【C言語入門】初心者は必見!学習サイト7選や書籍3選も紹介
歴史が長く、今もなおさまざまな開発現場で活用されているC言語。
C言語に関心を持っている人なら、
「C言語って難しそう」
「どうやって学習したらいいの…?」
「C言語ではどんなことができるんだろう?」
と思うのではないでしょうか?
そこで今回は、
- C言語の概要
- C言語の学習方法
- C言語の学習におすすめなサイトや書籍
などについて詳しくご紹介します。
この記事を読めば、C言語の特徴や習得するメリットなどについて理解できるでしょう。
C言語に興味がある方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
C言語とは
C言語は1972年にAT&Tベル研究所のデニス・リッチーが、主体となって開発したプログラミング言語です。
歴史が長く、「C++」や「C#」などさまざまなC系言語の基礎でもあります。
C言語はもともと「Linux」と呼ばれるコンピューターのOSを開発するために作られました。
そのため、メモリ領域の管理などハードウェアに密着した処理が得意です。
さらにOS開発に加えて、ゲーム開発やスマホアプリなど幅広い分野で活用されている汎用性の高さが魅力でもあります。
その汎用性の高さから、世界中で多くのエンジニアに活用されている人気が高い言語です。
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C言語のポイント4つ
C言語はアプリやゲーム、OSなど幅広い開発に使われている言語です。
ここからはさらに理解を深めるためにも、C言語を4つのポイントに分けて解説していきます。
ご紹介するのは、以下の4点です。
- C言語で作れるもの
- C言語のメリット
- C言語の難易度
- C++・C#との違い
それでは順番に見ていきましょう!
1.C言語で作れるもの
C言語は汎用性の高さが特徴であり、さまざまものを作れるプログラミング言語です。
具体的には、以下のような開発ができます。
- OS
- IoT
- AI
- ゲームWebシステム
近年需要が大きく拡大している、IoTやAIといった最先端技術にC言語は使われています。
システム開発を目指す人から最先端分野の開発に挑戦したい人まで、幅広い人にC言語の習得はおすすめです。
2.C言語のメリット
C言語は幅広い分野の開発ができるだけでなく、他にもさまざまなメリットがあります。
具体的には、
- 処理速度が速い
- どのような環境でも実行できる
- 手続き型言語であり、構造がシンプル
などが挙げられます。
C言語はコンパイラ言語の中で、もっとも処理速度が速いといわれている言語。
処理速度が速いために、AIやIoT開発の現場でC言語が採用されるのです。
また、C言語はマルチプラットフォームであるため、開発環境を選びません。
環境に依存せずに実行できるため、実行環境に縛られることなく開発を進められます。
そして、手続き型言語であるC言語は構造がシンプルです。
オブジェクト指向の言語と比較すると、処理が上から下に流れることが多い特徴があります。
ソースコードの流れを理解しやすいのは、開発現場において大きなメリットといえるでしょう。
3.C言語の難易度
他の言語と比較すると、C言語の難易度は高いといえます。
その大きな理由には、
- 幅広い専門知識が必要
- ソースコードが長い
- バグ解析や設計の難易度が高い
といった理由があります。
C言語は必要なスキルや知識が多い分、習得する難易度も比例して高くなるのです。
C言語の習得は簡単ではありませんが、古くから存在する言語であるため学習環境は整っています。
入門者向けの学習本や学習サイトなどがそろっているため、学習自体は始めやすい言語といえるでしょう。
4.C++・C#との違い
「C++」と「C#」は名前が似ているため、同じ言語ではないかと思われがちです。
実際にC++やC#は、C言語から発展して生まれた言語であるため似ている箇所もあります。
では、どういった特徴に違いがあるのでしょうか?
