システムエンジニアになるための転職理由を例文付きで3つ解説
「システムエンジニアに転職するときの理由はどうしたらいいの?」
「未経験からでもシステムエンジニアに転職できるのかな…」
と思うことはありませんか?
システムエンジニアに転職しようとしても、転職理由をどうすればいいかで迷ってしまいますよね。
では、転職に成功した人はどのような転職理由にしているのでしょうか?
そこで今回は、
- システムエンジニアが会社を変えるときの転職理由
- システムエンジニアへの転職理由でNGな例
- 未経験からシステムエンジニアに転職する際のアピールポイント
について詳しく解説します。
この記事を見れば、どうやってシステムエンジニアになったのかがわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
システムエンジニアが別会社に転職する理由5選
システムエンジニアが別の会社に転職したくなる理由は、以下の5つです。
- 人間関係が悪かった
- 労働条件に不満がある
- 正当な評価を受けられない
- 会社の将来性に不安を感じた
- 希望する仕事ができなかった
仕事自体は好きではあるが、今いる会社に不満を感じて転職を考える人も少なくありません。
それでは以下で、詳しく解説します。
1.人間関係が悪かった
職場の人間関係に問題があると、会社を変えたいと思う人が多いです。
人間関係が悪いと仕事へのモチベーションは下がり、会社に行きたくないと思うこともあります。
人間関係が悪くなる原因は以下のとおりです。
- 仕事を押し付けてくる先輩がいる
- 上司が新しい技術について理解していない
- どう考えても不可能な納期を言い渡される
システムエンジニアはチームで作業をすることが多いため、人間関係が悪いと仕事が進みません。
そのため、ずっと同じメンバーで仕事をすること自体が嫌になって、転職を考える人もいます。
2.労働条件に不満がある
システムエンジニアの中には労働条件に不満があって転職したくなる人もいます。
プロジェクトによっては就業時間だけでは納期に間に合わない場合や、不明なエラーを解決できなくて残業が多くなることもあります。
労働条件が悪い会社の特徴は、以下のとおりです。
- 0時までに帰宅している先輩がいない
- 土日祝日は休みのはずが、ほとんど出勤していた
- 100時間超えの残業は当たり前なのに、残業代が出ない
スキルがある人材は会社から重宝されますが、逆に変えが利かないため働かされます。
そのため、ほかの会社に転職して環境を変えたいと考える人が多いです。
3.正当な評価を受けられない
成果を上げても昇給やボーナス額が上がらないなど、正当な評価を受けられないという理由はシステムエンジニアでたびたびある転職理由です。
実績を出したりお客様からの評価がよくても、給料には一切反映されないとモチベーションは下がります。
とくに、システムエンジニアはスキルが重要な仕事なのに、年功序列の給与制度が採用されていると頑張る気にはなれません。
せっかくスキルを持っていても、評価を受けられないなら成長しようとも思わなくなります。
4.会社の将来性に不安を感じた
「このまま会社で働いていて、なにが得られるんだろう」と不安になると、転職を考えるようになります。
システムエンジニアは需要が増え続ける職種とはいえ、入る会社によっては将来が不安定です。
- 古い技術を使い続けている
- 人手が少なく、先輩が毎日残業している
- 会社が下請けで、給料が上がる気がしない
また、会社は赤字なのに役員が海外旅行にいくような会社で、不安を感じるという方もいます。
終身雇用だと思って安心していても、会社が潰れそうだと危機感を感じて転職を考える人も一定数居るのです。
5.希望する仕事ができなかった
数年経っても希望の仕事に就けない場合は、転職を考える人が増えます。
システムエンジニアは業務の幅が広いため、希望の仕事に就けずに悩む人もいるでしょう。
また、システムエンジニアは長期間のプロジェクトも多いため、簡単に異動できるわけでもありません。
このまま希望の仕事ができないなら会社を変えた方が早い、と考える人が転職したいと思い始めます。
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システムエンジニアが別会社に転職する理由を考える5つのポイント
システムエンジニアが別の会社に転職するときの転職理由は、以下のポイントを参考に考えましょう。
- 得意分野をアピールする
- 抽象的な言葉は具体的にする
