プログラミングができない人の共通点を9つに分けて解説!解決策9選も紹介

公開日: 2021.01.27
更新日: 2024.01.11
プログラミングできないのアイキャッチ画像

「プログラミングが全然理解できない…」
「自分には向いていないのかもしれない」
「プログラミングを自分のものにするにはどうしたらいいの?」
と悩んでいませんか?

プログラミングを学習して間もない頃には、エラーが解除できなかったり、そもそも意味が理解できなかったりと様々な問題が起きてしまいがち。
なかなかできるようにならないことが原因で、挫折してしまう人が多いのも事実です。

しかし、プログラミングは正しく努力することで誰でも習得できるスキル。
1つ1つ丁寧に課題をクリアしていけば、プログラミングの考え方が理解できるようになります。

そこでこの記事では、プログラミングができない人の特徴や、解決するための方法についてくわしく解説していきます。

プログラミングができないと落ち込んでいる方は、ぜひ最後まで読んでください。

プログラミングができない人の共通点9つ

プログラミングができない人の共通点9つ

プログラミングができない人には、ある共通する特徴があります。
ここでは、プログラミングが身につきにくい人の9つの共通点をご紹介していきます。

自分に当てはまる項目がないか、確認しながら読み進めてみてくださいね。
それでは順番に見ていきましょう!

1.プログラミングを学ぶ目的が明確でない

目的がはっきりしていないと、プログラミングを勉強する意味を見失いやすく挫折への原因となります。
そうならないためにもプログラミングを勉強し始める前に、学ぶ目的を明確にしておくことが大切です。

これは、プログラミングに限らずどの学習においてもいえることでしょう。
たとえば漠然と英語を学習してもゴール地点がなければ、勉強する意味が感じられず挫折してしまうと思います。

「1年後に留学に行く」など明確な目的があれば、きっと諦めずに頑張れるでしょう。

それと同じように、プログラミングもゴール地点となる明確な目標が必要です。
「ITエンジニアに転職する」「プログラミングスキルを身につけて副業を始める」などなんでもかまいません。

人間はゴールがないと勉強へのモチベーションが保てないもの。
「どうしてプログラミングを学ぶのか?」今一度、目的をはっきりさせてみましょう。

2.そもそも勉強時間が足りていない

プログラミングの学習を始めて、3ヶ月〜半年ほどは「わからない」と思ってしまうのは当然のことといえます。
なぜなら、プログラミングは経験を積むことで自分のスキルにできるものだからです。

そのため、そもそも勉強時間が足りていなければスキルを習得できなくても仕方がありません。

言語にもよりますが、プログラミング基礎力の習得には200〜250時間必要だといわれています。
毎日3時間の学習を行っても、3ヶ月近くかかる計算です。

プログラミングも他の学習と同じように、ある程度の時間をかけなければ習得できません。
プログラミングを習得すると覚悟を決めたら、学習を習慣化させることが大切です。

毎日2〜3時間をプログラミングの学習時間にあてれば、半年ほどで基礎力は身につけられるでしょう。
まずは「学習時間を確保できているか?」を見直してみてください。

すきま時間にもプログラミングを学習できるおすすめのサイトが知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

プログラミングゲーム・学習サイト26選!プログラミングゲーム・学習サイト26選!作成方法とサンプルコードも紹介

3.継続して取り組めない

プログラミングスキルは、継続しなければ身につけられません。
学習を始めて間もない時には、暗号のようなソースコードや、プログラミングのアルゴリズムなど、初めて見るものに苦戦してしまうのは当然のことです。

最低でも3ヶ月〜半年、1年は継続して勉強しなければスキルを身につけられないでしょう。
始めは「このままずっと理解できないでいたらどうしよう」と不安に思ってしまうものです。

ですが、継続していくことで徐々にできることが増えていきます。
まずは1年間の学習スケジュールを立ててみましょう。
焦らずに、コツコツと勉強を継続することが大切ですよ。

4.独学だけで身につけようとしている

プログラミングは独学でも習得できるスキルです。
ですが、独学ではどうしても習得できる時間が多くかかってしまいます。

また、1人での学習はモチベーションを保つのが難しいなどの問題が多くあるのも事実です。

初心者が最短で実践で使えるレベルのプログラミングスキルを身につけたいなら、プログラミングスクールに通うのがおすすめです。

プログラミングスクールなら未経験者が理解しやすいカリキュラムが整っているため、効率よく学習できます。

ただし、金銭面や時間がないなどの理由で通うのが難しい人もいるでしょう。
そういった人には独学と並行に「メンターを利用する」「わからないことを質問できる仲間を見つける」などの方法もあります。

