ESの特技で悩む人は必見!見つける方法や書き方のコツ、具体例も詳しく解説
就職や転職で企業に応募するときに書くES。
あらゆる項目のなかでも「特技」の欄で悩む人は多いです。
「ESで書くべき自分の特技がわからない」
「ESではどんなふうに特技を書けばいいの」
「ESの特技の具体例が知りたい」
そう感じる方もいるでしょう。
ESは企業に対して最初にアプローチするための書類。
自信を持って書きたいですよね。
今回は、
- ESの特技で採用担当者がチェックしているポイント
- ESに特技を書くコツ
- ESに書く特技の具体例
などについてご紹介します。
この記事を読めば、自分の特技を見つけてESに効果的に書けるようになるでしょう。
「ESで書く特技に自信を持ちたい!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
ESの特技で採用担当者がチェックしている5つのポイント
「そもそも、なぜESで特技を書かなければならないんだろう?」と考えたことはないでしょうか。
まずは、採用担当者目線でESの特技について考えましょう。
採用担当者は、ESに書かれた特技からあることをチェックしているのです。
採用担当者が特技から何を見極めようとしているのかを知ることで、特技をどのように書くべきかがわかります。
チェックしているポイントをおさえれば、特技で好印象を与えることもできるでしょう。
ここでは、ESの特技で採用担当者がチェックしている5つのポイントをご紹介します。
- 人柄や性格
- 取り組み方
- 業務の適性
- 社風に馴染めるか
- 論理的に説明できるか
さっそく見ていきましょう。
1.人柄や性格
採用担当者がESの特技でチェックしているポイントとして、人柄や性格があります。
特技はその人の人柄や性格が垣間見えやすいものです。
どんなことに熱を注いできたのか、どういうことに関心があるのかがわかります。
たとえば、特技が「英語」なら、
- 海外に興味がある
- 視野が広い
- 外向的
- 向上心がある
- コミュニケーション能力が高い
といった人柄をうかがわせるでしょう。
さらに特技のエピソードとして「国際協力の活動をしていた」なら社会貢献に関心があること、「TOEICで800点をとった」ならコツコツ学んで成果を出せる性格であることがわかります。
人柄や性格は、一緒に働く上でもチェックしておきたいポイントのひとつ。
特技とそのエピソードから、より深ぼった人柄や性格を確認しているのです。
2.取り組み方
採用担当者は、特技そのものが何かよりも、どのようにして取り組んだかを見ています。
たとえば、特技が「英語」の例なら
- 海外留学をして会話のなかで英語を身につけた
- 毎日1時間以上の英語学習を3年続けた
では、受ける印象が違うでしょう。
物事に対する取り組み方として、前者は実践的かつチャレンジングであり、後者は真面目で継続性があります。
採用担当者は、特技を通して取り組み方を見ることで、仕事にどのような姿勢で取り組んでくれるかを見極めようとするのです。
3.業務の適性
採用担当者がESの特技で見ることとして、業務の適性があります。
「英語」の例なら、まさに英語を用いた業務への適性があると判断できるでしょう。
外資系企業ではなくとも、英語が話せる人材を採用する企業は多いです。
ほかにも、「読書」なら文章を読んだり書いたりする業務、「フットサル」ならチームで協力して遂行する業務の適性などがあります。
採用担当者は、特技を通して業務の適性を判断し、採用や配属の参考にするでしょう。
実際に配属に影響を与えることは少ないかもしれませんが、印象には残るのでアピールしておくといいですよ。
4.社風に馴染めるか
社風に馴染めるかも、採用担当者が特技でチェックするポイントのひとつ。
特技が「英語」でコミュニケーションが好きな人は、一人で完結する仕事が多く人と関わることが少ない社風の会社では居心地が良くないかもしれません。
同じように、これまでスポーツなどに縁がなかった人にとって、体育会系で上下関係が厳しくハキハキとした人が多い会社は馴染みにくいでしょう。
特技は本人が好きなことやこれまでいた環境が反映されやすいため、社風に馴染めるかをチェックするのに役立ちます。
いざ入社して「社風が合わない」とミスマッチが起きることのないように、採用担当者はよく見ているのです。
5.論理的に説明できるか
採用担当者は、特技やエピソードそのものではなく、論理的に説明できるかをチェックしています。
仕事では、論理的なコミュニケーションが必須です。
結論から伝えて、理由を説明する流れが基本となります。
そこで、「特技」という比較的カジュアルな内容でも論理的に説明する力があるかを見ているのです。
特技を答えるときにも、常に結論+解説を意識しましょう。
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ESに特技を書く5つのコツ
ESの特技で採用担当者がチェックするポイントについて解説しました。
