個人事業主がクレジットカードを持つメリット5つを解説!おすすめのカード7選も紹介
「法人向けのクレジットカードを新しく作った方がいいのかな?」
「個人事業主向けのクレジットカードってどれがいいのかよくわからない…」
「法人用のクレジットカードを持つメリットってあるの?」
などと、悩んでいませんか?
個人事業主になったら、クレジットカードも上手に活用していきたいですよね。
そこでこの記事では、
- 個人事業主におすすめのクレジットカード7選
- 法人クレジットカードの審査を通りやすくするために知っておくべき3つの秘訣
- 法人向けクレジットカードの魅力やメリット
- 審査に落ちてしまった場合の3つの注意点や対処方
などについて、くわしく解説していきます。
この記事を読めば、法人向けクレジットカードの特徴を知ったうえであなたに適した法人カードが見つかるはずですよ!
ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
個人事業主が法人向けクレジットカードを持つメリット5つ
個人でクレジットカードを持っている場合には、「わざわざ新しく作る必要ってあるのかな?」と考える方もいるでしょう。
しかし、個人事業主が法人向けクレジットカードを持つことにはさまざまなメリットがあります。
まずは、法人向けカードを持つ5つのメリットについて見ていきましょう。
1.会計処理の手間が省ける
個人事業主が法人向けクレジットカードを持つ最大のメリットは、会計処理の手間が省けることといっても過言ではないでしょう。
クレジットカードを利用していると、1ヶ月ごとに利用明細が発行されます。
「いつ」「どこで」「何円」使ったのかがすぐに確認できるため、経理が楽になるのです。
日々の出費が細かければそれだけ管理をするのは大変ですよね。
支払いを法人向け専用のクレジットカードに限定すれば、比較的容易に管理ができます。
さらに、クレジットガード払いにすれば明細書を支払証明書として利用できるのも嬉しいポイントです。
2.支払いの手間の削減
経費を支払う際にクレジットカードがなければ、現金払いや振り込み、コンビニ支払いなどになりますよね。
これらの支払い方は、現金を用意したり振り込みに行く必要があるため手間がかかります。
一方、クレジットカードを使えば、ネットショッピングの利用などもスムーズに行えますよね。
さらに、支払いの度に現金を用意する必要ありません。
手数料も節約できるのは大きなメリットでしょう。
3.ポイントがたまる
クレジットカードを利用すれば利用額に応じてポイントが貯まり、現金や商品券、航空会社のマイルなどに交換できます。
また、カード会社によってはクレジットカードを契約しているだけで、空港ラウンジが利用できたり海外旅行保険が付帯したりと数々のサービスが受けられることも。
クレジットカード会社は、各社さまざまなポイントサービスや特典を提供しています。
カード会社によってもポイントの還元率や特典やサービスが異なりますのでカード選びの際にはしっかりと確認しておきましょう。
4.急な出費に対応できる
事業を行っていると、急な出費が必要になるケースも珍しくありません。
そんな時に、資金がないからと諦めてしまうのはもったいないですよね。
また、予期せぬトラブルによって現金が必要になる可能性もあるでしょう。
クレジットカード払いなら、経費の支払いは即日ではありません。
そのため急な出費にも、限度額の範囲内であれば冷静に対応できるでしょう。
5.事業支出とプライベートの支出を分けられる
個人向けクレジットカードを事業の経費に使用すると、ビジネスとプライベートの支払いの区別がつきにくくなる可能もあります。
とくに、個人事業主は個人資金と事業資金を明確に分けるのが難しく、その分手間がかかってしまいがちです。
しかし、法人用のクレジットカードを作っておけばそのような手間を省けます。
事業支出とプライベートの支出とを明確に分けられるため、経理処理も楽になるでしょう。
「フリーランスになったけど、何が経費になるかいまいちわからない… 」と、悩んでいませんか?
そのような人には、経費にできるものや判断基準などについてくわしく解説しているこちらの記事もおすすめです。
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法人向けと個人向けのクレジットカードの違い6つ
法人向けと個人向けのクレジットカードは、同じように見えて実はいくつかの違いがあります。
法人向けクレジットカードには、具体的にどういった特徴があるのでしょうか?
