仕事で上手くいかなくても落ち込む必要はない!その理由と具体的な改善策をそれぞれ5つ紹介
「仕事でミスをして、落ち込んだ状態から立ち直れない」
「仕事で落ち込んだとき、ほかの人はどう対処しているのだろうか」
と思うことはありませんか?
落ち込んだ心境を乗り越えようとするほど、落ち込んだ理由を考えてしまい、さらに悩んでしまいますよね。
では、仕事で落ち込む心境を解消するには、どのような方法があるのでしょうか?
そこで今回は、
- 仕事で落ち込む状況
- 仕事で落ち込む必要は無い理由
- 仕事で落ち込んだときの解消の仕方
について詳しく解説します。
この記事を見れば、仕事での落ち込んだときに立ち直る方法が必ずわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
仕事で落ち込むのはどんなとき?大きくわけて3つのシーンがある
組織で勤めている場合、仕事は多くの人と関わりながら進めていく必要があります。
そして、気分が落ち込む瞬間が発生するのは、周囲の人々の中で、自分の位置づけが揺らぐと感じたときです。
人はとくに、他人からの自分への悪い評価を確信したときにひどく落ち込みます。
例えば、具体的には以下のような3つのシーンがあげられます。
- 仕事のミスが原因
- 職場の人間関係や、上司のパワハラが原因
- 他人と比較されたり、否定されたりして自信を失うのが原因
それぞれの項目を、ここから細かく解説していきます。
仕事が頑張れないのはなぜ?15個の対策で意欲的に働こう!1.仕事のミスが原因
仕事で落ち込む理由として一番多いと考えられるのが、ミスの発生を原因とするものです。
- 文書に記載すべきことが抜け、損失を出してしまった
- 配車を忘れ、上司を待たせた
- 顧客とのミーティングの時間を忘れた
- 寝坊してフライトに乗り遅れた
誰しも一度は、このようなミスを経験したことがあるのではないでしょうか。
責任感が強ければ強いほど、自分がおかしてしまったミスのことを何度も考え、落ち込む傾向にあります。
ミスから学ぶべき教訓を得るために、起こったことに対して反省することは大切です。
しかし、ミスは誰もが経験することであり、必要以上に落ち込む必要はありません。
2.職場の人間関係や、上司のパワハラが原因
人間関係や、上司のパワハラなどで気分が落ち込むこともあります。
具体的にはこんな例があります。
- 相性が合わず、対立する同僚がいる
- 毎日人前で上司に説教される
- 嫌がらせしてくる同僚がいる
- ハラスメントまがいの発言をされる
このような経験をして、嫌な思いをしない人はいません。
毎日顔を合わせる同僚と問題が発生すると、出社するのも憂鬱になりかねません。
人間関係を原因として気持ちが落ち込む場合、問題が解消されないかぎり、日を追うごとに落ち込みがひどくなっていく可能性があります。
3.他人と比較されたり、否定されたりして自信を失うのが原因
自分がおこなった仕事について、第三者から他人と比較されたり否定されたりすると、自信を失います。
もともと人間は、自分を他人と比較して、自分の社会での位置づけをはかる傾向があります。
他人が自分よりもうまく物事をすすめているのを見ると「あの人はできるのにどうして自分はできないんだ」と焦りを感じてしまうこともあるでしょう。
さらに、第三者から他者と比較されて自分が悪い評価を受けると、自分に対する自信をさらに失うことになりかねません。
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仕事で落ち込みやすい人の7つの特徴
仕事で落ち込みやすい人には、共通する特徴があります。
自分の特徴を理解して考え方の方向性を変えることで、頻繁に落ち込む状況を改善できます。
しかし、頻繁に落ち込んでいるにも関わらず、自分が落ち込みやすい特徴を持っていることに気付いていない方も少なくありません。
以下の特徴のなかで、あなたに当てはまる項目はないでしょうか。
- ネガティブ思考
- 頑張りすぎる
- コミュニケーションが苦手
- 完璧を求めすぎ
- 責任感が強い
- 繊細で感受性が高い
- 相談できる友人や仲間がいない
下記で詳しくみていきましょう。
1.ネガティブ思考
ネガティブ思考の人は、知らず知らずのうちに最悪のパターンで物事を想定しがちです。
発言も以下のようにネガティブな内容が多くなります。
