プログラミングで働けるまでにかかる時間はどれぐらい?活躍できる人材になるためにやるべきことを解説
「プログラミングで働けるまでにはどれくらいの学習時間が必要?」
「活躍できる人材になるにはなにをしたらいい?」
と思うことはありませんか?
プログラミング業界に転職しようとしても、どれくらいプログラミングを学習したらいいかわからずモチベーションが下がってしまいますよね。
では、プログラミング業界で働けるまでの学習時間の目安のようなものはあるのでしょうか?
そこで今回は、
- プログラミング業界で働けるまでの学習時間の目安
- プログラミングスキルが身についたあとに目指せる職種
- プログラミングスキルを働けるレベルまで効率的に習得する方法
について詳しく解説します。
この記事を見ればプログラミング業界で働くための学習時間の目安や、働けるレベルになるまでの学習方法が理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
働けるまでに知っておくべきIT業界の現状3つ
プログラミングを使って働けるようになる前に、そもそものIT業界の現状を知っておくことをおすすめします。
実際にプログラミングを始める前に、下記3点の背景を知るようにしましょう。
- 働けるまでにはプログラミングスキルを習得すべき
- 独学では働けるまで時間がかかる
- プログラマーとして働けるまでに覚えておくべき3つのルート
それでは、ここから詳細を解説していきます。
1.働けるまでにはプログラミングスキルの習得すべき
プログラマーはIT系の職場を任されるため、
- システム開発
- サーバーサイドの管理
- ヘルプデスク
など、多岐にわたってさまざまな業務をこなします。
そのため、最低限のプログラミングの知識は必要と思っておくべきでしょう。
このように、完全未経験の人間よりは、多少かじった程度でも構わないので「学習した経験」が求められる機会が多いです。
IT企業は職種や業務内容はさまざまなので幅広い分野に精通することが重要だという点は、覚えておくべき要素のひとつです。
2.独学では働けるまで時間がかかる
独学でプログラミングを学ぶ場合、相当な時間がかかります。
初級の入門レベルのアプリを自分だけで作成できるまでのレベルでも、300時間程度勉強しなければなりません。
- 1日1時間の独学であっても、約1年はかかる
- 根本的な理解が出来ていなければ更に時間がかかる可能性もある
- 周りに相談できない環境下だと挫折しやすい
もし独学でプログラミングを学ぶ場合は、上記のような背景は覚えておくべきです。
プログラミングスクールでプログラミングを学べばお金は掛かりますが、時間を独学よりも大幅に短縮でき、プロの講師から必要なノウハウやスキルを短期間で学べます。
3.プログラマーとして働けるまでには3つのルートがある
プログラミングを使って働けるようになるまでにはいくつかの方法があります。
大きく分けると下記のとおりです。
- 独学でプログラミングを学び実務レベルまで到達すること
→金額はかからないが習得に時間がかかる - 未経験OKの求人を探すこと
→内定が取れてもやりたい仕事が出来ない可能性がある - プログラミングスクールで学び基礎を身につけた上で就職すること
→習得可能性が最も高いが、お金はかかる
これらの中で、自分に合ったルートを選ぶことが賢明ですが、いずれもメリットとデメリットがあります。
金銭的に余裕があればプログラミングスクールの一択といえますが、ご自身の状況に合わせたルートに進むことが大切です。
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働けるまでのプログラミングスキル習得までの時間を3パターンで解説
ひと口に「プログラミングスキルをつける」と言っても、どれだけの時間をかけるべきかは「習得したいレベル」によって異なります。
そこで、ここでは「どのレベルまでの学習ならどれだけの時間を使うべきか」を紹介していきます。
- 入門レベル:約200時間
- 活躍できるプログラマーレベル:約3000時間
- 転職可能なレベル:約7000時間
いずれもあくまで通説ではありますが、スキル習得の指針には十分になりえるでしょう。
あなたが求めるレベルがどの程度の水準かを踏まえながら、詳細をご覧ください。
1.入門レベルまで
プログラミングを学び、基本的な動作は押さえている水準になるためには約200時間必要だと考えられています。
したがって、もし何もない状態から基本的な実務レベルのアウトプットをするには、だいたいこの程度の学習時間は必要だと考えるべきです。
また、このレベルであれば、独学でも十分に習得可能です。
