職業訓練でプログラミングを学んでWebエンジニアを目指す!メリット・デメリット7選
「職業訓練を受けることでWebエンジニアにはなれるのだろうか」
職業訓練を受ける際に、こうした疑問が出てくることがあります。
職業訓練で知識をつけることで、Webエンジニアとして就職できるのか不安になりますよね。
では、職業訓練を受けることで本当にWebエンジニアになれるのでしょうか?
そこで今回は、
- そもそも職業訓練とはなんなのか
- Webエンジニアを目指す際に職業訓練を受けるメリットとデメリット
- 職業訓練を受けてWebエンジニアを目指す方法
について詳しく解説します。
この記事を読めば、職業訓練の実態からWebエンジニアを目指す過程で職業訓練が役に立つのかがわかります。
Webエンジニアを目指す上で職業訓練が有効なのかを知ることで、受講する価値があるのか見定める判断材料になります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
職業訓練とは?プログラミングを学ぶのに最適な環境なの?最低限知っておくべき3つのこと
職業訓練とは、簡単に言えば求職者向けの公的訓練です。
その内容を以下のように詳しく掘り下げてご説明します。
- 職業訓練の概要
- 職業訓練で学べるジャンル
- 職業訓練を経ての就職率
職業訓練について詳しく知り、Webエンジニアになるために受講すべきか判断の材料にしてください。
ハローワーク職業訓練コース一覧!無料でも学べるおすすめ講座15選!1.職業訓練とは労働者の能力を開発するための公的制度
職業訓練とは、求職者に就業に必要な知識やスキルを習得させて、求職者の能力を開発・向上させる公的な制度です。
以下のように、対象者によって2つに分かれています。
- 雇用保険の受給者向けの「公共職業訓練」
- 雇用保険が受給できない方向けの「求職者支援訓練」
IT関連のスキルを学べるコースも用意されており、基本的には無料で受講できることが特徴です。
Webエンジニアを目指す際には、受講を検討するのもよいでしょう。
2.職業訓練で学べるジャンル
職業訓練校では、さまざまなジャンルの講座を受講できます。
その中でも、Webエンジニアを志望する方が選ぶWeb系のコースは以下のとおりです。
- セキュリティエンジニア科
- Webサイト制作科
- Javaシステム養成科
- Javaシステム科
- ITビジネスエキスパート科
- ネットワーク・サーバ構築科
- AWS・クラウドエンジニア科
選択肢は多いですが、プログラング初心者の方はとくに、勧められるままに受講しないように気をつけましょう。
自分が目指すWebエンジニアに必要な知識やスキルが学べるコースを吟味することが大切です。
3.職業訓練校の就職率
今回は、早期就職を目的として受講する方が多い求職者支援訓練にフォーカスして、就職率をご紹介します。
求職者支援訓練は、内容によって2つに分かれています。
それぞれの令和2年度の実績は以下のとおりです。
- 基礎的能力を習得する訓練である基礎コース「51.2%」
- 基礎的な能力から実践的能力まで一括して習得する訓練である実践コース「58.9%」
いずれのコースでも半数以上の方が、職業訓練を経て就職ができています。
実績として就職ができた人がいるため、Webエンジニアとしてスキルを身につけて就職したい方は検討してみることをおすすめします。
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職業訓練校とプログラミングスクールの違いを比較
職業訓練校とプログラミングスクールのメリット・デメリットをまとめました。
プログラミングを学ぶには様々な方法がありますが、自分自身にあう環境か比較して検討してみてください。
メリット | デメリット | |
職業訓練校 | ・受講料が無料 ・失業保険の受給手続きが簡単になる ・失業手当の受給期間が伸びる場合がある ・受講手当が受け取れる ・自己学習をする時間が確保しやすい ・一緒に学ぶ仲間ができる ・MacやAdobeなどのソフトが割引で買える | ・転職に時間がかかる ・ブラック企業の求人が多い ・民間スクールよりもサポートの質が劣る ・講師やコースによってレベルのばらつきがある ・必ず就職できるわけではない ・ついていけなくて途中でやめる人がいる ・職業訓練では実務経験にはならない |
