「IT業界はやめとけ」は嘘?ネガティブな噂の真実とブラック企業の避け方を解説
「IT業界はキツイって本当?」
「IT業界はやめとけといわれたけど何故?」
と思うことはありませんか?
IT業界に興味があって転職しようとしても、あまりよいイメージがないので迷ってしまいますよね。
では、IT業界は実際どのようになっているのでしょうか?
そこで今回は、
- IT業界はやめとけといわれる理由
- IT業界で働くことのメリット
- よい環境で働くためのポイント
について詳しく解説します。
この記事を見れば「やめとけ」と思われがちなIT業界の現状についてわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
「IT業界はやめとけ」といわれる4つの理由
人によっては「IT業界はやめとけ」と伝える方がいることも事実としてあります。
IT業界はやめとけといわれる理由は4つあります。
- 残業時間が多いイメージがある
- 低い給料でサービス残業のイメージがある
- 未経験者や新人を育てない会社がある
- ブラック企業の温床になっている
このように悪いイメージが先行しているので、やめとけと言われることが多いのです。
実際はどうなのかを詳しく見ていきましょう。
1.残業時間が多いイメージがある
IT業界は、残業時間が多いイメージがあります。
実際に厚生労働省がおこなっている統計調査では、勤務時間の多い業種のトップ5は以下のような結果になっています。
- 運送・郵便業(23.1時間)
- 鉱業・採石業等(15.4時間)
- 製造業(15.0時間)
- 建設業(14.8時間)
- 情報通信業(14.8時間)
業界全体の平均残業時間は10.6時間となっており、情報通信業は残業時間の多い部類にはいっています。
IT業界は納期が近いなど、処理が膨大なときは残業が多くなったり休日出勤をすることがあります。
IT業界は残業が多いようにみえますが、会社によって勤務時間の差が大きいことは無視できません。
たとえ長時間勤務があっても、他の日に代休などをもらえる会社もあるので、すべてのIT企業の残業が多いわけではありません。
2.給料が安かったり残業代が出なかったりする
IT業界は給料が安かったり、残業代がでなかったりするイメージがあります。
しかしIT業界全部にあてはまるわけではなく、一部のブラック企業に勤めている人の話です。
実際に、給料が20万以下で働いているエンジニアもいます。
ブラック企業に就職してしまうと以下のような悲惨な状態になります。
- 基本給が安い
- 残業代がでない
- 出向ばかりさせられる
- 簡単な仕事しかやらせてもらえない
- 休日出勤をさせられたり、有給がつかえない
「IT業界=ブラック企業」のイメージがついてしまっているために、給料が安いとか残業代がでないといった誤解が生じているのです。
ブラックではない普通の企業では上記のようなことあまりないので、IT業界のごく一部であることを認識しておきましょう。
3.未経験者・新人を育てない会社がある
ブラックな企業に就職してしまうと、未経験者や新人を積極的に育てようとしません。
ブラック企業が未経験者や新人を育てない理由は、以下の2つです。
- 忙しくてかまっていられない
- 外部に出向させるので新人を育てる気がない
そもそもブラック企業は毎日仕事が忙しくて、未経験者や新人にかまっている暇はありません。
そのため、誰でもできるような仕事しかやらせてもらえないこともよくあります。
外部に出向させられた場合も同様で、客先では簡単な仕事ばかりやらされる傾向があります。
そのため、ブラック企業に勤めるとまったく教育してくれないので一向にスキルはあがりません。
4.ブラック企業の温床になっている
IT業界は労働時間が長くて給料が安い、いわゆるブラック企業が多い印象があります。
ブラック企業の温床になりやすい理由は、多重下請構造にあります。
- 1次:元請け・・・上流工程(提案やコンサル)
- 2次:下請け・・・下流工程(テスト業務などの作業)
- 3次:孫請け・・・下請けがやらないさらに過酷な作業
これはあくまで一例ですが、上記のような多重下請構造の形になりやすいのがIT業界の特徴です。
1次請けはコンサルや要件定義など上流の仕事ですが、2次、3次請けに降りてくると下流工程の仕事ばかりになり労働環境が悪くなってきます。
