プログラミング言語「PHP」を徹底解説!おすすめの学習サイト5選も紹介

公開日: 2021.01.27
更新日: 2024.02.07
プログラミング言語「PHP」を徹底解説!おすすめの学習サイト5選も紹介

プログラミングを始めようと思ったときに、まず迷うのがプログラミング言語ですよね。

プログラミング言語はそれぞれ特徴やできることが異なり、自分の目的に合ったものを選ぶ必要があります。

そんななかで、

「PHPってどんな特徴がある言語なんだろう?」
「PHPで何が作れるの?」

と疑問に思う方もいるでしょう。

今回は、

  • プログラミング言語「PHP」の概要
  • PHPのメリット・デメリット
  • PHPで作れるもの
  • おすすめのPHP学習サイト

などについてご紹介します。

「PHPについて詳しく知りたい!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。

プログラミング言語「PHP」の概要について

プログラミング言語「PHP」の概要について

まずは、PHP(ピーエイチピー)がどんなプログラミング言語なのかをつかんでいきましょう。

ざっくりと概要を理解することで、PHPという言語のイメージを持てますよ。

それではさっそく見ていきましょう。

1.PHPとは

PHPとは、WebサービスやWebアプリ開発に使用される、世界でも人気がある言語です。

1996年頃、サーバーサイドのスクリプト言語として開発されました。
スクリプト言語とは、可読性が高く、簡単に書きやすい言語の総称です。

動的なコンテンツの作成に適した言語で、HTMLと組み合わせて使用できる特徴を持つことから、ブログやWebサイトの作成にも多く用いられます。

学習者にとっては、文法がわかりやすく学びやすい言語です。
基本的な文法を覚えれば、簡単なプログラムをすぐに書くことができますよ。

プログラミング未経験者が初めて選ぶ言語としてもおすすめできます。

2.PHPは世界的に人気のあるプログラミング言語

PHPは世界的に人気の高いプログラミング言語の1つです。

TIOBE Indexによると、PHPは2020年11月の人気言語ランキングで8位にランクインしています。

プログラミングのランキング

(出典:TIOBE Index for December 2020)

比較的規模の大きいシステムを構築するC言語やJavaが上位にランクインしているなか、簡単に開発ができるスクリプト言語ではPHPがトップクラスです。

Webサービスを開発する言語として、PHPのほかにはJavaScriptがありますが、両者には明確な違いがあります。

JavaScriptがクライアントサイド、Webブラウザ側で動作するのに対し、PHPはサーバーサイドで動作する点です。

それぞれ別の特徴を持ち、シーンによって使い分けられることから、どちらも高い人気があります。

今後も需要があり、引き続き人気の高い言語の1つとして用いられていくでしょう。

PHPのメリット9つ

PHPのメリット9つ

ここからは、PHPのメリットについて見ていきましょう。

言語の特徴は、どんなメリットやデメリットがあるかを知ることで、深く理解できます。

PHPのメリットをしれば、どんなシーンでPHPを活用しやすいかがわかりますよ。

それでは、PHPのメリットを9つ見ていきましょう。

1.シンプルでわかりやすい構文

PHPの大きな特徴として、構文がシンプルでわかりやすいことが挙げられます。

構文がシンプルでわかりやすいと、可読性が上がり、あとから他人が修正するのも簡単です。

全体的な見た目にもきれいなコードになります。

2.習得難易度が比較的低い

PHPは習得難易度が比較的低いことも魅力です。

PHPはコードがわかりやすいことから、初心者でもすぐに覚えられます。
基本的な文法を理解すれば、Webサイトを作り始められるでしょう。

また、プログラミング学習で挫折しやすい理由の1つとして、記述が複雑で難易度が高い言語を選んで、モチベーションが続かないことがあります。

PHPなら、わかりやすく初心者でも理解できる難易度なので、学習しやすいですよ。

プログラミングを習得するには、継続的な学習が最も重要です。
初めはハードルの低い言語を選択して、少しずつ実力をつけましょう。

3.Webの情報量が多い

PHPは世界中で多くの人が利用しているため、Web上にたくさんの情報があります
情報量が多ければ、エラーが発生したときやわからないことがあるときでも調べてすぐに解決できますよ。