プログラミングスクール |
・高度なプログラミング知識を提供できる ・現役エンジニアによる実践的な学習環境を提供 ・就職や副業問わずキャリアサポートが充実している ・最新の技術やトレンドに焦点を当てている ・就業先とのパートナーシップを持っていることがある ・就職活動のサポートやキャリアコーチングを行うことがある ・実際のプロジェクトを通じて実践的なプログラミングスキルを磨く機会がある |
・授業料が高額である場合がある ・カリキュラムが一般的に短期間であるため、学習のペースが速い ・個々の学生に焦点を当てられないことがある ・プログラミングスクールによってレベルのばらつきがある ・必ずしも就職できるわけではない ・目標に合わない場合やめてしまう場合がある ・プログラミングスクールによっては実務経験を積めない |
これらのメリットとデメリットを比較すると、職業訓練校では受講料が無料で失業手当や受講手当が受け取れるといった経済的なメリットがありますが、転職に時間がかかる可能性やブラック企業の求人が多いといったリスクもあります。
一方、プログラミングスクールは高度な専門知識や実践的な学習環境が魅力ですが、授業料が高額であったり、必ずしも就職できるわけではない点がデメリットとして挙げられます。学習スタイルや目標に応じて選択することが重要です。
プログラミングには多額の費用がかかることがありますが、国からの補助金などでカバーできるプログラミングスクールもあります。
デメリットとして記載しましたが、プログラミングスクールによってレベルやサポート内容は様々です。
必ずプログラミングを学ぶ環境を選ぶ際には、公式サイトや口コミなどを調べてみましょう!
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プログラミングを学んでWebエンジニアになるために職業訓練に通うメリット7つ
実際に受講した方の半数が就職ができている職業訓練ですが、ここからは具体的なメリットについてお伝えします。
ご紹介するのは、以下の7つのメリットになります。
- 受講料が無料
- 失業保険の受給手続きが簡単になる
- 失業保険の受給手当が伸びる場合がある
- 受講手当が受け取れる
- 自己学習をする時間が確保しやすい
- 一緒に学ぶ仲間ができる
- MacやAdobeなどのソフトが割引で買える
金銭的なメリットから時間的、心理的なメリットを多く享受することができます。
有効活用することで、Webエンジニアとして就職する際のアドバンテージも大きいです。
詳細について、ひとつずつ詳しくご説明していきます。
1.受講料が無料
職業訓練は失業中の求職者が受講できるものなので、基本的に受講料は無料です。
Webエンジニアになるためにプログラミングスクールに通うと、50〜70万円かかります。
スキルを獲得するためにスクールに通おうとした場合、
- 就職できるか分からないのに先行投資するのが不安
- そもそもの受講料が支払えない
といった理由で、実際に通うことを諦めてしまう方も少なくありません。
金銭的な負担がなくスキルを学べる環境が手に入るのは大きなメリットです。
2.失業保険の受給手続きが簡単になる
公共職業訓練を受講した場合、訓練校側が失業保険の受給手続きを代行してくれるようになります。
通常の失業保険を受ける際のフローは、以下の通りになります。
- 月に一度、失業認定日にハローワークに通う
- 職員に就職活動の状況を報告する面談をしてもらう
こうしたフローを訓練校が巻き取ってくれるため、失業保険の受給手続きが楽になります。
こうした手間が省かれることで、余計な作業がなくなり学習に集中することができます。
3.失業手当の受給期間が伸びる場合がある
職業訓練校に通うことで失業手当の受給期間が訓練期間の終了まで延ばされることがあります。
その結果、合計でもらえる失業手当が増加する場合があるのです。
