プログラミングが苦手・嫌いだと感じる理由とは!克服する5つの方法を紹介
プログラミングを学んでみたけど、なんだか好きになれないと感じていないでしょうか。
「プログラミングが苦手だ」
「自分はプログラミングが向いていないのかも」
「プログラミングに対する苦手意識を克服する方法が知りたい」
という悩みを抱えている方は多いです。
今回は、
- プログラミングを苦手・嫌いだと感じる理由
- プログラミングが向いていない人の特徴
- プログラミングの苦手意識を克服する方法
などについてご紹介します。
「プログラミングの苦手意識をなんとかして乗り越えたい!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
プログラミングを苦手・嫌いだと感じる理由9つ
まずは、プログラミングについて苦手や嫌いと感じる理由を見ていきましょう。
苦手や嫌いには、人によって理由はさまざまな理由があります。
「なぜプログラミングが苦手なのか」「なぜプログラミングが嫌いなのか」という自己分析をすることで、苦手意識や嫌いという環境に対して、効果的にアプローチできるようになりますよ。
ここでは、プログラミングを苦手・嫌いだと感じる理由9つについてご紹介します。
あなたがプログラミングに対して苦手や嫌いと感じる理由はなにか、明らかにする参考にしてみてくださいね。
順番に見ていきましょう。
1.専門用語が多い
プログラミングにおいては、専門用語が多いことが、苦手と感じる理由の1つになっています。
たとえば、次の言葉はプログラミングで頻出する専門用語のほんの一部です。
- 高水準言語
- ソースコード
- コンパイラ
- デバッグ
- フレームワーク
プログラミングの専門用語については、こちらの記事でもまとめています。
プログラミング初心者がつまずく用語を厳選して解説【25選】人は、見たことのない言葉が羅列された情報を受け入れられません。
ぱっと見ても意味が理解できない専門用語がたくさん出てくると、拒否反応を示してしまうのです。
わからないことが多すぎて、「苦手」「嫌だ」という意識が強くなります。
2.プログラミングを行える環境を作れない
プログラミングは「やろう!」と思ってすぐできるものではありません。
そもそもプログラミングを行える環境を作れないために、苦手意識を持つケースは多いです。
プログラミングをするには、プログラミングができる環境をパソコン上に構築する必要があります。
環境構築では、必要なソフトをインストールしなければなりません。
ソフトのインストールや設定には時間がかかりすぎることもしばしばです。
また、インストールや設定の手順が難しく、ハードルが高いと感じてしまう人もいます。
プログラミングでは、プログラミングを始める前段階で壁にぶつかることで、苦手意識を持ってしまうのです。
3.エラーを解決できない
プログラミングではエラーが頻繁に発生します。
エラーを解決できないことも、プログラミングが嫌になる理由です。
プログラミングは、入力したコードが1文字違うだけでもエラーが発生してしまいます。
特にプログラミングを学び始めたばかりなら、エラーの発生はよくあることです。
エラーを解決するには、コードを見直して論理的に考え、原因を突き止める必要があります。
しかし、たくさんの記述のなかから、たった1箇所の原因を突き止めるのは難しいもの。
なかなかエラーを解決できず、何時間もかけてしまうこともあるでしょう。
エラーを解決できないことで、プログラミングに嫌気が差してしまいます。
4.完成形をイメージできない
プログラミングを苦手・嫌だと感じる理由として、完成形をイメージできないことが挙げられます。
特にプログラミングを学習し始めて間もない頃は、コードの完成形やそのコードによってどんなプログラムが実行されるのかのイメージがつかめません。
「自分が学んでいることが何になるんだろう?」と漠然とした感覚でいるため、モチベーションを保てずに嫌になってしまいます。
自分が取り組んだことの成果がすぐに目の前に現れれば、やる気も出ますよね。
しかし、プログラミングの学習ではなかなか成果が見えにくいです。
完成形をイメージできない状態で作業し続けなければならないことに、苦痛を感じる人もいます。
5.作りたいものの理想が高すぎる
