フロントエンジニアはつらいのか?その理由と適性があるタイプを紹介
「フロントエンジニアはつらいて聞いたけど実際どうなの?」
「フロントエンジニアはつらいけど、目指す価値はあるのかな」
と思うことはありませんか?
フロントエンジニアを目指そうしても、ネガティブな意見が多いと目指して大丈夫なのかなと迷ってしまいますよね。
では、フロントエンジニアはどんなところがつらいのでしょうか?
そこで今回は、
- フロントエンジニアがつらいと考えられている理由
- フロントエンジニアのメリット
- フロントエンジニアならではのやりがい
について詳しく解説します。
この記事を見ればフロントエンジニアのつらいところがわかり、フロントエンジニアを目指すべきなのかどうがか理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
フロントエンジニアがつらいと考えられている5つの理由
フロントエンジニアの業務がつらいとされている理由は複数存在します。
ITスキルを備えたエンジニアならではの厳しさがあるため、以下のような側面も理解したうえでフロントエンジニアを志望することをおすすめします。
- 流行の移り変わりが激しい
- ほかの部署の影響を受けやすい
- 作業範囲が多岐にわたっている
- 解決策を調べるのが難しいことがある
- 業務内容を理解したクライアントや営業担当が少ない
これらの注意事項をあらかじめ理解しておけば、フロントエンジニアとして働いた際に「理想と現実が違った…」とはならなくなります。
それでは、それぞれの項目を細かく見ていきましょう。
1.流行の移り変わりが激しい
フロントエンジニアが扱う箇所は、IT業界の中でもとくに「流行の移り変わりが激しい」ことで知られています。
そのため、常に最新の情報をキャッチアップしなければ、フロントエンジニアとしての価値が低下していくのです。
仮に今、ある程度のスキルを得たとして、3年ほど勉強をしない状況が続いてしまうと、持っているスキルが古くなっている可能性もあります。
言い換えると「常に勉強熱心なタイプ」であれば、最新情報をキャッチアップしていけば活躍できるフロントエンジニアになれます。
したがって学習意欲が弱いフロントエンジニアの場合は、時代に淘汰される可能性があることを覚えておきましょう。
2.ほかの部署の影響を受けやすい
フロントエンジニアはほかの部署のあらゆる進捗や仕様変更の影響を受けるため、臨機応変な対応が苦手な方はつらいと感じがちです。
ユーザーが直接目にする、いわば最終成果部分を担当するため、
- デザイン
- サーバー内の処理
- 顧客の要望
など、すべて揃わなければ完璧な仕事をするのは難しい中で業務をおこなっていく必要があります。
朝はAという方針でよかったのに、夕方にはBにするように作り直しを求められるなど、突発的な対応を求められる状況を楽しめるか否かがポイントです。
3.作業範囲が多岐にわたっている
フロントエンジニアの業務内容は企業によってまちまちです。
基本的にはWebデザイナーが出してきたデザイン等を実装する業務をおこなっていますが、それに付随して
- Webデザイナー
- Webディレクター
- Webマーケター
上記の役割を担うことも少なくありません
人手不足のため、ベンチャー企業では、フロントエンジニアが複数の職種を兼任するケースがしばしばある点は覚えておきましょう。
逆に言うと、膨大なスキルが一気に得られるやりがいのある仕事ではあるため、高い業務遂行意欲があるか否かが求められます。
4.解決策を調べるのが難しいことがある
フロントエンジニアは、時に直面する問題を解決する方法として「実際にGoogleで検索をして調べる」ことがあります。
ですが、検索結果が既に把握している内容しか現れず、それ以上の情報が得られないことがあるのです。
こういった場面に陥って途方に暮れるフロントエンジニアもいらっしゃることでしょう。
そのため「上司や先輩にタイミングを見計らって情報を共有する」コミュニケーションスキルが求められることもあります。
ただ単にプログラミングスキルがあれば問題がないわけではなく、複数のソフトスキルを兼ね備えた状態であることが望ましいといえるでしょう。
5.業務内容を理解したクライアントや営業担当が少ない
営業やクライアントがフロントエンジニアに対する理解度が低い点も、覚えておくべき要素のひとつです。
指示が曖昧だったり二転三転したりするので、その都度作業しなければならず時間だけがかかってしまい、心身に負担かかかりやすいです。
そのため、できる限り周囲に状況を連携できる力は必要といえるでしょう。
業務内容が浸透していない状況で不平不満を言わず「その状況下でどう立ち回るか」を考えられるビジネスパーソンにこそ、フロントエンジニアの適性があります。
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フロントエンジニアになる5つのメリット
フロントエンジニアとして働くうえで「つらい」と感じがちな要素は無くはありませんが、それに負けないほどの「メリット」も存在します。