失業保険は、失業理由によって以下のように支給開始のタイミングが分かれます。
- 自己都合退職の場合:3ヶ月後に支給
- 会社都合の場合:すぐに支給
しかし、職業訓練を開始すればすぐに失業手当を受け取れるようになります。
職業訓練を受けることで金銭面でも大きなメリットを享受できるようになるのです。
4.受講手当が受け取れる
講座を受けてスキルアップしながら、受講手当が受け取れるのも職業訓練校の大きなメリットです。
職業訓練受講給付金は、「職業訓練受講手当」として月に10万円の手当と、加えて「通所手当」として交通費が支給されます。
しかし、以下のように至急の条件は厳しいので注意が必要です。
- 本人収入が月8万円以下
- 世帯全体の収入が月25万円(年収300万円)以下
- 世帯全体の金融資産が300万円以下
- 現在住んでいる所以外に土地・建物を所有していない
- 訓練実施日に全て出席(やむを得ない理由がある場合でも、支給申請の対象となる訓練期間の8割以上出席している)
- 同世帯の中に同時にこの給付金を受給して訓練を受けている人がいない
- 過去3年以内に、偽りその他の不正の行為により、特定の給付金の支給をうけたことがない
- 遅刻や早退が一度もない
こうした条件を満たせばしっかりと受給できるので、収入面の心配を軽減しながら学習を進められます。
仕事がない中でもお金が入ってくるのは、心理的安全性を確保する上で大きなメリットになります。
5.自己学習をする時間が確保しやすい
訓練校での授業は時間にゆとりがあるので、自主学習の時間を取れるというのも大きなメリットになります。
基本的に訓練校の授業は、9時〜17時なので夕方以降の時間は自由です。
- 授業の復習をする
- 翌日以降の予習を進める
- 転職に向けて新たなスキルの学習を深める
など、非常に有意義に使うことができます。
アルバイトをすることは禁止なので、完全に自由時間になります。
ネットサーフィンをしたり、友人と会ったりなど予科を楽しむこともできますが、Webエンジニアとして就職するために自己研鑽に時間を使うことがおすすめです。
6.一緒に学ぶ仲間ができる
1人では挫折しそうになるプログラミング学習ですが、訓練校に通うことで意識の高い仲間に出会える可能性があります。
一緒に学習する仲間ができることで切磋琢磨しながらスキルを身につけられます。
- わからない箇所を質問しあう
- 就職についてや学習の進め方について情報交換をしあう
- 行き詰まったときに励ましあう
こうした交流から、メリハリを持たせながら学習を進めていくことができます。
また、訓練校には年齢や性別の制限がないことも特徴です。
様々な年代やバックボーンの方と幅広く交流できることも大きなメリットです。
7.MacやAdobeなどのソフトが割引で買える
訓練校に通うことで学割を受けられるようになり、MacやAdobeのソフトを割引金額で購入できるようになります。
AdobeのCreative Cloudを学割価格で購入する場合、最大65%OFFで購入可能です。
具体的な価格は以下の通りです。
- コンプリートプラン(一般):5,680 円/月 (税別)
- コンプリートプラン(学割):1,980 円/月 (税別) ※次年度以降は月額2,980円(税別)
一般価格の商品と内容は同じなので、かなりお得に利用できます。
またMacに関しても学割料金の場合、6,000円〜20,000円ほどお得に購入可能です。
多くの訓練校で適用可能なので、事前に調べてみることをおすすめします。
プログラミングを学んでWebエンジニアになるために職業訓練に通う7つデメリット
ここまでWebエンジニアになるためのメリットを説明してきましたが、ここからはデメリットについても触れていきます。
以下の7つのデメリットが考えられます。
- 転職に時間がかかる
- ブラック企業の求人が多い
- 民間スクールと比較し、サポートの質が劣る
- 講師やコースによってレベルのばらつきがある
- 必ず就職できるわけではない
- ついていけなくて途中でやめる人がいる
- 職業訓練では実務経験にならない
職業訓練校にはメリットだけではなくデメリットも存在しています。