ここでは、法人向けと個人向けのクレジットカードの6つ違いについてご紹介していきます。
1.限度額が高め
限度額とは、そのクレジットカードで立て替え払いができる最大金額のことです。
法人カードは個人カードよりも限度額が高めに設定されている傾向があります。
個人カードの利用限度額は多くの場合、50万〜100万円ほどです。
一方、法人カードは200万〜500万円ほどが一般的。
比べてみても、大きな差がありますよね。
経費が多くかかる事業なら、限度額が多い法人カードが適しているといえます。
2.複数枚発行が可能
個人のクレジットカードは、家族向けにカードを発行できます。
これに対して法人カードは、従業員に対してカードの発行が可能です。
従業員が増えた際に、追加カードを発行して持たせられるのも法人カードのメリットでしょう。
従業員ごとにカードを割り当てれば、誰がいつ何に対していくら支払ったかどうかも記録できます。
ただし、従業員用の追加カードを発行しても、全体の利用限度額が増えるわけではないので注意しましょう。
3.審査がきびしい
一般的に法人向けクレジットカードは、個人向けカードよりも審査基準が厳しい傾向があります。
法人の場合、カード会社に倒産による貸し倒れのリスクがあるため、簡単にはカードを発行しないのです。
審査の際にはおもに、会社の設立年数や赤字の有無が確認されます。
とはいえ、立ち上げたばかりの個人事業主にとっては少々ハードルが高いですよね。
そのような方に向けた、スタートアップ企業でも取得できる法人カードもあります。
後ほどご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
4.年会費がかかる
個人カードであれば、年会費無料のクレジットカードが数多くありますよね。
一方、法人カードの場合には年会費がかかることがほとんどです。
これは法人カードの方が、個人カードよりもビジネス向けに充実したサービスや機能が多くついているためです。
ただし年会費がかかっても、それ以上に特典やサービスが受けられます。
中には、年会費がかからずにビジネス向けサービスが受けられる法人カードもありますよ。
個人と法人を比較してみて、どちらがより自身に合っているかを検討しながらカード選びをしてくださいね。
5.分割払いやリボ払いはできない場合が多い
法人には倒産による貸し倒れのリスクがあるため、分割払いやリボ払いはできない場合が多いです。
そのため、同じ会社のカードであっても、個人カードのみにキャッシング機能がついていることも珍しくありません。
しかし、最近では分割払いやリボ払いに対応している法人カードもあります。
事業で必要な資金が不足している際には、銀行などの金融機関に融資を受けるか、分割払いなどに対応しているカードを選びましょう。
6.ビジネス支援サービスが充実している場合が多い
法人カードは、ビジネスを支援するサービスが充実している場合が多いです。
たとえば、
- 規定の回数内なら無料で税理士相談が受けられる
- 使用した経費の明細データ提供サービス
- オフィスの事務用品に対する保険が付いている
など。
カード会社によってもサービスは異なりますが、どれも基本的にはビジネスに役立つものばかりです。
カードを利用する特典として、これらのサービスが無料または格安で受けられるのは嬉しいポイントではないでしょうか。
個人事業主が法人向けクレジットカードを選ぶ6つのポイント
あらためて法人向けのクレジットカードと個人向けのカードを比較してみると、さまざまな違いがあることがわかりますよね。
ここからは、個人事業主が法人向けクレジットカードを選ぶ6つのポイントをご紹介していきます。
内容は以下の通りです。
- 事業の実績が浅くてもカードが作れるかどうか
- 年会費が高すぎないかどうか
- ポイント還元率が高いかどうか
- 限度額が高めかどうか
- 付帯保険があるかどうか
- ビジネス上あるとうれしいサービスがついているか
それでは順番に見ていきましょう。
1.事業の実績が浅くてもカードが作れるかどうか
事業を始めたばかりの時には、事業の実績を示すのは難しいですよね。
法人カードは通常、設立3年を経過していて2期連続黒字でないと、審査の通過が難しいといわれています。
そのため、事業を始めたばかりの人は法人カードは作れないと考えているかもしれませんね。
しかし最近では、個人事業主や小規模の法人を立ち上げる人でも発行できる法人カードが増えてきています。
この場合には、申請者の個人信用情報を審査して、支払い能力を判断するようです。
審査基準を確認しつつ、発行できそうなカードを探してみてはいかがでしょうか。
2.年会費が高すぎないかどうか
法人向けのクレジットカードは、年会費が発生することが多いとお伝えしました。
年会費がかかるクレジットカードだとしても、高すぎないかどうかはしっかりと確認しておきましょう。
開業したばかりの頃は、収入も不安定になりがちです。
契約してから後悔しないためにも、負担にならない程度のクレジットカードを選ぶようにしましょう。
3.ポイント還元率が高いかどうか
また、ポイント還元率が高いかどうかも確認しておきましょう。
ポイントは現金や商品を交換できるため、経費の節約にも繋がります。
還元率は法人カードによってもさまざまですが、0.5%~1%程度が相場です。
ある程度候補が決まったら、ポイント還元率が少しでも高い法人カードを選びましょう。
また、ポイントの還元率を重視して選ぶ際には、ポイントの有効期限にも注意が必要です。