プログラミングが苦手だと感じる理由として、作りたいものの理想が高すぎるケースもあります。
理想が高すぎると、現実とのギャップに苦しんで苦手意識に変わるのです。
たとえば、プログラミング未経験者にもかかわらず次のような希望を持つことは、理想が高すぎると言えるでしょう。
- 最高に面白いゲームを作りたい
- AIのシステムを開発したい
- 高度な機能があるアプリを作りたい
もちろん、理想が高い目標でも、長期的なものであれば問題ありません。
いきなり高すぎる目標を掲げて達成できずに落ち込むことは、プログラミングに対してもう嫌だと感じる原因になります。
6.モノづくりに興味がわかない
そもそもモノづくりに興味がわかないことも、プログラミングを苦手・嫌だと感じる原因になります。
プログラミングは基本的に、コードを書くことでプログラムを作り上げる行為です。
モノづくり自体に興味がなければ、プログラミングの楽しさを見出すのは難しいでしょう。
1つのプログラムを作るのには、時間も手間もかかります。
うまくいかないこともあるでしょう。
しかし、自分の手で完成させたときには、大きな達成感を得られます。
自分が作ったプログラムが動作するのを見るのも楽しいものです。
モノづくりに興味がわかない人は、プログラミングの楽しさを理解しにくいです。
ただの面倒な作業として考えると、途端に苦手意識が生まれてしまいます。
7.「向いていない」と諦めている
プログラミングに対して「向いていない」と諦めていることも、苦手だと感じる理由です。
人は、自分ができないことを認めたくないために、「向いていない」と諦めることで逃げ道を作ります。
しかし、「向いていない」と思い込むことで、ますます苦手意識を強めているのです。
最初から諦めの気持ちでいると、できないことに注目するようになります。
できないことばかりを気にするので苦手だと感じ、悪循環を生むのです。
また、プログラミングに対する諦めの気持ちから、なにかをやり遂げても過小評価しがちになります。
自分のことを客観的に評価できず、マイナスな気持ちを抱えている状態です。
8.学習方法を間違えている
プログラミングが嫌だと感じる理由として、学習方法を間違えている可能性があります。
プログラミングは、適切な学習方法でなければ勉強が続きません。
たとえば、プログラミング言語によって習得難易度が異なります。
初心者がいきなり習得難易度の高いC言語などから学び始めると、難しいと感じて苦手意識を持つでしょう。
プログラミングでは、自分に合った学習方法を選ぶことが大切です。
初心者向けの学習方法について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
プログラミングは独学で大丈夫?初心者向けに習得手順とコツをわかりやすく解説9.モチベーションが保てない
プログラミングを身につけるには、長期的な学習が必要です。
しかし、学習のモチベーションが保てないことが原因で、苦手意識を持つこともあります。
特に、次のようなケースではモチベーションが低下しやすいため、注意しなければなりません。
- 目標がない
- 勉強方法が合っているかわからない
- 疑問があっても誰にも聞けない
- 学習仲間がいない
- 学習に適した環境ではない
なんとなくプログラミングの学習を始めた人の場合、壁にぶつかったときに挫折しやすいです。
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プログラミングが向いていない人の4つの特徴
プログラミングを苦手・嫌いだと感じる理由についてお伝えしました。
あなたがなぜプログラミングを苦手で嫌に思うのか、理由が見つかったでしょうか。
人には向き不向きがあります。
向いていないことには退屈や苦痛を感じやすいです。
もし、あなたがプログラミングに向いていないなら、苦手意識を持っても仕方ないでしょう。
「自分はプログラミングが苦手だ」と感じたら、向き不向きをチェックしてみると良いですよ。
ここでは、プログラミングが向いていない人の4つの特徴についてご紹介します。
- 論理的な思考ができない
- コツコツ継続することが苦手
- 挫折しやすい
- 勉強が嫌い
あなたに当てはまる特徴はあるでしょうか。