ここではそれぞれの違いを比較してみましょう。
C++
C++(シープラスプラス)は、C言語に機能を追加して進化させたプログラミング言語です。
略して「シープラプラ」または「シープラ」とも呼ばれています。
C言語と同様にOSなどのハードウェアを制御できるプログラミング言語です。
C++とC言語との大きな違いは、「オブジェクト指向」というプログラムをモノの操作と作成として見る概念を取り入れていること。
オブジェクト指向は、ゲーム開発やロボット技術にまで幅広く活用されています。
C言語とC#には互換性があり、併用することでより開発効率が優れたプログラムを開発できます。
C言語を習得した後の、さらなるステップアップとして学習する人も多くいる言語です。
C#
C++の継続言語として開発されたプログラミング言語が、「C#(シーシャープ)」です。
2002年にマイクロソフトから、C++とJavaのさまざまなメリットを取り入れて開発されました。
文法や公文は似ているものの、C言語やC++と比べると数多くの制限や改良が加えられています。
C#はC++やC言語とは別系統であり、相互関係はうすいのが特徴です。
また、C#は世界最大のゲーム開発エンジン「Unity」に採用されています。
そのためC#を扱えばアクションゲームやソーシャルゲームなど、さまざまなジャンルのゲームが開発できるようになるメリットも。
本格的なゲーム開発を目指している方にもおすすめな言語といえるでしょう。
C#について詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひ参考にしてください。
C#を学習するならプログラミングスクールがおすすめ!選び方5選を解説C言語の学習方法3つ
C言語は汎用性の高い言語であり、習得すればプログラミングの開発の幅が広がります。
では、どうやって学習すればよいのでしょうか?
ここでは、C言語の代表的な3つの学習方法をご紹介します。
プログラミングスクールに通う
もっともおすすめな学習方法が、プログラミングスクールに通う方法です。
C言語は他の言語と比較しても難易度が高いため、独学では挫折しやすいといわれています。
スクールならプロの講師に不明点を直接質問できるため、効率良く確実に学習を進められるのです。
また、スクールなら転職支援も付いています。
C言語を短期間で習得し、就職や転職がしたい方はプログラミングスクールが適しているでしょう。
学習サイトを活用する
C言語が学習できる Webサイトを活用するのもひとつの方法です。
学習サイトには、動画のみで学習できるものからテキスト形式で体型的に学べるものまで幅広くあります。
無料で活用できるサービスもあるため、入門学習として適しているでしょう。
プログラミングスクールに通う前の予備学習としてもおすすめです。
本で勉強する
C言語は歴史が長い言語であるため、初心者から学習できる書籍も数多くあります。
「まずは知識をしっかりと頭に入れたい」「体型的に学習したい」と考える方に適しているでしょう。
本を活用した勉強法なら、正確な知識を身につけられます。
ただし、書籍だけでは理解が難しいケースも珍しくありません。
参考書で難しいと感じた場合は、学習サイトやプログラミングスクールと併用して活用するのがおすすめです。
プログラミングを勉強していて、挫折しそうになった経験はありませんか?
9割以上のプログラミング学習者が、挫折を経験したことがあるそうです。
初心者がつまずく理由としては、「学習時間が確保できない」「質問環境がない」といったことが挙げられます。
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また質問し放題なので、分からないこともその日のうちに解決できます。
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C言語入門におすすめの学習サイト7選
C言語の学習には、スクールや学習サイト、書籍がよいことがわかりました。
とはいえ、どんな学習サイトや書籍で学習すればよいのかと迷ってしまう人もいるでしょう。
そこでここからは、C言語入門におすすめな学習サイトや書籍をご紹介していきます。
まずはおすすめの学習サイトをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
解説するのは、以下の7つの学習サイトです。
- ドットインストール
- Paizaラーニング
- 一週間で身につくC言語の基本
- 苦しんで覚えるC言語
- C言語入門
- 初心者のためのポイント学習C言語
- アルゴリズム基礎学習
1.ドットインストール
「ドットインストール」は、3分動画でプログラミングを学習できるサイト。
動画で学習できるため、テキストよりも理解しやすいのが魅力です。
初心者向けの動画解説ではありますが、基礎知識があったほうがさらに理解は深まるでしょう。