きちんとデメリットも理解して、通うかどうかの判断材料にしてください。
1.転職に時間がかかる
まずデメリットとして考えられるのは、転職完了まで時間がかかるという点です。
はじめに、職業訓練の選考があり、筆記試験や面接試験など複数回行われることがあり、合格できない場合があります。
また他にも、
- 複数のコースを併願できない
- 選考に落ちたら翌月の申し込みになってしまう可能性がある
- 1講座しか受けられず、受講後1年は他の講座を受講できない
- 講座はコースによっては、短くて3か月以上で長くて1~2年かかるものもある
といった理由から、受講してスキルを獲得するまでに時間がかかり就職までも時間を要します。
スピード感を持って転職したい方には不向きな場合があるので、注意が必要です。
2.ブラック企業の求人が多い
訓練校から就職をする際に見ることになるハローワークの案件には、ブラック求人が多い場合があります。
ハローワークの特徴としては、以下があります。
- ハローワークに求人を出すのは無料
- 採用したらお金がもらえる
- ハローワーク側の要望に求人票の内容が左右されるため、実際の条件と求人票が異なる場合がある
また、無料のハローワークにしか求人を出していない企業は注意が必要です。
求人広告費用をかけられない資金にゆとりのない企業の場合があります。
本当に行きたい企業ではない場合は、ハローワーク上の企業に妥協で申し込まないことをおすすめします。
3.民間スクールよりもサポートの質が劣る
訓練校のサポートは、民間の有料スクールと比較するとサポートの質が落ちることがあります。
実際に講座を担当する講師がWebエンジニアではない場合もあります。
その場合、実践的なスキルの吸収ができないという状況になりかねません。
民間のスクールでは実績を出すことに力を入れているので
- 講師は現役のWebデザイナーのみ
- 転職成功率が高い
- 転職保証が付いている
といったサポート体制が整っている場合が多いです。
したがって、お金をかける余裕がある場合は有料のスクールに通うことも視野に入れることをおすすめします。
4.講師やコースによってレベルのばらつきがある
無料で受講できる職業訓練の講座ですが、受講する講座の講師やコースによってレベルに差があります。
したがって、講師やコースによってはせっかく通っても想定していたスキルの獲得が叶わない場合があります。
講師の選考は、以下のように行われています。
- 一般公募
- 選考を通して人員を精査
講師陣はきちんと選考を通して講師となっているため、実にならないほどひどい場合は少ないです。
しかし、あくまで一般公募なのでレベルの差があることを頭に入れておくほうが良いです。
5.必ず就職できるわけではない
訓練校に通ったからとって必ず就職できるわけではありません。
厚労省のデータを参照すると、職業訓練受講者の就職者割合は領域別で以下のとおりです。
- IT分野 62.7%
- デザイン分野 55.5%
一方、民間のスクールでは受講者の就職率が90%を超えています。
また、就職保障や就職支援がついているわけではないので就職活動は自分でおこなう必要があります。
したがって、学習しながら就職の面倒も見てもらいたいという場合は民間のスクールをおすすめします。
6.ついていけなくて途中でやめる人がいる
講座の内容についていくことができず、挫折して受講をやめてしまう人もいます。
講座は学問的に難しく、座学がメインのため実践的ではないという理由から授業に集中するのが難しいという意見もあります。
- 授業内容が理解できなさそう
- 座学がつまらなくて途中で挫折しそう
- 座学ではなく実践的な学習を進めていきたい
上記のような考えの方は、訓練校に通う前に自分に合ってるか考えてみてください。
通い始めたのに途中でやめてしまっては時間も労力も無駄になってしまうので、受講前にしっかり吟味することをおすすめします。
7.職業訓練では実務経験にはならない
訓練校でスキル獲得のための講座を受講しても、あくまで講座を受けているだけなので実務経験にはなりません。
訓練校では、Webエンジニアになるためのスキルの触りしか学べないという場合が多いです。