無理のない方法で、できるだけ独学にプラスアルファができる環境を作ることをおすすめします。

プログラミングのメンターを見つける方法や、つけるメリットなどについて興味がある方はこちらの記事もぜひ参考にしてください。

プログラミング メンターのしキャッチ画像プログラミングのメンターとは?つける3つのメリットや探し方5選も紹介

5.難易度の高いプログラミング言語を選んでいる

プログラミングを選んでいる人のイメージ

いきなり難易度の高いプログラミング言語から学習を始めると、プログラミングに苦手意識を持ちやすくなります。

プログラミングがわからないとつまづいているなら、他のプログラミング言語から学習を始めてみてはいかがでしょうか。

たとえば、最初から「C++」などの難易度が高いプログラミング言語を選んでいれば挫折してしまう可能性が高まります。

C++は、組み込み系のシステムなどでも使用される難易度の高い言語だからです。

初心者におすすめなのは、

  • Python
  • JavaScript
  • Ruby

などの比較的難易度が低く、将来性も高い需要のあるプログラミング言語です。

学習のしやすさのみならず、トレンドに合っているかどうかも確認しておきましょう。
初心者におすすめの将来性の高いプログラミング言語については、こちらの記事を参考にしてください。

初心者が学ぶべき将来性のあるプログラミング言語は?【初心者必見】将来性のあるプログラミング言語とは

6.プログラミングに苦手意識がある

プログラミングに苦手意識を持っていれば、勉強の効率も落ちてしまいます。
もしもプログラミングに苦手意識があるなら、その原因を見つけましょう。

よくある理由には、以下のようなものがあります。

  • エラーばかり出してしまうから
  • 文系だから
  • 適性が低いと感じるから

あなたに当てはまるものはありましたか?
多くの人がプログラミングに苦手意識を持ってしまう理由に「思い込み」が挙げられます。

「自分はプログラミングができない」と思い込んでしまっていませんか?
簡単なものでも手を動かして慣れていくことで、徐々にプログラミングへの苦手意識は薄れていきます。

まずは初心者でも取り組みやすいプログラミング言語から学習を始めていきましょう。

7.論理的思考が苦手

論理的思考が苦手な人は、プログラミングが理解できないと悩んでしまう可能性が高いでしょう。
なぜなら、プログラミングそのものが論理的思考だからです。

論理的思考とは、「ある成果を出すために最も効率的かつ安全な方法とは何か?」を道筋立てて考えられるスキルのこと。

コンピューターは、論理的思考にもとづいて細かく正確な指示を与えなければ機能してくれません。

つまり、プログラミングとは論理的思考そのものといえるのです。
学習を進めることで、自然と論理的思考が身についていきます。
「論理的思考に自信がない」と感じる人にこそ、プログラミングの学習がおすすめです。

プログラミングと論理的思考の関係性についてさらにくわしく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
マインドマッププログラミングを勉強することで効率的に論理的思考力を鍛えられる?

8.疑問を持たない

疑問を持たなければ、自分がやるべき課題を見つけられません。
疑問を持ち、積極的に答えを求め続けることがプログラミングスキルを習得するうえでとても重要です。

プログラミングは、1つ1つの機能を作っていく作業の連続といえます。
「疑問や課題についていちいち考えるのが苦手」という人は、プログラミングスキルを身につける速度が遅くなってしまうでしょう。

9.コミュニケーションが不得意

コミュニケーションが不得意な人も、プログラミングができないと感じてしまう機会が多いでしょう。

プログラミングを行う際は、ほとんどの時間をパソコンと向き合います。
しかし、よりよいシステムを作るためにはプログラミングスキルと同様にコミュニケーションスキルも大切です。

実際にプログラムを開発する段階になると、一緒にプログラムを作っていく人たちと相談しながら進めることも増えていきます。
その際には、考えていることや起きていることを的確に伝える力が必要です。

そのためチームでの作業時ににコミュニケーションが不得意だと「向いていないかもしれない」と悩んでしまう原因となるでしょう。

ITエンジニアに必要なコミュニケーションスキルを手に入れる方法についてくわしく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

エンジニアに必要なコミュニケーション能力を確実に手に入れるコツエンジニアに必要なコミュニケーション能力を確実に手に入れる!