- 事業・サービスへの関心を伝える
- キャリアアップしたい意思を伝える
- 企業側が求める人材であることを伝える
自分が転職したいと思うだけでなく、企業からも必要な人材と判断されることが重要です。
それでは以下で、詳しく解説します。
1.得意分野をアピールする
システムエンジニアにとって、自分の得意分野をアピールすることは重要です。
作るアプリやサービスによって使用する言語が違うため、会社としても即戦力になる人材を探しやすくなります。
得意分野は、以下のようにアピールしましょう。
- 前の会社ではどんな仕事を担当してきたかを伝える
- これまで作ってきた制作物やアプリを紹介する
- 作ったサービスでどれだけの成果をあげたかをアピールする
制作物や成果が明確にわかるものがあれば、あなたのスキルや経験を知ってもらいやすいです。
もし、あなたの実績で転職先の会社に貢献できるものがあれば、積極的にアピールしましょう。
2.抽象的な言葉は具体的にする
抽象的な転職理由を伝えられても相手に伝わりにくいため、できるだけ具体的な言葉に言い換えましょう。
以下の言葉は抽象的で、転職したい熱意が伝わってきません。
- 会社に貢献したい
- キャリアアップしたい
- やりがいのある仕事がしたい
上記の気持ちを持つことは重要ですが、伝えるときには言い換えましょう。
例えば「会社に貢献したい」を言い換えると「貴社の〇〇というサービスが魅力的で、サポートや新機能開発に携わりたいです」となります。
どうやって貢献したいかなど、一歩踏み込んだ内容を語れるようになりましょう。
また、伝え方を意識するうえで「ロジカルシンキング」の学習はおすすめです。
具体的な学習方法など、下記記事にまとめているため、伝え方を改善したい人はぜひご参照ください。
3.転職先の事業への関心を伝える
別の会社のシステムエンジニアとして転職する場合は、転職先の事業に興味があることを伝えましょう。
自社の事業に興味がないのに応募してきた人は、転職先の企業からするとなぜ自社を選んだかがわからないものです。
事業内容に興味を持っていることや成長したい意思などをアピールできれば、成長意欲のある若い人というだけで受かりやすくなります。
多少スキルは劣っていても、やる気や成長意欲があれば企業から求められる人材になれます。
4.キャリアアップしたい意思を伝える
キャリアアップがしたくて転職を希望していることを、転職理由として伝えましょう。
キャリアアップを理由にすることで、出世意欲が高いことをアピールできるからです。
出世を狙うといわれると嫌な感じに聞こえるかもしれませんが、向上心があり仕事に取り組む姿勢は評価されます。
「うちの会社に入っても成長してくれる」と期待される存在になれるため、キャリアアップしたい意思は積極的にアピールしましょう。
また、エンジニアのキャリアアップについて迷っている方は、下記記事をご覧いただくと、参考になる情報が多くあります。
「エンジニアの先」に関心がある方は、一度目を通しておきましょう。
5.企業側が求める人材であることを伝える
転職するということは中途として採用されるため、企業が求めている人材でないと採用が難しいです。
新卒であれば一から教育する時間があるため、スキルよりやる気を見られます。
しかし、中途採用の人は即戦力になれるスキルを評価されることが多いです。
そのため、会社にとって本当に必要なスキルを証明できなければ、会社側は雇うメリットがありません。
応募条件や優遇条件が明記されている場合には、それに合うアピールすることが重要です。
システムエンジニアの転職理由の例文3つを紹介
システムエンジニアへ転職するときの転職理由の例文を、以下で3つ紹介します。
- 自社サービスを開発する会社
- 企業向けシステムを開発する会社
- 設立してまもないベンチャー企業
転職理由は、転職先の企業によって考えましょう。
それでは詳しく解説します。
1.自社サービスを開発する会社
自社サービスを開発する会社に転職する場合は、以下のような転職理由にしましょう。
自社サービスを開発する会社は、会社でよく使うプログラミング言語を理解している人を求めています。
プログラミング言語に関する知識があれば、研修にかかる負担を下げられるため、評価につながることも多いでしょう。
そのため、転職先の会社でどのプログラミング言語使用しているか分析しましょう。
2.企業向けシステムを開発する会社
企業向けにシステムを開発する会社に転職する場合は、以下のような転職理由にしましょう。
