大学生が夏休みを有意義にするには?おすすめの過ごし方13選を解説
大学生の夏休みは2ヶ月近くもあり、どのように過ごそうかと想像をふくらませるのではないでしょうか。
「せっかくの長期休暇を有意義に過ごしたいけど、どうしよう?」
「夏休みだからこそ挑戦できることって何があるかな?」
そんな疑問を感じている大学生も多いかもしれません。
そこで今回は、
- 大学生が夏休みに自己成長する過ごし方
- 大学生が夏休みに思いっきり遊ぶ過ごし方
- 大学生が夏休みにお金をかけない過ごし方
- 大学3年生が夏休みにやるべき就活準備
などについてご紹介します。
夏休みはあっという間に終わってしまうものです。
過ごし方を意識すれば、有意義な時間の使い方ができますよ。
自分の目的に合わせて、どんな過ごし方をするか計画を立てておきましょう。
「夏休みをどう過ごすか決まっていない」という方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
大学生の夏休みは新しいことに挑戦するチャンス
大学生の夏休みは、まとまった時間をとることができます。
新しいことに挑戦するには絶好のタイミングです。
「時間がなくてできなかったこと」「ある程度の時間や期間が必要なやりたいこと」はないでしょうか。
たとえば、
- 海外に旅行する
- 免許合宿で運転免許を取得する
- 好きなことに打ち込む
など、思いつくことがあるかもしれません。
夏休みという機会を有意義に過ごすためにも、これまで挑戦したかったことを思い出してみましょう。
また、新しく「こんなことをしてみたい!」というものが見つかるのもいいですね。
大学生ならではの挑戦のチャンスを最大限活用しましょう。
大学生が夏休みに自己成長する過ごし方5選
「夏休みを使って成長したい!自分を磨きたい!」という人は、自分に合った自己成長の過ごし方を考えてみましょう。
大切なことは、どんなふうに成長したいのか?どんな力をつけたいのか?ということです。
自分のなりたい姿を思い浮かべて、そのために必要なことをピックアップして取り組みましょう。
たとえば、「海外に友達をたくさん作って、英語が話せるようになり、将来は国際的な仕事につきたい」なら、英語学習や留学をするという過ごし方がありますよ。
ここでは、大学生が夏休みに自己成長する過ごし方を5つご紹介します。
自分に合った過ごし方を見つける参考にしてみてくださいね。
- 英語(TOEIC)
- 短期留学
- 資格取得
- プログラミング
- インターンシップに参加する
順番に説明していきます。
1.英語(TOEIC)
大学生の夏休みは英語学習に最適ですよ。
時間がたくさんあり、英語を学ぶ環境も整っているためです。
大学生のうちに英語を身につければ、卒業後の選択肢の幅も広がります。
外資系企業や海外での就職、起業も視野に入るでしょう。
TOEICで高スコアを取得しておくと、就職活動で有利に働きますよ。
国内企業なら800点以上、外資系や海外の企業なら900点以上が目安です。
英語学習の教材は参考書や動画教材などたくさんあります。
大学で学習会を開いているケースもあるでしょう。
大学生という環境を活用して英語学習に取り組んでおくと、夏休み後や大学卒業後も生きる力になりますよ。
2.短期留学
大学で夏休み期間内での短期留学を実施しているケースも多いです。
海外に興味があれば、短期留学をしてみるといいでしょう。
短期留学の種類として、主に次の3つに分けられます。
- 英語や中国語など外国語の習得
- 海外の駐在企業でのインターンシップ体験
- 農業などボランティア活動
どんな目的で短期留学をしたいのかによって選ぶといいですよ。
実際に海外に行けば、その国の言語ばかりの環境で国の生活や文化に触れられます。
常に他言語でコミュニケーションをとる生活は新鮮で刺激的です。
また、日本とは異なる生活や文化を知り、価値観が広がるのを感じられるでしょう。
現地に友人ができれば、言語を学ぶモチベーションにもつながります。
大学生活のなかでも強く思い出に残る経験ができますよ。
3.資格取得
夏休みというまとまった時間を利用して、資格取得を目指すのもおすすめです。
資格取得で身につけた知識やスキルは卒業後も役立ちます。
また、資格があれば就職活動で評価されやすくなるでしょう。
ただし、資格取得が目的にならないよう注意は必要です。
資格取得を通してどんな力を身につけたいかを考えましょう。
