「プログラミングがつまらない」と感じる5つの理由とは?挫折しない方法5つも紹介
プログラミング学習をしていると、楽しいと感じるときもあれば、つまらないと感じるときもあります。
楽しいときはいいですが、つまらないときは挫折しやすいため、なんとかしたいですよね。
プログラミングを学習する人のなかには、
「つまらないと感じることが原因で挫折しないためには、どうすればいいんだろう?」
「プログラミングの面白さを感じる方法が知りたい!」
と考えている方もいるでしょう。
そこで今回は、
- 「プログラミングがつまらない」と感じる理由
- 「つまらない」が原因でプログラミングに挫折しないための方法
- プログラミングのおもしろさを感じる瞬間
についてご紹介します。
「プログラミングがつまらないと感じるのを改善したい!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。
「プログラミングがつまらない」と感じる5つの理由
まずは、「プログラミングがつまらない」と感じる理由をはっきりさせておきましょう。
興味や目的を持ってプログラミングを始めたのに、「つまらない」と感じてしまうのには理由があります。
理由がわかれば、適切な対処をすることでプログラミングの楽しさを再確認し、挫折せずに済みますよ。
ここでは、「プログラミングがつまらない」と感じる5つの理由をご紹介します。
- プログラミング用語が難しい
- わからないことがわからない
- ひとりだけで勉強をしている
- インプットばかりしている
- つくりたいものがない
自分が当てはまる理由がないかどうか、確認してみてくださいね。
それでは見ていきましょう。
1.プログラミング用語が難しい
プログラミングでは、専門的な用語が多く出てきます。
次々と出てくるプログラミング用語が難しいと、内容が理解できず「つまらない」と感じやすいです。
たとえば、
- ソースコード
- コンパイル
- サーバーサイド
- 関数
などの用語は、ぱっと見ても意味がわかりませんよね。
わからない用語が出てきたら、そのままにせずにこまめに調べておくことが大切です。
学習を進めるなかで地道に用語の意味を覚えていきましょう。
繰り返し用語に触れることで、次第に用語に慣れてきますよ。
2.わからないことがわからない
初心者にありがちな状態として、わからないことがわからないことがあります。
つまり、自分が何を理解しているか、あるいは何を理解していないのかがわかっていないのです。
十分な知識がないと、情報の海に溺れて自分の位置がわからなくなります。
すると、わからないことばかりで「つまらない」と感じてしまうでしょう。
また、自分の立ち位置がわからないので、学習を進めても成長している実感が持てません。
この場合は、プログラミング学習の目的を明確にして、学ぶべき情報をまとめる必要があります。
情報を絞って目標達成までの道筋を立てれば、自分が何をわかっていないのかを整理できますよ。
やるべきことや自分の状態を客観的に把握することから始めてみるといいでしょう。
3.ひとりだけで勉強をしている
プログラミング学習をひとりで勉強していると、刺激がなく「つまらない」と感じやすいです。
自分だけの力でモチベーションをコントロールして学習しなければなりません。
「ひとりで勉強すると集中力が続かない」「ほかの人と共通の話ができず、やる気が出ない」ということはないでしょうか。
自分を律して継続的に学習をすることは、案外難しいものです。
変化を感じにくく、大変さや達成感をほかの人と共有できないので、楽しさを得られません。
4.インプットばかりしている
プログラミング初心者ほど、「まずは知識をつけたい」と考えて参考書に頼りがちです。
しかし、インプットばかりしているとプログラミングがつまらない原因になります。
プログラミングの楽しさの1つは、自分が作りたいものを作れることです。
自分で手を動かしてコードを書き、想像するものを自分で作り出せると楽しさを感じます。
インプットばかりでは、プログラミング本来の開発の楽しさを実感できません。
いつまでも学習を続けて、形としての成果がないので、つまらなくなります。
プログラミングを習得しやすい効果的な方法は、ある程度の知識を身につけたらたくさんアウトプットすることです。
学んだことをアウトプットするたびに、「できた!」という成功体験を持てて、楽しめるようになります。
5.つくりたいものがない
プログラミングを学習している人のなかには「なんとなくスキルがほしい」という方もいます。
このように、つくりたいものがない状態では、目標がブレて学習がつまらなくなりがちです。
つくりたいものが明確に決まっていないと、学習すべきことが定まりません。