- うまくいかなかったらどうしよう
- 自分にはできないと思う
- ほかの人の方ができると思う
極度に失敗を恐れるため仕事への姿勢がおよび腰になってしまうことで、よい結果が残せません。
その結果、ネガティブ思考に拍車がかかり、さらに失敗を恐れるようになります。
このような悪循環が続き、自ら状況を好転させられず、落ち込み続けてしまうのです。
2.頑張りすぎる
頑張りすぎる方は「自分が頑張りさえすれば終わるはずなのに、なぜかタスクが減らない…」という心境になりがちです。
こういった方は「仕事が終わらないのは、自分の能力が低いせいだ」と考え、自己嫌悪に陥ります。
さらには「自分以外に頼める人はいない」と考えてしまい、調整を周囲に求めることを悪いことと感じがちです。
自分のキャパシティ以上の頑張りをしがちな方は、こうした状況に1人で悩んで責任を抱え込み、落ち込みます。
3.コミュニケーションが苦手
コミュニケーションが苦手な方は、悩んでも誰にも相談しません。
そのため、自分だけでなんでも解決しようとして失敗を繰り返し、1人で落ち込むことになります。
何かを実行しようとする際には、経験を持つ誰かに相談したり、組織の意向を確認しながら実行内容を決めていくことで、失敗を避けていくものです。
しかし、コミュニケーションが苦手な人は、失敗してもコミュニケーションを避ける傾向にあるため、同じ過ちを犯してしまうのです。
4.完璧を求めすぎ
完璧を求めすぎる人は、完璧以外の出来では満足できないため、100%以外のものができる度に落ち込みます。
しかし、仕事を完遂しても100%の出来になることは少なく「もっとできるはず」と自分を精神的に追い込むことになります。
理想を追求するあまり、確認や修正に時間がかかり過ぎて、逆に締め切りに間に合わないようなこともあるでしょう。
仕事に完璧を求められるのは当然ですが、あまりに厳しく完璧さを求めすぎれば、逆に足を引っ張ることにもなりかねません。
5.責任感が強い
責任感が強い人は、ささいなことで落ち込む傾向にあります。
なぜなら、責任感が強い人は完璧を求める傾向が強く、すべてが完璧に進まなければ落胆してしまうためです。
責任が強い人は、
- スケジュールを綿密に設計し、時間どおりにすすめる
- 不可能なことでも完遂しようとする
- どんなことも諦めない
などの傾向があります。
何かを途中で諦めることができず、失敗すると自分を責めます。
反省後に失敗を忘れられればよいのですが、責任感の強い人は自分の何が悪かったかを考え続けるスパイラルに陥りがちです。
そのため、落ち込んだ状況から立ち直るまでにほかの人以上の時間を要します。
6.繊細で感受性が高い
繊細で感受性が高い人は、神経の太い人からすると信じられない程のささいなことで精神的に落ち込みます。
ほんの小さなことをきっかけとして考えはじめたことが頭から離れず、くよくよと考えこむのです。
自分でそれを理解していても心の傷つきやすさを鍛錬することは難しく、ささいなことで傷ついては立ち直ることを頻繁に繰り返します。
繊細で感受性が高い人は、気にしなくてもよいことに脳の回路を使い続ける傾向にあるといえます。
7.相談できる友人や仲間がいない
職場に相談できる友人や仲間がいない場合も落ち込んでしまう頻度が高くなります。
人間関係の悩みは、友人がいれば話を聞いてアドバイスをもらえますし、仕事についてのことは、信頼できる仲間がいれば相談が可能です。
しかし、友人や仲間がいなければ、どんな悩みも孤独に1人で消化し、答えを探さなければなりません。
1人で誰にも相談できずに物事に取り組むと、失敗も多くなり、さらに落ち込むことになります。
これはダメ!仕事で落ち込んだときにしてはいけない3つの行動
仕事で落ち込むと、何もかもを放棄して逃げ出したくなることがあります。
他人の自分への評価が悪くなる考えに耐えられず、自分を周囲から切り離したいと考えるのです。
しかし「逃げ」からは何も生まれることはなく、そこからどう次の挑戦に繋げられるかを考える必要があります。
仕事で落ち込んだときに多くの人がしてしまいがちな、してはいけない3つの行動について説明します。
- 仕事を放棄したり無断で欠勤をする
- 必要以上に考えすぎる
- 失敗を避けて挑戦しない
下記で詳しくみていきます。
1.仕事を放棄したり無断で欠勤をする
仕事を放棄したり無断で欠勤をすることは、職場にとって非常に迷惑な行動です。