ポイントをおさえて、特技を効果的に伝えましょう。
「特技をどう書けばいいのかわからない」という方は、コツを知っておくと上手に書けるようになります。
ESで特技を書くときには、ぜひ参考にしてみてください。
ここでは、ESに特技を書く5つのコツをご紹介します。
- 結論+解説の順番で書く
- アピールポイントを意識する
- エピソードを話せる特技を書く
- 企業に適した特技を選ぶ
- 読む人が知らない可能性のある単語は使わない
それでは順番に見ていきましょう。
1.結論+解説の順番で書く
必ずおさえておきたいのが、結論+解説の順番で書くことです。
結論を最初に書くことで、採用担当者が読むときに要領を得やすくなります。
あとに理由やエピソードなどの解説を付け加えれば、効果的に伝わる文章ができあがるでしょう。
一方で多くの人がやりがちなのが、ストーリー形式で時系列に書いてしまうこと。
これでは結論があとに来るのでわかりにくく、冗長な文章になりがちです。
仕事では結論+解説というコミュニケーションが求められます。
ESの特技を書く時点から実践し、アピールしましょう。
2.アピールポイントを意識する
ESに特技を書くコツとして、アピールポイントを意識することが挙げられます。
仕事に対する取り組み方や希望する業務への適性を考慮して、アピールしたいことを意識しながら特技を書くことで、効果的な内容になるでしょう。
特技における取り組み方や素質を応用し、「仕事にどう活かせるのか」を考えるといいですよ。
アピールポイントが明確にあると、特技の書き方に軸ができて書きやすくなります。
まずは特技をもとに、何をアピールポイントとするかをはっきりさせましょう。
3.エピソードを話せる特技を書く
ESでは、特技のなかでも具体的なエピソードを話せる特技を書くことがコツです。
単純に「特技は◯◯です」で終わってしまっては、十分にアピールできません。
また、面接で質問されたときにエピソードを話せないと、良い印象を残せないでしょう。
特技を端的に書いたあとは印象的な解説を書きます。
面接で質問されることを想定し、エピソードを整理しておくといいです。
採用担当者は、特技そのものだけではなく、エピソードからもあなたのことを知ろうとしています。
きちんと答えられるようにしっかり準備をしておきましょう。
4.企業に適した特技を選ぶ
企業に適した特技を選ぶこともESで特技を書くときのコツです。
特技が複数ある場合は、企業の社風や求める人物像などを参考にして適したものを選ぶと、効果的にアピールできます。
たとえば、接客業ならコミュニケーション能力、システム開発系ならプログラミングスキルをアピールするのです。
志望する企業に応じてより適した特技を選べば、採用担当者の目に留まる可能性が高まります。
企業の事業に役立ちそうな特技をプッシュしていきましょう。
5.読む人が知らない可能性のある単語は使わない
ESで特技を書くときは、読む人が知らない可能性のある単語は使わないことも大切なコツのひとつ。
採用担当者は、わかりやすく説明する力を見ています。
一般的ではない言葉や専門用語などを使うと、評価が下がる可能性があるでしょう。
ESで特技を書く目的は、あなたの人柄や物事への取り組み方などの魅力を伝えることです。
珍しくて特別である必要はありません。
相手が知っている言葉で簡潔に書くことを意識してください。
ESに書く特技を見つける5つの方法
ESに特技を書くコツについてお伝えしました。
ぜひあなたのESに反映させてみてください。
「そもそもESに書けそうな特技なんて思いつかないよ」という方もいるかもしれません。
自分の特技が思いつかないと、何を書くべきか悩む上に自信も失ってしまいやすいですよね。
特技を見つけるには方法があります。
ESに書く特技を見つけて、自信を持って選考に進めるようにしましょう。
ここでは、ESに書く特技を見つける5つの方法をご紹介します。
- まわりの人に聞いてみる
- 人から褒められた経験を思い出す
- 長所から見つける
- 適性検査の結果から見つける
- 志望動機から連想して見つける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.まわりの人に聞いてみる
自分の特技を見つける簡単な方法は、まわりの人に聞いてみることです。
特技はほかの人と比べて得意なことですが、自分ではなかなか見つけにくいもの。
自分をよく知る人に聞くことで、客観的に特技を見つけられます。
あらためて聞くと、自分では気づいていなかった特技が見つかる可能性があります。
両親や兄弟、友だちなどに「わたしの特技って何だと思う?」と聞いてみましょう。
まわりにいる人に聞くだけなので、比較的手軽に見つけられる方法です。
特技で悩んだときには、ぜひ試してみてください。
2.人から褒められた経験を思い出す
自分の特技を見つけるには、人に褒められた経験を思い出すことも効果的です。
これまで人に褒められたことは、あなたの特技である可能性があります。
人から、
- すごいなあ!
