IT業界で儲かるためにはどうすべき?狙い目の企業と、目指すべき職種6選を解説
「IT業界で働きたいけどそもそも本当に儲かるの?」
「IT業界で儲かるためにはどんなことをすればよいのだろう?」
と思うことはありませんか?
IT業界で働こうとしても儲かるのかどうかわからず、躊躇してしまいますよね。
では、IT業界で儲かるためにはどのような方法があるのでしょうか?
そこで今回は、
- IT業界が儲かるのかどうか
- IT業界で儲かる職種
- IT業界で儲かるためにすべきこと
について詳しく解説します。
この記事を見ればIT業界で儲かるために今すべきことが必ずわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
IT業界が儲かるか否かを確認する際に覚えておくべき2つの要素
IT業界で儲かるためには業界の全体像を把握する必要があります。
業界のことがわかっていなければ、どんな職種を目指すべきなのか判断できません。
- 平均よりも高い年収が見込め儲かりやすい
- IT業界の職種によって年収に幅がある
まずは上の2つを確認しましょう。
1.平均よりも高い年収が見込め儲かりやすい
業種別の平均年収でIT/通信は444万円です。
(出典:doda 平均年収ランキング)
日本人の平均年収436万円に比べて高いことがわかります。
(出典:国税庁 民間給与実態統計調査)
- スキルを磨くことで給料に反映されやすい
- IT業界は人材不足で企業からのニーズが高い
- 技術があれば独立しても稼ぎやすい
年収が平均よりも高いのには上のような理由があります。
高い年収が見込めるのがIT業界の特徴の1つです。
2.IT業界の職種によって年収に幅がある
IT業界は職種によって年収の幅が大きくあります。
業界が急速に成長しており、多くの職種に分かれています。
成熟している高収入の職種から、発展途上の低収入の職種までさまざまです。
- 実力の格差が激しいITコンサルタント
- 知識や経験が物を言うプロジェクトマネージャー
- 営業力によって差が開くセールスエンジニア
このように多くの業種があるのと同時に、同じ業種間でも年収の格差があります。
圧倒的に稼いでいる人がいる一方で平均年収に満たない人がいるのも業界の特徴です。
詳しくは下で説明していきます。
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IT業界の儲かるおすすめ職種6選
業種によって給料に差があるIT業界ですが、その中でもおすすめな職種を紹介します。
儲かる職種を考えているなら、どれも検討すべき職業です。
- システムアナリスト
- ITアーキテクト
- システムコンサルタント
- パッケージ導入コンサルタント(ERP・SCM・CRM等)
- プロジェクトマネージャー・リーダー
- セールスエンジニア
具体的な違いを1つずつ見ていきましょう。
1.システムアナリスト
IT業界のみならず、全312業種のモデル年収ランキング1位がシステムアナリストです。
(出典:マイナビ転職)
技術や経験を積んだ人が就く職業なので、高収入になっています。
モデル年収(平均) | 1,609万円 |
業務内容 | クライアントのニーズを引出し、ITによる解決策を提案 |
求められるスキル | 技術的な知識、コミュニケーション力、プレゼンテーション力など |
(出典:マイナビ転職)
専門性の高い職種でシステム開発工程の最上流を担当します。
最終的にこの職業へのステップアップを目指しているエンジニアも多いのです。
2.ITアーキテクト
ITアーキテクトも給与水準の高い職種です。
企業のDX推進により最も注目されている職業といえます。
モデル年収(平均) | 975万円 |
業務内容 | 企業へシステムの企画・検討・提案をおこない、運用・保守までの業務全般に携わる |
求められるスキル | システムの全体像を設計するスキル、リーダーシップ、コミュニケーション力など |
(出典:マイナビ転職)
このようにさまざまなスキルが求められるため、それに見合った報酬があります。
DX推進の流れは加速しており、今後も需要の高い職種です。
3.システムコンサルタント
IT分野に特化したコンサルタントがシステムコンサルタントです。
エンジニアとしての経験やスキルが必要なため、年収も高い傾向にあります。
モデル年収(平均) | 932万円 |
業務内容 | 企業の課題に対して分析し、IT技術のよって課題解決をアドバイスする |
求められるスキル | 問題を分析する論理的な思考、プレゼンテーション能力など |
(出典:マイナビ転職)