詳しくご説明します。
1.論理的な思考ができない
プログラミングは論理的な思考が求められます。
論理的な思考ができない人は、向いていない可能性が高いです。
論理的な思考とは、物事について筋道を立てて考える力を意味します。
プログラミングでは、コードの記述は常に論理立てられたものです。
「この動作をするためには、このコードを書く必要がある」と考えながら書いていきます。
また、プログラミングで頻繁に発生するエラーの解決でも、論理的な思考が欠かせません。
「なぜエラーが発生しているのか?原因はなにか?」と考えなければ、解決には至らないでしょう。
論理的な思考ができない人は、プログラミングのあらゆる場面で壁にぶつかり、先に進めなくなります。
2.コツコツ継続することが苦手
コツコツ継続することが苦手な人も、プログラミングには向いていません。
プログラミングでは、学習すべき内容は多岐にわたります。
情報は常にアップデートされるため、「これを学べば終わり」ということはなく、常に学び続けることが大切です。
また、プログラミングで開発を行うときも、手間や時間がかかります。
1つのプロジェクトを完成させるまでに、数ヶ月から1年かかることも珍しくありません。
粘り強さや地道な作業を続ける力が求められます。
もしあなたが「コツコツ作業が苦手」「継続力に自信がない」なら、プログラミングは向いていないかもしれません。
3.挫折しやすい
すぐに心が折れて諦めてしまう人っていますよね。
挫折しやすいことも、プログラミングが向いていない人の特徴です。
プログラミングを習得し、仕事としていくには、継続することがもっとも重要になります。
長期的な継続が必要なプログラミングでは、挫折しやすいことは大きなハンデです。
学習の途中で挫折しては、かけた時間や手間が無駄になるでしょう。
プログラミングが時間の無駄になっている人の11の共通点とは?4.勉強が嫌い
プログラミングは常に勉強し続ける必要があります。
勉強が嫌いなら、プログラミングは向いていません。
IT分野では、技術がどんどん進化して情報がアップデートされています。
プログラミングについても変化するため、勉強は欠かせません。
また、プログラミングと言ってもその分野や言語の幅は広く、とても学びきれるものではないでしょう。
自分が必要な分野に絞り込み、勉強しなければなりません。
プログラミングでは、スキルの高さによって市場価値が決まります。
プログラマーなら、勉強してスキルアップを目指すことが大切です。
プログラミングの苦手意識を克服する方法5選
プログラミングが向いていない人の特徴についてお伝えしました。
特徴に当てはまるなら、プログラミングに向いていない可能性があります。
しかし、人によっては仕事で必ずプログラミングをしなければならない場合もあるでしょう。
プログラミングがしたいのに、苦手意識が邪魔をするという人もいるかもしれません。
「どうにかして苦手意識を克服したい!」という方は、克服する方法があります。
ここでは、プログラミングの苦手意識を克服する方法5選についてご紹介しましょう。
- 学習しやすい環境を整える
- 学びやすい言語を選ぶ
- 一緒に学ぶ仲間を作る
- 小さな課題から取り組む
- 真似でもいいので完成させる
できることから行動することが大切です。
1つずつ見ていきましょう。
1.学習しやすい環境を整える
学習しやすい環境を整えることで、苦手意識を克服する対策ができます。
苦手意識は「わからない専門用語が多い」「疑問が解決できない」などが原因で強くなりがちです。
次のような学習しやすい環境を整えましょう。
- 専門用語を一覧にしたページにすぐアクセスできるようにする
- 疑問点をすぐに聞ける人を見つける
また、学習を習慣化させるために、机の上にパソコンを出しておくことや、1日5分でもプログラミングを学ぶと決めておくと良いですよ。
あなたなりの学習しやすい工夫を取り入れ、プログラミング学習に集中できる環境を整えましょう。
2.学びやすい言語を選ぶ
プログラミングでは言語によって習得の難易度が異なるとお伝えしました。
初めて学ぶときは学習しやすい言語を選ぶことが、苦手克服のポイントです。
学習しやすい言語として、次のものが挙げられます。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- Python