これから伝えるメリットと天秤にかけながら、自分が目指すべきか否かを考えてみるようにしましょう。
- キャリアアップ先が豊富
- 初心者でも学習しやすい
- 平均年収が高め
- フリーランスとしても独立可能
- プロジェクトの企画段階から携われる
これらの要素を踏まえたうえで、キャリアパスの選択肢として検討してみてください。
1.キャリアアップ先が豊富
フロントエンジニアは、数あるさまざまなITエンジニアの中でもキャリアアップ先が豊富であり、おすすめの職種です。
なぜなら、フロントエンジニアとはユーザーが直接触れるサイトやアプリ部分を扱うからです。
この部分がしっかり動作することでユーザーはストレスなく利用できます。
- フルスタックエンジニア
- UI・UXエンジニア
- Webディレクター
たとえば、上記のような職種は「フロントエンジニアの先」として働けるキャリアアップ先として知られています。
いずれもIT業界にインパクトを残せる職種のため、キャリアプランのひとつとしてフロントエンジニアを選ぶことは意義のあることでしょう。
2.初心者でも学習しやすい
フロントエンジニアは初心者でも目指しやすいエンジニア職として知られています。
理由としては、フロントエンジニアが学習するプログラミング言語があげられます。
まずはフロントエンジニアで求められるプログラミング言語を見ていきましょう。
- PHP
- JavaScript
これらのプログラミング言語は参考書も多数発行されていることから、初心者でも比較的学びやすいことです。
初心者にとっては、初めに簡単なプログラミング言語を習得することで、モチベーションアップに繋がりますし、意欲的に仕事に取りかかれるようになります。
ステップアップの場合でも、プログラミングの基礎や考え方を身につけた状態であることから、より難しいプログラム言語の習得も容易になるためです。
3.平均年収が高め
求人ボックスによると、2021年12月現在でフロントエンジニアの平均年収は約571万円といわれており、日本全体の平均年収と比較すると高めといえます。
仕事内容によっては年収300万〜1000万と幅がありますが、やり方によっては高い収入が見込めることはフロントエンジニアの大きなメリットです。
フロントエンジニアは技術職であるため、経験を積んだりスキルアップすることで年収を上げていくこともできます。
また、より良い条件の会社へ転職したり、フリーランスとして活動したりすることでの年収アップも見込めます。
ITエンジニアで年収1000万は実現できる?達成している人の7つの共通点4.フリーランスとしても独立可能
目に見えないサーバー内を担当するバックエンドエンジニアと違い、成果の見えやすいフロントエンジニアは、能力さえあれば評価されやすく、フリーランスとして独立もしやすい仕事です。
多くの人がモバイルでWebにアクセスするようになりましたが、小さなモバイル画面の中での見やすい画面構築の技術はまだ発展途上であり、優秀なフロントエンジニアが求められています。
したがって、フリーランスという立場でも、フロントエンド周りで求められるスキルが十分に備わっていれば案件は多く存在しますし、大きな収入を得ることも可能です。
キャリアプランとして独立を検討しているエンジニア職なら、フロントエンジニアを目指す価値は大いにあるでしょう。
5.プロジェクトの企画段階から携われる
フロントエンジニアはプロジェクトの企画段階から携われるので、Webデザイナーと、
- どのようにすればユーザーに喜ばれるのか
- どういう方針で進めれば実装しやすいサイトができるのか
などを議論できるようになります。
ITエンジニアの中には、デザインを考えることが苦手な人もいるのも事実です。
Webデザイナーとの議論することによって、ユーザーへの満足度の高いWebサービスを手がけることができます。
フロントエンジニアだから得られる「4つのやりがい」
「フロントエンジニアの仕事はつらいのでは…?」と不安になる一方で「やりがいのある仕事」と捉えて日々業務を進めているフロントエンジニアもいます。
ここでは、その中でもとくに刺激になる要素を4つあげていきます。
- 多くの人と連携してプロジェクトを進められる
- 制作物を評価してもらいやすい
- ユーザーの反応がダイレクトなので刺激を貰える
- 最先端の分野にチャレンジできる
いずれも幅広い業務を担当するフロントエンジニアだからこそ得られるやりがいです。
それぞれの内容を、細かく見ていきましょう。
1.多くの人と連携してプロジェクトを進められる
ユーザーを巻き込んでいって、よりサイトを見やすいようなものに変えていく仕事になるので、周りと関わって大きなものを作りたい人にとっては強いやりがいになります。
クライアントだけでなく、他部署のエンジニアや複数のクライアントと関わりつつ、プロジェクトを進めていきます。
そのためコミュニケーションが多かれ少なかれ求められますが、ここにさえ適性があれば、1人では絶対に作れない仕組みが作れるようになるでしょう。