テキストで学べるスキルは料理に例えると、材料を洗うくらいの内容しか学べないのです。
- レシピを組み立てる
- 材料を調達する
- 材料を洗ったり切ったり下ごしらえする
- 実際に炒めたり調理工程を進める
- 味付けをする
- お皿に盛る
上記のような料理の具体的な作業は、訓練校で学ぶだけでは身につきません。
自主学習で補填したり、就職後に実践で学びを深めたりすることが不可欠です。
また、Webエンジニアの中途採用では実務経験が求められる場合が多いので、職業訓練のみでは求人に応募すらできないことも多いです。
そのため、Webエンジニアとして実務をこなせるレベルになるには、自身での学習はマストと考えておくべきでしょう。
スキマ時間に効率よくプログラミングを学習したいという方には、プログラミングスクールがおすすめです。
受講料はかかってしまいますが、短期間で効率よくプログラミングスキルを習得することが可能です。
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職業訓練校に申し込む前にチェックすべき3つのポイント
実際に訓練校に申し込む前にチェックしたほうがいいポイントがあります。
そのチェックポイントを3つご紹介します。
- 開始時期と期間
- 訓練後の就職先と実績
- 年齢制限
訓練校は、安易に申し込んで後悔してしまう人もいます。
ぜひこれから説明する内容を読み、訓練校に申し込むかどうかの判断材料にしてください。
1.開始時期と期間
Webエンジニアになる場合、訓練校ではプログラミング系の授業を受けることになります。
しかしプログラミング系の授業は少なく、地域によってはそもそもないという場合もあります。
- そもそもプログラミング系の授業があるのか
- 開始時期はいつになるのか
こういったことを事前に確認する必要があります。
また、期間も3ヶ月〜2年で設定されている場合が多く、あまりに長いとしっかり学べる分、再就職までの期間が延びてしまいます。
講座はいつ始まっていつ終わるのか、就職までの計画を鑑みて受講するか決めることをおすすめします。
2.訓練後の就職先・実績
訓練が終わった後のゴールは、しっかりとWebエンジニアとして就職を完了することです。
プログラマー系の講座は、訓練校経由での就職率が低い場合が多いです。
委託される学校によって就職率は異なるため、募集案内に記載の以下の内容を確認してください。
- 過去の就職率
- 主な就職先企業
学校によってサポートの手厚さや確保している就職先に差があります。
訓練校に通う場合は、なるだけ就職を有利にするため実績を見てどこの訓練校に行くか判断しましょう。
3.年齢制限
訓練校を選ぶ場合、年齢制限の有無を確認することも重要です。
訓練校によっては、受講生に年齢制限のあるコースを設けている場合があります。
- 卒業後にプログラマーとして転職成功することを目的としている
- 年齢を重ねると卒業後にプログラマーになることが難しい
こうした理由から、訓練校側は年齢制限を設けているのです。
年齢がギリギリで申し込むのが難しいという場合は、これまでの経験やコースの定員によっては受講を許可してもらえる可能性があります。
熱心に頼めば受講できるチャンスがあるかもしれないので、どうしても受けたい講座がある場合は訓練校側に確認してみましょう。
職業訓練でプログラミングを学ぶ際の4つの注意点
単純に職業訓練を受けるだけではなく、注意点を考慮しながら受講することで就職率アップに繋げることが可能です。
その注意点を具体的に4つご紹介します。
- 通う訓練校やプログラムを見極める
- オンラインコミュニティなどで自己学習の時間をとる
- 職業訓練校に通いながら転職エージェントにも相談する
- プログラミングスクールに通うという選択
何も考えずに訓練校の講座を受けているだけでは、就職というゴールへの距離を大きく縮めることはできません。
能動的に動くことで、学習しながら就職率アップを実現しましょう。
4つの注意点について詳しく説明していきます。
1.通う訓練校やプログラムを見極める
通う訓練校、そして受講するプログラムを厳選して見極めることは就職率アップのために必ずおこないましょう。