あなたの身勝手な行動で、職場では以下のような問題が生じます。
- あなたの代わりに業務をする人物を補てんする必要が生じる
- 業務に遅れが生じる
- 同僚はあなたの安否を心配し、連絡をとる必要が生じる
欠勤が必要だと感じるのであれば可能な限り早めに職場に連絡をし、理由を伝えましょう。
心身を崩すことは誰にでも起こることであり、休暇を取得することはあなたの権利です。
休暇の取得にあたり、きちんと定められた規則に従うことは、社会人の最低限のマナーです。
2.必要以上に考えすぎる
必要以上に考えすぎることは、悩みを深めて落ち込む要因になります。
1つのことに固執せず、すぐに頭を切り替えられれば、次のタスクを前向きに取り組めます。
しかし、考えすぎの傾向にある人は、あることを考えはじめると、ほかのことが見えなくなってしまいます。
いつまでも考え続けてしまうことになるため、意識的に必要以上に考えないようにしましょう。
3.失敗を避けて挑戦しない
失敗して落ち込んだ結果、その後の失敗を避けるために挑戦をやめてしまう人がいます。
失敗したときに受ける精神的な落ち込みからの復活は辛いので、次の挑戦を避けたくなるのは当然のことです。
しかし、挑戦するのをやめれば、その後自分の成長を見込むことはできません。
すでに起こってしまった失敗があるからこそ、その失敗の原因、背景を学び、次の挑戦に反映することができます。
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仕事でミスを繰り返さないためにできる5つの方法
仕事でミスを繰り返すことは、落ち込むよくある要因です。
しかし、ミスは誰でもすることで、不必要に落ち込む必要はありません。
自分のおかしやすいミスは、傾向をつかみ、自分でしっかり確認をするようにすることで、繰り返すことを防げます。
ミスを繰り返すことを防ぐために具体的にできることを5つご紹介します。
- メモをとって定期的に確認する
- スケジュール管理をしっかりする
- ミスの傾向を把握する
- 指差し確認をする
- しっかり休んでパフォーマンスを維持する
下記で詳しくみていきます。
1.メモをとって定期的に確認する
普段からメモをとり定期的に内容を確認することは、ミスを繰り返さないために有効な手段です。
メモをとる行為は、以下の効果があります。
- ミスをした当時の状況を思い出す鍵になる
- 状況を分析できる
- 教訓を自分に残せる
ミスから得た教訓をメモに残して自分の目の届くところに置いておき、いつでも見返せるようにしましょう。
2.スケジュール管理をしっかりする
予定をスケジュールアプリなどを利用してしっかりと管理することで、ミスを避けることができます。
毎朝、1日のスケジュールを視認すれば、予定を忘れてしまったり、誤ってほかの予定を入れてしまうこともありません。
面倒だと考えて頭の中で情報を整理しようとすると、管理する量が増えた時にミスが起きます。
予定は、きちんと目に見える形で管理し、避けられるミスは避けましょう。
3.ミスの傾向を把握する
ミスの傾向を掴むために、自分の失敗をメモ書きして張り出しておきましょう。
下記のようなミスを繰り返す人が多くいます。
- 違う文書で、何度も同じ漢字の間違いをする
- 作成した文章の確認をしない
- 人の名前を間違える
- メールの文章をコピー&ペーストし、宛先を変えるのを忘れる
自分で作成したメモを横目に、作業中に過去と同じミスをしていないか確認することで、新たなミスを防げます。
自分のミスの傾向をつかみ、作業中に自分自身の行動をチェックしてみましょう。
4.指差し確認をする
作業を連続しておこなっていると脳に疲れが生じ、確認に見落としが生じます。
頭の中で確認していると思っていても、目の前にある文書の1つ1つのポイントまでしっかり見切れていないのが実際のところです。
指差し確認をすることで、注意すべき各ポイントにしっかりと注意を払え、確認作業が確実になります。
こうした些細な確認行動が、ミスをした場合に発生する膨大な作業や落ち込みを省けるのです。
5.しっかり休んでパフォーマンスを維持する
仕事で休みを入れずだらだらと働き続けると、疲れが溜まってよいパフォーマンスを維持できなくなります。
集中力が低下して起こるケアレスミスを避けるためには、休憩時間も計画的に入れ込むことが重要です。
