人が勉強しやすいタイミングと場所
など、社会人の勉強についてご紹介します。
社会人になってからも学び続けられる人は、仕事でも成功をおさめやすいです。
「社会人の勉強って何があるんだろう?」と感じている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
いまの社会人はどれくらい勉強している?
実際のところ、いまの社会人はどれくらい勉強しているのでしょうか。
「みんな実はかなり勉強しているのでは?」
「いまから社会人として勉強を始めても遅いかな?」
そんな不安もあるかもしれません。
しかし、意外と日常的に勉強している社会人は少ないのです。
さっそく、いまの社会人がどれくらい勉強をしているのか見てみましょう。
1.社会人の約7割は勉強する習慣がない
実は、社会人の約7割は日常的に勉強する習慣がないのです。
東洋経済のコラムによると、2018年度の調査では自分の意志で学習をしている社会人の割合は33.1%でした。(参照:東洋経済)
では、勉強時間についてはどうでしょうか。
現代の社会人は1日平均6分しか勉強していない
総務省の調査によると、なんと現代の社会人の勉強時間は1日平均6分だけでした。(参照:総務省統計局 社会生活基本調査)
実際に勉強している人は全体の約3割のため、勉強する人と全く勉強していない人を平均した時間が6分になります。
つまり1日6分以上勉強すれば、平均以上の社会人になれるということです。
こう聞くと、社会人の勉強のハードルがかなり低く感じられるのではないでしょうか。
しかし、社会人はどうしてこれほどまでに勉強をすることが少ないのでしょう。
次項では、その原因についてお伝えします。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?
社会人が勉強できない7つの原因
日本では、約7割の社会人が勉強をする習慣がありません。
では、なぜ多くの人が勉強をしていないのでしょうか。
原因がわかれば、対策をたてることで勉強ができるようになります。
ここからは、社会人が勉強できない7つの原因についてご紹介しましょう。
- 勉強の時間をつくるのが難しい
- 何を勉強すべきかわからない
- いまの自分に満足している
- 自分を律することができない
- やる気がおきない
- まわりの誘惑に負けてしまう
- 学生時代と違って身近に勉強している人が少ない
それでは、順番に確認していきます。
1.勉強の時間をつくるのが難しい
「毎日仕事で忙しいし、自分の時間が少なくて勉強時間なんてとれないよ」と感じていませんか。
社会人は、1日の多くの時間を仕事や家事に費やしています。
そのため勉強時間をつくるのが難しいというケースは多いです。
- 仕事がハードで疲れている
- 残業が多くてプライベートの時間がとれない
- 子育てやごはん作りで忙しい
など、時間的な余裕がなければ、勉強に取り組むことが出来ません。
勉強するには、1日の過ごし方を見直して、ある程度の時間を確保することが必要です。
2.何を勉強すべきかわからない
「勉強しよう」と思っていても、やるべきことが明確でなければ行動は起こせませんよね。
具体的に何を勉強すべきかわからないと、やる気はでません。
勉強に取り組むには、目的や内容を決めて、行動に移せる状態にする必要があります。
ただ勉強したいという思いだけでは実行に移したり、継続したりすることは難しいです。
自分が何のために、何を勉強するのかを明確にしましょう。
3.いまの自分に満足している
いまの自分に満足していることから、勉強への意欲がわかないことも多いです。
現状に満足していると、勉強をして自分を高めようという向上心や成長意欲が起きにくくなります。
勉強する目的は人それぞれですが、勉強を通して自分を高めたい気持ちや、やりたいことがない状態ではモチベーションは上がらないでしょう。
現状を変えたいと思わないなら、必要性を感じないので勉強ができなくなりがちです。
4.自分を律することができない
「予定があったけど面倒だからまた明日やろう」と、つい先延ばしにして、結局やらずに何日も過ぎてしまうことはないでしょうか。
当てはまるなら、勉強ができないのは自分を律することができないことが原因かもしれません。
自分を律して管理できなければ、勉強以外のやりたいことに時間を使ってしまいます。
「勉強する」と決めたことを実行するには、自分に負けない姿勢や仕組みが必要です。
5.やる気がおきない
なんとなくやる気がおきなくて、勉強に手がつかないということもありますよね。
いまの仕事に関係のないことだったり、資格試験のように期日がきまっていなかったりすると、やる気は出づらいです。
とくに、ほかにやるべきことがたくさんある状態だと、勉強はどんどん後回しになっていってしまいます。
