仕事をゲーム感覚で楽しむメリット5つとは?具体的なやり方を5ステップで解説
最近ではゲームの人気がますます加速していますよね。
「毎日のようにゲームを楽しんでいる」という人も少なくないでしょう。
そんな現代で、「仕事をゲーム感覚で楽しめたらいいのに…」と思ったことがありませんか?
退屈でやる気がでない仕事も、ゲーム感覚なら楽しめそうですよね。
そこでこの記事では、
- ゲーミフィケーションの概要や使われ方
- 仕事をゲーム感覚で楽しむメリットやコツ
- 仕事をゲーム感覚で楽しむための具体的な方法
- 仕事をゲーム感覚で楽しみたい人の参考になる書籍
などについて詳しくご紹介していきます。
この記事を読めば、つまらない仕事も楽しみながら取り組めるようになるはずです。
仕事をゲーム感覚で楽しみたいと考えている人は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
仕事をゲームにする「ゲーミフィケーション」とは
ゲーミフィケーションは、「ゲームのデザイン要素や原則をゲーム以外に応用すること」を意味します。
ゲーミフィケーションという用語は2008年にオンライン上で登場。
その後2010年以降には、一般的に広まり多くの人に使われるようになりました。
「ゲームの概念を他の分野に活かし、その物事を楽しくする」という意味では新しい用語ではなく、以前から利用されてきたのです。
たとえば、サービス店などで「ポイントカード」をもらった経験を思い浮かべてください。
ポイントが溜まっていく感覚は何だか楽しいですし、またこのお店に行こうかなと思ってしまいますよね。
商品を購入したり、サービスを受けることで1ポイントずつ増える、といった仕組みもゲーミフィケーションのひとつなのです。
このように、ゲーミフィケーションは私たちの生活に近いところで使われていたんですね。
(参考:wikipedia ゲーミフィケーション)
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仕事をゲーム感覚で楽しむメリット5つ
仕事も人気のRPGゲームのように進められたら、思いっきり楽しめそうですよね。
とはいえ中には、「仕事をゲーム感覚でって、本当にできるの?」と不安に感じている人もいるかもしれません。
仕事がつまらないと感じているのは、業務に楽しみを見出せていないからかもしれません。
仕事は考え方を変えればゲーム感覚で楽しめます!
ここからは、仕事をゲーム感覚で楽しむ5つのメリットについて見ていきましょう。
ご紹介する内容は以下の通りです。
- 仕事が楽しくなる
- 達成感を味わえる
- マンネリ化しない
- 他人からの評価が気にならなくなる
- 自分で考える・調べる習慣が身につく
それでは詳しい内容を順番に見ていきましょう!
1.仕事が楽しくなる
ゲームのように仕事ができれば、業務も楽しんで取り組めますよね。
「嫌な仕事もクリアをすれば自分のレベルが上がる!」と考えれば、何となくやる気がわいてきませんか?
