田舎でできる仕事15選!移住を検討している人に向けてわかりやすく解説

公開日: 2021.06.30
更新日: 2024.01.06
田舎 仕事

都会から離れ、のんびりと田舎で暮らしてみたいと考える人が増えています。

そのなかで、
「田舎暮らしに憧れはあるけど、実際どんな生活ができるんだろう?」
「田舎暮らしはしたいけど、仕事はあるかな?」
「田舎移住って誰でもできるの?」
などと、疑問や不安に感じていませんか?

都会から田舎への移住を考える際には、さまざまな不安がつきものです。
とくに、仕事に関連する不安を抱えている人が多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、

  • 田舎でできる仕事15選
  • 田舎で仕事をするために必要なこと
  • 田舎で仕事をする前に知っておくべきこと

などについて、詳しくご紹介していきます。

この記事を読めば、田舎暮らしでできる仕事がわかりますよ!
田舎移住を考えている方は、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。

>> リモートワークでの地方移住について

リモートワーク-地方移住リモートワークでの地方移住について徹底解説|地方ならではの3つのメリットも紹介

田舎でできる仕事15選

仕事をする人たち

田舎暮らしを実現できても、仕事や収入が確保できなければ生活を続けられません。
そのため、仕事に関する不安を持つ方も少なくないでしょう。

首都圏と比較すると、田舎はやはり求人数が少ないです。
しかし、田舎だからこそ需要が高い仕事もあります。

では、田舎ではどのような仕事ができるのでしょうか?
ここでは、田舎でできる15の仕事をご紹介します。

それでは順番に見ていきましょう!

1.地域おこし協力隊

「田舎に移住して新しい仕事を始めたい」という方におすすめなのが、地域おこし協力隊。

地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化が著しい地域に移住して地域活性化を促す制度を指します。
地域ブランドや地場産品の開発・販売・PRなどの地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの地域協力活動が主な仕事です。

地域おこし協力隊としての活動期間は、1年以上3年未満。
期間は決められているものの、年収270〜470万円の保証をしてもらいながら田舎暮らしができるのはとても魅力的でしょう。

気になる方は、総務省のホームページをぜひご覧ください。

(出典:総務省)

2.一次産業

「田舎で自給自足の生活をしてみたい」と考えている方におすすめなのが、一次産業の仕事です。

一次産業とは、

  • 農業
  • 林業
  • 鉱業
  • 漁業(水産業)

などの、自然界に働きかける仕事を指します。

現代では、一次産業の担い手が年々減少しており、後継者に悩む経営者も少なくありません。
そういった背景から、職業として農業に興味を持っている方向けの支援制度も増えています。

農業関連の求人情報を集めたいなら、「農業をはじめる.JP」というポータルサイトなどを見てみるとよいでしょう。

3.林業

田舎で自然と関わる仕事がしたいなら、林業に就く選択肢もあります。

林業は、建築材料や家具、紙製品など私たちの生活に欠かせない「木材」を扱う仕事です。
木の伐採から加工、生産、販売までを行います。

林業の全国的な課題のひとつは、林業従事者の平均年齢の高齢化です。
若い担い手が減少している傾向があるため、興味がある方にとってはチャンスといえるでしょう。

4.大工

体力に自信があるなら、大工の仕事もおすすめです。

大工は設計図に従って、主に木造建築物を建てる職業。
高齢化や過疎化が進んでいる田舎では、仕事はあっても人手が足りていないのが現実です。

そのため希望すれば、喜んで迎え入れてくれるケースが多いでしょう。
大工になるためには資格は必要なく、学歴や年齢も問われないケースも多いです。

5.家具職人

モノづくりが好きなら、家具職人になる選択もあります。
自分の工房をもって、手作りで棚やテーブル、ソファなどの家具を作って販売する仕事です。

田舎移住者に人気がある仕事で、自分のペースで働けるのが魅力。
ただし、作った家具が売れなければ収入はゼロになります。

家具職人を目指すなら、技術の習得はもちろん営業経路の確立などの事前準備が欠かせないでしょう。

6.民泊やゲストハウス

田舎の空き家を活用して、民泊やゲストハウスの経営を行う働き方も人気があります。

田舎の空き家であれば都会と比べて安く購入できるため、初期投資を抑えられるのも大きなメリットです。
また、古民家や空き家をリノベーションする際は、地域にもよりますが自治体から補助金や助成金を受け取れます。