企業に対してコンサルティングをする位置のため、相応の経験も必要です。
エンジニアのトップクラスのポジションなので儲かる職種といえます。
4.パッケージ導入コンサルタント(ERP・SCM・CRM等)
企業がパッケージを導入する際に活躍するのがパッケージ導入コンサルタントです。
経験を積むことで専門性が増すため、年収もアップします。
モデル年収(平均) | 650万円 |
業務内容 | パッケージの導入に際し、企業の業務とパッケージのすり合わせをおこない、カスタマイズのサポートをする |
求められるスキル | システムの導入・運用経験、要件定義など |
(出典:マイナビ転職)
上のようにコンサルタント業務にとどまらず、カスタマイズの開発までおこなうこともあります。
会計、物流などでパッケージ導入企業は増えており、ニーズは高まっている業種です。
5.プロジェクトマネージャー・リーダー
プロジェクトの責任者となるのがプロジェクトマネージャー・リーダーです。
知識や経験に加えて物事を大局的にみる力が必要となります。
モデル年収(平均) | 638万円 |
業務内容 | プロジェクトの予算・人員・期限などの状況を把握しながら管理する責任を担う役職 |
求められるスキル | 技術力、経験、管理能力、コミュニケーション力、業界知識など |
(出典:マイナビ転職)
IT業界である程度の経験がないとできない業務です。
そのため、ポストにつくことができれば儲かる職種といえます。
6.セールスエンジニア
営業のサポート役をするのがセールスエンジニアです。
専門的な知識を活かしてクライアントへ説明や提案をおこないます。
モデル年収(平均) | 609万円 |
業務内容 | ITの専門的な知識や経験を活かして営業のサポートをする職種 |
求められるスキル | 技術的な知識、説明力、コミュニケーション力など |
(出典:マイナビ転職)
技術、営業両方のノウハウが必要なため、年収も高くなっています。
キャリアップとして目指しやすい職種の1つです。
IT業界で儲かる職種の2つの共通点
IT業界で儲かる職種には共通点があります。
残念ながら誰もができる仕事で、儲かるものはないのです。
- 上流工程を仕事にしている職種は年収が高く儲かる
- スキルや知識を必要とする職種は年収が高く儲かる
どのような職種が儲かるのか具体的に見ていきましょう。
1.上流工程を仕事にしている職種は年収が高く儲かる
IT業界では、上流工程を担当する職種が儲かります。
上流工程とは、システムの開発や設計などの初期段階のことです。
- システム開発におけるクライアントとの交渉
- システム設計段階における設計
- プロジェクトのマネジメント
上流工程では単純作業ではなく、さまざまな能力が求められるからです。
求められるものも多いため、収入も高い傾向にあります。
2.スキルや知識を必要とする職種は年収が高く儲かる
スキルや知識を必要とする職種は年収も高くなります。
スキルや知識をあげるには努力や経験が欠かせませんが、それに見合った収入が手に入るのです。
- コミュニケーション力
- マネジメント力
- IT業界、クライアントの業界に関する知識
知識だけではなく、経験にもとづいた技術力も必要です。
それらを活かせる職種では年収も高くなり、儲かります。
プログラミングスキルを身につける3つのメリットとは。効果的な学習方法も解説
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儲かるIT系企業の年収ランキング
上場しているIT企業の年収ランキングは下表のとおりです。
順位 | 会社名 | 平均年収 | 平均年齢 |
1位 | 野村総合研究所 | 1,235万円 | 40歳 |
2位 | ジャストシステム | 1,145万円 | 39歳 |
3位 | Zホールディングス | 1,105万円 | 41歳 |
4位 | 日本オラクル | 1,069万円 | 43歳 |
5位 | ソニー | 1,057万円 | 42歳 |
(出典:
野村総合研究所
ジャストシステム
Zホールディングス
ソニー
日本オラクル)
実力次第でこのような企業に入れるため、儲かるチャンスはあるのです。
年代別・年齢別に徹底比較!儲かるIT業界の平均年収
IT業界の平均年収を年代別・年齢別に見ていきます。
20代から50代まで確認し、将来のイメージを明確にすべきです。
- 20代のIT業界の平均年収
- 30代のIT業界の平均年収
- 40代のIT業界の平均年収
- 50代のIT業界の平均年収
年代別に具体的な数字を見ていきましょう。
1.20代のIT業界の平均年収
20代のIT業界の平均年収は370万円です。
