派遣エンジニアの実態とは?【働き方や時給について徹底解説】

2024.01.29
派遣エンジニアの実態とは

エンジニアの働き方には様々あります。
正社員として、派遣社員として、フリーランスとして…
このようにエンジニアの働き方は1つではないことが特徴です!

その中でも、派遣エンジニアに対しては、
「派遣でエンジニアって活躍出来るの?」
「会社員エンジニアとの違いはあるの?」
「そもそも派遣って安定しているの?」
などと、派遣エンジニアの働き方に不安を感じる人は少なくありません。

しかし、派遣エンジニアには、正社員とフリーランスにないメリットがあり、未経験の人でもエンジニアとして活躍出来る働き方でもあります。

今回の記事では、そんな派遣エンジニアについて詳しく紹介します。

「エンジニアの働き方を知りたい」
「派遣エンジニアとしての働き方に迷っている」
このようなことを考えている方は是非、この記事を参考にしてみてください!

派遣エンジニアの現状

2015年に、労働者派遣法が改正され、派遣社員も働きやすい環境になりました。

この改定により、派遣社員には、雇用の継続・無期雇用化することが派遣会社に義務付けられました。
派遣社員が知っておくべき、労働者派遣法について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてください。
https://www.manpowerjobnet.com/haken_guide/basic/haken-law/

また、IT業界は、エンジニア不足が進んでいると良く聞きますよね。
経済産業省は、現在の17万人から2030年には約79万人ものIT人材不足になると予想しています。
IT人材不足について詳しく知りたい方はこちら。
IT業界の人材不足の原因と今後の対策とは IT業界の人材不足の原因と今後の対策とは?【徹底解説】

日々、IT技術は進歩しており、このような状況の中でエンジニアの需要は高まっています。
そのため、派遣エンジニアとしての活躍の場も広がっていると言えます。

そもそも派遣エンジニアとは

その前に、エンジニアの仕事内容について詳しく知りたい方はこちら。
エンジニアとは?をわかりやすく エンジニアとは?エンジニアの仕事をわかりやすく徹底解説

正社員ではなく、派遣社員という働き方のエンジニアについて解説していきます。

派遣という働き方には「常用型派遣」「登録型派遣」の2種類あります。

常用型派遣のエンジニアとは

常用型派遣が派遣エンジニアで多い形態です。

派遣会社がエンジニアを正社員もしくは契約社員として雇用し、社員を雇用先へと派遣する仕組みです。
そのため、派遣先での就業が終了したとしても派遣会社の社員であるため、派遣先がない場合にも給料が支払われ続けます。

登録型派遣のエンジニアとは

登録型派遣とは、エンジニアが登録している派遣会社から派遣先を紹介され、仕事をする仕組みです。
そして、派遣先で就業が終了するのと同時に、派遣会社との雇用契約も終了します。
そのため、次の派遣先が決まるまで給料は発生しません。

派遣という働き方にも、雇用形態が異なる2種類があるというのを覚えておきましょう。

ここからは派遣エンジニアの気になる点、以下4つについて説明します。

・派遣とフリーランスの違い
・派遣エンジニアの需要

・正社員と比べた派遣エンジニアの時給
・派遣は安定しているのか

派遣とフリーランスは何が違うの?

派遣とフリーランスのエンジニアには、働き方が自由などというような同じメリットがあるように思えます。

しかし、派遣にはフリーランスと大きな違いがあります。

それは、会社との雇用関係があるかないかです。

派遣として仕事をしている場合には、常用型派遣でも登録型派遣であっても会社との雇用関係が生まれます。
そのため派遣であると労働基準法が適用され、保険等の手当を受けることができます。

しかし、フリーランスは雇用関係がどこにも発生しません。
そのため会社から支給される保険料などはなく自己負担になってしまいます。

また、フリーランスの方が派遣エンジニアよりスキルにあった報酬を得られることがあります。
スキルに自身があり、雇用形態のない働き方をしたい方はフリーランスが向いているでしょう。
フリーランスに興味がある方はこちらの記事も参考にしてみてください!
フリーランス プログラマ―への近道 非公開: 【最強マニュアル】フリーランスプログラマーへの近道はコレだ!

需要はあるの?

冒頭にも少し触れたように結論から言うと、派遣エンジニアの需要はあります。

近年はどの分野でも、ネットワークやサーバー構築が行われており、技術力や知識を持つ人材が追いついていないのが現状です。

少しでも戦力となる人材を確保したい企業は、正社員よりコストの押さえられる派遣エンジニアを使いたい傾向にあります。

そのため、未経験でエンジニアになることも可能です。
未経験からエンジニアになる方法エンジニアの将来性についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください!
ITエンジニアは未経験でもなれる ITエンジニアは未経験でもなれる!失敗しない方法も紹介
プログラマーの将来性はない? プログラマーの将来性【今後はAI取って代わって需要なし?】

会社員と比べた時給はどれくらい?