いろんな分野をつまみぐいして学ぶことになるので、成長している実感を持ちにくいです。
学習に終わりがないので、「何のために学んでいるんだろう」と悩むことも。
そのまま挫折してしまうことも少なくありません。
プログラミング学習を充実させたいなら、つくりたいものを決めるといいですよ。
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「つまらない」が原因でプログラミングに挫折しないための方法5つ
「プログラミングがつまらない」と感じる理由をご紹介しました。
英雄を明確にして、対処に役立ててくださいね。
次は、具体的にどんな対処をすれば「プログラミングがつまらない」ことによる挫折を避けられるのかを考えましょう。
自分に合った方法を見つけて実行すれば、「つまらない」と感じている状態を脱して、挫折せずに済みますよ。
ここでは、「つまらない」が原因でプログラミングに挫折しないための方法を5つご紹介します。
- 学習のゴールを設定する
- 積極的にアウトプットをする
- メンターや学習仲間を見つける
- 実際に何かを開発する
- 自分に合った学習サービス・教材を見つける
自分にできることから取り入れてみることが大切です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.学習のゴールを設定する
プログラミング学習でまず重要なのは、学習のゴールを設定することです。
ゴールがなければやるべきことが決まらず、終わりがありません。
学習のゴールは、たとえば
- アプリを開発する
- 自分でサイトを作る
- プログラミングスキルを活かして転職する
- 副業で稼げるようになる
など、自分がやりたいことを明確にします。
どんな学習のゴールを立てるかによって、学ぶべき言語や内容も変わるので、重要なポイントです。
ゴールを設定すれば、達成に向けて何が必要かを考えられるようになり、やるべきことがわかりますよ。
ゴールに向かって前進している実感を持てると、プログラミング学習が楽しいと感じられるでしょう。
2.積極的にアウトプットをする
積極的にアウトプットすることはプログラミングを楽しむ上で重要です。
プログラミングでは知識を学ぶだけではなく、実際に手を動かしてつくる楽しさを感じましょう。
アウトプットをすると、学んだことをより深く理解できます。
自分の実力として身につけられ、成長している実感を得られますよ。
また、アウトプットすることで実力が形になっていくので、開発する楽しさを得られるでしょう。
インプットばかりしているとプログラミングを楽しめず、挫折してしまいがちです。
ある程度学習したら、意識的にアウトプットの量を増やし、コードを書きながら学ぶのがおすすめですよ。
3.メンターや学習仲間を見つける
ひとりでは学習がつまらないと感じて挫折しやすいです。
メンターや学習仲間を見つけることで、プログラミングを楽しく学べるようになります。
プログラミングでは、わからないことが出てきたときに、ひとりではすぐに解決できないことがあるでしょう。
そんなときに、わからないことを聞けるメンターがいると、学習でつまづきにくくなります。
また、一緒に学ぶ学習仲間がいれば、お互いに刺激し合って学べますよ。
学習が大変なときも「あの人が頑張っているから、自分も頑張ろう」と思えるようになります。
プログラミング学習のゴールに到達したときには、メンターや仲間と喜び合い、より大きな達成感を得られるでしょう。
4.実際に何かを開発する
実際に何かを開発すると、学習してきたことが形になるので、スキルが身についた実感を得られます。
これまでの積み重ねが結果として現れることで、やる気が高まりますよ。
最初は簡単なアプリやサイトをつくってみるのがおすすめです。
開発経験は自分の成功体験として、自信につながります。
開発に必要な知識をある程度学んだら、ぜひつくってみてくださいね。
開発したコンテンツは、自分の実績としてポートフォリオなどにまとめておくと、いつでも見られます。
ポートフォリオは自分の実績やできることをまとめたもので、営業や転職活動で役立ちますよ。
5.自分に合った学習サービス・教材を見つける
自分が学びにくい教材を使っていると、つまらないと感じて挫折しやすくなります。
プログラミング学習では、自分に合った学習サービスや教材を見つけることが大切です。
最近は、インターネット上でたくさんの学習サイトやアプリが提供されています。
無料で利用できるものも多く、コストをかけずに質の高い学習環境が得られますよ。
学習サイトやアプリによって、動画で学べる、コーディングしながら学べる、ゲーム感覚で学べるなど、特徴はさまざまです。