やる気は勉強ができない大きな要因なので、やる気に左右されない仕組み作りが大切です。
6.まわりの誘惑に負けてしまう
勉強していても、SNSやテレビなどまわりの誘惑に負けて進まないということは多いでしょう。
周囲に誘惑が多いと、勉強に集中するのが難しくなってしまいます。
とくにスマートフォンは、視界に入るだけで集中力を奪ってしまう道具です。
目の届く範囲に誘惑になるものを置かないなどの工夫をしましょう。
勉強に集中できる環境を整えることで、まわりの誘惑に負けて勉強ができないという状態を防げます。
7.学生時代と違って身近に勉強している人が少ない
社会人の場合、学生時代とは違って身近に勉強している人が少ないという状況も、勉強ができない、あるいは続かない原因になりやすいです。
周りがしていないと強制力が低く、強い意志が無いと自分も勉強をしない要因になってしまいます。
また自分だけが勉強をしていると、仲間がいないと孤独に感じることもあるかもしれません。
身近な人が頑張っている姿を見ると、「自分も頑張ろう」と思えるものです。
自分だけだと、なかなか勉強に力が入らないこともあるでしょう。
社会人こそ勉強すべき!5つのメリットとは
「そんなに勉強する社会人が少ないなら、勉強する必要って全然ないんじゃないの?」と思うかもしれません。
しかし、社会人こそ勉強すべきメリットは大きいです。
ほかの人が勉強していないからこそ、勉強は周りと差をつける手段になります。
こちらでは、社会人が勉強すべき5つのメリットについてご紹介します。
- 社会人に必要な教養・マナーを身に付けられる
- 仕事のステップアップができる
- 収入アップにつながる
- 自分に自信がつく
- 人脈の幅が広がる
それでは、さっそく見ていきます。
1.社会人に必要な教養・マナーを身につけられる
勉強する習慣をつければ、社会人に必要な教養やマナーを身につけることができます。
社会人になると、必要な情報は自分で学ばなくては得られません。
なかには教えてくれる親切な人もいますが、基本的には自発的な学習が求められます。
- 上座の位置
- メールのマナー
- 言葉遣い
などをインターネットで調べた経験がある方も多いのではないでしょうか。
教養やマナーは、社会人にとって必要不可欠なものです。
きちんと守れるようになれば、礼を欠く心配がなくなり、むしろ相手に好印象を与えられます。
勉強して教養やマナーを身につけることで、良好な人間関係を築いて仕事を進められるようになるでしょう。
2.仕事のステップアップができる
仕事で求められるスキルを勉強によって身につければ、昇進や昇格などのステップアップができます。
たとえばマネジメントを勉強すると、チームで進める仕事において最大限の成果を出せるようになるでしょう。
そうした実績を評価されることで、管理職などの役職につくチャンスもつかめます。
専門性のある技術職は、知識やスキルを勉強して技術力を高めると、よりよいポジションにつける可能性が高まりますよね。
勉強をすることで、理想のキャリアに近づくことができます。
3.収入アップにつながる
仕事をするなら、できれば収入を増やしたいですよね。
勉強によって高いスキルや知識を習得すれば、より高い収入を得られるようになります。
たとえば、資格を得るだけで給料が数万円アップするという制度のある会社は多いです。
毎月1万円増えるだけでも、年収で考えると12万円です。
もちろん難関資格であればもっと高いケースも多く、同年代と比べてはるかに高い給料をもらえることもあるでしょう。
勉強して自分の能力や知識を高めれば、収入を上げることができます。
4.自分に自信がつく
勉強して知識やスキルが身につくと、自分に自信を持てるようになります。
そもそも自信のなさは「自分にできることが思いつかない」と感じることによって生まれることが多いです。
「自分は◯◯が苦手だけど、◯◯という分野では他の人に負けない」という状態を作れたら、自信はかなり高まります。
自分に自信をつけたいと感じている人は、興味のある分野を勉強して、できることを増やしてみましょう。
5.人脈の幅が広がる
勉強していると、同じ分野を学ぶ人や、同じ環境で勉強する人と交流を持てることもあります。
すると業界や年代にとらわれずに、人脈の幅を広げられるのです。
たとえば資格であれば、合格者だけのコミュニティがあることも珍しくありません。
資格学校に通うことで友達ができることもあるでしょう。
社会人になると、仕事以外で人脈をつくることはなかなか難しいものです。
勉強によって、自分の興味のある分野に人脈を作れます。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?