体が疲れていることを感じているようであれば、休暇も利用して意識的に自分の体を休ませましょう。
頭を休ませて疲れを取り去ることができれば集中力が高まるので、よいパフォーマンスが発揮できます。
仕事でミスしても落ち込む必要はない?その3つの理由とは
仕事でミスをすると、自分がレベルの低い人間に思え、ひどく落ち込む人は多いです。
確かに、ミスを振り返り、そこから何を教訓として得られるかを学ぼうとすることは重要です。
しかし、必要以上にミスのことばかりを繰り返し考え、落ち込んで自分を追い込む必要はありません。
理由は、以下のとおりです。
- 自分が思うほど他人は気にしていないから
- 失敗は成功するための準備だから
- 失敗しても死なないから
失敗は、成功に近づくために必要な通過点でしかありません。
下記で詳しく見ていきましょう。
1.自分が思うほど他人は気にしていないから
他人は、自分が気にするほどにあなたの失敗について気にしていません。
あなたも、他人の失敗のことをいつまでも覚えていたり、気にすることはないはずです。
前向きに次の仕事に取り組んでいる姿を見せれば、ほかの人はあなたが失敗をしたことなどすぐに忘れます。
そのため必要以上に落ち込まず、次のステップの作業に取りかかった方が合理的ではあるでしょう。
2.失敗は成功するための準備だから
最初から仕事のすべてを完璧にできる人など、世界中どこにもいません。
失敗した経験から教訓を得て、そこから改善を繰り返せる人だけが最終的な成功を掴み取れます。
今回、あなたが失敗したことは「その経験値を積みあげられた」ともいえるでしょう。
連続で成功を叩き出すことができるまで、失敗の中から成功へのヒントを探しだすことが、成功するための唯一の方法なのです。
3.失敗しても死なないから
仕事でどんな失敗をしても、あなたが死ぬことに直結することは、通常ありません。
死なないので、何度でも次の挑戦に挑むことが可能です。
- 重要な書類をなくした
- イベントを開催したけれど、誰も来なかった
- 失敗で上司を怒らせ、ほかの同僚の前で叱責を受けた
- まったく利益をあげられない
どの失敗でもあなたが死ぬことはありませんし、すぐに仕事を失うことにも繋がりません。
失敗しても、生きて立ち上がることさえできれば、自分の次の挑戦に立ち向かうことが可能なのです。
落ち込まずに、失敗の教訓をどのように次に繋げることができるかを考えましょう。
仕事で落ち込んだときの対処法15選
仕事でひどく落ち込むことは、誰にでも一度はあることであり、避けようがありません。
しかし、落ち込む心境は、きちんと対処することで悩み続けずに解消することができます。
具体的な対処法を以下の3つの場合にわけ、15個ご紹介します。
重要なことは、落ち込むことになった結果について考え続け停滞しないことです。
落ち込んだ結果から教訓を得て、次の機会にその教訓をどう活かせるかを考えます。
下記で詳しくみていきます。
仕事でミスした場合
仕事で落ち込むよくある理由の1つがミスによるものです。
ミスは絶対にしてはいけないという考えがあるために、ミスをしてしまった自分を受け入れられず、自分を責めます。
ミスへの反省は、物事を改善する過程で重要なプロセスですが、自分を責め続けるのは建設的ではありません。
仕事でミスをした場合にできる対処法は以下のとおりです。
下記で詳しく見ていきます。
1.ミスを書き出して客観的に見つめる
ミスを起こしてしまったら、原因を分析してみることで自分自身の行動も客観視でき、心を落ち着かせられます。
まずは原因を書き出し、次回同じ仕事をする際にどのように経験を反映させ、状況を改善させられるかを考えます。
チームで仕事をしている場合は、ほかの同僚とも協議し、全員の反省や意見をまとめて対策をたてましょう。
こうすることで、失敗に対する落ち込んだ気持ちを落ち着かせ、次の仕事のための建設的な準備ができるのです。
2.失敗は誰にでもあると言い聞かせて気持ちを切り替える
失敗すると、自分だけが失敗を起こしているかのように感じがちです。
しかし、失敗を一度もしたことがなく、落ち込まない人生を歩んできた人など、世界中どこにもいないのです。
周りの皆も失敗して落ち込んだ過去を乗りこえていると言い聞かせ、気持ちを切り替えましょう。
失敗のことをくよくよ思い出して落ち込んでしまうよりも、次に何ができるかを考えるために脳のリソースを利用する方が建設的です。
