レベルごとにプログラミングの仕事を分類して解説!
プログラマーの求人を見てみると年収ベースで見ても300万~600万と大きくブレがあります。
企業によって年収ベースは異なるのは当然ですが、プログラマーの持つ技術力も年収に大きな影響があります。
今回はそんな年収の基準となるプログラミングのレベルを分かりやすく解説いたします。合わせて、各レベルで求められる具体的な業務についても合わせて紹介します。
ビギナーレベル…プログラミング未経験者
年収は250~350万前後の求人が多いです。文字通りプログラミングが未経験者を指します。ただし理系を専攻していて、プログラミングを授業で経験した場合はもう一つ上の「トレーニー」になるでしょう。
誰もがここからスタート!最初が肝心
始めはみんな未経験者です。そのため、スタートラインでプログラミングをどのように考えるかが重要です。
プログラミングは「プログラム言語」で書きます。
プログラミングは手段であり、目的ではないことを意識する
大事なのはプログラミングすることが目的ではなく、あくまでも手段であることを履き違えないことです。例えば、「月ごとの売上を集計してメール送信したい」とクライアントから要件があった場合、そのプログラム言語は指定されていなければどの言語で書いてもいいのです。
(ほとんどの場合は言語指定がありますが)
あくまで要件を満たすためにプログラミングをするのであって、その前提を忘れないようにしましょう。
できる人の真似をしよう!
企業からすると逆に未経験者の方が歓迎される場合があります。何故ならプログラミングに対しての知識や偏見がない状態なので、教えやすいためです。
既に入社しているなら同期や先輩で「できる」と思った人のやり方を真似しましょう。これからプログラマーを目指す人は、分かりやすいサイトや書籍を購入して勉強することをオススメします。
プログラミングを上達するための一番の近道は「模倣」です。模倣を繰り返していくうちに必要な単語や知識を覚えていきます。
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トレーニーレベル…プログラミングの用語が理解できるが、指導は必要
ビギナーレベルを卒業したら、次はトレーニーレベルに上がります。
年収は250~350万前後の求人が多く、ビギナーレベルと同じように考えていいです。ビギナーレベルと異なるのはプログラミングに必要な用語について、理解ができているという部分です。
仕様書に書かれている用語や指示についてある程度理解ができる
まだまだ指導は必要ですが、仕様書に書かれた単語や処理の指示について具体的なプログラミングは書けないが、書かれている内容自体は分かるのがトレーニーレベルです。
指導者の観点からだとプログラミングに必要な考え方や処理の仕方など、より具体的な指導ができるようになるイメージですね。
プログラマーとして一番伸び代のある大事な時期
この時期はプログラマーレベルの中で最も大事な部分です。覚えることはたくさんありますが、「上達している」と実感できるレベルだからです。
「プログラミングって楽しい!」「Aの処理があってBの処理と連動してるのか!」など、パズルのように理解していくイメージです。
用語や処理が理解できるようになると、もっと色々なことを知ったり、プログラミングで試したりしたくなります。
初心を忘れないようにしよう
長い間、プログラミングをしていると先ほど述べたような「楽しさ」や「情熱」がなくなってきます。プログラミングは「最初の頃に感じた気持ち」を忘れずに勉強し続けることが大切です。
トレーニーレベルの時期を過ぎてしまっても、初心は忘れないでください。
ノーマルレベル…動作するものを一人でプログラミングできる
年収350~450万の求人が多いです。求人でプログラミングの経験者と書かれている場合、最低限このノーマルレベルのスキルは求められます。
同じプログラム言語で開発していたなら、1~2年くらいでこのノーマルレベルに到達できるでしょう。
プログラマーとしては1人月として数えられる状態で、仕様書を渡されたら一人でプログラミングができるレベルです。
仕様で分からない点があったら確認をする
ノーマルレベルまでなると仕様書を読んでいて「この処理おかしいな?」や「他の仕様書と記述が違う」など自分なりに疑問点が分かってきます。
大切なのは「まあいいか」と思わず、疑問に感じたことは確認をすることです。
ノーマルレベルまで達していると、相手側もこちらの能力がある程度あると考えています。そのため説明も省略することも多く、分からないことがあったら聞いてください、といたスタンスになってきます。
プログラミング能力以上にコミュニケーション能力が求められる
ノーマルレベルになると「仕様書を見て作れるのは当然」で「分からないことがあったら積極的に確認する」ことが必要になってきます。
プログラマーに限った話ではありませんが、社会人として最低限必要なコミュニケーション能力は求められます。
「プログラミングは黙々とできる」と考えず、積極的にコミュニケーションは取るようにしましょう。