これから学びたい社会人におすすめ!6つの勉強内容
こちらでは、これから学びたい社会人におすすめの6つの勉強内容をご紹介します。
主な内容は、以下のとおりです。
- 興味のある語学の勉強
- プログラミングの勉強
- 仕事に役立つ資格などの勉強
- 資産運用や税金などお金の勉強
- マナーや教養の勉強
- 独立・開業するための勉強
それでは、順番に見ていきましょう。
1.興味のある語学の勉強
「英語ができるようになりたい」とずっと思ってきたけれど、実現できていないということはありませんか?
自分が興味のある語学について勉強することは、仕事にも役立つのでおすすめです。
とくに英語や中国語は話す人が多いことから、ビジネスシーンで役立つ機会も増えています。
語学の能力があることで、その言語を使う国と関わる仕事ができる可能性も上がるでしょう。
国際的な仕事につきたいという方なら、語学の学習は特におすすめです。
2.プログラミングの勉強
IT業界に興味があるなら、プログラミングの勉強が役立ちます。
IT業界は技術職が中心なので、スキルを求められることは多いです。
しかしプログラミングを学んで技術を身につければ、転職のハードルは低く、高い収入を得ることも可能になります。
転職に有利なスキルなので、いざというときのために身につけておくと安心ですね。
プログラミング学習に興味のある方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
プログラミング学習でおすすめのロードマップとは?初心者向け学習サイトも紹介!3.仕事に役立つ資格などの勉強
「いまの仕事に生かしたい」と思って、勉強内容を選んでいる方もいるのではないでしょうか?
普段の仕事でもっとステップアップしたいという方には、仕事に役立つ資格などの勉強がおすすめです。
たとえば、営業の仕事をしているなら、営業士検定や中小企業診断士の資格があります。
自分の仕事に合った資格を勉強すれば、仕事の成果につながり、評価が上がる可能性もあるでしょう。
資格取得を目指して勉強すれば、体系的に知識を学ぶことができるので、知識の底上げができます。
より基盤を固め、高いレベルで仕事ができるようになりたいという方にはおすすめです。
4.資産運用や税金などお金の勉強
「お金のことって学校で勉強しないからよくわからない」と感じることはありませんか?
実は、資産運用や税金などのお金の知識は、自分で勉強しておくとお得になることも多いのです。
資産運用というとハードルの高そうなイメージがあるかもしれません。
しかし、人生で必要なお金を用意するために資産運用はとても有効な方法です。
また、税金の知識を持っておくと必要以上に税金を支払うことがなくなります。
お金を節約し、効率的に増やすためにも、お金の勉強は社会人にとって重要です。
5.マナーや教養の勉強
マナーや教養は社会人として最低限身につけておきたいもの。
しかし、実際に教わる機会は少なく、わからないことも多いですよね。
とくに目上の人と関わる際に、マナーや教養がよくないと悪印象を与えかねません。
マナーや教養は意外と幅広く、あらゆる場面で求められるので、勉強して身につけることがおすすめです。
事前に勉強して知っておくことで、自分の振る舞いに自信を持って相手と関われるでしょう。
6.独立・開業するための勉強
個人で働く人が増えている時代、独立・開業するための知識を身につけておくこともおすすめです。
独立・開業するためには、事前に幅広く勉強することが必要になります。
早いうちから少しずつ勉強を始めて、万全の準備をしておきましょう。
こちらの記事では、独立に役立つ資格についてご紹介しています。
【2022年最新版】独立しやすい資格28選!理想の働き方を叶えよう社会人が勉強時間を確保するタイミング6選
「勉強したいことは決まったけど、実際に勉強する時間がとれない」と困っていませんか?
仕事で忙しい社会人が勉強時間を増やすには、普段の生活で工夫してタイミングを見つけることが大切です。
ここからは、社会人が勉強時間を確保するタイミングをご紹介します。
- 出社前の時間・早起きしたタイミング
- 電車やバスなどの通勤時間
- 仕事の休憩時間
- 仕事から帰宅したあとの時間
- 隙間時間
- 休日
それでは、さっそく見ていきましょう。
1.出社前の時間・早起きしたタイミング
朝起きて、ばたばたと身支度し、あわてて出勤する、ということはありませんか?
それは少々もったいない時間の使い方かもしれません。
というのも、出社前の時間や早起きしたときの朝の時間は、勉強時間にぴったりのタイミングです。
人間の脳は寝ている間に情報が整理されるため、朝は頭がスッキリと働きます。
つまり、朝は思考力が高く、勉強に向いている時間帯なのです。
出社前なら仕事で疲れていることもないので、勉強のやる気も出やすくなります。
朝の時間に余裕をもたせて勉強に取り組んでみましょう。
2.電車やバスなどの通勤時間
電車やバスの通勤時間はどのように過ごしていますか?