還元率が高くてもすぐに有効期限が切れてしまっては、意味がありませんよね。
せっかく貯めたポイントを無駄にしないためにも、事前にしっかりと確認しておきましょう。
4.限度額が高めかどうか
個人のクレジットカードを利用する際には、限度額をそれほど意識する人はいないでしょう。
しかし、個人事業主にとって限度額は、業務の効率化にかかわる重要なポイントです。
限度額が大きくなると、それだけ経費に使える金額が多くなります。
当然その分ビジネスのチャンスも増え、より多くの売上げを期待できるでしょう。
常に利用限度額いっぱいまで使うとは限らなくても、余裕があるに越したことはありませんよね。
何かあった時のためにも、限度額は高めのクレジットカードを選択しましょう。
5.付帯保険があるかどうか
また、法人カードに付帯する特典や保険も確認しておくべきポイントです。
たとえば、以下のような保険があります。
- 「国内・海外旅行傷害保険」
出張時の病気やケガの治療代などの補償 - 「ショッピング保険」
購入した商品が壊れたり盗まれたりした際の補償 - 「航空遅延保険」
航空便の遅延や欠航などによる損害や手荷物の配達遅延や紛失などの際の補償
カード会社によって保険の内容や補償額が異なりますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
6.ビジネス上あるとうれしいサービスがついているか
法人カードを契約するなら、やはりビジネス上でのメリットが大きいカードがいいですよね。
法人カードの中には、ビジネスに関係するサービスが備わっているものも多くあります。
たとえば、福利厚生サービスや弁護士相談サービスなどです。
経営をサポートしてくれるようなサービスが備わっていれば、思っている以上にメリットを感じられるでしょう。
ビジネスに関するサービスや特典がついているのは、法人カードだからこそです。
しっかりと活用するためにも、サービス内容の確認も忘れないようにしましょう。
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個人事業主におすすめのクレジットカード7選
ここからは、個人事業主におすすめのクレジットカード7選をご紹介していきます。
気になるクレジットカードがあれば、ぜひ検討してみてくださいね。
1: 充実したサービスが魅力!『アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード』
おすすめ度 |
★★★★
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---|---|---|---|
年会費 | 34,100円(税込) |
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追加カード | 13,200円(税込) | ||
国際ブランド | AmericanExpress | ||
ポイント還元率 | 1.0% | ||
サービス | ・海外/国内旅行保険付帯 ・国内航空機遅延費用 ・オンライン・プロテクション ・ビジネス・ダイニング ・空港ラウンジサービス ・手荷物宅配サービス ・エアポート送迎サービス ・ビジネス・カード会員様限定イベント ・ゴルフ優待サービス ・クラブオフ ・チケット・アクセス ・アメリカン・エキスプレスJALオンライン ・オーバーシーズアシスト |
||
利用限度額 | 一律の利用限度額なし |
『アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード』は、ビジネスに役立つ多彩なサービスが魅力的な法人カード。
商談・接待のサポートや、カード会員様限定イベント、コンサルティング、福利厚生や無料電話健康相談など、ビジネスに役立つ幅広いサービスをご用意。
まさに、ビジネスをさらに飛躍させてくれるクレジットカードといえるでしょう。
2: あらゆるビジネスシーンでサポート!『三井住友ビジネスゴールドカード for Owner』
おすすめ度 |
★★★★
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---|---|---|---|
年会費 | 初年度年会費無料 翌年度は条件付きで無料または割引 本会員:11,000円(税込み) |
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追加カード | 2,200円(税込) |
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国際ブランド | Mastercard/Visa | ||
ポイント還元率 | 0.5%~2.5% | ||
サービス | ・海外/国内旅行保険付帯 ・空港ラウンジサービス ・キャッシングリボ対応 ・分割払い対応 ・ビジネスサポートサービス ・カードご利用代金WEB明細書サービス ・福利厚生代行サービス ・対象店舗でのポイントが5倍 ・選んだ店舗でポイント2倍 |
||
利用限度額 | 50万〜300万円 |
『三井住友ビジネスゴールドカード for Owner』は、ビジネスのサポートにも手厚い法人クレジットカード。
アスクルサービスやレンタカーサービスなど、さまざまな支援を受けられます。
また、登記謄本や決算書が不要なため、開業したての個人事業主でも比較的審査が通りやすいのも魅力的なポイント !