C言語はもちろん、HTMLやCSS、JavaScriptなど他のプログラミングも数多く解説されています。
幅広い言語にも興味がある方におすすめです。
2.Paizaラーニング
「Paizaラーニング」は、2連連続日本e-Learning大賞・会長賞を受賞している実績のある学習サイト。
1動画は約3分の動画と、演習講座の2本立てで構成されているため効率よく学習できます。
基本的にPaizaラーニングは有料ですが、月額はわずか600円です。
低コストでC言語を学習できるのは嬉しいポイントではないでしょうか。
環境構築を作る必要もないため、すぐに学習を始められます。
3.一週間で身につくC言語の基本
「一週間で身につくC言語の基本」は、Udemyが提供している学習サイト。
C言語の基本学習はもちろん、練習問題にもチャレンジできるサイトです。
一週間で身につくC言語の基本の大きな特徴は、学習スケジュールが短期間で終了できるように構成されていること。
スライド講座を受けた後には演習を受けられるため、効率よく理解を深められます。
また、最後にまとめ動画が用意されているのも嬉しいポイント。
C言語の基礎からしっかり学習したい人におすすめなサービスです。
4.苦しんで覚えるC言語
「苦しんで覚えるC言語」は、テキストで基礎から学習できるサイトです。
基礎知識が学べるのはもちろん、演習問題もあるため理解を深めながら学習できます。
苦しんで覚えるC言語の大きな魅力は、テキストがとても見やすいこと。
パソコンだけでなくスマホでも見れるため、スキマ時間を活用して学習を進められます。
初心者向けに丁寧に解説されているため、これからC言語を学習する人にうってつけです。
5.C言語入門
「C言語入門」は、ブログ形式で学習できるサイトです。
プログラミング初心者を対象に、C言語について優しく解説されています。
環境構築の方法から基本構文など一つひとつ丁寧に説明されているため、順をおって着実に学習を進められるのが特徴です。
無料で活用できるので、初めての学習サイトにもおすすめです。
6.初心者のためのポイント学習C言語
「初心者のためのポイント学習C言語」は、無料で基礎から学習できるサイトです。
サンプルコードを豊富に用いて解説されているため、初心者でも理解しやすいでしょう。
基礎を学習した後には、演習問題も用意されているためアウトプットもできます。
幅広い知識を学習したい方におすすめです。
7.アルゴリズム基礎学習
「アルゴリズム基礎学習」は、無料で利用できるプログラミング学習サイト。
C言語はもちろん、プログラミングに欠かせないアルゴリズムの基礎からやさしく解説しています。
テキスト形式なので、場所を気にせずどこでも学習を進められるのが特徴です。
C言語以外のプログラミングについても解説されているため、興味がある方はぜひ活用してみてください。
C言語入門におすすめの書籍3選
気になる学習サイトはありましたか?
ここからは書籍で学習したい方に向けて、C言語入門におすすめの学習本3選をご紹介します。
1.スッキリわかるC言語入門
「スッキリわかるC言語入門」は、C言語の基礎がしっかりと学習できる書籍。
習得難易度が高いC言語の基礎知識を、イラストを豊富に使ってわかりやすく解説しています。
また、初心者がつまづきがちなポイントを抑えて解説しているため、無理なく学習できるでしょう。
一冊でC言語の幅広い知識を学習できる参考書です。
2.これならわかる! C言語入門講座
「これならわかる! C言語入門講座」は、イラストで楽しく学習できる書籍。
かわいらしいキャラクターの対話を通して学習を進められるのが大きな特徴です。
環境構築をしなくても実際にコードを動かしながら学習を進められるため、自然とスキルが身につきます。
本書を活用すれば、C言語の基礎知識の全体像を楽しみながら理解できるでしょう。
3.3ステップでしっかり学ぶ C言語入門
「3ステップでしっかり学ぶ C言語入門」は、プログラミング初心者に向けてやさしく解説している参考書。
これからC言語の学習を始める人のために、文法の基本から丁寧に解説しています。
全ページがフルカラーでとても見やすく、知識が頭に入ってきやすいのが特徴です。
タイトルにもあるように、本書では予習→実践→復習の3つのプロセスで学習を進めます。
そのため、プログラミング初心者も着実にC言語の基礎知識を身につけられるでしょう。
まとめ:C言語は学習する価値のあるプログラミング言語
今回はC言語の概要や習得するメリット、学習方法などについて詳しくお伝えしました。
C言語は世界中で活用されている汎用性の高いプログラミング言語です。
習得難易度は高いものの、習得すれば仕事の幅が大きく広がります。
さらに、C言語は多くのプログラミング言語に影響を与えているため、習得すれば他の言語の学習が簡単に感じられるメリットもあります。
プログラミング初心者も、スクールを活用すれば挫折をすることなく習得できるはずです。
ぜひ、難易度が高いからと諦めずに挑戦してみてください。