スマホを操作しているか、寝ている人が多いかもしれませんね。
通勤時間も勉強時間としておすすめのタイミングです。
電車やバスなら、席に座っているので参考書を見たり音声教材を聞いたりして勉強できます。
なんとなく過ごしてしまいがちな通勤時間を、有効に活用しましょう。
3.仕事の休憩時間
仕事の休憩時間は、食事をとったり身体を休めたりする時間ですね。
もし余裕があれば、休憩時間を勉強のタイミングとして活用することもおすすめです。
食事をとると血液が消化に集中するので、脳が休憩モードになり考える力は落ちます。
しかし、勉強のなかでも覚えることが中心の分野なら、頭をそれほど使わず取り組めるのです。
記憶への定着は繰り返し覚えることが大切なので、一回の時間は短くて大丈夫。
休憩時間のうちの10分を暗記にあてるなど、工夫して取り組んでみましょう。
4.仕事から帰宅したあとの時間
いつもはリラックスや趣味に使う帰宅後の時間を勉強にあてることで、勉強時間を確保できます。
もちろんリラックスや趣味に使う時間は大切です。
しかし、なんとなくだらだらと過ごしてしまって「あれ?もう寝る時間?」という状態は後悔を残してしまいます。
「なぜ勉強しなかったんだろう」と自己嫌悪に陥ると、モチベーションも下がりますよね。
リラックスや趣味の時間はとりつつ、メリハリをつけて勉強時間を確保しましょう。
1日30分だけでも、1ヶ月で15時間の勉強になりますよ。
5.隙間時間
待ち合わせで相手を待っている時間、予定と予定の間の時間など、日常的に隙間時間はありますよね。
このような隙間時間をうまく使うと、意外とたくさんの勉強時間を確保できます。
隙間時間は、予定とは違って意識しにくい時間なので、見過ごしてしまいがち。
この時間をうまく使えるようになると、まとまった勉強時間をとらなくても勉強ができるのです。
とくに「時間がない」と感じている社会人ほど、隙間時間の活用はおすすめです。
日頃、見過ごしている隙間時間がないか意識してみましょう。
6.休日
休日に時間を決めて勉強に取り組むのもおすすめです。
休日はある程度長い時間がとれる絶好のタイミング。
仕事がある平日にはできないような、まとまりのある勉強ができますよ。
とくに、声に出してアウトプットしたり、長時間集中して取り組んだりする勉強は休日を選びましょう。
社会人が勉強するのにおすすめな場所5選
こちらでは、社会人が勉強する場所はどこがおすすめかをご紹介します。
自宅では集中できないという人も多いので、集中できる環境に移動するは大切です。
集中して勉強するための場所を覚えておきましょう。
- カフェやファミレス
- 図書館
- コワーキングスペース
- 会社
- 自宅
それでは、見ていきましょう。
1.カフェやファミレス
カフェやファミレスで勉強する人をよく見かけますよね。
これらの飲食店は、食事をとるついでに勉強したいとき、コーヒーなどを飲みながら勉強したいときにぴったりです。
「カフェやファミレスって、ほかのお客さんが気になって勉強に集中しにくいのでは?」と感じる方もいるでしょう。
しかし実は、無音の空間よりも、人の話し声や店内のBGMがあるほうが集中しやすいといわれています。
自分のお気に入りのお店を見つけて、軽食や雰囲気を楽しみながら勉強するのもおすすめですよ。
2.図書館
静かな環境で勉強に集中したいという人には図書館がおすすめです。
図書館によっては学習スペースが設置されているところもあり、快適に利用できます。
また、気分転換に好きな本を読むことも可能です。
ただし声や音を出す勉強や、飲食ができない点には注意しましょう。
3.コワーキングスペース
コワーキングスペースは、共有できる作業場所のことです。
作業することを目的とした場所なので、勉強に必要な環境が整っています。
電源やWi-Fi、ドリンクなどが自由に利用できることが特徴です。
とくにインターネットを使った勉強に最適といえます。
あらゆる人が利用し、交流も生まれやすい環境なので、友達ができる可能性もありますよ。
時間ごと、日ごと、月ごとに料金を支払うケースが多く、勉強時間や期間に合わせて利用しやすいです。
出勤前や仕事終わり、休日に勉強する習慣をつけるならおすすめの場所といえるでしょう。
4.会社
「仕事の休憩時間や就業後に勉強したい」という人は、会社を勉強場所にしてもいいでしょう。