プログラミング言語のなかには、利用者が少なくWeb上に情報があまりないものもあります。
情報が少ない言語を選ぶと、わからないことがあっても調べて解決できないので、習得しにくいです。

PHPは日本でも世界でも利用者が非常に多く、検索すれば日本語や英語の情報が豊富にあります

Webの情報量が多いのは、プログラミング初心者にとっても嬉しいポイントと言えるでしょう。

4.無償で利用できる

PHPのメリットとして、完全に無償で利用できる点があります。

PHPの公式サイトでは利用マニュアルも提供されており、使いやすいことが特徴です。

「プログラミングを気軽に始めたい」という方も、コストをかけずに使えるので、安心ですね。

お金のことを考えずに、「やりたい」と思ったら始められます。

5.環境構築が簡単

プログラミング初心者にとって大きなメリットは、PHPの環境構築が簡単なことです。

プログラミングを始めるとき、最初の環境構築で挫折する人は多くいます。
環境構築にある程度の知識が必要なので、初心者には少々難しいのです。

PHPでは環境構築が簡単にできるため、最初につまづきにくくなります

環境構築のハードルが低いのは、初心者にとって魅力です。

6.HTMLに直接組み込める

PHPは、HTMLに組み込めることが特徴的です。

HTMLは、文章を構造化することはできますが、サイトに動きをつけることはできません。
動きをつけられるPHPをHTMLに組み込むことで、動的なサイトを作れます

サイトに動きをつけたいときに、PHPは最適な言語です。
すぐに書くことができ、動作も即座に確認できます

実際に、多くのWebサイトやブログにPHPが用いられており、動きのあるサイト制作には必要不可欠です。

7.変数を定義する際に型を指定しなくていい

PHPは、変数を定義するときに型を指定する必要がありません

通常、変数の定義ではどんな値を代入するかによって、型を指定します。
文字列、数値、日付など、入れる値によって型を使い分けなければならないのです。

しかし、PHPなら自動で型を変換してくれるため、指定しなくとも問題ありません。
型の指定がないので記述がよりシンプルで、見やすくなります

ただし、想定とは異なる型の扱いになることがあるため、変数が何を表すものかを理解して使うことが大切です。

8.関数が豊富にある

PHPは関数が豊富にあります。

関数とは、値を渡すと何らかの処理が行われて結果が返ってくる機能です。

関数が豊富にあると、特別な技術をしなくても、たくさんの便利な機能をすぐに使えます

少ないコードであらゆる機能を使えるため、作業効率が上がり、短時間で開発が可能です。

9.案件が豊富にある

PHPは高い需要があり、案件が豊富にあります。
これからPHPを学習する人にとって、案件の多さはメリットと言えるでしょう。

サーバーサイドのプログラミング言語では、PHPのシェアが79.1%でトップです。(2020年12月現在)

プログラミングのシェア率

(出典:https://w3techs.com

また、日本市場でのPHPの案件数は非常に多く、2020年12月にはIndeedで16,253件となっています。

(出典:Indeed)