ちょっとした業務にもゲームの要素を取り入れれば、マンネリ化を防げます。
毎日の仕事が楽しくなれば、人生がより充実したものになるのではないでしょうか。
仕事がつまらないと感じる原因や対策法について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
仕事が楽しくない・つまらないと感じる10個の原因とは!楽しむための対策も紹介2.達成感を味わえる
仕事にゲーム要素を取り入れると、「クリアできた!」といった達成感を味わいやすくなります。
退屈な同じような作業でも、
- 「昨日より速くできた」
- 「先月よりも多く成果を上げられた」
- 「誰よりも速く仕事が終わった」
などと思うことで、少しは楽しく考えられるのではないでしょうか。
やる気の出ない仕事もゲーム感覚で取り組めば、モチベーションが上がるかもしれませんよ。
3.マンネリ化しない
毎日のように仕事をしていれば「またこの作業か…」とうんざりすることもありますよね。
同じような作業を繰り返すことで、仕事にマンネリ化を感じてしまう人も少なくないでしょう。
そこで役立つのがゲーム感覚です。
退屈なルーティン作業もいつもとは違った視点で考えれば新鮮に感じられます。
たとえば、「いつもと同じような事務作業に新しく学んだスキルを試してみる」といったようにです。
そうすれば「本当にできるかな?」といったワクワク感が生まれるのではないでしょうか。
4.他人からの評価が気にならなくなる
ゲームをしていると「ボスキャラを倒せずにまた始めのステージからやり直し」なんてことも起こりますよね。
このように、ゲームでも失敗することはあります。
そのときゲームなら、とくに恥ずかしいといった気持ちは芽生えないのではないでしょうか。
仕事でもゲームと同じように「失敗は誰にでもある」と考えられれば、他人からの評価が気にならなくなります。
もちろん失敗したら反省して次に活かすことが大切ですが、必要以上に落ち込む必要はないのです。
5.自分で考える・調べる習慣が身につく
ゲームがむずかしくてなかなかクリアできないときには、率先して攻略方法を調べますよね。
たとえば、
- 「どのアイテムを使えば勝ちやすくなるのか?」
- 「どのキャラクターを使えば有利に戦えるのか?」
- 「どのタイミングで大技を出せばいいのか?」
など、いろいろな情報を集めて試行錯誤をすると思います。
このように、仕事もゲームと同じように考えてみてください。
そうすれば自然と積極性や主体性が生まれてきます。
仕事がつまらなくて仕方がないときの効果的な解決策について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
仕事がつまらない時はこれで解決!面白くないと感じる理由とは?仕事をゲーム感覚で楽しむ5ステップ
ここまでで、仕事にゲーム要素を取り入れるメリットが多くあることをわかっていただけたと思います。
では、具体的にどうすれば仕事をゲーム感覚で楽しめるのでしょうか?
ここからは、仕事をゲーム感覚で楽しむ方法をステップ方式で詳しくご紹介していきます。
できそうなことから実際に試してみてくださいね。
それではさっそく見ていきましょう!
1.目標を明確にする
ゲームをするときには「今週中にステージ1のボスキャラを倒す」といった目標が常にあるのではないでしょうか。
目標を立てれば、達成するために楽しみながらチャレンジを繰り返すと思います。
それと同じように仕事にも明確な目標を設定しましょう。
たとえば、
- 「今月は先月の売上を超える」
- 「6月までに〇〇の資格を取得する」
- 「今月の売上で1番を目指す」
といったようにです。
より具体的で明確な目標を立てれば、達成へのモチベーションも上がるのではないでしょうか。
まずは「ちょっと頑張ればできそう」くらいのレベル感で目標を立ててみてください。
中には「目標ってどうやって立てればいいの?」という方もいるかもしれません。
そんな人は、目標設定の方法や達成するためのコツについて詳しく解説しているこちらの記事もぜひ参考にしてください。
2.仕事の難易度を設定する
ほとんどのゲームは、最初は簡単で取り組むほど難易度が高まっていきますよね。
徐々に難しくなるからこそ楽しめるのだと思います。
仕事も同じように、業務によってレベルを設定すると楽しくなるのではないでしょうか。
今抱えている業務を1〜5段階くらいまでレベル分けをしてみましょう。
「簡単にクリアできる仕事は1〜3レベル。
4〜5は難易度が高くて自分ひとりではできないからまわりの人にも協力してもらう。」
といったように、難易度を設定すれば一つひとつの仕事にかかる時間や労力がわかります。
仕事の難易度が把握できることで、結果的に効率よく仕事をこなせるようになるのです。
3.進捗を見える化する
ゲームでは、今どこのステージにきているのかなど自分の位置がすぐにわかりますよね。
どんなことでも、終わりが見えない状況は辛いものです。
仕事も同じように進捗を見える化することで、「あとどれくらいやればいいのか」の目安がわかります。
そのためにも、やらなければいけないタスクをすべて書き出しましょう。
タスクを視覚化したうえ優先順位を決めれば、効率よく進められます。
また、ゲーム感覚で、「終わったタスクには斜線をひく」などの工夫をしてみるのもよいでしょう。
自分が楽しめる方法で進捗管理をしてみてください。