会社での勉強は、いまの仕事で役立つ内容について勉強する人に特におすすめです。
仕事で役立つ勉強なら、会社で勉強することで実際の業務と結びつけて考えやすくなるでしょう。
また、ほかの社員の人が興味を持ってくれたり、一緒に勉強したりするようになるなど、職場で勉強仲間を増やせるかもしれません。
勉強する社会人は少ないので、勉強する姿勢や意欲を評価される可能性もあります。
5.自宅
最も気軽なのは自宅を勉強場所にすることです。
時間や料金、他人の目を気にすることなく、自分のペースで勉強ができます。
自宅での勉強のメリットは、集中して勉強することも、家事をしながら勉強することもできるという点です。
たとえば、語学のリスニング教材なら、食器を洗いながら学習することができますね。
ただし、自宅には他人の目もなく、誘惑も多いので、自分を律する気持ちがないと難しいでしょう。
忙しい社会人におすすめ!効率のよい勉強方法5選
こちらでは、忙しい社会人の方にうってつけな、効率のよい勉強方法を5つご紹介します。
- 脳の働きを利用する「時間帯別勉強法」
- すきま時間を有効活用「録音勉強法」
- 徹底的に理解を深める「1冊3周勉強法」
- 時間を意識して効率アップ「ストップウォッチ勉強法」
- 効率よく記憶を定着させる「分散学習勉強法」
それでは、さっそく見ていきましょう。
1.脳の働きを利用する「時間帯別勉強法」
「時間帯別勉強法」は、時間帯による脳の働きに合わせて勉強をする方法です。
- 朝~午前中
- 午後
- 寝る前
で勉強内容をうまく変えると、やみくもに取り組むよりも効率がアップしやすいです。
朝〜午前中は、思考力や集中力が必要な勉強内容をおこなうことが効果的です。
睡眠時に記憶が整理されて脳がスッキリするので、集中して勉強に取り組めます。
午後は、クリエイティブな勉強内容に最適。
新しいアイデアが浮かびやすくなるなど、ひらめきや発想力が期待できる時間帯といえます。
寝る前は、暗記を中心とした勉強に向いています。
脳が睡眠時に記憶を定着するため、暗記した内容を忘れにくくできますよ。
自分が勉強したい内容に合わせて、時間帯別勉強法を意識してみてください。
2.すきま時間を有効活用「録音勉強法」
「すきま時間で効率的に勉強したい!」という人には「録音勉強法」がおすすめです。
これは、自分で参考書や教材を音読して録音し、すきま時間に聴くという勉強方法。
最初から音声教材が用意されているものでなくとも、自分で好きな科目を勉強可能です。
たとえば通勤の電車や昼休みなど、ちょっとした時間を有効に使って勉強が進められます。
1回10分としても、1ヶ月やれば約5時間の勉強時間を確保できるので、すきま時間が多い方は録音勉強法を試してみてください。
3.徹底的に理解を深める「1冊3周勉強法」
参考書を何冊買っても効果がないという方は、1冊を徹底して理解する「1冊3周勉強法」に取り組んでみましょう。
この勉強法のポイントは、1周目、2周目、3周目で取り組み方を変えること。
同じ教材を異なるアプローチで繰り返し学習することで、理解が深まる勉強法です。
- 1周目:とりあえず読み進めて、理解度や重要度別で色を塗る
- 2周目:内容を理解しながら、参考書を読み進める
- 3周目:本文を熟読して、本当にわからないところを把握する
このように、周ごとに目標設定を行うことで、効率よく勉強を進められます。
参考書を進めるのが苦手だという方は、1冊3周勉強法を使ってみてください。
4.時間を意識して効率アップ「ストップウォッチ勉強法」
ストップウォッチ勉強法は「だらだらと勉強をしてしまって進みが悪い」という方におすすめの勉強法です。
やり方はシンプルで、ストップウォッチで勉強時間をはかり、どんな勉強を何時間取り組んだか記録をつけるだけ。
たとえば、英語の資格取得を目指して勉強しているなら、
- 通勤電車のなかでリスニング:40分
- 帰宅後に家で読解問題:1時間
- 寝る前に単語の暗記:20分
と、毎回記録をつけましょう。
勉強時間をはかることで時間の意識を持つことができ、勉強の効率をアップできますよ。
また、記録することで努力の積み重ねが可視化されるので、モチベーションアップにもつながります。
5.効率よく記憶を定着させる「分散学習勉強法」
「分散学習勉強法」は、学んだ知識を時間をおいて、分散的に復習する勉強法です。