クライアント企業がさまざまな業種にいることや、ヒアリングの大切さを理解していることを伝えましょう。
仕事内容はシステム開発が多いですが、クライアントとのコミュニケーション能力があることも評価されやすいです。
もし傾聴力に課題を感じているのであれば、下記記事が参考になります。
「聴く力」を高める意味でも、ぜひご参照ください。
3.設立してまもないベンチャー企業
設立してまもないベンチャー企業へ転生する場合は、以下の転職理由を参考にしてください。
成長中のベンチャー企業であることから、学習意欲があって個人的にも成長してくれる人を求めています。
また、ベンチャー企業はスピード感が重要なため、即戦力として働ける場合は積極的にアピールしましょう。
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システムエンジニアの転職理由でNGな例3選
システムエンジニアが転職理由で絶対に言ってはいけないことは、以下の3つです。
- 勉強の姿勢が受け身
- 待遇の良さを理由にする
- 退職の理由を会社のせいにする
上記で挙げたことを転職理由にしてしまうと、転職先の企業に悪い印象を与えてしまいます。
それでは以下で詳しく解説します。
1.勉強の姿勢が受け身
やる気はあるけど自分から行動する意思が感じられない理由は、言わないように注意しましょう。
IT技術は急成長中の業界のため、新しい技術や情報がすぐに入れ替わります。
成長が早い業界にいるのに「言われたことは何でもやります」というスタンスだと、自分から勉強して情報を仕入れる社員とは明らかな成長速度の差が生まれます。
多くのIT企業は、やることだけやるというスタンスの人ではなく貪欲に勉強する人を求めています。
2.待遇の良さを理由にする
転職する理由を「待遇がいいから」という理由にすることはやめましょう。
例えば給料がいいことを転職理由にした場合に、転職先の会社からは「うちより給料いいとこ見つけたら辞めるの?」と思われます。
もし、待遇の良さも転職理由として言いたい場合は、以下のように言い換えましょう。
- 成果を上げれば給料アップするため、モチベーションを高く保てる
- 休日がしっかり確保されており、自己研鑽の時間が設けられている
- スキルアップができるセミナーに参加できる余裕ができる
あくまでも「休みたいから」や「ラクして稼げるから」というニュアンスは伝えないようにしましょう。
3.退職理由を会社のせいにする
転職する場合は必ず退職理由を聞かれますが、前職の退職理由を会社のせいにしないようにしましょう。
転職理由を会社のせいにすると「この人は何でも人のせいにする人だ」と思われます。
もし上司からパワハラを受けて辞めたとしても、それは言い換えるようにしましょう。
例えば以下のとおりです。
- 上司と喧嘩をした→前職の会社の方針が合わなくなった
- 給料が上がらない→自分のスキルを高めて、実力で年収を上げたい
- 同僚と波長が合わない→御社のプロジェクトに貢献できるスキルが自分にはある
ポジティブな言葉に言い換えるだけで好印象を与えられます。
退職理由が愚痴にならないように気をつけましょう。
未経験からシステムエンジニア転職時にアピールすべき3つのポイント
未経験からシステムエンジニアに転職するときに、アピールするべきポイントは3つあります。
未経験者が見せるべき要素で共通して言えることは「積極性」です。
これをいかにして伝えられるかが勝負となるでしょう。
- 前向きな勉強意欲
- 現職をどうやって活かすか
- 入社した後にする具体的な行動
知識がないからこそ、別の分野で補えることをアピールすることが重要です。
それでは詳しくみてきましょう。
1.前向きな勉強意欲
IT業界が未経験であっても勉強意欲があることをアピールしましょう。
アピールするときは「伸びしろがある」と思ってもらえるかが重要です。
例えば以下のような言葉を使いましょう。
- IT業界に興味があります→実際に勉強をはじめました
- IT系の勉強をしている→〇〇という本を読んで△△について理解しました
- 人の役に立つことがしたい→貴社の〇〇というサービスに携わりたい
未経験の方は入社してからも食らいつくように勉強できるかを評価されます。
入社前から勉強していることがあれば、小さなことでもいいのでアピールしましょう。
2.現職をどうやって活かすか
システムエンジニア未経験の方が転職する場合は、現職の経験をどう活かすかをアピールすることも重要です。
システムエンジニアでは経験できないことをどう活かすかをアピールしましょう。