ただし、独学の場合はモチベーション維持にも気を配らなければならない点は覚えておくようにしましょう。
プログラミングスクールに通えば効率の良い学習スタイルを提供してもらえるため、200時間よりも早くスキル定着ができる可能性は大いにあります。
2.初級のプログラマーまで
クライアントに提案出来るレベルのプログラマーになるためには、独学の場合3000時間近くかかることもあります。
この水準まで知識を習得できれば、求めてくれる会社も複数あるでしょうが、ここに至るまでに独学でスキルを培うのは至難の業といえるでしょう。
もし高速でスキルを習得したいのであれば、プログラミングスクールに通えば、3ヶ月ほどで転職できるレベルまで到達できます。
少しでも早くプログラミングスキルを習得したい場合はプログラミングスクールでの学習も検討してみましょう。
3.活躍できるプログラマーレベルまで
初心者がプログラングの勉強をし、エンジニアとして難なく転職できるレベルで働けるまでは、独学の場合だと多く見積もって7000時間程度かかります。
このレベルまでスキルを培えれば「未経験可」という求人以外の、通常のエンジニア求人でも採用される可能性もあります。
ですが、これだけのスキルを培ってもプロジェクトの一員となれる程度ということは覚えておくべきです。
更にスキルアップをしたいのなら、実務で経験を積んでいく必要があることを覚えておきましょう。
プログラミングスキルが働けるまでのレベルになったら目指せる職種5つ
プログラミングのスキルを積んでいくことで働けるようになる職業は「プログラマー」だけではありません。
そこから更に学習や実務経験を積んでいくことで、さまざまなIT系の職種に就くことが可能です。
今回はその中でも注目すべき4つの職種を解説していきます。
- システムエンジニア
- インフラエンジニア
- アプリケーションエンジニア
- Webエンジニア
- ネットワークエンジニア
いずれも需要の高い職種のため、仕事内容を押さえておいて損はないでしょう。
それでは、それぞれの職種を見ていきましょう。
1.システムエンジニア
プログラミングスキルをつけると、システムエンジニアになれるようになります。
スキルを付ける過程でプログラミングに必要な設計業務をおこなうため、この業務を主とするシステムエンジニアが目指せるようになるのです。
実務的なプログラミングはプログラマーが中心となって仕事をおこないます。
ただし、システムエンジニアはプログラミングを行う前段階にあたる「設計業務」を正確におこなわなくてはなりません。
そのスキルをつけるためには、プログラミングの基礎スキルを身につけておく必要があります。
したがって、プログラマーとしての必要なスキルを習得できれば、システムエンジニアを目指すことができます。
2.インフラエンジニア
プログラミングスキルをつけると、インフラエンジニアになれるようになります。
なぜなら、日々の学習の過程でインフラ関連を運用・管理するために必要な下記のプログラミング言語を身につけられるからです。
- Perl
- Ruby
- Python
- PHP
もしあなたが上記のプログラミング言語の習得ができれば、インフラエンジニアとしての転職も可能となります。
インフラエンジニアは、今後も需要のある大切な職種として考えられているため、将来性のある仕事がしたいのなら目指してみるのもいいでしょう。
3.アプリケーションエンジニア
自分でプログラミングできるスキルを身につければ、アプリケーションエンジニアになれるチャンスがあります。
アプリケーションエンジニアとは、おもに下記のような仕事をおこないます。
- 企業の業務効率化を図るツールを開発
- Webブラウザ上やスマートフォン上で使用するアプリを開発
アプリケーション系エンジニアには、システムの設計や開発、運用やテストをおこなうことが求められます。
それを円滑に進めていくには、プログラミングのスキルが不可欠です。
もしあなたがスマートフォンなどの身近なアプリの構造に興味があるのなら、アプリケーションエンジニアを目指すためにプログラミングの学習をしてみるのもいいでしょう。
4.Webエンジニア
Web系のアプリケーションを構築するにあたり、必須となる技能がプログラミングスキルです。
そのため、プログラミングスキルを身につければ、Webエンジニアを目指すことができるのです。
Web系エンジニアは、以下のようなプログラミング言語を使ってサービスを開発します。
- Ruby
- JavaScript
- PHP
- Python
これらのプログラミング言語を使用した経験が増えれば増えるほど、Webエンジニアとしての道も開かれていきます。
5.ネットワークエンジニア