タスク管理を行うメリットや具体的な方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
仕事のタスク管理方法を5つのステップに分けて解説!コツやツールも紹介4.目標達成のご褒美を用意する
ステージをクリアした後にはアイテムがもらえるなど、ゲームにはご褒美がつきものですよね。
仕事でも同じように、目標を達成したら自分にご褒美をあげましょう。
目標を設定する際にも、クリアした場合のご褒美を一緒に決めておくとよりモチベーションにつながります。
今日の目標を達成したら「ビールを飲んでもOK!」といったように、自分が好きなものをご褒美に設定してみましょう。
想像以上に目標達成が楽しめるはずです。
5.ペナルティも用意する
ゲームでは、「クリアできないとレベルが少し下がる」といったペナルティがありますよね。
ペナルティにならないように慎重になることもまた、ゲームが面白い理由のひとつです。
仕事でも同様にペナルティを設定した方が、緊張感を持って取り組めます。
今日の目標が達成できなかったら「3日間は甘いものを食べられない」といった少し辛い程度のペナルティを設定しましょう。
「ペナルティをうけないためにも頑張らないと!」と、仕事におけるひとつのモチベーションとなるはずです。
毎日がつまらないと感じる原因や、退屈な日常を変えるための具体的な方法に興味がある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
毎日が退屈に感じている人へ!今を楽しむ6つの方法を紹介
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
プロのキャリアカウンセラーと一緒に、今後のキャリアについて考えてみませんか?
仕事をゲーム感覚で楽しむためのポイント5つ
仕事をゲーム感覚で楽しむ方法はいかがでしたか?
つづいては、仕事をゲーム感覚で楽しむための5つのポイントをご紹介していきます。
解説していく内容は以下の通りです。
- 辛いこともレベル上げのイベントと捉える
- 難易度を高く設定しすぎない
- 展開に緩急をつける
- ゲームほどすんなり進まないと理解する
- リセットボタンは存在しないので要注意
それでは順番に見ていきましょう!
1.辛いこともレベル上げのイベントと捉える
仕事ではどうしてもやりたくないことや、辛いと感じてしまう状況が起こるものですよね。
そういったネガティブなことに対してもゲームでいう「レベル上げのための試練」と考えれば、気持ちが少しは楽になるのではないでしょうか。
どんなことでも考え方や気持ちのもちようで、捉え方は変わります。
プレッシャーの強い仕事に対しても、「この仕事をクリアしたら自分のレベルが一気に5上がる!」といったように遊び心を取り入れて考えてみましょう。
自分がゲームの主人公になった気分で仕事に取り組めば、辛いことが起きても「自分を高めるための試練だ」と前向きに考えられるはず。
2.難易度を高く設定しすぎない
目標を達成する前に諦めてしまったり、成果が出ないことが続いて自分への自信をなくしてしまっては本末転倒です。
むずかしすぎる仕事は、できる気がせずに嫌になってしまいますよね。
そうならないためにも、難易度を高く設定しすぎないことも大切なポイントです。
人は、少し頑張る必要があるくらいのレベル感がもっとも成長しやすいといわれています。
難しい目標ではなく、より具体的で達成可能な目標を設定しましょう。
目標を立てるメリットや達成のコツについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
仕事の目標を立てる7つのメリットを解説!具体的な目標の立て方や達成のコツも紹介3.展開に緩急をつける
展開に緩急がなければ、飽きてしまう原因となりますよね。
たとえばゲームでも、常にボスキャラばかりが登場すると嫌になってしまうのではないでしょうか。
これと同じように、仕事にも展開に緩急をつけることでやる気が上がります。
「少し難しい仕事ができるようになれば、さらに難易度の高い仕事に挑戦する」というように、少しずつレベルを上げていきましょう。
そうすれば自分の成長にも気がつきやすく、仕事へのやりがいにもつながっていくはずです。
4.ゲームほどすんなり進まないと理解する
ゲームの世界では進行を邪魔する人は誰ひとりいませんよね。
しかし、現実の世界ではそうはいきません。
仕事をしていると予想外のトラブルに巻き込まれたり、急な対応を求められることもあるでしょう。
現実はゲームとは違い、スムーズに進まないことも当たり前に起こるのです。
ゲームほどすんなり進むことはそうないと理解しておけば、何があっても冷静に対応できるでしょう。
ゲームはゲーム、現実は現実と割り切って考えることも大切です。
5.リセットボタンは存在しないので要注意
ゲームではゲームオーバーになっても、何事もなかったかのようにまた1から新しくスタートできますよね。
しかし、現実にはリセットボタンが存在しません。
仕事で失敗をすれば対応しなければいけませんし、上手くいかないことが続いたとしても自分で乗りきるしかないのです。
仕事にゲーム要素は取り入れられても、現実では辛いこともやらないといけないときがあります。
そういったときにも、気持ちを切り替えて上手くゲーム感覚で楽しめるとよいですよね。
「仕事でのイライラが絶えなくて辛い」と悩んでいませんか?