3.友人などに相談する
周りにいる人に失敗してしまったこと、気分が落ち込んでいることについて話を聞いてもらいます。
周りにいる人とは、例えば以下のような人です。
- 同僚
- 友人
- 家族
- 上司
話をただ聞いてもらうだけでも、自分の頭の中を整理でき、心を落ち着かせられます。
また、誰かに話をすることで、自分では気づけなかった提案をコメントやアドバイスをもらえることもあります。
自分1人で悶々と悩んでいると、ネガティブな方向に考えが行きがちなことも多々あるでしょう。
友人などに話を聞いてもらうだけで心が軽くなるように感じられることもあるのです。
4.時間が解決してくれると信じる
失敗してしまった直後は、苦しく耐えられないように感じますが、感情は一時的なものです。
時が経てば自然と苦しい感情が消えていきます。
数か月、数年経てば、思い出すことも滅多に無い思い出に変化していくでしょう。
一時は落ち込みが激しく辛く思えますが、時間が経てばあなたの失敗を思い出さなくなると考えておきましょう。
5.自分の人格を否定しない
失敗して落ち込み、そのうえ誰かに叱責されたりすると、自分がとてもダメな人間に思え、人格自体を否定しがちです。
しかし、失敗はさまざまな要因が絡まり発生し、運が悪く失敗する可能性もあります。
上司などに執拗に叱責される場合は精神的に辛いですが、相手は怒りのはけ口としているだけかもしれません。
いずれにしろ、失敗が発生したとしてもあなたは自分の人格を否定せずに、自分が失敗からどんな教訓を得られるかに焦点をあてましょう。
人間関係が原因の場合
自分が馴染めない職場にいると、周りの人間と合わない自分が孤立していると感じて落ち込みます。
残念ながら職場の人間関係が100%随時良好ということは滅多にありません。
人間関係で落ち込んでしまう場合に具体的にできる対処法は以下のとおりです。
世の中にはあなたと相性の合う人間もいれば、合わない人間もいることを理解しましょう。
職場での人間関係は、ある程度の割り切りも重要です。
対処法について下記で詳しく見ていきます。
1.自分の考え方を変えてみる
相性が悪く、何につけぶつかってしまう同僚がいて、仕事に行くことすら億劫に感じるようになることがあります。
しかし、仕事上でぶつかってしまうものの、よくよく話してみたら自分と合う人物だった、というのもよくある話です。
一度自分の相手への考え方を変え、態度を軟化させて歩み寄りの姿勢を見せてみましょう。
それでも関係の向上が見られないようであれば、無理に合わせようとせず、気にしないように頭を切り替えます。
2.仕事と割り切る
職場の全員と相性がよいことは残念ながら滅多になく、必ず1人や2人とは衝突してしまうものです。
人間関係は、自分だけが歩み寄ろうとしても、相手に歩み寄る気がなければ関係性は向上できない点が難しいところです。
そのうち人事異動などで相性の悪い相手と離れたり、新しい人材が入り関係性が変わって人間関係が向上することもありえます。
相性の悪い人との付き合いは必要以上に注力せず「仕事上だけ」と割り切り、自分の仕事に集中して気にかけすぎないようにしましょう。
3.プライベートを充実させる
仕事で落ち込みほかのことを考えないでいると、頭の中がネガティブな思考で埋まり、さらに悪い考えに頭が満たされてしまいます。
仕事以外の時間は、頭を切り替え、何かほかのことに取り組みます。
例えば、以下のようなことです。
- 趣味に没頭する
- 恋人を作る
- スポーツをする
- 動物を飼う
仕事以外で意識が集中できることをすれば、仕事のことを一時的でも考えなくなり、落ち込んだ感情を忘れられます。
仕事に集中し過ぎて頭が仕事のことでいっぱいになる前に、意図的にほかのことを考えるてみましょう。
4.カウンセラーなどに相談する
悩みがひどく落ち込んで立ち直れないときは、心の病にかかっている可能性も否めません。
周りの人に相談しても、どうしても落ち込む心の回復が見込めない場合は、プロのカウンセラーに相談してみるのもひとつの手です。
プロのカウンセラーは、悩める患者を多く見ている経験があるので、あなたの話をよく聞き、悩みを解決する糸口を見出してくれるかもしれません。
1人で抱え込んで悪化させる前に、誰かに相談して解決を目指しましょう。
5.転職して人間関係をリセットする