同じエンジニアだとしても、会社員と派遣では給料に違いがあるのでしょうか?
実際にエンジニアの求人サイトと正社員の平均年収を見ながら解説していきます。

派遣エンジニアは、働き方をライフスタイルに合わせることができるという利点があります。
そのため、派遣エンジニアの給料は人それぞれで、そこには大きな差があります。

実際の案件をみてみると、派遣エンジニアの時給1500円や時給5000円以上の仕事まで様々です。
参考にしたのはこちらの派遣求人サイトAdecco です。

ここでは正社員との比較がしやすいよう、正社員のエンジニアの平均年収を時給換算しました。
平成29年に発表している、経済産業省のIT関連産業の給与等に関する実態調査結果によると、エンジニアの業種別平均年収は約590万円です。
これを今年度の土日祝日休み(1年間に243日間勤務)で、1日8時間勤務に換算すると正社員のエンジニアの時給は3035円になります。

派遣エンジニア 時給1500円〜5000円
(案件による)
正社員エンジニア 平均時給3035円

派遣エンジニアの時給は、スキルとライフスタイルに合わせて変化していきます。
ただ、エンジニア以外の派遣の職業よりも、派遣エンジニアの時給は高い傾向にあります。

企業は即戦力となるIT人材が欲しいため、派遣エンジニアの給料は高いと言えます。

派遣だけど、安定しているの?

派遣と聞いて、収入が不安定な職業だとネガティブな印象を持つ人がほとんどです。
しかし、本当にそうでしょうか?

労働者派遣法の改正により、派遣社員も安定して生活を送ることができるように変わってきています。

また、先ほども紹介したように派遣先がない時にも給料が支払われる常用型派遣という雇用形態があります。

この雇用形態は、派遣会社の社員として雇用されます。
そのため、仕事がない時にも給料が支払われ、社会保険のサポートを受けられます。

これらのことから、派遣エンジニアが不安定な職業だとは言えないでしょう。

ポイント
エンジニアの派遣形態と給料を考えると、派遣エンジニアは社会から求められる人材。


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派遣エンジニアの正社員にはないメリット

派遣エンジニアには、正社員では得られないメリットが多くあります!

これらの利点を上手く利用することで、エンジニアとしてのスキルアップはもちろん、ワークライフバランスも持つことができます。

派遣エンジニアのメリット
・自分で選べる仕事内容でスキルアップ
・様々な企業の経験で人脈が広がる
・ライフスタイルに合わせられる

これらの利点についてそれぞれ説明していきます。

自分で選べる仕事内容でスキルアップ

正社員の場合には、会社から与えられる業務を行う流れが一般的です。
そのため、自分のやりたいことができない可能性があります。

しかし、派遣エンジニアは自分のやりたい業務案件を選んで仕事をすることができます。
正社員と比べると短期間で多くの企業で経験を積むことができ、身に付けたいスキルを磨くことでスキルアップへと繋がります。

様々な企業の経験で人脈が広がる

派遣エンジニアは1つの企業にずっと勤務するわけではありません。
というのは、派遣先での就業が終わると、他の派遣先企業へと勤め先が変わります。

このように勤務先が変わることは、普通の会社員であれば転勤のようなことがない限りあまりないでしょう。

様々な派遣先で業務をすることによって、多くの人と関わることができます。
ここで人脈が生まれ、新しい知識が今後のキャリアに繋がることもあるかもしれません。

ライフスタイルに合わせられる

派遣エンジニアの会社員にはない大きなメリットとして、ライフスタイルに合わせて仕事ができるということでしょう。

特にエンジニアは家で仕事ができることもあります。
そのため、家事や子育てに関わる方も働きやすい環境があります。

ライフスタイルを重視できるのは、正社員にはないメリットでしょう。

あなたは派遣エンジニアに向いている?

ここまで、派遣エンジニアには他の働き方にはないメリットがあると紹介してきました。

では、どのような人が派遣エンジニアにむているのでしょうか?