3: ビジネスシーンで活用できるポイント還元率が高い!『オリコEX Gold for Biz』
(出典:オリコEX Gold for Biz)
おすすめ度 |
★★★★
|
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---|---|---|---|
年会費 | 初年度無料 次年度:2,200円(税込) |
||
追加カード | 無料 | ||
国際ブランド | Mastercard/Visa | ||
ポイント還元率 | 0.2%~0.5% | ||
サービス | ・国際ブランド別のビジネス専用サービスが利用できる ・クラウド会計ソフト「freee」がお得に利用できる ・経費の利用が一目瞭然 ・福利厚生サービスが充実 ・空港ラウンジ無料サービス ・海外/国内旅行保険付帯 ・ANAマイル、JALマイルに交換可能 ・Mastercard T&E Savings (Mastercardブランドのみ) ・Mastercardビジネスアシスト (Mastercardブランドのみ) ・Visaビジネスオファー (Visaブランドのみ) ・ご融資金利優遇制度 |
||
利用限度額 | 10万円~300万円 |
『オリコEX Gold for Biz』は、日本国内や海外でさまざまな特典が受けられるゴールドビジネスカード。
宿泊や飲食、トラベルや各種ビジネスサービスなど多彩な特典が付いています。
また、会計ソフト「freee」がお得に使えるのも嬉しいポイント!
初年度は年会費なので、法人カード初心者にもおすすめです。
4: 多様なビジネスシーンをサポート!『JCB法人カード』
(出典:JCB法人カード)
おすすめ度 |
★★★
|
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---|---|---|---|
年会費 | 初年度年会費無料 1,375円(税込) |
||
追加カード | 1,375円(税込) | ||
国際ブランド | JCB | ||
ポイント還元率 | 0.47%~1.49% | ||
サービス | ・ETCカードを無料で複数枚発行可能 ・経費の利用が一目瞭然 ・「弥生」や「freee」など会計ソフトと連携可能 ・海外/国内旅行保険付帯 ・国内航空券を法人専用運賃で利用できる ・チケットレスサービス ・JCBトラベルを利用しやすい |
||
利用限度額 | 10万〜100万円 |
『JCB法人カード』はJCBの基本機能はもちろん、法人ならではのサービスが利用できる法人クレジットカード。
会計ソフトをお得に利用できたり、国内航空券を法人専用運賃で利用できるなど、ビジネスシーンに役立つサービスが利用できます。
経費の削減と業務の効率化を実現する法人カードです。
5: 現役エンジニアもオススメ!『楽天ビジネスカード』
(出典:楽天ビジネスカード)
おすすめ度 |
★★★
|
||
---|---|---|---|
年会費 | 2.200円(税込) | ||
追加カード | 550円(税込) (ETCカード) |
||
国際ブランド | Mastercard/Visa/JCB | ||
ポイント還元率 | 1.0%~5.0% | ||
サービス | ・楽天ポイントが貯まりやすい ・無料でプライオリテイ・パスに登録できる ・ETCカードを複数枚発行可能 ・経費の利用が一目瞭然 ・海外/国内旅行保険付帯 ・振り込みコストの軽減 |
||
利用限度額 | 300万円 (楽天プレミアムカードと楽天ビジネスカードの合算の場合) |
『楽天ビジネスカード』は、ビジネスを効率的にマネジメントしてくれる法人クレジットカードです。
経費の支払いを楽天ビジネスカードに一本化すれば、経費の支出をまとめて管理できます。
さらに、振込コストの削減と精算負担の軽減が可能です。
楽天ビジネスカードを使って、楽天市場でお買い物をするとポイントが最大5倍になるもの大きなメリットですよね。
6: 年会費無料の法人カード!『NTTファイナンスBizレギュラーカード』
