エンジニアの服装はどうすればいい?4つの注意点やおすすめの服装5選を解説

公開日: 2021.02.25
更新日: 2024.01.11
エンジニアの服装はどうすればいい?4つの注意点やおすすめの服装5選を解説

Web系の仕事では、働くスタイルの自由度が高い傾向にあります。

なかでも、エンジニアは服装が自由であることが多いです。
スーツで働くのが窮屈だと感じている人にとっては、嬉しいポイントかもしれません。

しかし、就職活動などでは「服装OK」でもほとんどの人がスーツを着ていますよね。

エンジニアとしてどんな服装をすべきか、自由度の高さゆえに悩むこともあるでしょう。

「実際のところ、どんな服装をすべきなの?」
「エンジニアでもスーツ着用のシーンはある?」
「服装を選ぶときの注意点は?」

今回は、そんな悩みを抱える方に向けて、

  • エンジニアがスーツを着用したほうがいい場面
  • エンジニアが服装を選ぶ際の注意点
  • エンジニアにおすすめの服装

などをご紹介します。

この記事を読めば、さっそく明日から実践できるエンジニアの服装がわかります。

「エンジニアとしてどんな服装をすべきかわからない!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。

エンジニアは服装自由な職場が多い

服装自由な職場のイメージ

エンジニアの働く職場では、服装の指定がなく自由であることが多いです。
まったくの自由ではなくともビジネスカジュアルなどが一般的で、スーツ姿になることは少ないでしょう。

しかし、なぜエンジニアの服装が自由なのでしょうか。

エンジニアは基本的に社内でパソコン業務にあたります。
そのため、営業職などのように社外の人と接する機会がありません。

社外の人と接することがほぼないことに加えて、長時間の作業がしやすいようにするため、自由な服装を認めている会社が多いのです。

もちろん、会社の規定に沿った範囲なら、スーツなどのオフィシャルな服装でも問題ないでしょう。
働きやすい服装であることが大切です。


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エンジニアがスーツを着用したほうがいい場面4つ

エンジニアがスーツを着用したほうがいい場合のイメージ

エンジニアの服装は自由であることが多いとお伝えしました。
業務内容に合わせて、働きやすい服装を選ぶことが大切です。

「服装自由なら、スーツは用意しなくていいのかな?」と気になる方もいるでしょう。

実は、自由度の高い服装で働けるエンジニアでも、スーツが必要な場面はあります。
シーンや働く場所によって、スーツを着用すべきタイミングがあることを知っておくと安心です。

ここでは、エンジニアがスーツを着用したほうがいい場面4つをご紹介します。

  1. 面接を受ける
  2. 取引先と会う
  3. 客先に常駐する
  4. 大手SIer系企業での勤務

さっそく見ていきましょう。

1.面接を受ける

エンジニアとして面接を受けるときには、スーツを着用しましょう。

企業は選考の基準の1つとして、あなたの身だしなみや印象、清潔感なども見ています。
第一印象で好印象を与えるためには、スーツやスーツに準じるオフィスライクな服装が無難です。

また、服装の指定がなくとも、あえてスーツを着用することでビジネスシーンに対する姿勢や意気込みを表すことができるでしょう。

ただし、自社開発で社外と接する機会が少ない職種にもかかわらず、面接時や勤務時のスーツ着用を強要する会社には注意が必要です。

エンジニアの仕事内容は長時間のパソコン業務であるため、疲れにくい服装が適しています。
スーツ着用を強要する会社は、エンジニアの働きやすさへの理解が不十分な可能性があるでしょう。