PHPは多くのWebサイトやWebアプリで使われています。
今後もWebの案件は増えていく見込みで、PHPが必要とされる場面も多いです。

PHPのデメリット3つ

PHPのデメリット3つ

PHPのメリットをご紹介しました。
シンプルでわかりやすく、情報や案件が豊富にあることが大きな魅力であることがわかりますね。

一方で、プログラミング言語には向き不向きがあり、どんなことができないのかも知っておく必要があります。

PHPのメリットとデメリットを両方知ることで、適切に言語を使い分けられるようになりますよ。

それでは、PHPのデメリットを3つ見ていきましょう。

1.Webアプリ・サービス以外の開発には向いていない

PHPは、WebアプリやWEbサービス以外の開発には基本的に向いていません

プログラミング言語を選ぶ際は、言語の向き不向きと自分がやりたいことを見比べることが大切です。

WebアプリやWebサービス以外のものを開発したいと考えている場合は、ほかの言語を選んだほうがいいでしょう。

2.実行速度が遅い

PHPはスクリプト言語のため、実行速度が遅いというデメリットがあります。

スクリプト言語は多くがインタプリタ言語であり、実行のとき、コードを1行ずつコンパイルします。

インタプリタ言語とは、打ち込んだコード(ソースコード)を機械が読み取れるコードに1行ずつ変換するコンパイルと呼ばれる動作をする言語のことです。

一括ですべてのコードを機会が読み取れるコードにするコンパイラ言語に比べて、1行ずつコンパイルするため、比較的時間がかかります。

そのため、素早い処理が必要なシーンには向いていない言語と言えるでしょう。

3.記述の自由度が高い

記述の自由度が高すぎることもPHPのデメリットです。

PHPはコードがシンプルでわかりやすいとお伝えしましたが、記述の自由度が高いことから、同じ処理でも書く人によって全く違う書き方になってしまいます

そのため、

  • 同じ処理とわかりにくい
  • エラーを見逃しやすい
  • 知らないうちに危険なコードを記述する可能性がある

などの不都合の原因となるのです。

PHPで作れるもの

PHPで作れるもの

PHPのメリットとデメリットについてお伝えしました。
特徴をしっかりおさえて、上手に活用していきましょう。

PHPではWebアプリやWebサービスの開発に向いた言語でした。
ここからは、具体的にどんなものが作れるのかを詳しく見ていきます。

自分が作りたいものがPHPで作れるかどうかは、言語を選ぶ上で最も重要ですよね。

さっそくPHPで作れるものを見ていきましょう。

1.SNSサイト

SNSサイトを作成できます。

PHPで作られた有名なSNSサイトには、「Twitter」や「Facebook」がありますよ。

「SNSサイトを作りたい!」という方は、PHPがぴったりです。

2.ECサイト

ECサイト(インターネットショッピングサイト)をPHPで作ることも可能です。

ECサイトには商品画面や会員情報の取り扱い、決済処理、在庫管理などの機能が必要ですが、それらをPHPで構築できます。

「自分でインターネットショップを持ちたい」「ECサイトの案件を受注できるようになりたい」という方は、PHPを習得すると良いでしょう。

3.ブログ

PHPを使ってブログを自分で作る、カスタマイズすることもできますよ。

ブログサービスとして人気がある「WordPress」はPHPで構築されています。

PHPの知識がなくてもWordPressを利用するのは可能ですが、PHPができれば自分でブログを作ったり、WordPressをカスタマイズすることが可能です。

4.ログイン画面

PHPを使えば、会員登録が必要なサイトのログイン画面を作れます。

PHPは、情報を取得してサーバーに置くことができるため、ログイン画面作成が可能な言語です。

Webサービスを開発するなら、ログイン画面は必須の機能でしょう。

5.お問い合わせフォーム

WebサイトやWebサービスに設置するお問い合せフォームを作れます。

HTMLだけではフォームの要素を設置するだけですが、PHPを使えばボタンクリック時にフォームを送信し、完了画面を表示することが可能です。

しっかりとしたWebサイトを作成するには、お問合せフォームは欠かせません。

PHPを書くために必要な準備

PHPを書くために必要な準備

PHPで作れるものについてご紹介しました。
SNSやECなどのWebサイト、ブログを作りたい方は、PHPがぴったりです。

「自分はPHPでサイト制作がしたい!」とやりたいことが明確に決まると、行動に移し始められます。

PHPを始めるには準備が必要です。
PHPの動作を確認するために、サーバーをパソコンにインストールします。

PHPを始める準備は使っているパソコンがWindowsかMacかで異なるため、注意が必要です。

それぞれの準備の方法について、見ていきましょう。

1.Windowsの場合は「WampServer(WAMP)」

使っているパソコンがWindowsの場合は、「WampServer(WAMP)」をインストールします。

「WampServer(WAMP)」をインストールするには、先に「Visual C++ 2010 SP1 Redistributable Package」のインストールが必要です。