(出典:NTTファイナンスBizレギュラーカード)
おすすめ度 |
★★★★
|
||
---|---|---|---|
価格 | 無料 | ||
追加カード | 500円(税別) (ETCカード) |
||
国際ブランド | VISA | ||
ポイント還元率 | 1.0% | ||
サービス | ・リボ払いや分割払い可能 ・経費の利用が一目瞭然 ・海外/国内旅行保険付帯 ・ツアーご優待サービス ・出光キャッシュバックシステム ・Amazon Business ・海外キャッシング |
||
利用限度額 | 40万〜80万円 |
『NTTファイナンスBizレギュラーカード』は、年会費が無料の法人クレジットカード。
年会費無料でポイント還元率も1%なので、開業間もない個人事業主にもおすすめです。
追加カードが無料なのも嬉しいポイント!
7: クラウド会計ソフトに自動で同期!『freee VISAカード』
(出典:freee VISAカード)
おすすめ度 |
★★★★
|
||
---|---|---|---|
年会費 | 初年度無料 (2年目以降:1,375円) |
||
追加カード | 最大999枚まで | ||
国際ブランド | VISA | ||
ポイント還元率 | 0.5% | ||
サービス | ・Visa ビジネスオファー・ビジネスグルメオファーが利用可能 ・福利厚生代行サービス ・割引航空券チケットレス発券サービス ・ビジネス用じゃらん割引サービス ・会計ソフトの優待 ・アドビ優待 ・ビジネスサポートサービス ・officeeサービス ・Kagg.jpサービス ・キャスタービズ優待 ・コネクシオ優待 ・サーブコープ優待 ・税理士相談 ・社労士相談 |
||
利用限度額 | 50万~150万円 |
『freee VISAカード』は、登記簿謄本や決算書も不要で設立後すぐに申込ができる法人クレジットカード。
クラウド会計ソフトfreeeが1ヶ月無料など、ビジネスに役立つサポートが多彩なのも魅力的です。
初年度の年会費が無料なのも嬉しいポイント!
法人クレジットカードの審査を通りやすくする3つのポイント
気になる法人カードはありましたか?
せっかく契約したいクレジットカードが見つかっても、審査に通らなくては意味がありませんよね。
そこでここでは、法人クレジットカードの審査を通りやすくする3つのポイントをご紹介していきます。
- 個人信用情報の確認
- 固定電話の設置と公式サイトを作成する
- 事業による収入証明ができるように1年待つ
ぜひ実際に試してみてくださいね。
1.個人信用情報の確認
カード会社は、会社の経営状態だけでなく個人の信用情報も確認します。
信用情報とは簡単に説明すると、個人のお金の借入れに関する情報のことです。
クレジットカードや消費者金融のカードローン、携帯電話の割賦契約なども含まれます。
また、過去に返済が遅れたり債務整理をしていると、ブラックリストに載っている危険性もあります。
ブラックリストとは、延滞をはじめとした過去の金融事故が、個人信用情報に掲載された状態のことです。
審査がなかなか通らないと思ったら、「返済の遅れ」「債務整理」「自己破産」この3つのポイントに当てはまっていないかを確認してみてください。
2.固定電話の設置と公式サイトを作成する
カード会社によっては固定電話が必要な場合もあります。
審査に通る可能性を高めたいなら、携帯電話ではなく事業用固定電話を取得しましょう。
また、カード会社が審査で事業内容を調べる際には、会社の公式ホームページを確認して判断する傾向があります。
そのため、実態を証明する公式サイトを作成するのも有効方法です。
公式ホームページには、
- 会社概要
- アクセスマップ
- サービス概要
- オフィスの写真
- 主要取引先一覧
- 顧客や代表者の声
など、事業の実態がわかる情報を載せておきましょう。
3.事業による収入証明ができるように1年待つ
カード会社が審査を行う際には、会社の営業年数や業績が考慮されます。