利益率も1次請けから3次請けに降りていくにしたがって下がっていくので、長時間労働のわりに低賃金で働くことになってしまうのです。
この多重下請構造が、ブラック企業の温床となってしまうのです。
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「やめとけ」といわれるIT業界の実態を解説
やめとけといわれるIT業界の実態とは、どのようなものでしょう。
過酷な仕事が多いイメージのIT業界ですが、その実態について以下のものについて詳しく見てみましょう。
- 平均残業時間
- 平均年収
- 離職率
IT業界について、上記のことを知っておくことがとても大切です。
それでは以下でひとつずつ見ていきましょう。
IT業界の平均残業時間は23.2時間
IT業界の平均残業時間は多いと思われていますが、実際はそうでもありません。
厚生労働省が出している職種別の時間外労働時間で、情報通信業は14.7時間となっています。
- 情報通信業全体の平均残業時間:14.7時間
- IT業界だけの平均残業時間:23.2時間
通信業の中でも、IT業界の平均残業時間は23.2時間という調査結果があります。
(出典:Geeklyによるアンケート調査の結果)
大半のIT業は0〜20時間以内で収まっているのですが、中には50時間を超えるブラックな企業が存在します。
そのブラック企業のせいで、平均残業時間が引き上げられてしまっているのです。
会社によって残業時間の差が激しいために、残業時間の平均があがっています。
IT業界の平均年収は446万円
IT業界の平均年収は、ほかの業界と比べても決して低いものではありません。
転職エージェントで有名なdodaの調査によると、2019年のIT/通信業の平均年収は446万円とされています。
ちなみに一般的なサラリーマンの平均年収は441万円です。
客先常駐や一部のブラックな企業は給料が低いことはありますが、一般的にIT業界は専門職なので年収が高い傾向にあります。
IT業界の離職率は11.8%
IT業界はきついと思われがちですが、じつは離職率はそんなに高くありません。
H30年の厚生労働省によると、離職率の高い職種(上位3つ)は以下のとおりです。
- 生活関連サービス業:28.1%
- 宿泊・飲食業:26.9%
- その他のサービス業:19.9%
反対に離職率の低い職種(上位3つ)は以下のような結果となっています。
- 建設業:9.2%
- 総合サービス業:9.3%
- 製造業:9.4%
(出典:H30年 厚生労働省 雇用動向調査結果)
情報通信業の離職率は11.8%ですが、全体の離職率は14.6%なので平均よりも低い水準です。
このようにとりわけIT業などの通信業は、他の業種と比べても離職率は高くありません。
IT業界も一般的な普通の会社に就職できれば長く働くことができる業種ということがわかります。
「やめとけ」といわれるIT業界で働く4つのメリット
IT業界はやめとけと言われていますが、それは「ブラック企業への就職はやめとけ」ということです。
IT業界で働くと以下のようなメリットがあるので、きちんと確認しておきましょう。
IT業界で働くメリットは4つです。
- 社会貢献ができる
- 成長産業なので刺激的な環境で働ける
- 自由な働き方を推進する企業が多い
- 世界共通のスキルが身についていく
このようにIT業界で働くことでよい面がたくさんあります。
それではひとつずつ見ていきましょう。
1.仕事を通じて幅広く社会に貢献できる
IT技術は、私たちの生活になくてはならない存在です。
IT業界は直接的・間接的に社会にとても貢献しています。
私たちの生活は、ITインフラが整備されていることによって成り立っています。
- インターネットの利用
- 携帯電話などの通信
- 医療や農業への応用
- 学校や教育などの分野
- 企業や工場などのシステム開発
このようにIT技術のサービスを直接利用する場合もありますが、間接的にも大きな恩恵をうけています。
そのためIT業界は社会にとても貢献している業界なのです。
2.成長産業なので刺激的な環境で働ける
IT業界は成長産業なので、毎日刺激的な環境で働けます。
IT業界の発展のスピードは非常に早く、その変化についていかなければいけません。