仕事でイライラしてしまう原因や対処法について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
仕事をゲーム感覚で楽しみたい人におすすめの書籍3選
悩んだときには本から知識を得るのも効果的な方法です。
最後に仕事をゲーム感覚で楽しみたい人におすすめの書籍を3冊ご紹介していきます。
気になる本があれば、ぜひ実際に読んでみてくださいね。
それでは順番に見ていきましょう!
1.GAMIFY ゲーミファイ―エンゲージメントを高めるゲーミフィケーションの新しい未来 ブライアン・バーク
ゲーミフィケーションやIT関連の戦略や経営などの分野の研究者として有名なブライアン・バーク氏の著書である『GAMIFY ゲーミファイ』。
本書では、人や組織の目標達成を動機づける最先端手法「ゲーミフィケーション」の正しい理解と導入方法を解説しています。
アメリカや日本での最新成功事例をもとに解説しているため、本書を読めば具体的な活用方法がわかるでしょう。
「ゲーミフィケーションって実際にどう活用すればいいの?」と疑問に感じている人におすすめの1冊です。
2.ゲームにすればうまくいく 〈ゲーミフィケーション〉9つのフレームワーク 深田 浩嗣
日本のビジネスにおけるゲーミフィケーションの第一人者として活躍している深田 浩嗣氏の著書『ゲームにすればうまくいく』。
本書では、ゲームの持つデザインや考え方を課題解決や顧客満足の向上など、ゲーム以外のものへ活用する具体的な方法を解説しています。
身近なことを例にしてわかりやすいく解説されているため、「ゲームはあまりやらないけど、ゲーミフィケーションは理解したい」という方におすすめの1冊です。
3.「仕事のゲーム化」でやる気モードに変える 経営に活かすゲーミフィケーションの考え方と実践事例 長尾 一洋
『「仕事のゲーム化」でやる気モードに変える 』は、数々の企業で企業体質強化に取り組んでいる長尾 一洋氏の著書。
本書では、ゲーミフィケーションを経営に活かす具体的なヒントを解説しています。
「仕事のゲーム化」に関連する実践的なノウハウを解説しているため、具体的な方法が知りたい方におすすめです。
本書を読めば、仕事にもゲーミフィケーションを上手く活用できるようになるでしょう。
まとめ:仕事をゲーム感覚で楽しく取り組もう
今回は仕事をゲーム感覚で楽しむ方法や実践する際の大切なポイントについて詳しくお伝えしていきました。
仕事は1日の多くの時間を費やすものであり、人生への影響はとても大きいですよね。
そんな仕事をゲーム感覚で楽しむことができれば、人生の充実感も高まるのではないでしょうか。
もちろんゲームのようにスムーズに進むことばかりではないでしょう。
どうしても上手くいかないときにこそ、ゲーム感覚で柔軟に対応してみてください。
ちょっとした遊び心を取り入れれば、つまらない仕事を楽しいものに変えていけるかもしれませんよ。
「仕事がめんどくさい」と感じていませんか?
仕事がめんどくさいと思ってしまうときのベストな対処法について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。