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「プログラミングができない」と思ったときの解決策9選

「プログラミングができない」と思ったときの解決策9選

あなたがプログラミングができないと感じてしまう原因は見つかりましたか?
ここからは、具体的な解決方法をご紹介していきます。

どれも、今すぐできることばかりですのでぜひ実際に行動に移してみてください。
それではさっそく見ていきましょう!

1.学習の期限を決める

プログラミングを確実に習得するためには、目的はもちろん具体的な期限も明確にすることが大切です。
学習の期限を決めることで、今やるべきことや優先すべきことがはっきりと見えてきます。

たとえば、「半年以内に簡単なアプリは作れるようになる」といったように目的と期限をセットで考えてみてください。
ゴールの内容と期限を決めれば、より詳細なスケジュールが組めます。

スケジュール管理が苦手という方は、スケジューリングを成功させるコツについて解説しているこちらの記事もぜひ参考にしてください。

スケジュール管理スケジュール管理のメリットや成功させる9つのコツ!おすすめのアプリも紹介

2.学習の目的を再確認する

期限を決めたら、今一度学習の目的を確認してみましょう。

  • 「どうしてプログラミングを勉強するのか?」
  • 「プログラミングスキルを習得して何がしたいのか?」

など、自分なりの目的をはっきりさせてください。

目的を明確にすれば、学習へのモチベーションも自然と高まります。
「プログラミングができない」と思ってしまったときこそ、初心に戻ってみましょう。

3.学習方法を見直す

自分に合った学習方法で学ぶことはとても大切です。
今の学習方法や学習スタイル、環境は自分にとって最適でしょうか?

「プログラミングができない」と思ってしまうのは、学習方法が正しくないからかもしれません。
学習方法の適性は、独学向きやスクール向きなど人によって異なります。

たとえば、学習サイトや書籍などを活用して自分のペースで学習を進められる人は独学が向いているでしょう。

一方で、誰かと一緒に学ぶほうがモチベーションや効率がアップする人は、スクールが向いています。

自分にとってベストな学習方法を見直すことで、より早くプログラミングスキルを習得できるでしょう。

プログラミングの独学を成功させる方法について興味がある方には、こちらの記事もおすすめです。

プログラミングの独学は可能?プログラミングは独学で大丈夫?初心者向けに習得手順とコツをわかりやすく解説

4.ちがうプログラミング言語を選ぶ

学習しているプログラミング言語が、今の自分のレベルに合っていないケースもあるでしょう。
いきなり難易度が高いプログラミング言語から取り組んでしまうと挫折する原因となります。

言語を学ぶ順番が決まっているわけではありませんが、レベルに合った言語から学習することも大切です。
今のプログラミング言語が難しいと感じるのであれば、学習するプログラミング言語を変更してみましょう。

初心者なら、

  • Python
  • JavaScript
  • Ruby

などのプログラミング言語がおすすめ。

また、目的に合ったプログラミングを学習することも大切です。
目的別のおすすめなプログラミング学習方法について興味がある方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

プログラミング学習でおすすめのロードマップとはプログラミング学習でおすすめのロードマップとは?初心者向け学習サイトも紹介!

5.質問できる環境をつくる

プログラミングを学習していると、エラーにつまづいてしまったり、何を次に学べばよいのかなどの問題や悩みが発生しますよね。
プログラミングの学習を挫折しないためにも、質問できる環境をつくることも大切です。

とはいえ、どうやって質問できる環境をつくればよいのかがわからない人も多いでしょう。
そんな方におすすめなのは、以下の3つの方法です。

  1. プログラミング専用の質問掲示板サイト
  2. メンターマッチングサービス
  3. プログラミングスクール

プログラミングのエラーが解除できない人なら、質問掲示板サイト、今後のキャリアについての相談がしたいならメンターマッチングサービスが適しているでしょう。

また、手厚いサポートを受けながらプログラミング学習を進めたいならプログラミングスクールがおすすめです。

おすすめのプログラミングスクールに興味がある方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

プログラミングスクール非公開: 【2022年】プログラミングスクールおすすめ9校を項目別に紹介

6.インプットしたらすぐにアウトプットする

プログラミングをアウトプットしている人のイメージ

プログラミング学習において、アウトプットはとても大切です。
知識をインプットをしたらすぐにアウトプットをするように習慣づけてしまいましょう。

とはいえ、どうやってアウトプットすればよいのかがわからない人もいるかもしれません。
具体的なアウトプットの方法には、

  • 環境を構築して、コードを書く
  • 初心者向けの難易度の低いサービスを作ってみる

などがあります。

プログラミングの習得には、インプットよりもアウトプットのほうが大切です。
知識を詰め込むだけではなく、実際に手を動かすこともしっかりと行っていきましょう。

7.タイピングの速度を上げる

プログラミングを学習するうえで、「タイピングが上手くできなくてイライラする…」と思ったことはありませんか?

