スラッグとは?SEO対策のポイント4つや設定方法を初心者にもわかりやすく解説
SEO対策において知っておきたい「スラッグ」。
「スラッグってどういうもの?」
「どうしてスラッグがSEOに重要なの?」
「スラッグでSEO対策をするポイントは?」
そんな疑問を持っていないでしょうか。
今回は、
- スラッグとは
- スラッグがSEOに重要な理由
- スラッグでSEO対策をするポイント
- スラッグの設定方法
などについてご紹介します。
「スラッグの知識を身につけて、SEOスキルを高めたい!」という人は、ぜひ最後まで読み進めてください。
スラッグとは「URLの一部分」
さっそく「スラッグ」がどういうものかを見ていきましょう。
スラッグとは、簡単に説明すればURLの一部です。
IT用語で「位置を示すコード」という意味があり、URLの末尾を任意の文字列に指定できる機能となっています。
スラッグはSEOにも影響するため、Webマーケティングでは重要な要素です。
WordPressなどを利用したWebサイト作成でもよく使われるワードなので、覚えておきましょう。
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スラッグとパーマリンクの違い
スラッグと関連性の高い用語として、パーマリンクがあります。
スラッグがURLの一部を指すのに対し、パーマリンクはURLの全体を指すことが違いです。
たとえば、いまあなたが見ているこのWebページの場合、「https://web-camp.io/magazine/?p=79669」がパーマリンクで、そのうち「magazine」「?p=79669」はスラッグとなります。
さらに、「magazine」はカテゴリースラッグ、「?p=79669」は投稿スラッグと分けられるので、覚えておくといいでしょう。
パーマリンクは、英語で「Permanent Link(恒久的なリンク)」を意味し、それぞれのページのURLを指すものです。
スラッグがSEOに重要な2つの理由
スラッグはSEO対策に重要な要素であるとお伝えしました。
どういうことでしょうか。
ここでは、スラッグがSEOに重要な2つの理由をご紹介します。
- 検索ロボットが内容を把握するのを助ける
- 検索結果に表示され、クリックを促す
詳しく見ていきましょう。
1.検索ロボットが内容を把握するのを助ける
スラッグを設定することで、検索エンジンのロボットがWebページの内容を把握するのを助けることにつながります。
Googleなどの検索エンジンでは、ロボットがWebページを巡回して内容を把握し、掲載順位を決定づける仕組みです。
上位表示されるためには、ロボットが効率的に内容を把握して、ユーザーの検索ニーズを満たす高品質なWebページであるとみなすことが大切になります。
スラッグでWebページのコンテンツを端的に表現すれば、ロボットは効率的に内容を把握するので、質が良いと判断されれば上位表示につながりやすくなるでしょう。
2.検索結果に表示され、クリックを促す
スラッグの最適化によって、検索結果にわかりやすいURLが表示されることで、クリックを促します。
Googleの検索結果を見ると、ページタイトルや説明文(ディスクリプション)だけでなくURLも表示されていることがわかるでしょう。
URLを目にしたときに、シンプルでわかりやすいURLなら、ユーザーの好印象につながりクリック率がアップする可能性があります。
意味のない英数字の羅列より、わかりやすいURLのほうが、記事自体にも興味を持ちやすいです。
急成長中のIT業界では、SEOに特化して働くこともできます。
プログラミングスキルがあれば、Webページの構造から扱うことができるでしょう。
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スラッグでSEO対策をするポイント4つ
スラッグがSEOに重要であることをお伝えしました。
ここまで読んで、「スラッグを効果的に活用したい!」という人もいるでしょう。
ここでは、スラッグでSEO対策をするポイント4つをご紹介します。
- 英数字のみにする
- 検索キーワードを入れる
- シンプルにわかりやすくする
- 重複を避ける
さっそく見ていきましょう。
1.英数字のみにする
スラッグでSEO対策をするポイント1つ目は、英数字のみにすることです。
SEO対策のためには、英数字のみのシンプルなスラッグにしましょう。
もし日本語で設定すると、「URLエンコード」という処理によって長く意味が通じない文字の羅列になってしまいます。
見た目やわかりやすさが失われたURLでは、ユーザーにとっても印象がよくありません。
また、検索エンジンがサイトをクロールしなくなるリスクもあります。
英数字で設定するとき、表記が長くなるなら「-(ハイフン)」で区切るのもおすすめです。