ここまで上げた派遣エンジニアのメリットを使える人物を紹介します。

ワークライフバランスを重視している人

派遣エンジニアのメリットでも紹介したように、自分で仕事の案件を選ぶことができます。

例えば、派遣先の場所は案件によりそれぞれ異なり、契約型派遣になると契約期間は案件により短期や長期など様々あります。
そのため、家庭などのライフスタイルに合わせた働き方ができます。

また、磨きたいスキルを身に付けられるように案件の選択もできます。
スキルアップを目指して次のキャリアに繋げるため派遣エンジニアを選択する人もいます。

即戦力になるスキルを身に付けたい人

IT業界は日々拡大しており、人手不足が起きています。

そこで必要とされているのは即戦力になる人材です。

企業はコストを抑えられる派遣エンジニアに即戦力を求めています。
スキルに自身のあるエンジニアは大いに活躍ができるといえるでしょう。

人と出会うことが好きな人

派遣という働き方は、様々な企業で勤務をするため多くの人に出会うことができます。

その中でも、エンジニアは複数人で仕事をすることが多いので、人との関わりが密になります。

他のエンジニアや企業との交流の場が広がるので、人と出会うことが好きな人に向いているでしょう。


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派遣エンジニアになる方法

「自分は派遣エンジニアに向いているかも、、」
と少しでも思った方は、派遣エンジニアになる方法を知っておきましょう!

エンジニアに特化したおすすめの派遣サイトを使う方法と、派遣エンジニアに求められること、そしてプログラミング未経験から派遣エンジニアを目指す方法も紹介していきます。

派遣サイトを使う

派遣エンジニアを目指す方法として、人材派遣のサイトを使うことで簡単に業種や時給から検索ができます。

ここではエンジニアに特化したおすすめの派遣サイトを3つ紹介します。

おすすめの派遣サイト:リクルートITスタッフィング


ITスタッフィング

求人数
(非公開込)
約3100件
未経験者に向けて IT専門のサポーター
未経験者でもOKな案件多数掲載
おすすめ度

  • 大手からベンチャーまで掲載あり
  • オンラインで来社不要
  • 各種IT系職種専門のジョブコーディネーターが仕事選びからサポート

ITスタッフィングは、ITエンジニア職に特化している派遣サイトでもっとも掲載案件の多いサイトになります。
また、条件を満たせば社会保険への加入ができるなど、安心して派遣エンジニアとして仕事ができる体制が整っています。

おすすめの派遣サイト:パーソナルテクノロジースタッフ


パーソナルテクノロジースタッフ

案件 約3800件
未経験者に向けて 必要に応じてカウンセリングあり
おすすめ度

  • 両者が合意をした場合に正社員になれる求人あり
  • オンライン登録で即日から仕事紹介を受けられる
  • 必要に応じてキャリアコーディネーターにカウンセリング可能

パーソナルテクノロジースタッフは、細かくITの職種での検索が可能で、具体的な仕事内容も確認することができます。

また、登録型派遣の他に、正社員として就職するまでに派遣スタッフとして働く「紹介予定派遣」というシステムがあります。
これは企業と自身が同意すると、正社員として働くことができます。

福利厚生やスキルアップ支援が充実しているので、キャリアアップもすることができます。

おすすめの派遣サイト:レバテッククリエイター


レバテッククリエイター

常時案件 約1000件
未経験者に向けて 派遣か正社員で迷っている人も相談OK
おすすめ度

  • 求めているスキルが明確
  • どんなキャリアの悩みでも相談できる
  • 派遣以外の働き方と迷っている人におすすめ

レバテッククリエイターは、大手の人材派遣会社のフリーランスや派遣専用のサービスです。

そのため、正社員か派遣かで迷っている人には正社員の案件の紹介もしてくれます。

他にも、フリーランスの相談や年収アップなどのキャリアアップの相談も可能で、安心して派遣エンジニアの道を選ぶことができます。

派遣エンジニアに求められること

派遣エンジニアに求められることとして、企業の即戦力となることです。

先ほども書いたように、IT業界が拡大している中で企業は即戦力となる人材を求めており、スキルを身に着けることが派遣エンジニアには求められています。

未経験の人でも成長できる案件はあるので、様々な派遣先を経験して即戦力となるIT人材を目指しましょう!

未経験でも派遣でエンジニアになれる!

上にも書いたように、未経験であっても派遣エンジニアになれます!

未経験でも就業のできる案件があり、若い派遣エンジニアでは正社員より高い時給を得ることができます。

また、派遣エンジニアは残業が少ないので空いた時間を使ってスキルアップの勉強をすることができます。

まとめ

このように、派遣と聞くと不安定な職業のイメージがありますが、実際は社会保険が受けられる職業でもあります。

そして、近年では、派遣社員を守るための法律の改正や、フリーランスを保護する政府の動きもあるのでこれから益々、派遣社員も働きやすい商業になっていくでしょう。

正社員やフリーランスにない、派遣であるメリットを存分に使って、即戦力となるスキルを身に付けましょう!

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