そのため、開業後の収入を証明するものがなければ審査を通過するのは難しくなってしまうのです。
そこでおすすめなのが、事業による収入証明ができるように1年待つ方法です。
事業を始めて1年が過ぎ、確定申告を行うと事業による収入が証明出来る状態になりますよね。
それからカードに申請すれば、以前よりも審査に通る可能性を高められるはずです。
カードによっては開業から1年未満であっても審査に通りやすいケースもあります。
開業後すぐに法人カードを作りたいなら、そういったカードに注目して申請するのも有効です。
審査に落ちてしまった場合の注意点3つ
法人カードの審査は厳しいとわかっていても、審査に落ちてしまったらやっぱりショックですよね。
審査に通らなかったのには、何かしらの理由があるはずです。
何度も申し込みを繰り返すなど、がむしゃらに行動するのではなくまずは落ち着いて次の行動を考えましょう。
ここでは、審査に落ちてしまった場合に確認するべきポイントや注意点について解説していきます。
ご紹介する内容は以下の通りです。
- 他に借入れがある場合は延滞しない
- 他のクレジットカードがあれば継続的に使う
- 次のクレジットカードの申し込みは半年後以降にする
できるだけ早く審査に通過するためにも、確認してみてくださいね。
1.他に借入れがある場合は延滞しない
クレジットカードやカードローンなどの返済を延滞すると、ブラックリストに載ってしまう可能性があります。
延滞などブラックリストに掲載されてしまうと、基本的には審査に落ちてしまいます。
金融事故をはじめとした個人信用情報は、審査の判断材料としてとくに重要視されるからです。
ただし、延滞記録や債務整理などの個人信用情報は、最長で5年間しか保存されません。
自己破産についても、10年が経過すれば個人信用情報から削除されます。
そのため、1度ブラックリストに入ってしまっても5年~10年待てば法人カードを持てる可能性があるのです。
もしも金融ブラックが原因で審査に落ちているなら、情報が消えるまで待つのも一つの方法としておすすめですよ。
2.他のクレジットカードがあれば継続的に使う
現時点ではどうしても審査に通過できないようなら、すでに持っているクレジットカードを継続的に使用するようにしてください。
今持っているクレジットカードを利用し続けることで、また新たに信頼を作っていけます。
その際には、返済を滞りなく行うことが大切ですよ。
今持っているクレジットカードを継続的に使えば、印象もよくなります。
それが結果的に審査に通りやすくなる秘訣となるのです。
3.次のクレジットカードの申し込みは半年後以降にする
1つのカード会社の審査に落ちたら、すぐに次のカード会社を申し込もうと考える人もいるかもしれませんね。
しかし、短期間のうちに複数のカード会社に申し込むと多重債務を疑われ、最悪の場合には「申し込みブラック」として扱われる危険性があります。
申し込みブラックも基本的に審査には通過できませんが、半年間申し込みをしなければその記録が削除されるようです。
そのため、次のクレジットカードの申し込みは半年後以降にするようにしましょう。
まとめ:個人事業主向けのカードには、業務効率化やビジネス支援サービスなど様々なメリットがある
今回は、個人事業主におすすめの法人向けのクレジットカードや持つメリット、選ぶポイントなどについて解説していきました。
あなたに合ったカードは見つかりましたか?
法人カードには、経費管理の効率化や経費削減に繋がるなど、経営へのメリットが沢山あります。
とくに、個人事業主として活動していくうえで、法人カードにしかないビジネス支援サービスを受けられるのは心強いですよね。
もしも審査になかなか通らなくても、慌てずに次の行動を考えるようにしてください。
法人カードを使いこなして、ぜひ業務効率化に役立てくださいね。
フリーランスの平均年収や年収1,000万円以上を目指す方法について興味がある方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
フリーランスの平均年収とは?年収1000万超えを目指す方法も紹介