常に新しいことに挑戦していく産業のため、最先端の分野で働いている実感が強くなります。
そのため、IT業界ではワクワクしながら働けるでしょう。
3.自由な働き方を推進する企業が多い
IT企業は、自由な働き方を推進する企業が多いのが特徴です。
とくに、若いベンチャー企業は柔軟な発想で対応していることが理由のひとつでしょう。
自由な働き方ができるので、人それぞれのライフスタイルにあった働き方ができるのが大きなメリットです。
あくまで一例ですが、具体的に以下のようなことがあげられます。
- リモートワークOK
- 服装は自由
- 副業はOK
「毎日通勤するのが苦痛な人」や「スーツを着るのがイヤなサラリーマン」にとってはうれしいです。
2018年ごろから副業解禁という流れにはなっていますが、現実には副業を許可してくれる会社は多くありません。
しかしIT企業の多くは副業を許可しているので、複数の収入源を確保しやすいのです。
最近ではフリーランスとして案件獲得をする方も増えてきており、独立を視野に入れられる点も魅力といえるでしょう。
仕事がないフリーランスの案件獲得ルートとは?4.世界共通のスキルが身についていく
IT業界で働くと、プログラミングという世界共通のスキルを身につけられます。
プログラミング言語は日本だけでなく、世界でも共通で使われているからです。
そのため、一度プログラミングスキルを習得すればどこでも働くことができるようになります。
国は以下のようにIT人材の育成に力を入れています。
- 高度なIT人材に求められる能力の見える化
- ハイレベルな若手IT人材の発掘と育成
- 国際面での取り組み
(出典:経済産業省 IT人材の育成)
このように国も積極的に世界でも通用するIT人材を確保・育成しようとしています。
IT業界が急速に発展している分野であることは間違いありません。
IT業界に勤めることによって、プログラミングなど世界で活躍できるスキルを獲得できるのです。
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あなたは適正あり?IT業界に向いている人の3つの特徴
IT業界は誰にでも向いているわけではありません。
しかし、ある程度共通したスキルをもっている人が多い傾向があります。
IT業界に向いている人の3つの特徴は、以下のとおりです。
- コミュニケーション能力がある
- 新しい知識や技術を自ら学べる
- 責任感と忍耐力がある
IT業界で働くにはこれらの3つの要素がとても大事です。
それでは以下で詳しく見ていきましょう。
1.コミュニケーション能力がありチームで協力して働ける
IT業界で働くためには、コミュニケーション能力が必要になります。
プログラマーやエンジニアといえばひとりでパソコンをするイメージですが、チームで協力しなければいけません。
その理由は以下のとおりです。
- チームでプロジェクトを任される場合が多い
- チームメンバーの意見を尊重する必要がある
-
ひとりよりもみんなで協力したほうがよいものが作れる
チーム全体でプロジェクトの成功に向かっていくためには、みんなで連携をして作業を進めていく必要があります。
チームスタッフ間で一致団結して協力しながら成果を上げていくので、よりよいものが作れるのです。
そのため、IT業界で働くためにはコミュニケーションの能力は必須となります。
2.新たな知識や技術を学ぶために自ら努力できる
IT業界は働いていくためには、常に自分自身で勉強をしてスキルアップしていく必要があります。
IT業界は、常に新しい情報がでたり技術が開発されています。
その進歩についていくためには、日々勉強をしなければいけません。
勉強するためには以下の3つに注意しましょう。
- 受け身の姿勢では知識や技術が自分のものにならない
- IT業界は調べものが多い業界なので、自分で調べるスキルが必要
- 好奇心がないと長く続かない
実際に自分で勉強したり調べながらスキルを磨いていくことで、IT業界で活躍できるようになります。
3.責任感を持って最後までやり遂げる忍耐力がある
責任感をもって最後までやり切る、忍耐力がある人がIT業界に向いています。
IT業界は仕事量が膨大で、それをこなすだけでも相当な忍耐力が必要です。