プログラミングができるスキルを身につけられれば、ネットワークエンジニアとしても働けるようになります。
この職種で働けるようになれば、お客様の依頼に沿った内容で以下のような行動が取れるようになります。
- 回線や機器の設置する
- 回線の維持や管理をおこなう
また、ネットワークシステム構築後の維持管理をする際にプログラミングのスキルがあれば、発生した障害の原因を迅速に見極め、それを取り除いてすみやかに復旧させることも可能です。
インターネット社会の現在では、ネットワークが安定していることはもはやマストといえます。
そのため需要がある仕事ですし、この仕事の将来性が暗くなることは当分は考えにくいでしょう。
これからプログラマーを目指すために、スキマ時間に効率よくプログラミングを学習したいという方には、プログラミングスクールがおすすめです。
受講料はかかってしまいますが、短期間で効率よくプログラミングスキルを習得することが可能です。
【DMM WEBCAMP】なら、初心者向けに開発された独自のカリキュラムと充実した学習サポートで、挫折することなくプログラミング学習を進めることができます。
また、学習を進めていく中で分からないことが出てきたときは、 チャットもしくはビデオ通話でメンター(講師)に好きなだけ質問をすることができます。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
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プログラミングで働けるまでに学習したいおすすめの言語4つ
プログラミングで働けるようになりたい方は、需要のあるプログラミング言語を学習しておく必要があります。
未経験者でも学習しやすい言語から紹介していきますので、ご自身のレベルに合わせて学習していきましょう。
- HTML・CSS
- Python
- Java
- PHP
何から学習すればいいか迷っている方は、これらの4つから自分に合ったものを見つけてみるのがいいでしょう。
それでは、詳細を解説していきます。
1.HTML・CSS
HTMLとCSSはプログラマーにとっては必要最低限の言語です(厳密に言うとHTMLは「マークアップ言語」CSSは「スタイルシート言語」と呼ばれます)。
HTMLとは、Webサイトにテキストや画像、音声、動画などを表示させる言語です。
つまり、画像や音声、動画のファイルが保存されている場所からWebサイトに表示するものです。
CSSとは、HTMLに表示されたテキストの文字の大きさや色を変えたり、画像の表示位置を調整したりすることができます。
これをおこなうことでWebサイトの見栄えを良くすることができます。
このように、2つの言語はWebサイトを作るうえで必要最低限のスキルなのです。
もし、あなたがIT業界でプログラマーとして働きたいのならば、この2つの言語はしっかりと身につけることをおすすめします。
2.Python
Pythonは、現在最も需要が増えている言語といえます。
なぜなら、下記のような現代社会において期待値が高い分野に強い言語だからです。
- 機械学習
- AI分野
Pythonは現在だけでなく将来的にも需要があり、一定数の仕事があると考えられています。
また、Pythonは比較的初心者でも学習しやすい言語のひとつです。
学習しやすさと今後の需要を考えると、学習しておいて損はないでしょう。
3.Java
Javaを使用しているシステムは官公庁からゲーム、スマホアプリまで幅広くあります。
そのため、Javaを使えるエンジニアの求人の割合は多くなっています。
このことから、Javaを学習することは転職に有利にはたらきます。
Javaを使えるエンジニアの求人が多い理由は、下記で紹介しているJavaの特性と関係があります。
- 汎用性の高さ
- オブジェクト指向がありプログラミングを分割作業できること
- セキュリティ面で優れていること
これらの要因がJavaの幅広い利用につながり、エンジニアの求人数が多いことにつながっています。
そのため、Javaを学習することで転職を有利に進められるのです。
4.PHP
PHPは、プログラミング言語の中では簡単なものに位置しており、初心者でも学びやすい言語です。
近年、PHPを扱うエンジニアの求人が増加傾向にあるので、転職に有利な言語でもあります。
PHPは比較的簡単なプログラミング言語なこともあり、下記のようなさまざまな場面で活用されています。
- Webサイトでのサーバーサイドのプログラミング言語の多くで使用されている
- CMSの中で最も使用されているWordpressにもPHPが使われている