- そんなことわたしにはできないよ!
- 上手だね!
- さすが!
- あなたは◯◯なところがいいよね!
などと言われた経験を思い出してみてください。
何をしているとき、どんなことについての褒め言葉だったのでしょうか。
たとえば、「あなたは人の悩み相談を聞くのが上手だし、アドバイスも的確だよね!」と言われた人は、それが特技です。
仕事でもクライアントの抱える問題をヒアリングし、解決策をアドバイスすることに活かせるでしょう。
褒められた内容を深ぼることで、あなたの特技が見つかるはずです。
3.長所から見つける
自分の特技は、長所から見つけることも可能です。
自分の長所を書き出して一覧にしてみると、見つけやすくなります。
たとえば、次のとおりです。
- 思いやりがある
- 作業が丁寧
- こまかいところによく気がつく
- 相手の目線に立てる
上記の長所なら、「人を喜ばせること」が特技として見つかるかもしれません。
長所を考えることで、自分の特技が見えてくるでしょう。
自己分析をして、長所を書き出すことから始めてみてください。
4.適性検査の結果から見つける
特技を見つける方法として、適性検査の結果を利用することもおすすめです。
就職活動をしていると、就活サイトなどで適性検査を受けられます。
適性検査ではデータをもとにあなたの得意なことや向いている仕事がわかり、便利です。
適性検査の結果を振り返ることで、特技を見つけることもできるでしょう。
できるだけこまかい項目で検査結果を見られる適性検査がおすすめです。
あなたの特技を客観的な情報から具体的に提示してくれます。
特技が見つから図に悩んでいるときには、ぜひ活用してみましょう。
5.志望動機から連想して見つける
自分の特技は志望動機から連想して見つかることもあります。
志望動機は、あなたがその会社で働きたいと感じた強い理由です。
ここに特技を見つけるヒントが隠れている可能性があります。
たとえば、志望動機が「若手でも挑戦できる環境があること」なら、あなたの特技は「挑戦すること」「主体性を持って行動すること」かもしれません。
ほかにも、「より上流の工程に携わりスキルを磨けること」が志望動機の場合、「向上心を持って学び続けること」が特技だと連想できるでしょう。
すでに志望している企業があるなら、志望動機から想像を膨らませて特技を見つけてみましょう。
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受講料はかかってしまいますが、短期間で効率よくプログラミングスキルを習得することが可能です。
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ESに書く特技の具体例7つ
特技を見つける方法についてお伝えしました。
「自分の特技ってなんだろう」と悩む方は、参考にしてみてください。
ESに書く特技や書き方のコツは理解していても、いざ書くとなるとなかなかペンが進まないことは多いです。
具体例を見ることで、自分の特技を書くイメージが湧くでしょう。
具体例を見て「いいな」と思う要素を取り入れながら、より良い内容を考えてください。
ここでは、ESに書く特技の具体例7つをご紹介します。
- 読書・勉強
- 外国語
- 筋トレやスポーツ
- 料理
- SNS
- プログラミング
- デザイン
自分の特技に近いものを参考にしてみましょう。
それでは見ていきます。
1.読書・勉強
読書や勉強を特技としてアピールするときは、知識を得ることへの意欲や自発的に学べる姿勢をアピールしやすいです。
専門的な知識や資格取得が必要な仕事で効果的に働くでしょう。
ESで書くときの具体例は次のとおりです。
わたしの特技は読書です。新たな知識を学ぶことが好きで、年間100冊は読んでいます。幅広い知識や主体的に学ぶ姿勢は、仕事にも活かせると思います。
「年間100冊」など具体的な数字を入れると伝わりやすくなります。
2.外国語
外国語を特技として書くなら、実践的なコミュニケーション能力や積極性をアピールしやすいでしょう。
外資系企業や国際的な仕事で効果的に働きます。
ESで書くときの具体例は次のとおりです。