プログラミングのタイピングでは、普段はあまり使わない記号なども使います。
そのため、通常のタイピングができてもプログラミングのタイピングができないと悩む人もいるでしょう。

タイピングの速度を上げれば、

  • プログラミングの作業効率が上がる
  • ミスをして修正を行う手間がなくなる

などのメリットがあります。

普段のタイピングはできる人も、プログラミング向けのタイピングを練習することで学習効率が上がるはず。
プログラミングのタイピング速度を上げる具体的な方法に興味がある方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

プログラミングのタイピングを上達させる方法プログラミングのタイピング速度を格段に上げる練習法とは

8.他の人のコードを写経する

効果的な学習方法の1つに、コードを写経する方法があります。
写経といえば、仏教にて行われるお経を見ながら書き写していくという修行法をイメージする人もいるでしょう。

プログラミング学習における写経は、他の人が書いたプログラムのソースコードを目で見ながら自分の力で書き写していくことを指します。

ソースコードを1つ1つ書き写す方法に、「意味があるの?」「めんどくさいな」と思う人もいるかもしれません。
しかし、写経には

  • コードに慣れる
  • 言語の基本的な言語や文法の理解に繋がる
  • アウトプットになる

などのメリットがあります。

プログラミングの学習に大切なのは、とにかく自分の手を動かして実行してみることです。
基本をしっかりと身につけるためにも、ぜひ取り組んでみてください。

9.オリジナルのアプリを作成してみる

プログラミングにある程度慣れてきたら、オリジナルのアプリを作成してみましょう。

オリジナルサービスを作成するためには、自分で考えてプログラミング言語を組み合わせたり、最適なソースコードを書く必要があります。
そのため、自分で適切なコードを考える力やプログラミングの基礎力などのスキルが自然と身につくのです。

初めて作るアプリは何でもかまいません。
たとえば、

  • Webサイト
  • Todoリスト
  • 電卓アプリ

など、興味があるものから取り組んでみてください。

アプリ開発を行うために必要な知識や手順についてくわしく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

スマホに触る女性プログラミング初心者がアプリ開発できるようになるための3ステップ

プログラミングができない場合はスクールに通うのも解決策のひとつ

プログラミングができない場合はスクールに通うのも解決策のひとつ

ここまでプログラミングができないと感じてしまう原因やその解決方法をご紹介していきました。
「それでも解決できない」という方は、プログラミングスクールを検討してみてはいかがでしょうか?

プログラミングスクールでは初心者が最短でスキルを身につけられるカリキュラムが整っているため、効率よく学習できるのは間違いありません。

以下にプログラミングスクールに通うメリットをまとめました。

  • 実践で使えるスキルが最短で身につけられる
  • わからないことは講師に質問できる
  • 転職・就職のサポートを行ってくれる
  • 最先端のスキルが学べる

とくに、ITエンジニアとして就職や転職を考えている人には、就職サポートがついているプログラミングスクールがおすすめです。

現役のエンジニアに直接質問や相談ができるため、より具体的な将来のイメージを思い描けるでしょう。

プログラミングスクールがおすすめな理由や、スクールを選びを失敗しないポイントについてくわしく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
プログラミングを短期で学ぶ3つのメリットとは?スクール選びのポイントも解説プログラミングを短期で学ぶ3つのメリットとは?スクール選びのポイントも解説


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まとめ:「プログラミングができない」と思っても諦める必要はない

初心者の方が、プログラミングが難しいと感じてしまうのは当たり前のことです。
たとえば誰でもすぐに野球やサッカーが上手くならないのと同じように、プログラミングも勉強してすぐに習得できるものではありません。

プログラミングは、1年ほど正しい学習を続ければ誰でもできるようになります。
おそらくプログラミングができないと感じてしまう人は、まだ経験が少ないのでしょう。

今は、「プログラミングができない」と悩んでしまってもどうか諦めないでください。

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