2.取引先と会う

大切な取引先と会うときには、エンジニアとして会社の名前を背負っています。
スーツを着用し、信頼感のある立ち振る舞いを心がけましょう。

取引先との関係では、信頼関係を築くことが非常に重要です。
服装1つで相手に与える印象は大きく変わります。

エンジニアでも、クライアントへのヒアリングや納品時など、取引先と直接会う機会はあるでしょう。

技術者として信頼を得ることはもちろん、会社の代表として良好な関係性を築くためにも、スーツを着ることが望ましいです。

日頃からスケジュールを確認し、社外の取引先との予定がある日は適切な服装を選びましょう。

3.客先に常駐する

エンジニアは基本的にオフィス内でのパソコン業務が中心ですが、客先常駐の場合は働く場所がクライアントのオフィスになります。

大切なクライアントと関わりながら働くことになるため、服装もスーツやジャケットを着用することが基本です。

もしラフな服装で働いてしまうと、クライアントからの信頼を損ねる恐れがあります。
クライアントに失礼のないよう、マナーをわきまえた適切な服装を選ぶことが大切です。

客先常駐では、会社の代表として信頼感のある服装を求められるため、オフィシャルな服装を心がけましょう。

客先常駐や自社開発の違いについては、こちらの記事で詳しく説明しています。
ぜひ参考にしてみてください。

自社開発のアイキャッチ自社開発のメリットとは?受託開発・客先常駐との違いを徹底解説

4.大手SIer系企業での勤務

昔からある大手SIer系企業は、日本企業の文化が築かれているため、スーツで勤務する必要があります。

基本的にはスーツで、少々自由度のある企業でもポロシャツとチノパンが限度です。
Tシャツやハーフパンツ、スニーカーはNGになります。

SIerではあらゆる企業に派遣されて働くことになるため、どこの会社でも信頼される服装が望ましいと言えるでしょう。

ただし、女性の場合はカジュアル過ぎなければ、基本的にどんな服装でも問題ない会社が多いです。

SIerについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

SIerをわかりやすく解説!SE・自社開発との違いや5つの問題点も紹介SIerを徹底的に解説!SE・自社開発との違いや5つの問題点も紹介

エンジニアが服装を選ぶ際の注意点4つ

さまざまな服装をしたエンジニアのイメージ

エンジニアがスーツを着用したほうがいい場面についてお伝えしました。
スーツはビジネスの場にふさわしい信頼感のある服装なので、適切に着こなしましょう。

もちろん、普段の勤務では会社の規定の範囲内で、自由な服装で働けます。
自分の働きやすい服装を選び、快適にパソコン業務に取り組めますよ。

しかし、自由な服装と言われると迷ってしまうもの。
知らずに不適切な服装を選ぶことにはなりたくないですよね。

エンジニアの服装を選ぶときに注意したいポイントを知っておくと、適した服装を選びやすくなります。

ここでは、エンジニアが服装を選ぶ際の4つの注意点をご紹介しましょう。

  1. TPOをわきまえる
  2. 相手に不快感を与えない
  3. カジュアルになりすぎない
  4. バッグや靴にも気をつける

さっそく、それぞれの注意点についてご説明します。

エンジニアとして働くための服装を選ぶときには、ぜひ注意してみてくださいね。

1.TPOをわきまえる

服装自由とはいえ、社会人としてTPOをわきまえた服装を選びましょう。

TPOとは、

  • Time:時間
  • Place:場所
  • Occasion:場合

の頭文字をとった言葉です。

時間と場所と場合に応じて適した服装を選ぶことで、ビジネスマンとしての信頼を得られます。

エンジニアであっても、社外の人と接するときや、会社の公式なイベントなど、服装に気を遣わなければならない場面はあるでしょう。

仕事における服装選びでは、TPOを意識することが大切です。

2.相手に不快感を与えない

服装を考える上で、相手に不快感を与えないことも注意すべきポイントです。

不快感を与えやすい例として、次の服装が挙げられます。

  • 肌の露出が多すぎる
  • 装飾が多すぎる
  • 清潔感がない
  • デザインが奇抜すぎる

たとえば、タンクトップや丈が短すぎるスカートなどは、ビジネスの場で不快感を与える原因になってしまうでしょう。

また、服の手入れが行き届いておらず、ほつれやシワ、汚れなどが目立つ清潔感のない服装も問題です。

服装は社会人としての身だしなみであり、関わり合って働く人への思いやりでもあります。

印象の良い服装や見た目は、あなた自身の周囲からの評価を上げることにも役立ちますよ。

お互いに気持ちよく仕事ができるよう、自分の服装を客観視して、不快感を与えないように意識しましょう。

3.カジュアルになりすぎない

服装が自由だからといって、カジュアルになりすぎないように注意しましょう。

カジュアルになりすぎる例としては、次の服装が挙げられます。

  • サンダル
  • ハーフパンツ
  • ブーツカットやダメージ加工のジーンズ

サンダルや突っかけはカジュアルすぎるという理由のほかに、防犯上の理由から禁止している企業もあるので注意しましょう。

非常に自由度の高い企業の場合、ハーフパンツを認めている場合もあります。
ただし、カジュアルな印象になりがちなので、よく確認してから選ぶことが大切です。

「カジュアル」の基準は企業によって違います。
企業の服装に関する規定や周囲の服装を参考にしましょう。

4.バッグや靴にも気をつける

バッグや靴などのアイテムにも注意が必要です。
オフィシャルな服装の場合、基本的にはビジネス用のトートバッグや革靴を選びます。

最近では比較的カジュアルなバッグや靴も取り入れられるようになりました。
全体的なバランスに問題がなければ、機能性重視のアイテムを取り入れることも可能です。

それでも企業によってはリュックやスニーカーが認められていません。
バッグや靴の規定は見落としやすいので、よく注意しましょう。

リュックもスマートなビジネスリュックならOKというケースもあります。
エンジニアはパソコンを持ち歩くこともあるため、重くても持ち運びやすいリュックは便利ですよね。