わたしの特技は、外国語を話すことです。英語は海外留学で現地の人とコミュニケーションをとることで日常会話を身につけ、帰国してからはTOEIC800点を取得しました。中国語にも興味を持ち、オンラインレッスンで学習して中国語検定3級を取得しています。仕事では海外との取引など国際的な業務で、外国語を活かしたコミュニケーション能力を活かしたいです。
「TOEIC800点」「中国語検定3級」など、語学レベルがわかる資格を書くと評価されやすくなります。
3.筋トレやスポーツ
筋トレやスポーツを特技として書く場合、セルフマネジメント能力や継続力をアピールできます。
公務員、銀行、商品開発や研究職などで求められる資質です。
わたしの特技はバスケットボールです。中学時代に始めてから9年間継続しています。そのときの体調や目標に合わせて練習メニューを変え、常にスキルを磨いてきました。中学、高校では県大会出場、大学では関東サークル合同大会でベスト4の結果を残せました。仕事では、セルフマネジメントや継続して成果を出す粘り強さを活かせると感じています。
継続力を伝えるなら、「9年間」など取り組んだ期間を具体的に書くことが大切です。
4.料理
料理を特技として書くときは、ゴールに向けて効率的に物事を進める能力をアピールしやすいです。
プロジェクトベースの仕事やマネジメント職に適しています。
わたしの特技は料理です。料理の完成に向けて無駄なく調理を進めることにこだわっています。たとえば、調理手順を工夫して時間を10分短縮したり、洗い物の手間を減らしたりといったことが得意です。物事を逆算して考えて、最も効率の良い方法で進める力は、業務を円滑に遂行するのに活かせます。
時間の短縮や手間の削減は、仕事でも役立つ能力です。
物事に対する柔軟性や計画性の高さも評価されやすいでしょう。
5.SNS
SNSを特技として書くときは、分析力やマーケティングスキルをアピールしましょう。
近年は企業の広報やマーケティングとしてSNSを運用することも増えています。
特にWeb・IT系の企業に効果的ですが、あらゆる業界でもSNS運用に力を入れたい企業に求められる能力です。
わたしの特技はSNSです。1年間の運用でInstagramは1万人、Twitterは6,000人のフォロワーを獲得しました。フォロワーを増やすための施策を打って分析・研究し、再現性のある方法を見つけたことが強みです。単純にフォロワーを増やすだけでなく、リーチやインプレッションを高水準で保つことにもこだわっています。SNS運用のノウハウは、仕事でもマーケティング分野で役立てると考えています。
フォロワーを増やすために独自に分析・研究して試行錯誤したことが伝わります。
SNSのフォロワー数だけでなく、投稿の効果を意識している点も高評価です。
6.プログラミング
プログラミングを特技として書くなら、スキルや実績をアピールするのがおすすめ。
ITエンジニア職志望でぜひ活用したい特技です。
わたしの特技はプログラミングです。独学でPythonやPHPを身につけて、Webサイト制作やアプリ開発をしています。仕事では即戦力として働きながら、自主的に学んだ知識や技術を業務に還元したいと考えています。個人では難しい規模の開発にも挑戦したいです。
PythonやPHPを独学で習得して開発している点から、学習能力の高さが伝わります。
自主的に学ぶ姿勢や、仕事に対する積極性がある点もポイントです。
7.デザイン
デザインを特技として書く場合も、スキルや実績をアピールしましょう。
デザイナー職志望ならいっそう効果的です。
わたしの特技はデザインです。特にWebデザインが得意で、PhotoshopとIllustratorを使いこなすスキルがあり、サークルの公式サイトや友人のブログのデザインも担当しました。コーディングができるので、デザインをサイトに反映させることも可能です。仕事でも即戦力として業務に取り組めると思います。
「Photoshop」「Illustrator」「コーディング」のスキルがあることを伝えられています。
実際にサイトやブログのデザインをおこなった実績も高評価です。
ESに特技を書くときの注意点5つ
ESに書く特技の具体例についてお伝えしました。
特技の書き方のイメージがついたのではないでしょうか。
一方で、ESで特技を書くときには注意しなければならない点もあります。