クライアントからの要望に応えるために、さまざまな知識や技術を駆使して成果をあげなければいけません。
以下のようなプレッシャーのかかる場面もでてくるでしょう。
- 納期が近いのに途中でシステム変更の要望がだされた
- システムのエラーの対応などで深夜でも対応しなければならない
-
不具合によってクライアントに多大な損害をあたえる可能性がある
このように、常にさまざまなプレッシャーと向き合いながら仕事に取り組む必要があるのです。
責任感をもって最後まで楽しみながら仕事ができる人が、IT業界に向いているでしょう。
【こんな人はやめとけ】IT業界で失敗する3つの人間像
IT業界に向いている人がいる一方で、「向いていない人」や「失敗しやすい人」も存在します。
「こんな人はIT業界はやめとけ」というのを3つ紹介します。
- 肉体労働ではないので楽だと思っている
- 人手不足なので簡単に入社できると思っている
- 誰でも最先端の仕事ができると思っている
IT業界の仕事は楽だと思われがちです。
ですが、実際に働いてからそのギャップに戸惑う人も少なくありません。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
1.肉体労働ではなく楽な仕事だと考えている
エンジニアは「パソコンだけをする楽な仕事」だと考えている人は失敗します。
たしかに重いものを運んだり、直接力仕事などをすることはありません。
しかしエンジニアの仕事が楽ではない理由は以下のとおりです。
- 常に頭がフル回転しているので脳が消耗している
- 長時間労働でかなりの体力を消耗する
- チームスタッフ間の人間関係でストレスを感じる
このように、エンジニアは直接的な肉体労働はありませんが、徐々に体力を消耗していく業種でもあります。
最初から楽な仕事だと思って就職する人は失敗しやすいので注意しましょう。
2.人手不足で誰でも簡単に入社できると思っている
IT業界には誰でも簡単に入社できると思っている方は要注意です。
安易に入社を決めると、ブラック企業に入社してしまう可能性が高いからです。
IT業界は常に人手不足の状態が続いているので、就職自体は簡単にできる可能性が高いでしょう。
しかし、安易に入社してしまうと以下のような状況になってしまう場合があります。
- 低スキルの仕事ばかりやらされる
- 給料がいつまで経っても上がらない
- 休日出勤や深夜残業などがおおい
- 出向ばかりさせられる
いわゆるブラック企業への就職です。
このように、過酷な労働環境で働かせる会社があるのは事実です。
安易に職場をきめると大変なことになってしまいます。
人手不足だから誰でも入社できると思っている人は、きちんと会社を見極めてから就職を決めましょう。
3.誰でも最先端技術の開発ができると思っている
IT業界ではたらくエンジニアは、誰でも最先端の技術開発ができるわけではありません。
確かにIT業界と聞けば、常に最新技術をつかってさまざまなものを開発していると思われがちです。
しかし現実的には、多くのエンジニアが最新の技術開発ではなく地味な作業をしています。
たとえばエンジニアの仕事内容は以下のようなものがあります。
- 最先端の技術開発をする
- クライアントの要望をきく(ヒアリング)
- 企画・設計書をつくる
- 設計書にしたがってシステムを組み上げる
- システムのエラーなどの対処やメンテナンスをする
大半のエンジニアは下流の工程をおこなっていて、システムのエラーなどの対処したり、設計書どおりにシステムを組み上げていく仕事です。
かなりのスキルをもった人や経験がある人でなければ、最先端の技術開発を担当できません。
最初から輝かしいイメージをもっていると、ショックをうける可能性があるので注意が必要です。
「やめとけ」といわれるようなIT業界のブラック企業を見極める3つのポイント
IT業界はやめとけといわれますが、それはブラック企業が多いことが原因です。
逆にいうとブラック企業に入社しなければ、IT業界はとても魅力的な業界なのです。
まずは転職会議やエンライトハウスのような転職口コミサイトを活用してみましょう。
そこでユーザーの口コミを以下のような側面から見てみると、ブラック企業かどうかが見えてきます。
- 若手社員の比率はどうか?
- 社員の成長をサポートする体制があるか?
- 受託開発や客先常駐がメインではないか?