「Visual C++ 2010 SP1 Redistributable Package」は次の手順でインストールできます。

  • 「WampServer(WAMP)」のページにアクセスする
  • 「START USING WAMPSERVER」をクリックする
  • 任意のバージョンをクリックする
  • ダウンロードに関する注意事項のなかの「VC 10 SP1 vcredist_x64.exe」をクリックする
  • 「Download」をクリックする
  • 「実行」をクリックする
  • ユーザーアカウント制御のポップアップで「はい」をクリックする
  • 「Microsoft Visual C++ 2010 x64 Redistributable」のインストーラで「同意する」にチェックを入れて「インストール」をクリックする
  • 「完了」をクリックする

これで「Visual C++ 2010 SP1 Redistributable Package」のインストールは完了です。
「WampServer(WAMP)」をインストールする準備が整いました。

次の手順に沿って「WampServer(WAMP)」をインストールしましょう。

  • ダウンロードページで「you can download it directly」をクリックする
  • ユーザーアカウント制御のポップアップで「はい」をクリックする
  • 「WampServer(WAMP)」のインストーラでバージョンを確認し、問題がなければ「Next」をクリックする
  • 「License Agreement(ライセンス同意)」の画面で「I accespt the agreement(同意する)」にチェックを入れて「Next」をクリックする
  • 「WampServer(WAMP)」をインストールするフォルダを選択して、「Next」をクリックする
  • 好きなアイコン表示の方法にチェックを入れて、「Next」をクリックする
  • インストール項目に問題がなければ「Install」をクリックする
  • 通常利用するブラウザを選択し、「開く」をクリックする
  • Windowsのセキュリティ警告のポップアップで「アクセスを許可する」をクリックする
  • PHP mail parametersの設定でSMTPとEmailを入力して、「Next」をクリックする
  • 「Launch WampServer 2 now」にチェックを入れて「Finish」をクリックする

これで、「WampServer(WAMP)」のインストールが完了します。

最後に「Launch WampServer 2 now」にチェックを入れた状態で「Finish」をクリックすると、「WampServer(WAMP)」が起動するので、正常に動作するか確認しましょう。

2.Macの場合は「MAMP」

使っているパソコンがMacの場合は、「MAMP」をインストールします。

MAMPとは、「My Apache-MySQL-PHP」のイニシャルをとったもので、ローカルサーバー環境を整えるための無償のパッケージソフトです。

MAMPを使えば、PHPをはじめ、PythonやPerl、MySQLなどのWebアプリケーション開発に必要なバックエンドをローカル環境で使えます。

MAMPには通常版とプロ版の2つがありますが、ここではフリーバージョンのインストール手順をご紹介しましょう。

  • MAMPの公式ページにアクセスする
  • MAMPの「Download」をクリックする
  • 「Mac OS」をクリックし、「Download」をクリックする
  • ダウンロードした「MAMP_MAMP_PRO_3.1.0」をダブルクリックし、アプリケーションを起動する
  • セキュリティ警告のポップアップで「実行」をクリックする
  • 「Next」をクリックする
  • プロ版のInstallが必要なければ「MAMP PRO」のチェックを外し、「Next」をクリックする
  • 「License Agreement(ライセンス同意)」の画面で「I accespt the agreement(同意する)」にチェックを入れて「Next」をクリックする
  • 「WampServer(WAMP)」をインストールするフォルダを選択して、「Next」をクリックする
  • MAMP起動時のスタートページを選択して、「Next」をクリックする
  • 好きなアイコン表示の方法にチェックを入れて、「Next」をクリックする
  • インストール項目に問題がなければ「Install」をクリックする
  • 「Finish」をクリックする