大学生におすすめの資格は次の通りです。
- TOEIC
- ITパスポート
- 簿記(3級・2級)
- 基本情報技術者試験
- MOS
特にITパスポートやMOSの資格を取得しておくと、IT知識やパソコンスキルの基礎を身につけることができます。
近年はどんな業界・業界で働くにもIT知識やパソコンスキルが求められるので、身につけておくといいですよ。
ほかにも、自分が興味のある分野を調べて資格がないかを探してみましょう。
資格取得は知識やスキル習得に役立ち、モチベーションになるメリットもあります。
資格取得を活用し、夏休みを有意義に過ごしてみてくださいね。
4.プログラミング
最近ではプログラミングスキルを身につけて就職・転職する人が増えています。
技術者の需要が高く、労働条件も良くて働きやすいことが理由です。
大学生のうちにプログラミングスキルを身につけておけば、就職活動が有利に進みますよ。
プログラミング学習はとても時間がかかります。
大学生の時間を有意義に使うにはぴったりの分野と言えるでしょう。
プログラミングには言語があり、言語によってできることが違います。
学ぶときには自分が何を目的にしてスキルを身につけるかを明確にしましょう。
社会人の場合は仕事と並行してプログラミング学習をするので大変です。
大学生の利点を生かし、いまから学習しておきましょう。
5.インターンシップに参加する
大学生なら企業のインターンシップに参加するのも、夏休みを有意義に過ごす方法としておすすめです。
インターンシップとは、企業が提供する就業体験のこと。
参加すると実際に企業で働く経験を通して、仕事内容や雰囲気を知ることができますよ。
ほかにも、インターンシップに参加するメリットは次の通りです。
- 業界・企業・職種への理解が深まる
- 就職活動の予行演習ができる
- 自己分析につながる
- 社会人としてのコミュニケーションを学べる
- 社会人として必要なスキルがわかる
「この業界・職種で働きたい」と強い希望がある人や、気になっている企業がある人には特におすすめです。
インターンシップには1日〜数週間の短期のものから、長期インターンシップと呼ばれる期間の定めのないものまであります。
長期インターンシップはアルバイトと近い感覚で、給料を受け取りながら社員と近い立場で働くイメージです。
就職活動を始める大学3年生向けのものが多いですが、学年を問わずに実施しているインターンシップもあるので挑戦してみましょう。
大学生が夏休みに思いっきり遊ぶ過ごし方5選
「夏休みは思いっきり遊びたい!楽しいことがしたい!」という人は、何をして遊ぶかを考えておくと良いですね。
予定を立てておかないと、「なにか楽しいことないかな」と考えているうちに夏休みが終わってしまいます。
自分はどんなことをして過ごしているときが楽しいのかを明確にして、時間があるからこそできる遊びを最大限楽しみましょう。
夏休みが終わったときには「最高の夏休みだった」と思えるような楽しい時間を過ごしてくださいね。
ここでは、大学生が夏休みに思いっきり遊ぶ過ごし方を5つご紹介します。
夏休みの楽しい過ごし方の参考にしてみてください。
- ゲーム
- 映画・ドラマ鑑賞
- 読書
- 旅行
- 久しく会っていない友達に会う
それでは見ていきましょう。
1.ゲーム
大学生になるとゲームをあまりしないという人もいるでしょう。
最近のゲームはクオリティが高く、大人でも楽しめるものがたくさんありますよ。
幼い頃はテレビゲームやゲーム機器を持ち歩いてプレイしていたかもしれません。
しかし、スマートフォンやパソコンでできるゲームもおすすめです。
「夏休みの間だけゲームしたい」「夏休み後はプレイするかわからない」なら、無料でダウンロードできるアプリゲームやサブスクリプションのゲームを選ぶといいでしょう。
子どもの頃にプレイしたゲームがスマホでできるようになっていると、懐かしくてより楽しめるということもあります。
夏休みは童心にかえって、懐かしのゲームから最新のゲームまで楽しんでみてはいかがでしょうか。
2.映画・ドラマ鑑賞
映画や撮り溜めたドラマを一気に観るのも楽しいですよね。
夏休みならたっぷり時間があるので、存分に映画やドラマの世界に浸れますよ。
最近はNetflixなどで動画を観る人も多いでしょう。
気になっていた作品をまとめて鑑賞できるいい機会です。
1人で観るもよし、友達を呼んで鑑賞会をするもよし、映画館に観に行くもよし。