具体例は以下のとおりです。
- 前職は営業をしていたのでクライアントとのヒアリングで活躍できます
- 事務職をしてきたので、事務職がほしがるサービスがわかります
- 商品開発部にいたため、新しいサービスを考える力に長けています
文系・理系を問わず、システムエンジニアに活かせるスキルは必ずあります。
あなたの長所を書き出して、システムエンジニアに転用できるスキルを探しましょう。
3.入社した後にする具体的な行動
未経験だからこそ、入社後に積極的に行動する意思表示をすることが重要です。
勉強したいという意思だけでなく、具体的にどんな行動をするかも伝えましょう。
具体的な行動は、以下のとおりです。
- セミナーや勉強会に参加したい
- 〇〇という資格をとりたい
独学では身につかない知識やスキルを取得したい、という意思を具体的に伝えることが重要です。
どんなサービスが作れるようになりたいかまで語れるとよりいいでしょう。
未経験からシステムエンジニアへの転職理由を例文3つ紹介
未経験からシステムエンジニアを目指すときの転職理由の例文を3つご紹介します。
- 新卒の理系学生
- 新卒の文系学生
- IT業界とは無関係の事務職
状況ごとにそれぞれ例文をご紹介します。
それでは見ていきましょう。
1.新卒の理系学生
新卒の理系学生は以下のような理由をつけましょう。
あなたが勉強してきた分野を活かす方法と、これからどう勉強していくかを具体的に示しましょう。
若さを活かしてこれからどんどん成長していくことをアピールできれば、企業からも一目置かれる存在になれます。
2.新卒の文系学生
新卒の文系学生は以下のような理由をつけましょう。
PhotoshopやIllustratorはシステムエンジニアとは直接関係ないですが、具体的に勉強をしていることをアピールしましょう。
デザインもできるエンジニアは、今後企業からは重宝されます。
3.IT業界とは無関係の事務職
IT業界とは無関係の仕事をしていた方は、前職をどうやって活かすかをアピールしましょう。
ITとは違う分野の仕事にいたことから、逆にあなたが元いた会社がクライアントとなることがあります。
相手側の気持ちがわかることを活かして、新サービス開発の役に立てることを伝えましょう。
また、システムエンジニアにとどまらず「IT業界全般の志望動機」に興味がある方は、下記記事も参考になります。
ご自身が伝えやすいフォーマットを見つけるためにも、ぜひ一度ご確認ください。
【例文で解説】IT業界の志望動機で格段に印象がよくなる5つのコツ!未経験からシステムエンジニアを目指すなら事前知識で差がつく
未経験の方や文系の方でもシステムエンジニアに転職することは可能です。
しかし、どうしても経験者の方から比べるとスキルが劣ってしまうため、比較すると不利になります。
未経験の方がシステムエンジニアを目指す場合は、プログラミングスクールなどで事前に勉強しておくことがおすすめです。
プログラミングスクールで学んでおくことで、以下のメリットがあります。
- 勉強意欲があることをアピールできる
- 未経験というアドバンテージを埋められる
- プログラミングスキルと前職のスキルで掛け合わせができる
プログラミングスクールは入社前にすべてのカリキュラムを終えられるものがおすすめです。
ほかの未経験の方に差をつけて、転職を有利に進めましょう。
また、もしあなたが「働きながらプログラマーを目指したい」と考えているのであれば、下記記事が参考になります。
現職に負担をかけすぎず、転職をするための方法がまとまっているため、参考になる情報もあるでしょう。
ぜひこちらの記事も、併せてご確認ください。
まとめ:会社への関心をアピールしよう!未経験なら事前勉強が重要
この記事では、システムエンジニアに転職するときの理由を具体例つきでご紹介しました。
- 労働環境が悪くて別の会社に転職したいシステムエンジニアは多い
- 未経験でもシステムエンジニアに転職したい人もいる
- 未経験ならプログラミングを勉強してから転職するのがおすすめ
転職理由は、前職の経験や転職するまでにした勉強などを具体的にアピールすることが重要です。
あなたがITとは無関係の前職でも文系の就活生でも、システムエンジニアに活かせる経験はアピールしましょう。
プログラミング未経験でも転職を有利にしたいなら、プログラミングスクールで転職前に勉強することがおすすめです。
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