これで、「MAMP」のインストールは完了です。

PHPを始める環境構築ができました。

さっそくPHPを書き始められます。

PHPの基本構文3つ

PHPの基本構文3つ

PHPを始める準備についてお伝えしました。
準備が整ったら、あとはコードを書いていくだけです。

プログラミングでは、基本の文法を覚えることでコードを書けるようになります。

PHPにも基本となる「if」「for」「while」の3つの構文があるので、覚えてしまいましょう。

基本構文を覚えれば、初歩的なプログラミングができるようになりますよ。

それでは、それぞれの基本構文を見ていきます。

1.if文

if文は、「もし◯◯したら、〜の処理をする」という条件分岐をするために使う構文です。

書き方の例は、次のようになります。

<?php
if(もし会員登録したら){
// 登録したメールアドレスにメールを送る
}
?>

2.for文

for文は、繰り返しの処理をするために使う構文です。
繰り返す回数を優先的に指定できます。

1〜100までの数字を1つずつ足していくような作業は、手動で行うと大変ですよね。

for文を使えば、一気に処理してくれるのですぐに終わります。

for文の書き方は次の通りです。

<?php
for($i = 1; $i < 15; $i++){
// 行う繰り返し処理
}
?>

3.while文

while文も、繰り返しの処理をするために使う構文です。
for文と違い、条件を優先的に繰り返します。

  • 繰り返す条件を処理中に変更したい
  • 繰り返す回数がわからない
  • 特定の条件で途中で中断する

上記のような場合には、while文のほうが便利に使えることが多いです。

while文は条件式に合っている間はずっと処理を繰り返します。
書き方は次の通りです。

初期値;
while(条件式){
処理を実行する
増減式;
}

初期値、条件値、増減式はそれぞれ次の意味です。

  • 初期値:はじめの値
  • 条件式:どんな条件のところまで繰り返し処理を行うか
  • 増減式:処理ごとにどれくらい値を増減するか

おすすめのPHP学習サイト5選

おすすめのPHP学習サイト5選

PHPの基本構文をご紹介しました。
基本構文を覚えれば、PHPを使い始められます。

「PHPを学んで使えるようになりたい!」という方には、学習サイトがおすすめです。

インターネットには無料やリーズナブルな価格でプログラミングが学べる学習サイトが豊富にあります。

まずは学習サイトで学んで、基本を身につけてみてはいかがでしょうか。

ここでは、おすすめのPHP学習サイトをご紹介します。

  1. PHP公式マニュアル
  2. Progate
  3. ドットインストール
  4. バシャログ
  5. Codecademy

順番に見ていきましょう。

1.PHP公式マニュアル

PHP公式マニュアル

PHPの公式が出しているマニュアルです。インストールの方法から基本的な設定方法など、初歩の動作を勉強できます。

PHP公式マニュアルでPHPを学びたい方は、公式サイトをご覧ください。

2.Progate

Progate

「Progate(プロゲート)」は、スライドで学んで実際にコード書くことでPHPを学べる学習サイトです。

実行環境が用意されているので、学習したい言語をすぐコーディングできます
プログラミング初心者にとっは、環境構築が最初のハードルなので、環境が用意されているのは嬉しいポイントですね。

インプットとアウトプットを交互に行うので、学んだ知識をしっかりと理解しやすいです。

入門や基本の内容は無料で提供されており、気軽に学習を始められますよ。
応用を学ぶには月額980円のプランでリーズナブルに学べます。

ProgateでPHPを学びたい方は、公式サイトをご覧ください。

3.ドットインストール

ドットインストール

「ドットインストール」は、3分の動画でプログラミングを学べる学習サイトです。

すべての動画が3分以内なので、スキマ時間に学習しやすく、忙しい人でも気軽に学べます。

「集中力が続かない」「まとまった学習時間が確保できない」という方におすすめです。

ただし、提供されているのは動画教材で、プログラミングをするための環境構築は自分で行う必要があるので注意しましょう。

ドットインストールでPHPを学びたい方は、公式サイトをご覧ください。

4.バシャログ

バシャログ

「バシャログ」は、PHPの基礎を全10回の記事で解説している学習サイトです。

すべて無料で閲覧できるので、コストをかけずに学べます。

記事ごとにテーマが決められてわかりやすくまとめられているので、自分のペースで学習を進められますよ。

「本では分厚すぎて読めないけど、ある程度まとまった文章で学びたい」という方におすすめです。

バシャログでPHPを学びたい方は、公式サイトをご覧ください。

5.Codecademy

Codecademy

「Codecademy」は、世界中で利用者が多いグローバルな学習サイトです。
170カ国以上で4500万人のユーザーがCodecademyを利用しています。

提供されているコースの種類が非常に多く、PHPやPythonといった言語別だけでなく、「機械学習コース」や「データ分析コース」など分野ごとに、より実践的なコースが用意されている点が魅力です。