自宅なら映画館のように部屋を暗くして観たり、美味しい料理を用意して観たりするのも楽しいですよ。
名前も知らなかった作品が、実は傑作だったということもあります。
映画やドラマが好きなら、好みの作品を探してみるのもいいかもしれません。
3.読書
本が好きなら、夏休みの膨大な時間を読書して過ごすのもいいでしょう。
読書はどんな本を読むかによって、得られるものが変わります。
純粋に読書を楽しんでもいいですし、目的を持って読書をすれば自分に役立ちますよ。
たとえば、小説なら登場人物に共感して追体験しながらストーリーを楽しめ、ビジネス書なら世の中や仕事の仕組みが理解できるようになるでしょう。
読書をすると知識が増えることに加えて、文章力も身につきます。
社会人になってからも文章力は様々な場面で生きてきますよ。
まずは、自分が興味のある分野の本を読んでみるのがおすすめです。
ゆくゆくはあらゆるジャンルの本を読んでみるといいでしょう。
4.旅行
大学生の夏休みは旅行に行けるチャンスでもあります。
アウトドアが好きなら、ぜひ行ったことのない場所に旅行してみましょう。
国内旅行でも北は北海道から南は沖縄まであります。
それぞれの土地には美味しい食べ物や魅力ある風景があり、同じ日本でも発見があるかもしれません。
海外旅行なら、自分が過ごしてきた環境とは全く異なる世界を見ることができます。
言語や文化、料理や建築物などたくさんの楽しみがありますよ。
近場の旅行は普段の生活でも少し足を伸ばせばできますが、遠方への旅行は長期休みでなければできません。
かねてから行ってみたいと思っていた場所、新しく見つけた行きたい場所に訪れるチャンスを逃さないようにしてくださいね。
5.久しく会っていない友達に会う
大学生になってからしばらく会っていない友達はいませんか。
夏休みを利用してぜひ会いに行ってみましょう。
大学生になると、それまでの友達とは会うことが少なくなりがちです。
同窓会を企画するか、旅行がてら会いに行くといいですよ。
また、大学生になってからできた友達で今は遠方に住んでいるという場合もあるでしょう。
留学生や旅行先でできた友達などに、会いに行ってみてはいかがでしょうか。
久しぶりの再会で、きっと話に花が咲きますよ。
大学生が夏休みにお金をかけない過ごし方3選
「夏休みは楽しみたいけど、できるだけお金はかけたくない!」という人は、工夫次第で充実した夏休みを送れますよ。
特に大学に入ってから一人暮らしを始めた場合、生活費や交際費などなにかとお金がかかりますよね。
夏休みくらいお金をかけず、のんびりと過ごしても良いのではないでしょうか。
ここでは、大学生が夏休みにお金をかけない過ごし方を3つご紹介します。
- 実家に帰省する
- リゾートバイト
- ボディメイク
ひとつずつ見ていきましょう。
1.実家に帰省する
一人暮らしなら、夏休みに実家に帰省するのもおすすめです。
帰省している間は食費などお金をかけずに過ごせますし、家族も喜びます。
大学生にとってお金がかかるのは主に生活費と友だちと遊ぶための交遊費です。
帰省してしまえばどちらも最小限にできるので、節約できますよ。
また、帰省すれば家族との時間を楽しめます。
家事を一緒にしたり幼い頃の話や大学生活の話をするなどして、親孝行することもおすすめです。
社会人になって実家から離れた場所で就職すると、帰省する機会もぐっと減ってしまいます。
大学生の今のうちから家族との時間を大切に過ごすといいですよ。
2.リゾートバイト
大学生が夏休みに節約しつつお金を稼ぐなら、リゾートバイトがおすすめです。
短期間で一気に稼げるのが大きな魅力と言えるでしょう。
リゾートバイトとは、住み込みでリゾート地で働くこと。
日本全国あらゆる場所で働くことができますよ。
リゾートバイトができるリゾート地は次のようなところがあります。
- 海の家
- 海の近くのホテル
- 温泉街の旅館
- 観光地のレストラン
- 避暑地の飲食店
家賃0円で食事もついているケースが多いので、生活費がほとんどかかりません。
稼いだお金のほとんどを使わずに済むので、たくさん貯金ができますよ。
さらに、人気のリゾート地での仕事なので、休日は最高のリゾートを満喫できます。
「せっかくの夏休みなのにアルバイトばかり…」という心配もありません。
住み込み先もWi-Fiあり、温泉に無料で入浴できるなど、居住環境が整っている場所も多いです。