20代の全業種平均348万円と比べて高くなっています。
20代全業種平均 | 348万円 |
20代全業種男性平均 | 371万円 |
20代全業種女性平均 | 321万円 |
20代IT業界平均 | 370万円 |
(出典:doda平均年収ランキング)
新卒や若い世代にとってこのデータは魅力的です。
20代のうちにスキルや経験を積むことで、今後の年収増加につながります。
2.30代のIT業界の平均年収
30代のIT業界の平均年収は498万円です。
働き盛りの30代で全業種平均より50万円ほど高い給与水準になっています。
30代全業種平均 | 444万円 |
30代全業種男性平均 | 484万円 |
30代全業種女性平均 | 377万円 |
30代IT業界平均 | 498万円 |
(出典:doda平均年収ランキング)
さらに儲かる職種にステップアップするためにはマネジメント能力を身につける必要があります。
3.40代のIT業界の平均年収
40代のIT業界の平均年収は599万円です。
経験が増え、管理職を目指したり、独立したりと選択肢が広がります。
40代全業種平均 | 510万円 |
40代全業種男性平均 | 573万円 |
40代全業種女性平均 | 403万円 |
40代IT業界平均 | 599万円 |
(出典:doda平均年収ランキング)
全業種平均よりも高いですし、それまでのキャリアによっては年収1,000万円をこえることも可能です。
4.50代のIT業界の平均年収
50代のIT業界の平均年収は716万円です。
全業種平均と比べて100万円も高くなっています。
50代全業種平均 | 613万円 |
50代全業種男性平均 | 661万円 |
50代全業種女性平均 | 431万円 |
50代IT業界平均 | 716万円 |
(出典:doda平均年収ランキング)
人材不足のIT業界において経験豊富な人材はニーズが高いです。
その結果が全業種平均に対して大幅に高い年収にあらわれています。
儲かるおすすめのプログラミング言語5選
儲かるためにおすすめのプログラミング言語を紹介します。
これから紹介するプログラミング言語は、人気があり、今後もニーズが高い言語です。
- 稼ぎやすいR言語
- 人気が高いGo言語
- 注目が高まるTypeScript
- 希少性が高いScala
- 今後の需要が加速するKotlin
5つの言語を具体的に見ていきましょう。
1.稼ぎやすいR言語
現在、最も稼げる言語といわれているものがR言語です。
統計学に特化した言語なので、幅広い分野で利用できます。
- 金融分野でのリスク計算
- コストや人員の最適化
- 在庫の最適化
業種に限らず、さまざまなビジネスの場面に活かせます。
R言語は稼ぐためにおすすめの言語です。
2.人気が高いGo言語
2009年にGoogleが開発した言語がGo言語です。
システムの処理速度が速く、人気が高まっています。
- スマホのアプリ開発
- ドローンやロボットなどのIoT
- 多数のアクセスが殺到するシステム
シンプルで高速処理が可能なので、実用的なシステムが開発できます。
今後も人気が続く言語の1つです。
3.注目が高まるTypeScript
TypeScriptは2012年にマイクロソフトによって開発されました。
2017年にGoogle社内の標準言語としたことで注目が高まっています。
サイトやアプリ開発で使われる「JavaScript」の進化版と言われているのです。
- 大規模システムの開発に向いている
- シンプルなコードで実装可能
- 新しい言語だがjavaScriptと互換性がある
このような特徴があります。
Googleが活用していることが後押しとなり、今後もますます注目される言語です。
4.希少性が高いScala
扱えるエンジニアが少なく希少性が高いのがScalaです。
Javaと互換性があるものの、扱えるエンジニアが少なく希少性があります。
- Webサービス開発
- ゲーム開発
- 業務システム開発
このように大規模開発に強みを持ち、幅広い業務で活用可能です。
Twitterやニコニコ動画のドワンゴなど幅広い企業で使われています。
希少性が高いため、儲かる言語といえます。
5.今後の需要が加速するKotlin
今後需要の加速が期待されているのがKotlinです。
2017年にAndroidのサポート言語に選ばれてから需要が増しています。
- Yahoo!(Android版Yahoo!ニュースアプリ)
- LINE(Android版LINEアプリ)
- サイバーエージェント(Abemaなど)
上のような企業でKotlinが使われています。