自分に合った学習サービスや教材を見つけて、取り入れてみてはいかがでしょうか。
プログラミングのおもしろさを感じる5つの瞬間
「つまらない」が原因でプログラミングに挫折しないための方法をお伝えしました。
ゴールを明確にして自分に合った学習法で手を動かし、仲間と一緒に成長していけると、挫折しにくいですよ。
「つまらない」と感じたままで学習を継続するのは大変です。
プログラミングは楽しみながら学ぶことで、学習効果が高く、効率的に習得できますよ。
ここでは、プログラミングのおもしろさを感じる5つの瞬間をご紹介します。
- 自分のアイデアを形にできたとき
- 自分の書いたプログラムが正常に動いたとき
- 使える言語や実行できる処理が増えたとき
- 同じ分野のプログラマーと繋がったとき
- 社会や人の役に立ったとき
順番に見ていきましょう。
1.自分のアイデアを形にできたとき
プログラミングの魅力は、自分が作りたいものを作れることですよね。
自分のアイデアを形にできたときは、大きな喜びを感じられます。
「こんなサービスがほしいな」「あんなアプリがあったらいいな」というアイデアを、自分の手で形にできるのは楽しいことです。
それほど規模が大きいものでなければ、自分ひとりの力でゼロから完成させられます。
「0→1」をつくるのが好きな人なら、特に楽しめるはずです。
自分で新しいサービスを生み出せる楽しさは、プログラミングならではの醍醐味と言えるでしょう。
2.自分の書いたプログラムが正常に動いたとき
コツコツとコードを書くのは、大変な作業です。
自分の書いたプログラムが正常に動いたときは、達成感を感じられます。
プログラミングでは、たった1文字でもコードにミスがあると、正常に動作しません。
サービスやアプリ、システムを作るには、地道で緻密な作業が求められるのです。
たくさんのコードを書く必要があるプロジェクトでは、そのぶんエラーの可能性も高まります。
エラーが発生したら1つずつ修正し、すべてが正常に動作してようやく完成するのです。
完成までの道のりは長く地道ですが、達成できたときの喜びは大きいでしょう。
3.使える言語や実行できる処理が増えたとき
プログラミングでは学び続ける姿勢が求められます。
使える言語や実行できる処理が増えたときに、自分の成長が感じられて喜びを感じられますよ。
どんなに優れた技術者でも、最初は誰もが初心者です。
継続的に学習を積み重ねることで、次第にできることが増えていきます。
自分でゴールを設定しない限り、プログラミング学習に終わりはありません。
途方もないと感じるかもしれませんが、過去の自分と比べることで、前に進んでいる実感が持てますよ。
4.同じ分野のプログラマーとつながったとき
プログラミングは専門性のあるスキルなので、話せる相手が限られます。
同じ分野のプログラマーとつながったときは、共通の話ができて楽しく過ごせるでしょう。
大変なことや嬉しいことの共有から、普段のプログラミングに役立つ情報共有までできるので、充実した時間になります。
また、困ったときに助け合えることも、同じ分野のプログラマーとつながる良さです。
「プログラミングがつまらない」と悩んだときは、相談相手として親身になってもらえますよ。
5.社会や人の役に立ったとき
プログラミングによって社会や人の役に立ったときは、大きなやりがいを感じられるでしょう。
プログラミングは専門性のあるスキルなので、誰にでもできることではありません。
自分が構築したプログラムが社会や人の役に立っていると、自分がプログラミングをする意義を感じます。
できることが増えてより大きな仕事を任されるほど、社会や人の役に立つ機会も増え、プログラミングがおもしろくなりますよ。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
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プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?
まとめ:プログラミングは知れば知るほどおもしろくなる
今回は、プログラミングがつまらない理由や挫折しないための方法などについてご紹介しました。
「プログラミングがつまらない」と感じることは誰にでもあります。
特に、学習を始めて間もない頃は、わからないことが多いので面白さを感じにくいです。
この場合、継続的に学習を進めるうちに知識やスキルが蓄積され、やりたいことがどんどんできるようになりますよ。
学習を始めたばかりでは、難易度の高いプログラミングは難しいです。
自分に合った方法や内容で学び始めるうちに、知れば知るほど面白くなりますよ。