友達同士で働くこともでき、リゾートバイト中に恋人ができるなんてことも。
出会いがたくさんあるリゾートバイトで大学生の夏休みを過ごしてみるのもおすすめですよ。
3.ボディメイク
夏休みが終わって雰囲気がガラッと変わる人っていますよね。
長期休みはボディメイクなど自分磨きに最適です。
自宅で筋トレをする、健康や美容を意識した食事にするなどの変化なら、お金をそれほどかけずに取り組めます。
毎日継続していれば変化が出てきて、ますます楽しめるようになるでしょう。
夏休みにゴロゴロと怠惰な生活をしていると、運動不足や肥満につながる可能性も。
いっそのことお金をかけずに理想の身体を手に入れて、新しい自分で休み明けを迎えましょう。
大学3年生は就活準備もしよう。3つのやるべきこととは
大学生の中でも、3年生の夏休みは就職活動を始める時期ですね。
夏休みに準備を始めることで、スムーズに就職活動をスタートすることができますよ。
とはいえ、「就職活動っていきなり言われても、何をすればいいの?」と戸惑ってしまう大学生は多いです。
夏休みは自己成長や遊びで過ごしてきて、就職活動のイメージがつかないかもしれません。
ここでは、大学3年生が就活準備でやるべき3つのことをご紹介します。
就職活動で良いスタートを切りたい方は参考にしてみてくださいね。
- 自己分析
- 業界分析
- OB・OG訪問
詳しく見ていきましょう。
1.自己分析
就職活動は自分が就職する企業を選ぶものというイメージがあるかもしれません。
しかし、まず大切なのは自分についてよく知ること、自己分析です。
- 自分はどんな仕事に興味があるのか
- 自分の長所・短所はどこか
- 自分が得意なこと・苦手なことはなにか
- 自分が譲れない部分はなにか
- 自分は仕事を通してどんなことがしたいか
上記のことを理解していなければ、自分に合った企業を探すことはできませんよね。
就職活動を始めるなら、最初に自己分析に取り組みましょう。
本やインターネットで探すと、さまざまな自己分析の方法が見つかりますよ。
あらゆる視点から自分自身の情報をまとめておき、就職活動で活かせるようにしましょう。
自己分析での情報は面接での自己PRや志望動機でも必ず役立ちます。
夏休みのまとまった期間を利用して、取り組んでおくのがおすすめです。
2.業界分析
自分が就職したい企業を選ぶには、業界分析は欠かせません。
業界知識をしっかり身につけることで、ズレなく志望企業を選べます。
面接でも業界知識がなければ十分に答えられない場面が出てくるでしょう。
- 業界の特徴はなにか
- 業界の将来性はどうか
- 業界でトップの企業はどこか
- 業界全体の課題はなにか
- 業界ではどんなスキルや人物像が求められるか
- 気になる企業は業界内でどのような位置にあるか
少なくとも、上記の内容は理解しておくといいですよ。
業界の知識を持っておくことで企業理解を高め、企業に対して適切に自分をアピールできます。
自分がなぜこの業界を選ぶのかを説明できるようにするためにも、業界分析に力を入れておきましょう。
3.OB・OG訪問
就職活動を始めたら、OB・OG訪問をしておくといいですよ。
OB・OG訪問とは、簡単にいえば企業で働く先輩を訪ねて話を聞くことです。
企業の実際の雰囲気や仕事内容などを聞き、企業理解を深めることを目的としています。
企業で働くイメージを固めるために、実際に働く生の声はとても参考になるものです。
たとえば、求人情報に掲載されていることでも、入社してみるとギャップがあることも。
先輩たちはあなたの就職活動が上手くいくように力になってくれます。
事前に質問をまとめ、スムーズに聞けるよう準備しておきましょう。
OB・OGは大学の就職サポートサービスなどから見つけられます。
また、最近はアプリで簡単にOB・OGを見つけられるサービスもありますよ。
まとめ:どのような過ごし方を優先させたいか考えることが大切
今回は、大学生の夏休みの過ごし方についてご紹介しました。
夏休みはどのように過ごすかを前もって考えておくことで、より有意義に過ごすことができますよ。
1年に1度しかない夏休みを存分に生かすためにも、過ごし方を考えておきましょう。
自己成長のために新しいことに挑戦するのも、最高の経験をするために遊び尽くすのも、お金を使わず工夫して過ごすのも自由です。
目的を持って理想の過ごし方を考え、夏休み後に「良い夏休みだった」と感じられるようにしてくださいね。