比較的学びやすいのも特徴なので、儲かる言語としておすすめです。
儲かるIT業界で働くためには海外企業で働くことも視野にいれること
海外企業で働くことがIT業界で儲かるための近道です。
アメリカではIT業界の平均年収が20代でも1,000万円を超えています。
(出典:経済産業省 IT人材に関する各国比較調査)
- ビザを取得するために学位が必要
- 英語やプログラミングのスキルが必要
- 実績がないと採用されるのは難しい
このように海外企業でハードルは高いです。
しかしながら、高い年収が期待でき、儲かるためには目指すべき価値は十分あります。
IT業界で儲かるために今すぐすべき6つのこと
IT業界で儲かるためには今すぐに行動する必要があります。
努力しなければ、儲けることはできません。
- ITコンサルティングやプロジェクトマネーシャーになる
- AIや・機械学習など希少性の高いスキルを持つ
- 外資系IT企業で働く
- フリーランスへの転向
- 需要に合ったスキルを身につける
- プログラミングスクールで学ぶ
1つずつ確認し、自分にできることから始めましょう。
1.ITコンサルティングやプロジェクトマネージャーになる
IT業界で儲かるためにはITコンサルティングやプロジェクトマネージャーになるのが王道です。
人にアドバイスをしたり、人をまとめたりできる人は収入があがります。
- クライアントに説明するプレゼンテーション能力
- 人をまとめるリーダーシップ
- IT業界でのスキルや経験
上のような力がなければ就けない職種です。
早くから将来を見据えてスキルを身につける努力をしましょう。
2.AIや・機械学習など希少性の高いスキルを持つ
AIや機械学習など希少性の高いスキルを持つことも大切です。
希少性の高いスキルを持つことで、他人と差別化ができ収入があがります。
- 扱えるエンジニアが少ないプログラミング言語
- 将来性の高いプログラミング言語
- 日本には入ってきていない最先端の技術
このようなスキルを習得できるとアピールポイントになります。
儲かるためには自分の価値を高めることが必要です。
AIのプログラミング言語は何がオススメ?選び方と言語ごとの評価解説3.外資系IT企業で働く
外資系企業IT企業で働くことも儲かる選択肢の1つです。
海外で働くことはハードルが高いですが、日本の外資系企業で働く選択肢もあります。
- 外資系企業なら給与水準が高い
- 周りで働く人のレベルが高くスキルアップできる
- 常に海外から最新の情報が手に入る
外資系IT企業にはこのようなメリットがあります。
大きくお金を稼ぎたい方には、外資企業への転職はおすすめの方法です。
4.フリーランスへの転向
フリーランスへの転向も儲かるための方法の1つとして考えるべきです。
日本でサラリーマンとして働いても収入の伸びには限界があります。
しかしながら、フリーランスで成功すれば儲かる可能性は無限大です。
- 仕事を受ける量に比例して収入が伸びる
- 事業が拡大すれば人を雇ったり法人化して更なる拡大が見込める
このように自分の努力次第で収入を増やせるのがフリーランスのメリットです。
IT業界で儲かるためにもフリーランスも選択肢になり得ます。
5.需要にあったスキルを身につける
需要に合ったスキルを身につければ収入アップにつながります。
受け身ではなく自分から企業やクライアントにアピールできるからです。
- 新しくて習得者が少ないプログラミング言語
- 海外では普及しているが日本ではまだ普及していないスキル
- AIなど最先端の技術
こういったスキルは学ぶ方法が少ないため、競合も少ないのです。
そのため、身につければ大きな武器になります。
6.プログラミングスクールで学ぶ
プログラミングスクールで学ぶことで儲かる近道ができます。
自分が求めるスキルを体系的に学べるからです。
- 得意分野や苦手分野を集中的に学べる
- オンラインで時間と場所に縛られず学べる
- 独学よりも体系的に学ぶことで短時間で身につく
プログラミングスクールではこのようなメリットを得られます。
先行投資によって結果的に儲かることにつながります。
まとめ:IT業界の仕事の中でも儲かる職種を目指してみよう
IT業界で簡単に儲けることはできません。
しかしながら、スキルや経験を磨くことで儲かる職種に就くことは可能です。
- IT業界で儲かる職種は決まっている
- 儲かる職種を目指すためにはスキルを磨く必要がある
- 自分に合った道を探し、儲かるために行動すべき
儲かるための方法はいろいろありますが、近道は自分の価値を高めることです。
プログラミングスクールなどでスキルを磨き、自分をアピールできるようにしましょう。