同じスニーカーでも白、黒、ネイビー、キャメルなどカラーによっては問題ないこともあります。
よく確認し、細かいところまで気を配りましょう。


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エンジニアにおすすめの服装5選

エンジニアの服装のイメージ

エンジニアが服装を選ぶ際の注意点についてお伝えしました。
働き始めたばかりのうちはオフィシャルな服装を選び、周囲を見て参考にしていくと安心ですよ。

服装に戸惑う人のなかには「オフィスカジュアルとかよくわからない…」「具体的な服装が知りたい!」という方もいるでしょう。

そこで、ここではエンジニアにおすすめの服装5選をご紹介します。

  1. ジャケット×スラックス
  2. ポロシャツ×チノパン
  3. カジュアルシャツ×黒パンツ
  4. ニット×スリムパンツ
  5. 濃い色のジーンズ
  6. Tシャツ×濃い色のジーンズ

セミフォーマルからカジュアルな順になっているので、職場やシーンに合わせて選びましょう。

さっそく明日から着ていける服装ばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.ジャケット×スラックス

ジャケットとスラックスを合わせた服装は、ビジネスシーンでも信頼感を感じさせます。

スラックスとは、ジャケットに合わせるきれいめなパンツ全般を指しており、センタープレスが入っているものが多いです。

ジャケパンとも呼ばれるジャケットとパンツの組み合わせは、エンジニアにも人気のある王道スタイル。
組み合わせ次第でセミフォーマルにもカジュアルにもなるので便利です。

カラーや生地の素材感を合わせてセットアップとして着る、くるぶしまでの丈のアンクルパンツを選ぶなどの工夫で、おしゃれに着こなせますよ。

インナーにはシャツやカットソーなどがおすすめです。

2.ポロシャツ×チノパン

ポロシャツにチノパンもおすすめな服装です。

特に夏のクールビズなどではポロシャツが活躍します。
サイズ感が重要なので、ジャストサイズで着用しましょう。

チノパンは肌触りがなめらかな綿織物「チノクロス」を素材として使用しているパンツを指します。
こちらもセンタープレスが入っているものがあり、ビジネスシーンで受け入れられるようになってきました。

ただし、年代が上がるにつれてチノパンを知らないため、伝統的な文化を持つ企業などでは認められているかどうか注意しましょう。

全体的に細身ですっきりと着こなせば、ビジネスシーンにも合う清潔感のある服装になりますよ。

3.カジュアルシャツ×黒パンツ

カジュアルシャツに細身の黒パンツを合わせるスタイルです。

カジュアルなシャツでも、黒パンツを合わせることで引き締まった印象になり、きれいにまとまります。

黒パンツはビジネスでもプライベートでも使いやすいので、持っておくと安心です。

羽織物としてパーカーを合わせるとカジュアルさが増しますよ。

4.ニット×スリムパンツ

セーターやカーディガンなどニット系のトップスにスリムパンツを組み合わせるのもおすすめです。

それぞれ落ち着いたカラーで合わせて、清潔感を出しましょう。

シャツの上にニットを重ね着すれば、秋冬にぴったりの服装になります。

タートルネックのニットにジャケットを重ねるのも、季節感を取り入れたビジネスカジュアルなスタイルです。

5.Tシャツ×濃い色のジーンズ

白Tシャツに黒やネイビーなどのジーンズを合わせると、カジュアルでありながらきれいめな服装になります。

カラーや柄によってカジュアルさが変わるので、シーンに適したものを選ぶことが大切です。

ヨレや色あせのあるTシャツは清潔感に欠けるので避けましょう。

ジャケットを合わせればカジュアルさをおさえられます。
上着でうまく調節するといいですよ。

まとめ:社会人としてのマナーを守った服装をしましょう

今回は、エンジニアの服装についてご紹介しました。

エンジニアは服装が自由な会社が多いですが、そのぶん服装に迷う機会も増えます。

判断に迷ったら、TPOに合っているかを意識して、マナーを守った服装を選ぶと失敗しません。

服装は働きやすさだけでなく、相手に与える印象も大きく左右するものです。

ポイントを押さえて、エンジニアとして快適な服装を選んでくださいね。

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