事前にぜひチェックして失敗することのないようにしてください。
ここでは、ESに特技を書くときの注意点5つをご紹介します。
- 空欄のままにしない
- 嘘の内容はNG
- ギャンブル関連の特技は控える
- 政治や宗教に関する特技は書かない
- アニメやゲームは書き方を工夫する
順番に見ていきましょう。
1.空欄のままにしない
特技が思いつかないからといって空欄のままにするのはNGです。
企業への最初のアプローチであるESで空欄があることは、その企業への熱量が低いとみなされてしまいます。
また、求められることに応える力がないと判断されてしまうかもしれません。
必然的にESが通過する可能性もぐっと下がってしまうのです。
「特技がうまく書けない」と感じていても、必ず記入することが大切。
特技が思いつかないときは、今回ご紹介した内容を参考にぜひ見つけてください。
2.嘘の内容はNG
企業に好印象を与えたいために嘘の内容を書くのはいけません。
嘘をつくと、あなたの特技からわかる人柄や物事への取り組み方などを採用担当者がきちんと判断できなくなります。
思わぬミスマッチに繋がる可能性もあるかもしれません。
また、特技で嘘の内容を書いていると、面接時に詳しく質問を受けたときにうまく話せないでしょう。
嘘であることがバレて、選考で不利になることもあります。
特技は特別なことやすごいことである必要はないので、等身大でありのままに書くことが大切です。
3.ギャンブル関連の特技は控える
あなたのイメージをむやみに損ねないためにも、ギャンブル関連の特技は控えることをおすすめします。
ギャンブルはそれ自体が悪いというわけではないものの、大金を失う可能性があるものです。
そのため、採用担当者に金銭的トラブルのリスクや計画性のなさなどを想起させる恐れがあります。
ギャンブル関連の特技は次のとおりです。
- 競馬
- パチンコ
- スロット
上記のような特技は基本的には避けるようにしましょう。
ただし、必ずしもマイナスの評価になるわけではありません。
企業の事業内容に直結することもあれば、分析力やリスク管理などでアピールできることもあります。
採用担当者と趣味が同じということもありえるでしょう。
志望する企業や面接の状況に合わせて使い分けてください。
4.政治や宗教に関する特技は書かない
政治や宗教に関する特技は書かないように注意しましょう。
政治や宗教などの思想は個人が自由に持つものです。
しかし、特技として書く場合は何らかの活動を書くことになります。
勧誘行為やそのたぐいを書くと、採用担当者に懸念を抱かせかねません。
基本的に、企業内での政治や宗教の勧誘行為は、懲戒処分にあたります。
そのようなリスクのある人材をあえて採用する可能性は低いです。
また、勧誘行為ではない活動について書いたとしても、個人の思想は客観的に評価しにくいため、プラスに働きにくいです。
5.アニメやゲームは書き方を工夫する
アニメやゲームは書き方を工夫することが大切です。
アニメやゲームに関する特技も、それ自体はまったく問題ありません。
日本のアニメやゲームは最先端を誇り、世界にも大きな影響を与えて高く評価されています。
しかし、日本のなかではアニメやゲームに対して良い印象を持たない人がいるのも事実です。
採用担当者がアニメやゲームを良く思わない人である可能性もあります。
そこで、次のように伝え方を工夫してみましょう。
- 登場人物に影響を受けて、考え方や行動の指針となった
- 描写の細かさに感動し、制作の背景を調べた
- ゲーム開発に興味を持ってプログラミングスキルを身につけた
アニメやゲームをきっかけとして考え方や行動につながったエピソードを話すことで、前向きなアピールになります。
まとめ:ESの特技は「自分らしさ」をアピールしよう
今回は、ESに特技を書くコツや具体例、注意点などについてお伝えしました。
ESに特技を書くときは、企業に効果的に自分らしさをアピールすることを重視しましょう。
特技を通して、あなたの魅力を最大限に伝えることが大切です。
「自分の特技がわからない」という方は、今回お伝えした内容を参考に特技を見つけてみてください。
ESでの特技の書き方を身につけて、就職や転職を成功させましょう。