今では「Airbnb」などの、個人がゲストハウスを経営しやすいプラットフォームが充実しています。
そのため一昔前よりは、格段に民泊やゲストハウスビジネスを始めやすくなったといえるでしょう。

7.古民家カフェ

古民家カフェ

民泊やゲストハウスと同じように、古民家カフェの経営も人気の仕事です。
もちろん、民泊やゲストハウスと古民家カフェを兼業するのもよいでしょう。

自宅の余っている一部を宿泊施設として提供するのもひとつの方法です。

「都会から田舎に行ってのんびり過ごしたい」という需要はあります。
集客するための宣伝や広告は大変ですが、理想の生活を実現できるなら楽しみながら頑張れるでしょう。

8.飲食店

経営ではなく、すでにある飲食店で勤める働き方もあります。
とくに、観光地でもある田舎なら、旅館やレストラン、カフェなどがあるかもしれません。

そういった場所での勤務は、都会とはまた違ったやりがいがあるでしょう。

ただし、観光地ではない田舎の場合、飲食店自体が少ないケースも考えられます。
飲食店での勤務を希望しているなら、事前に移住する地域に働けそうな店舗があるか確認しておきましょう。

9.公務員

安定した収入を得たいなら、公務員として働く方法もあります。
公務員なら収入や労働時間の管理がしやすいため、生活が安定しやすいでしょう。

また、休日が多い、定期昇給があるなど、福利厚生が充実している点も魅力的です。

ただし、公務員は人気があるため、就職する難易度は少し高いかもしれません。
公務員としての勤務を考えている方は、事前に就職に関連する情報を集めておきましょう。

10.公共事業関連の仕事

田舎への移住を考えるなら、公共事業関連の仕事に就くのもひとつの方法です。
田舎では、公共事業関連の仕事の人手不足の問題が続いています。

とくに今は、東京オリンピック関連や、震災による復興事業などで地方の労働力が奪われています。

電気関係や設備関係の経験や資格がある方は、インフラ関係の公共事業関連の仕事への就職がおすすめです。
都会での経験がある方なら優遇される可能性も高いでしょう。

11.介護士

高齢化が深刻なのは日本の社会問題ですが、都市部はもちろん地方でも介護士は不足しています。
そのため、介護士への就職を考えているなら仕事に困ることはほとんどないでしょう。

介護士は未経験からでも就職できるケースが多く、資格支援を行っている企業も多いです。
また、介護書は専門職であり、年齢や学歴などよりも実力が重要視される傾向があります。

未経験からであっても、介護士になりたい気持ちがあれば就職できるでしょう。
田舎で未経験から挑戦してみるのもひとつの方法です。

12.看護師

看護師の資格を持っているのなら、田舎でも仕事に困ることはないでしょう。
都会ではもちろん、高齢化や過疎化が進んでいる田舎では大きな需要があります。

また、都会でキャリアを積んでから田舎での勤務を考える方も少なくありません。
都会では高度医療にも携わるなどの経験を通してキャリアアップができるメリットもありますが、田舎でもアットホームな環境で働けるなどのメリットがあります。

看護師の資格を活かして、他の仕事に就職するのもひとつの方法です。

13.プログラマー

プログラマーは需要が高く、案件単価も高い傾向があります。
そのためスキルや実績があれば、田舎に移住しても同じように収入を得られるでしょう。

また、インターネット環境とパソコンがあれば仕事ができるため、企業に勤める場合も都内と同じ条件で働ける可能性が高いです。
最近では、田舎でもインターネット環境が整ってきており、問題なく利用できます。

自宅で大自然を見ながら仕事ができるのは、田舎に暮らすプログラマーの大きな魅力でしょう。
未経験からプログラマーへの就職を成功させる方法が知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

未経験からプログラマーへの就職は可能?就職を成功させる3つの方法を解説未経験からプログラマーへの就職は可能?就職を成功させる3つの方法を解説

14.Webデザイナー

Webデザイナーはプログラマーと同じように、自宅でできる仕事のひとつです。
スキルや実績があれば、田舎でも都会と変わらずに働けます。

大自然の中で働けるのは、発想力が必要なWebデザイナーには大きなメリットです。

在宅で働くWebデザイナーの魅力や必要なスキルなどについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

働き方や仕事内容、未経験者に必要なスキルとは【在宅Webデザイナー】働き方や仕事内容、未経験者に必要なスキルとは

15.フォトグラファー

フォトグラファーとして活躍する方法もあります。
都会には無い田舎ならではの大自然を活かせば、素晴らしい作品が生まれるかもしれません。

また、副業としてフォトグラファーに挑戦するのもおすすめです。
たとえばWebデザイナーとフォトグラファーを兼業すれば、シナジー効果が生まれよりセンスに磨きがかかるかもしれません。

最近では、撮影した写真を販売できるサービスが増えています。
少しでも興味があるなら、副業感覚で挑戦してみるのもよいでしょう。


プログラミングやパソコンを使って働きたい!