このことから、PHPを扱うエンジニアの求人が増加傾向にあり、学習しておけば転職で有利になりうるプログラミング言語といえるでしょう。
プログラミングスキルを働けるレベルまで効率的に習得する方法4つ
最短最速でプログラミングスキルを働けるレベルまでに引き上げるにはコツがあります。
その中でも、下記4つの行動を意識するか否かによって、自身のスキルのスピードアップにつながるでしょう。
- 実践しながら学習する
- 習慣化する
- 自身の成長を可視化する
- プログラミングスクールに通う
心がけひとつで今すぐ出来るものもあるので、できるところから始めてみましょう。
それでは、ひとつずつ解説していきます。
1.実践しながら学習する
プログラミング学習においてアウトプットは非常に大事です。プログラミング学習での最大のアウトプットは、プログラムを作ることこです。
- 実際にプログラムを作る(アウトプット)
- 問題点を見つけ調べる(インプット)
- そして再度プログラムに反映させる(アウトプット)
この繰り返しで学習していくことが、効率の良い学習につながります。
プログラミングの場合、プログラムがきちんと動くかどうか(結果)が重要であり、その結果に対しては無数のアプローチ法があります。
そのため「このやり方が絶対」といったものはありません。
インプットだけの学習をした場合、その知識が正しいかどうかがわからないため、実践しながら理解していくことは合理的な行動といえるでしょう。
2.習慣化する
プログラミングは毎日学習しないといけません。
IT業界は日々新たな仕組みや情報が入ってきます。
そのため、習慣化が出来なければ次第に現代の環境についていけなくなるため、少しずつでも毎日継続して学習しておくことが大切なのです。
習慣化が難しければ小さなことから継続していけば問題ありません。
「プログラミングの教材を30分でも見る」といったことでもスタート地点としては問題ありませんし「PCを開く」という初歩的な内容でも大丈夫です。
大切なのはそこから少しずつ自分に負荷をかけていき、30分だった学習時間を45分、1時間、◯◯ができるまで…といった形で負担にならないように続けていくのです。
プログラミング学習を「歯を磨く」という水準で日常に溶け込ませられれば、スキルの定着は実現できるでしょう。
3.自身の成長を可視化する
確実にプログラミングを習得するためには、習得の度合いやスピードを見極め、自分の成長を可視化することが重要です。
なぜなら、学習のためにあてられる時間は、学習者の置かれている環境によってさまざまで、習得するペースも人それぞれだからです。
自分の成長を可視化できれば、具体的な目標を設定して学習を続けていけるでしょう。
方法としては「自分ができるようになったことを紙に書いてみる」ということがおすすめです。
自分の成長を見える化させることによってモチベーションにもつながります。
4.プログラミングスクールに通う
働けるレベルにまでスキルを引き上げたいのなら「プログラミングスクールに通う」ことは積極的に考えるべきです。
自分でネット検索すればある程度習得できるだろうと思われがちです。
しかし、専門知識やノウハウを持った講師から直接話を聞きながら学ぶのと、何の知識も持たない1人での検索学習では、習得効率の点から見てもやはり大きな差があります。
プログラミングスクールではスキル習得のため環境が豊富に整えられており、効率よくプログラミングについて学べます。
個人だけで同じようなやり方をおこなうのは至難の業でしょう。
そのほかにも「転職サポート」「転職保証」があるスクールもあるため、プログラマーとして働きたい人にとっては一度は検討すべき選択肢です。
プログラマーは働きながら目指せる!社会人おすすめスクール10選まとめ:働けるまでのプログラミングスキルを習得するならスクールに通おう
プログラミングのスキルを働ける水準まで引き上げるには、独学で挑戦するのは時間も労力も大きくかかります。
もちろん不可能ではありませんが、それなりの精神力と忍耐力、そして継続力が求められるため、難易度は高いです。
そのため、無理なく、無駄なくプログラミングスキルを働けるまで引き上げたいのなら、積極的にプログラミングスクールの受講は検討すべきでしょう。
- 挫折しないカリキュラムづくりがされている
- 転職保証がついているスクールもある
- 現時点で受講を検討していなくても、キャリアカウンセリングを無料でしてくれるサービスもある
プログラミングスクールはさまざまなものがありますが、サービスによっては「働けるレベル」にまでガッツリと引き上げてくれるサービスも少なくありません。
もしあなたがプログラミングを使って仕事を見つけたいのなら、プログラミングスクールは前向きに検討してみましょう。