2.検索キーワードを入れる
スラッグでSEO対策をするポイント2つ目は、検索キーワードを入れることです。
スラッグに重要な検索キーワードを設定すると、検索エンジンのロボットにもユーザーにも情報を伝えやすくなります。
検索キーワードに適したWebページであることがひと目でわかるので、クリック率も上がるでしょう。
ただし、検索キーワードによっては、スラッグに入れるのに適切・不適切がある場合もあります。
無理に入れる必要はないので、適度に検索キーワードを入れることを意識してみてください。
3.シンプルにわかりやすくする
スラッグでSEO対策をするポイント3つ目は、シンプルにわかりやすくすることです。
投稿ページのスラッグでは、デフォルトで記事タイトルがスラッグに設定されています。
「英数字のみにするために、英訳しよう」と思う方も多いでしょう。
しかし、スラッグはできるだけシンプルなほうがよいです。
単純に英訳するのではなく、シンプルなワードに言い換えられないか考えましょう。
たとえば、企業の公式ホームページなどの場合、「会社概要」は「kaisya-gaiyou」よりも「about」のほうが望ましいです。
短く簡単な英数字で表現するようにしてください。
4.重複を避ける
スラッグでSEO対策をするポイント4つ目は、重複を避けることです。
記事や固定ページ間で重複するスラッグは設定できません。
もし、すでにあるスラッグと同じ文字列で設定すると「about-2」のように意図せず数値を振られたURLになってしまいます。
管理側にとってもユーザー側にとってもわかりにくいURLになるので、重複は避けましょう。
SEO的にも重複がないほうが望ましいといえます。
スラッグの設定方法3パターン
スラッグでSEO対策をするポイントについてお伝えしました。
SEOマーケティングをしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「さっそくSEO対策としてスラッグを設定しよう!」という方もいるでしょう。
スラッグの設定はやり方を覚えれば簡単にできます。
ただし、スラッグを設定する方法は1つではありません。
ここでは、スラッグの設定方法3パターンをご紹介します。
- 投稿ページ
- カテゴリー
- 固定ページ
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
1.投稿ページ
1つ目は、記事などの投稿ページからスラッグを設定する方法です。
WordPressの新エディタ「Gutenberg(グーテンベルク)」での設定方法について見ていきましょう。
投稿ページでのスラッグの設定方法は次のとおりです。
スラッグの入力欄は、編集画面の下の方を探せばすぐに見つかります。
簡単に設定できるので、新規の記事を作成するときには必ず設定しておきましょう。
2.カテゴリー
2つ目は、カテゴリースラッグを設定する方法です。
カテゴリースラッグとは、各カテゴリー名に付与したスラッグを意味します。
カテゴリースラッグを設定することで、カテゴリーごとに一括でスラッグを指定可能です。
設定方法は次の手順になります。
カテゴリーからすぐに設定できるので、簡単です。
3.固定ページ
3つ目は、固定ページからスラッグを設定する方法です。
固定ページにもわかりやすいスラッグ名をつけておきましょう。
たとえば、読者配信のページならスラッグ名を「mail」にするなどです。
わかりやすいスラッグ名を設定することで、信頼性が高まります。
固定ページのスラッグ設定方法は、投稿ページの設定方法と同じです。
スラッグを変更するとSEOに悪影響があるので注意
この記事を読んで、「より適切なスラッグに変更しよう!」という方もいるでしょう。
実は、スラッグの変更には注意も必要です。
スラッグを変更するとURLが変わるため、次のような不利益も生まれます。
- これまで記事を見ていた人が元のURLからアクセスできなくなる
- SNSなどでシェアされた元のURLから記事にアクセスできなくなる
- 新しいURLはSEOの検索順位が下がるおそれがある
特に、SEOへの悪影響は避けたいものです。
原則として、一度スラッグを設定したら変更しないことが望ましいといえます。
どうしても変更したい場合は、リスクを考慮した上で判断しましょう。
まとめ:スラッグの最適化は重要なSEO対策
今回は、スラッグについてご紹介しました。
スラッグの最適化はURLのわかりやすさにつながり、重要なSEO対策になります。
SEOマーケティングなどを担当している方は、最適なスラッグを設定するよう心がけましょう。
一度設定したスラッグの変更にはアクセスやSEO上のデメリットがある点も理解しておくことが大切です。
スラッグを適切に設定して、SEO対策に役立ててください。