そのように考え、成長しているIT業界への転職を考えている方も増えてきました。

『IT業界に興味はあるけど、よくわからない…』
『パソコンとかそもそも苦手なのに私なんかにできるのかな』
『エンジニアって聞くけど難しそう』

反対にこのような声も聞く事があります。

そう考えている方は、一度ぜひ転職に成功したエンジニアの方のインタビューをご覧ください!

\プログラミングを学んで/
人生を変えた3名

インタビュー記事一覧 >

田舎で仕事をするために必要なこと3つ

1人で働く女性

田舎でできる仕事をご紹介しました。
都会から田舎への移住を考えている方なら、さまざまな働き方があることに驚いたかもしれません。

とはいえ、田舎と都会では働く環境が大きく異なるのも事実です。

では、田舎移住をする前には、どのようなことをしておけばよいのでしょうか?
ここからは、田舎で仕事をするために必要な3つのことをご紹介していきます。

1.スキルを身につける

田舎暮らしはとても魅力的ですが、都会と比較すると仕事が限られているのも事実です。
理想的な田舎暮らしがしたいなら、何かしらのスキル習得をおすすめします。

たとえば、プログラミングのスキルがあれば、田舎に暮らしていても都心と変わらず仕事を獲得できるでしょう。
プログラミングの案件は数多くあるため、スキルがあれば仕事に困ることもありません。

田舎移住をする前に何かしらのスキルを身につければ、場所に関係なく仕事への不安を感じることがなくなるでしょう。

プログラミングスキルを身につけるメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

プログラミングスキルを身につける3つのメリットとはプログラミングスキルを身につける3つのメリットとは。効果的な学習方法も解説

2.移住者向け説明会に参加する

田舎に住んで経験がなければ、実際の生活を想像するのは難しいことです。
「本当に田舎で生活できるかな?」と不安な方こそ、移住者向け説明会へ参加しておきましょう。

東京や大阪などの都心では、田舎暮らしを検討している方に向けた定期的な説明会を開催しています。
また、自治体が行っている説明会もあるため、「地域おこし協力隊」に興味がある方はぜひ参加してみるとよいでしょう。

田舎暮らしの魅力や、田舎の仕事情報などを発信している「ニッポン・移住交流ナビ」には、さまざまなイベント情報が掲載されています。
気になる方はぜひチェックしてみてください。

3.U・Iターン向け転職サイトや自治体サイトをチェックする

中には、U・Iターンを考えている方もいるでしょう。
そのような方は、U・Iターン向けの転職サイトや自治体サイトをチェックしてみてください。

地方自治体の中には、移住を支援する制度を導入しているところがたくさんあります。
たとえば、マイホームの取得や住宅リフォームの支援、また家賃の補助をしてくれるケースもあります。

U・Iターンを希望するなら、事前に支援金や助成金の対象でないかを確認しておきましょう。

また、大手転職サイトである、

などでは、U・Iターンの転職を積極的にサポートしています。
どのような仕事があるのかを知るためにも、チェックしてみてはいかがでしょうか。


知っていますか?IT業界は市場価値が高まっています!市場価値の高い業界で働くことで、現在より年収UPが可能です。

また、 ITスキルを身につけることで、どの業界でも必要とされる人材に成長できます!

【DMM WEBCAMP】のプログラミングスクールでは、未経験から最短3ヶ月でエンジニアとして転職が可能です。

DMM WEBCAMPでは転職成功率98%の転職コースを複数提供しています

✔︎︎︎企業が本当に求めるビジネススキルを優先的に取得可能!

✔︎︎︎︎キャリアカウンセラーとメンターがあなたの転職活動とスキル獲得を両面サポート‼

✔︎︎︎紹介可能企業は600社以上!?

IT業界に転職したい方はぜひご覧ください!

「なんか今の仕事合わないな・・・」

「IT業界に転職してみたいなぁ・・・」

という方、DMMが運営する「WEBCAMP エンジニア転職」をご検討してみてはいかがですか?