- Ruby
初心者向けのプログラミング言語について詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
初心者エンジニアにおすすめの言語と気になる言語別年収ランキング!学習しやすいプログラミング言語の特徴として、日本語の情報が多く、コードの文法がシンプルで記述が簡単なものを選ぶといいですよ。
あなたにぴったりのプログラミング言語を選んで、苦手意識を最小限に抑えながら学習を進めましょう。
3.一緒に学ぶ仲間を作る
「1人で勉強しているとなかなかやる気が出ない」という人は多いです。
プログラミングの苦手を克服する方法として、一緒に学ぶ仲間を作るのはおすすめですよ。
仲間と一緒なら、「あの人も頑張っているから自分も頑張ろう」と刺激し合って好循環が生まれます。
わからないことも質問しあえて、モチベーションを保ちやすくなりますよ。
プログラミング学習の仲間を見つける方法は、次の通りです。
- SNSで発信・交流する
- 勉強会や作業会に参加する
- プログラミングスクールに通う
学習を始めたばかりだと、「SNSでの発信や勉強会への参加は気が引けてしまう」という人もいるかもしれません。
しかし、実際には初心者か経験者かなどはあまり気にされません。
心配な場合は、「初心者歓迎」などの勉強会に参加すると安心です。
また、プログラミングスクールなら、講座を受講するなかで顔を合わせて自然に仲良くなれます。
同じ講座を受講するので、疑問点を教え合うことや情報の共有がしやすいこともメリットです。
4.小さな課題から取り組む
プログラミングの苦手を克服する方法として、小さな課題から取り組むようにしましょう。
いきなり大きな課題に取り組もうとすると、なかなか思うように進まず苦手意識を大きくしやすいです。
小さな課題で成功体験をたくさん積み重ねることで、自信が生まれて苦手意識を克服できます。
課題は、少し頑張れば達成できる程度のものが望ましいです。
- オリジナルのコードを3行だけ書く
- 好きなWebページを写経する
- 今週中に参考書の1章を読み終える
自分に合ったレベルで小さな課題を設定し、取り組む習慣を作りましょう。
達成した課題は可視化しておくと、壁にぶつかったときに見返して立ち直る助けになりますよ。
自分の積み重ねを実感し、自信にしてくださいね。
5.真似でもいいので完成させる
プログラミングで挫折しやすいタイミングとして、途中まで作ったプログラムを完成できずにやめてしまうときがあります。
苦手意識を克服するには、真似でもいいので完成させることが大切です。
プログラムを最後まで書ききらずに終わると、挫折経験として心に残ります。
「完成できなかった」という気持ちは、苦手意識につながりやすいです。
質は低くてもいいので、最後まで完成させることを優先しましょう。
真似だとしても、「最後まで完成させた」なら成功体験となり、あなたの自信になりますよ。
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プログラミングの苦手意識を克服する方法についてお伝えしました。
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- 未経験からでも学びやすいカリキュラム
- いつでも何度でもわからないことを質問できる
- 仲間と一緒に学習できる
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プログラミングが苦手でも、安心して挑戦できますね。
まとめ:学ぶ環境を整えれば苦手意識は消える
今回は、プログラミングの苦手意識を克服する方法についてお伝えしました。
プログラミングに苦手意識を持つ方は多いです。
苦手や嫌だと感じるのには、理由があります。
なぜ苦手なのかを把握し、効果的な対処をすることで、苦手意識を克服することは可能です。
苦手意識を取り払えば、学習効率を大幅に上げられるでしょう。
特に文系の方は、理系のイメージが強いプログラミングを苦手と考えがち。
いま、「プログラミングが苦手」と感じている人は、学ぶ環境を整えて苦手意識を克服しましょう。