それぞれの言語の基礎コースは無料で利用できますが、Pythonなど人気の言語は有料となります。
有料版は月額19.99ドルで、全てのコースが受講できますよ。

ただし、日本語対応が進んでおらず、講座内容が基本的に英語であることに注意が必要です。

CodecademyでPHPを学びたい方は、公式サイトをご覧ください。

スキルを客観的に証明できるPHP技術者試験

スキルを客観的に証明できるPHP技術者試験

おすすめのPHP学習サイトについてご紹介しました。
PHPは学習環境が整っているので、積極的に活用して学べますよ。

PHPの学習をするにあたり、「学習の目標がほしい」「習得したスキルを証明したい」と思ったときには、資格取得がおすすめです。

資格の取得を目指して学習すれば、モチベーションを保ちやすく、コツコツ学習に取り組めます。
また、取得した資格はあなたのプログラミングスキルの証明になるので、昇進や転職に有利です。

PHPの資格には、能力を客観的に証明できる「PHP技術者試験」があります。
試験は「初級」「上級/準上級」「認定ウィザード」の3つのレベルから選択して受験可能です。

それぞれのレベルについて、詳しく見ていきましょう。

1.初級

PHP技術者認定初級試験は、PHPプログラミングの基本知識を問う試験です。
学生や社会人1〜2年目を想定した試験内容となっています。

PHP技術者認定機構の認定教材である『初めてのPHP』を主教材として出題されます。
設問は40問で選択式、試験時間は1時間です。

初級の合格率は70%と、比較的易しい内容になります。

試験はほぼ1年中毎日実施しているので、思い立ったらいつでも受けられますよ。

受験料金は税抜12,000円ですが、学校法人の生徒や先生は50%オフで受験できるのでお得です。

2.上級/準上級

PHP技術者認定上級試験は、PHPの言語仕様から実用的なプログラミングテクニックまでの知識を問う試験です。

上級試験で5割以上7割未満の点数を取得すると、『準上級試験合格』に認定されます。
準上級試験合格者は、オンラインマニュアル等を参考にプログラミングができるレベルです。

PHP技術者認定機構の認定教材である『プログラミングPHP 第3版』を主教材として出題されます。
設問は60問で選択式、試験時間は2時間です。

上級試験もほぼ1年中毎日実施しています。
上級は合格率が10%程度と、かなり難易度が高いので、実力と自信をつけて挑戦しましょう。

受験料金は税抜15,000円で、学校法人の生徒や先生は50%オフで受験可能です。

3.認定ウィザード

PHP技術者認定ウィザードは、PHP技術者認定試験の最上位資格です。

通常の試験とは異なり、研究論文またはコードを提出して有資格者から審査を受ける「論文審査形式」になります。

受験条件は次の通りです。

  • 上級試験に合格してから2年以内
  • 複数提供されるカテゴリから1つ選択し、4,000文字以上の論文を提出
  • 提出した論文の領布権をPHP技術者認定機構に付与することに同意すること

論文は1年につき各1本まで提出できます。

上級試験の合格点を基準点として、論文審査の点数を加算して100以上になればウィザード認定です。

応募者が少ない試験のため、合格率などは公開されていません。

今後も毎年募集される見込みなので、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

まとめ:PHPは初心者にもおすすめのプログラミング言語

今回は、プログラミング言語のPHPについてご紹介しました。

PHPは初心者が学びやすく、Webサイトを作るのに適した言語です。
世界的にも高い人気があり、今後も将来性がある言語なので、安心して学べるでしょう。

PHPはインターネット上にたくさんの情報があり、学習サイトなどもあるため、学ぶ環境は充実しています。

プログラミング初心者で「Webサイトを作りたい」と思って言語選びに迷っているなら、PHPはおすすめですよ。

気軽に学び始められるので、興味があればさっそく学習に向けて行動を起こしましょう。

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