仕事で悩みが尽きないようであれば、人間関係による精神への影響があなたの限界を超えているのかもしれません。
人間関係は心への影響が大きく、合わない場合は体や心に症状が出ることもあります。
環境を変えてまったく違う人々と働き出せば、人間関係の悩みが解消につながる可能性があります。
どうしても人間関係が辛いと感じていて、仕事や心身に影響を与えていると感じているなら転職も視野にいれましょう。
自分に自信がない場合
自分に自信が無く落ち込んでしまう傾向がある場合には、自己肯定感をあげ自信を身につけていく必要があります。
まず、今のあるがままの自分を受け入れ、自分が成長過程にいることを認識します。
他人とは比較せず、自分が少しずつ何かができる過程を観察して自信をつけていきましょう。
具体的に以下の5つを試します。
下記で詳しくみていきます。
1.必要以上に責めないで自分を褒める
自分に自信がないと感じている人は、何かに失敗すると必要以上に自分を責め続ける傾向にあります。
反省をして分析し、教訓を覚えることは大事ですが、自分を責め続けることに意味はありません。
くよくよと失敗した結果について考え続けるより、逆に「自分が挑戦できた」事実を褒めることが重要です。
人は、褒められればモチベーションが高まるので、自分を褒めつつ、いかに次の挑戦に教訓を活かせるかを考えることが重要です。
2.上手くいっている人と比較しない
仕事でほかの人ができているかが見えてしまうと、自然と自分と比較してしまうのが人間の性です。
しかし、ほかの人がうまくいっているのを見ると、できていない自分に対し劣等感を抱く要因になります。
他人と比較して向上心を高めることも重要ですが、努力して他人を超えられないと悩みになり落ち込みます。
他人と比較せずに自分自身の成長に視点を見据えることで「比較による落ち込み」を回避しましょう。
3.ポジティブな人と接する
仕事で落ち込んでくよくよと考えこんでしまう人は、前向き人との行動時間を増やしましょう。
失敗しても何も気にしない人の傍にいると、自分がくよくよと悩んでいたことが小さく思えるようになります。
それにより、新たなことに挑戦できる気持ちも生まれてくるはずです。
ネガティブ思考が気になっている方は、一度ポジティブ思考の人と接してみてください。
4.小さな成功を積み重ねる
「何かをやり遂げた」という小さな達成感を積み重ねることで、少しずつ自己評価を向上させられます。
こうした成功体験を積み重ねていくことで、ポジティブな方向で物事を考えられるようになるでしょう。
具体的には、以下のように毎日小さな目標設定でも問題ありません。
- 3キロ走る
- 日記をつける
- 朝ごはんを食べる
- ゲームをしない
こうしたところから自己肯定感を高めていくことで、自信が身につくようになります。
5.スキルを増やして自分に自信を持てるようにする
自分の持つスキルが不足していて、自信が持てない方もたくさんいます。
履歴書に記載できるようなスキルを持ち合わせていない場合は、将来のために新しいスキルの取得を検討してみましょう。
スキルはあればあるほど、確実に自分に自信を持てるようになります。
具体的には、どんな職業でも汎用性のある以下のようなスキルがおすすめです。
- 英語
- プログラミング・エンジニア
- Webデザイナー
今ではオンラインで学習できるスクールも数多くあります。
気になっているスキルがあるのなら、まずは無料体験などから試してみてもいいでしょう。
まとめ:仕事で落ち込むのは仕方がない!うまく切り替えて次につなげよう
仕事に従事し、人生で一度も落ち込まない人はいません。
誰もが必ず落ち込む経験と立ち直る経験を繰り返し、少しずつ成功に近づいていきます。
仕事で落ち込んでしまったら、以下について考えることで落ち込む気分から立ち直りましょう。
- ミスが原因ならば分析し、繰り返さないように対策を講じる
- 失敗の経験こそが成功に辿り着くのに必要なことであると認識する
- 必要以上に自分を責める必要はない
- 反省を終えたら、教訓をいかに次の挑戦に適用できるかを考える
今回紹介した上記のような対策をとり、落ち込まないような工夫をすることをおすすめします。
どうしても今の職場が続かないのであれば、敢えて今の職場から離れるという選択肢もあります。
自分を責める方向に考えを向けるのではなく、最終的な成功を目指す方向はどこかを見据え、行動してみましょう。