人は時間が経過するごとに、覚えたことを忘れていきます。
ところが、忘れかけのころに復習すると、記憶を定着しやすくなるのです。
分散学習勉強法を研究したピョートル・ウォズニアックによると、
- 1回目の復習:1日後
- 2回目の復習:7日後
- 3回目の復習:16日後
- 4回目の復習:35日後
という間隔で復習することで、効果的に記憶を定着できるそうです。
(出典:supermemmo)
分散学習勉強法で、効率よく復習を進めましょう。
勉強法について、もっとくわしく知りたいという方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
効率のいい勉強法10選!モチベーションを保つコツとおすすめ本も紹介忙しい社会人でも勉強を続けるコツ
せっかく勉強を始めるなら、途中で挫折してはもったいないです。
継続的に勉強して、収入アップや昇進などの成果につなげたいですよね。
しかし、継続することはなかなか難しいもの。
そこでこちらでは、忙しい社会人でも勉強を続けるコツをご紹介します。
- 決まった時間・場所で勉強する
- まずは1日の目標を小さくする
- ご褒美を用意する
- 目的・メリットを明確にする
それでは、順番に確認していきましょう。
1.決まった時間・場所で勉強する
継続には、習慣化することが効果的です。
決まった時間・場所で勉強することで、勉強を日常生活の一部にしてしまいましょう。
決まった時間や場所で勉強をしていると、だんだん習慣化されて「やらないとすっきりしない」という感覚になることができます。
勉強することを当たり前にできれば、勉強をしないことに違和感を覚えるようになるでしょう。
勉強習慣ができれば、気持ちよく継続できるようになりますよ。
2.まずは1日の目標を小さくする
頑張ろうと思っていたことも「面倒だから今日はいいや」と思ってしまうことはありませんか?
そんなときは、目標が大きすぎるのかもしれません。
1日の目標を小さく設定してみましょう。
たとえば「参考書の問題を1日1ページ解く」という目標が達成できそうにないときは「参考書の問題を1日1問だけ解く」と、小さくしてみるのがおすすめです。
目標が小さいと、「1問だけなら」と手をつけることができるようになります。
そして「せっかく解き始めたし、もう少しやろう」と、手を進められる場合も多いです。
継続のためには、毎日の目標を小さく設定して、勉強のハードルを低くすることが大切といえます。
3.ご褒美を用意する
継続のための工夫として、勉強が終わったときにご褒美を用意しておくと効果的です。
「参考書が3ページ進んだらおやつを食べる」「1章クリアしたら録画していたドラマを見る」など、自分が嬉しいご褒美を用意しておけば、高い意欲で勉強に取り組めます。
頑張ったあとのご褒美は一段と嬉しく感じるものですよね。
「これを楽しみに、明日も頑張ろう!」という気持ちから継続できるようになります。
4.目的・メリットを明確にする
何の目的もなく勉強を始めても、すぐに飽きてやめてしまうでしょう。
継続に重要なのは、目的やメリットを明確にして取り組むことです。
「収入を上げたい!」「転職したい!」という目的を持っていれば、その実現を目指して勉強を続けることができます。
事前に、何の目的で勉強するのかを決めておきましょう。
まとめ:社会人こそ勉強するべき!まずは学びたい内容を調べることから始めよう
社会人は勉強をしない人が多いですが、そのぶん勉強する社会人は頭ひとつ抜けられます。
継続的に勉強すると、理想のキャリアや収入に近づけるでしょう。
つまり、社会人こそ勉強すべきといえるのです。
仕事において、
- 収入アップしたい
- 昇進したい
- 転職したい
- 独立したい
などと感じている人は、ぜひ勉強を始めましょう。
勉強すべき内容は目的によって変わります。
さっそく、自分が学びたい内容を調べてみてくださいね。
「どんな勉強をすればいいのかがわからない……」と考えている方はプログラミングがおすすめです。
プログラミングは需要が高く、転職先が豊富に存在します。
月50~60万円の高収入を目指すことも十分可能なので、身につけておくとかなり有利です。
転職したいけど自分のスキルに自信のない方、今後の収入アップや独立などを考えている方は、ぜひ検討してみてください。