自分の目標や目的にあったプログラム、そして評価のよい訓練校や大学や企業と提携している訓練校を選ぶとよいでしょう。
そのほか、
- プログラムの受講期間はどのくらいか
- 自宅から通える距離にあるのか
- 自分が希望する職種のためになる訓練かどうか
といったところを確認し、プログラムや訓練校選びの参考にしてください。
また、実際に訓練校に見学の連絡をしたり担当者に事前に気になる箇所を質問したりするのもおすすめです。
企業や大学と提携している訓練校は、実技訓練を含めた講座を受けられる場合があります。
2.オンラインコミュニティなどでの自己学習の時間をとる
訓練校の授業を受けるだけでは、就職した際に必要とされる十分なスキルは得られません。
空いた時間を使って、自己学習を進める必要があります。
また、オンラインコミュニティを利用して自己学習を進めることもおすすめです。
- 学習に行き詰まったとき
- 学習へのモチベーションが下がってきたとき
など、オンラインコミュニティを利用して人と交流をすることで挫折を回避することにもつながります。
1人では学習を進められないという方でも、人の力を借りて自己学習を進めていきましょう。
3.職業訓練校に通いながら転職エージェントにも相談する
職業訓練を受けながら、転職エージェントに相談して学習と転職活動を同時並行で進めていくことも就職アップのためにおすすめです。
基本的に職業訓練校では就職の面倒までは見てくれません。
- 具体的な案件を紹介してくれる
- 書類の書き方や面接対策の相談に乗ってくれる
- 就職するために何が必要かアドバイスをもらえる
こうした就職に特化したサポートを受けられるのが転職エージェントです。
ただ転職エージェントを利用してWebエンジニアになろうとした場合、まったくの未経験の場合は相手にしてもらえない場合があります。
一方で、ワークポートなど未経験も丁寧にサポートしてくれる転職エージェントもあるので未経験でも手厚くサポートしてくれるサービスを探していきましょう。
4.プログラミングスクールに通うという選択
訓練校に通うだけでは実践的なスキル獲得は難しく就職率も高くないです。
したがって、プログラミングスクールに通って本格的にスキルを学ぶという選択もおすすめです。
- 実践的なスキルが身につく
- プログラマーとして活躍している講師陣から学べるスクールもある
- 専任講師からマンツーマンで指導が受けられる
プログラミングスクールは、有料にはなりますが就職率はかなり高いです。
本格的に学べる環境に身を置いて能動的に学習を進めていくことによって、就職確率をアップさせることができます。
実践的なスキルを学び、就職後も戦力として活躍するためにプログラミングスクールに通うという選択肢も持っておくとよいでしょう。
実際にDMM WEBCAMPというプログラミングスクールを例に説明しますと、就職率98.8%と過去8,000名以上のIT人材を送り出しています。
プログラミングスキルに関しては、現役エンジニアから学べ、プログラミング言語や目的に応じたコースがありl、実践的なプログラミングスキルが身につきます!
他のプログラミングスクールに比べると、国からの補助金や返金キャンペーンなどがあり、プログラミングスクールに通う際にネックとなる経済的負担も軽減できます。
まとめ:確実にWebエンジニアになるためには訓練校以外の努力が必要!
ここまで職業訓練のみでWebエンジニアになれるのか、ということについてまとめてみました。
以下、この記事のまとめです。
- 職業訓練にはメリットもデメリットもある
- 職業訓練の就職率をアップさせる注意点がある
- 職業訓練だけでWebエンジニアになるのは難しい
職業訓練は無料で受けられるなどメリットもありますが、それだけでは就職可能なスキルを身につけられるわけではないです。
Webエンジニアとして本気で就職を目指す場合は、訓練校以外にプログラミングスクールに通うなど実践的なスキルが獲得できる環境に身を置くべきです。
現場で活躍できるスキルを身につけるためにプログラミングスクールに通い、Webエンジニアとしての就職を掴み取りましょう。