WEBCAMP エンジニア転職

「WEBCAMP エンジニア転職」では最短12週間でITエンジニアを目指すことが可能です!

WEBCAMPの卒業生は転職後に年収もUP!(例:年収250万円→500万円)

しかも今なら受講料の最大70%が給付金として支給されます

DMM WEBCAMPは経済産業省・厚生労働省が認定した専門実践教育訓練給付金制度の対象です

DMM WEBCAMPについてもっと詳しく

田舎で仕事をする前に知っておくべきこと3つ

田舎で仕事をしている男性

田舎暮らしを機に、新しい仕事を始める人もいるでしょう。
都会暮らしに慣れていると、田舎での生活に驚くこともたくさんあるかもしれません。

移住してから後悔しないためにも、事前に田舎暮らしの現実も知っておきましょう。
ここでは、田舎で仕事をする前に知っておくべき3つのことについて詳しくご紹介します。

それでは順番に見ていきましょう!

1.給与が下がる可能性がある

田舎での就職では、給与が下げる可能性があることを覚悟しなければいけません。

たとえば、プログラマーの地域別給料を比較してみましょう。
最も高い年収は関東の429万円で、最も低い年収は四国の367万円でした。
その差はなんと、62万円です。

(出典:求人ボックス 給料ナビ)

もちろん経験年数や保有スキルによって年収は人それぞれですが、地域によってこれだけの差があるのは事実です。
すでに希望の職種が決まっているなら、事前に地域別の平均年収をリサーチしておきましょう。

2.人間関係を1から築かないといけない

新しい場所へ移住する際には、人間関係も1から築く必要があります。

とくに田舎では、独特なコミュニティがある場合も少なくありません。
田舎は人が少ないぶん、人間関係が都会よりも濃くなるケースが多いのです。

それが原因で田舎独特な人付き合いが苦手と感じる人もいるでしょう。

もちろん、田舎暮らしの人間関係には人と人との距離感が近い、収穫物などを分け合うなどのポジティブな繋がりがあります。
田舎といっても人間関係は、切っても切れ離せないポイントです。

自分が田舎暮らしで何を優先させたいかを事前に考えておきましょう。

3.交通が不便

移住する場所にもよりますが、基本的に田舎は交通が不便です。

都会なら3分毎に電車が来ることも多いですが、田舎なら1時間に1本しか来ないケースも少なくありません。
もちろん電車だけでなく、バスの交通量も少ないでしょう。

田舎といえばのどかで癒されそうなイメージも強いですが、現実も理解して受け止める必要があります。
全て含めて楽しめる人なら、田舎暮らしを満喫できるでしょう。

まとめ:自分のライフスタイルに合った仕事を見つけよう

今回は、田舎でできる仕事を中心に、田舎移住に関連するさまざまなことをお伝えしました。

都会で過ごす人にとって、のんびりと暮らせるイメージの強い田舎での生活を魅力に感じる人は少なくないでしょう。
とはいえ、田舎暮らしを充実させるためには、田舎でできる仕事についても考えておく必要があります。

自分の理想のライフスタイルが叶う仕事をぜひ見つけてください。

また、場所に影響されることなくできる仕事がしたいなら、プログラマーやWebデザイナーなどの仕事がおすすめです。
どちらもインターネット環境とパソコン、そしてスキルがあればリモートワークが可能です。

プログラマーやWebデザイナーのように場所に関係なく仕事ができる在宅ワークに興味がある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

在宅ワークに必要なスキル5つとは?在宅ワークに必要な稼ぐためのスキルを解説

関連記事

資料請求

  • 短期集中で最速エンジニア転職を実現-転職成功者インタビュー一覧

    DMM WEBCAMPでは転職成功率98%を実現しています。本資料では、元警察官や元ラーメン屋など様々なバックグラウンドを持つ卒業生の声をお届けします。

    資料をダウンロードする
  • IT技術がもたらす3つの変化と身につけるべきスキル

    IT技術の発展により、今後10~20年程度で47%の仕事がなくなると言われています。どのような変化が訪れ、私達はどのようなスキルを身につけるべきかを解説します。

    資料をダウンロードする
  • 未経験がフリーランスエンジニアになる方法-年収アップで自由な働き方を手に入れる

    働き方改革やリモートワークの影響でフリーランスという働き方の人気は高まりつつあります。フリーランスエンジニアとして活躍するために必要な情報をお届けします。

    資料をダウンロードする

© 2024 WEBCAMP MEDIA Powered by AFFINGER5