先述した転職口コミサイトなどの情報を調べ、IT企業の分析をする際は、上記3つのポイントを必ず確認しましょう。
詳しくは以下で説明していきます。
1.若手社員の比率が高くないか
IT企業に入社するときは、若手社員の比率がどうなっているのか確認しましょう。
若手社員の比率が極端に高いとブラックの可能性があります。
- 若手社員の比率が多い・・・入れ替わりが激しい職場
- 中堅クラス(3年以上)多い・・・働きやすい職場
- 各世代でバランスがよい・・・教育体制がしっかりしている
- ベテランしかしない・・・若手が育たない、パワハラの可能性がある
このように、年代別の構成を把握するだけでも会社の雰囲気がわかります。
会社の面接時や見学の時に、担当者や現場のひとにそれとなく聞いてみるとよいでしょう。
若手社員などの比率は、ブラックを見極めるのにとても大事なポイントです。
2.社員の成長をサポートする体制があるか
社員を育てる体制が整っていないのは、ブラック企業の特徴のひとつです。
ブラック企業は毎日業務に追われて、新入社員や部下を教育する時間などありません。
社内教育をするためにお金をかけてくれているかも、重要なポイントになります。
- 上司が忙しくて聞いても教えてくれない
- 社内研修をおこなっていない
- 資格取得やスキルアップのためのサポートがない
このような会社には注意しましょう。
社内での研修制度や資格取得の補助など積極的におこなっている会社は、安心できる傾向があります。
上記のようなブラックな会社につとめてしまった場合はあなたの能力を正しく評価せず、スキルアップも望めません。
会社全体で「成長していこう」という活気がある職場に就職するのがポイントです。
3.受託開発や客先常駐メインの会社ではないか
IT企業に就職するときは、その企業が受託開発や客先常駐がメインではないかを確認するのが重要です。
受託開発がメインの会社に勤めてしまった場合は、元請け企業やクライアント先の要望や判断で状況がかわってしまいます。
- 急にほかの会社に業務を委託して仕事がなくなる
- 期日が近いのに無理な注文を押しつけてくる
- 自社の商品開発ではないのでモチベーションがあがらない
このようなデメリットがあります。
一方、客先常駐メインの会社にも以下のような問題があります。
- 簡単な仕事しか任せてもらえない
- いつまでたっても低賃金のまま
- クライアントの会社で働くから肩身が狭い
受託開発や客先常駐がメインだとしても、相手先の会社がしっかりとしている会社なら問題ありません。
業務内容などをしっかりと確認したうえで就職するようにしましょう。
未経験からIT業界のホワイト企業に転職する方法
未経験の人は、IT業界のことについては詳しくありません。
IT業界でホワイトな企業に転職するにはきちんとしたサポートを受けたほうが安心です。
サポートを受ける方法は以下の2つです。
- 転職エージェントに相談する
- プログラミングスクールに通う
ひとりで判断せずに、誰かに相談してから面接をするのがおすすめです。
転職エージェントを使った場合とプログラミングスクールに通った場合のメリットを以下でお伝えします。
1.転職エージェントのサポートを受ける
あなたにぴったりの職場をみつけるためには、転職エージェントのサポートを受けるのがおすすめです。
IT未経験者はなにもわからないことが多いので、転職エージェントに相談するほうが安心でしょう。
転職エージェントを利用するメリットは以下のとおりです。
- IT専門なので業界内の事情に精通している
- 面接から就職するまでサポートをしてくれる
-
あなたにぴったりな職場をさがしてくれる
ひとりで企業を探しても就職活動はできますが、ブラックな企業にあたる可能性が少なくありません。
転職エージェントのような第三者の意見をきくとその会社の状況を客観的に判断できます。
未経験からIT業界に転職する場合は転職エージェントのサポートを受けるとホワイト企業に転職できる確率が高くなります。
IT業界の中でも、細かく探せば未経験でも働けるエンジニアはあるので、できる限りコミュニケーションをとるようにしましょう。
未経験からインフラエンジニアになる方法3選を紹介!向いている人の特徴5つも解説2.プログラミングスクールでスキルを高めてから転職する
IT未経験から転職する場合は、プログラミングスクールでスキルを高めてから転職するのもおすすめです。
プログラミングスクールに通うのは、スキルの上達だけではありません。
実はプログラミングスクールに通うと、以下のような大きなメリットがあります。
- ほかの人と一緒に勉強することでモチベーションが高くなる
- 先生や生徒からIT企業の情報が得られる
- 就職先を紹介してくれる
スクールに通うと、さまざまな情報が手に入ります。
どの企業で人材を求めているかなど詳しい話が聞けるでしょう。
プログラミングスクールをうまく活用すれば、ホワイトな企業に就職しやすくなるでしょう。
まとめ:「IT業界やめとけ」は一部の話!ブラック企業を見極める目を養おう
IT業界はやめとけなどといわれていますが、それは間違った解釈です。
IT業界の悪いイメージは、ごく一部のブラック企業が原因なのです。
きちんとしたホワイト企業もたくさんあるので、そのような会社につとめればまったく問題はありません。
- IT業界の悪いイメージはブラック企業のせい
- 健全な会社に就職すればやりがいがあり、スキルアップができる
- ブラック企業を見極める力が重要
未経験やはじめのうちは、ひとりでブラック企業を見極めることは容易ではありません。
そのためにも、ほかの第三者の意見を聞けるような環境を作っておくことが大切です。