副業レベルや個人レベルのプログラマーでは得られない達成感を求め、日々業務に邁進しているフロントエンジニアも少なくありません。
2.制作物を評価してもらいやすい
フロントエンジニアはユーザーの「見える部分」を担当するため、制作物を評価してもらいやすいメリットがあります。
もちろん悪い結果も伝わりやすいのですが、良い部分がクライアントに伝われば、ポジティブな評価にも繋がりやすいでしょう。
- 結果を強く求める人
- クライアントの喜ぶ姿が見たい人
こういった点に重きを置いている方は、フロントエンジニアで働けば強いやりがいが得られます。
良い制作物を作って達成感を得たい方は、キャリアプランのひとつに入れてみることをおすすめします。
3.ユーザーの反応がダイレクトなので刺激を貰える
お客様の手に渡る部分を担うのが、フロントエンジニアの仕事になるので、お客様やユーザーと密接に関わる仕事といえます。
したがって、フロントエンジニアはユーザーの反応が分かりやすくて刺激になり、やりがいを感じるのです。
システム開発を依頼したクライアントやアプリの利用者など、フロントエンジニアの携わったシステムやアプリが、お客様の手に渡ることになります。
そのため、直接に生の声を聞くことになるフロントエンジニアは、その声こそが刺激になり、やりがいに繋がるからです。
4.最先端の分野にチャレンジできる
フロントエンジニアは、ほかのエンジニアと比べて最先端の技術で仕事ができる機会に恵まれることが多いです。
ユーザーの目に見える部分の仕組みづくりを担当するため、常に最新の情報が求められます。
そのため、職種上「最新の情報が求められる機会が多い」ため、これは言い換えると最先端の分野を担当することが多いといえるのです。
ユーザビリティの高い画面設計は、年々アップデートされていることは、ご存じのことでしょう。
その最新技術を用いた画面設計をおこなう人間こそ、フロントエンジニアなのです。
プログラミングの最新技術に触れられざるフロントエンジニアを目指したいと思った方には、初心者でも確実にプログラミングが身に付く【DMM WEBCAMP】がおすすめです。
プログラミング初心者の受講生が97%以上の【DMM WEBCAMP】では、未経験者コースも用意もされており、安心して学習を進めていくことが可能です。
「今の働き方に不満はあるけど、日々の業務が忙しくてゆっくり考える時間がない…」
そんな悩みを持つ方に向けて【DMM WEBCAMP】では無料のキャリア相談を実施しています。
ビデオ通話で相談をすることができるため、仕事で忙しい方でもスキマ時間に気軽にカウンセリングを受けることも可能です!
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フロントエンジニアに向いている人5選
フロントエンジニアとして働きたいのであれば、下記のようなタイプであれば適性があります。
- 新しいことを学ぶのが好き
- 臨機応変な対応が可能
- デザインにも興味がある
- 上昇志向が強い
- コミュニケーション力がある
これらの性質を持っている人であれば、先述した内容を「つらい」と思わず「やりがいのある仕事」と思えることでしょう。
将来性が高い仕事でもあるため、少しでもピンと来た方はぜひ一読してみることをおすすめします。
1.新しいことを学ぶのが好き
フロントエンジニアは、技術の進歩についていく必要があるため、新しいものを学ぶのが好きな人に向いています。
そのため、知識欲の強い人にとっては、フロントエンジニアはやりがいを感じることは多いでしょう。
また、業務的に覚えることが多くさまざまな知識の習得が必要です。
最新技術を学び続ける必要があり、
- プログラミング言語
- フレームワーク
- 開発ツール
など、幅広い知識・スキルが必要になります。
これらのスキルが盤石になれば、フロントエンジニアからキャリアアップすることも難しくないでしょう。
2.臨機応変な対応が可能
フロントエンジニアとして働く方は「臨機応変な対応ができる人」が望ましいです。
フロントエンジニアの世界においては、以下のようなシチュエーションに立ちあうことがしばしばあります。
- クライアントが急に仕様の変更を希望する
- 予期しない不具合への対応が生じる
とくに予期しない不具合への対応が生じた場合、スピード重視で対応する必要があります。
いかなる場面でも焦らずに調整し、仕事の優先順位を変更できる人材が求められているといえるでしょう。
そのため、さまざまな場面に対して、柔軟に対応できる人に適性があるのです。
3.Webデザインにも興味がある
フロントエンジニアはユーザーが直接見る部分の制作をするため、Webデザイナーの意向を汲み取める人材が求められています。
Webのデザインとフロントエンジニアは仕事で連携をとることが頻繁にあります。
そのため、フロントエンジニア側は「Webデザインに関する知識」を備えておいたほうがさまざまな場面で役に立ちます。
意思伝達の時間や伝達ミスの可能性を減らすことにも繋がるため、Webデザインに関する興味関心が強い人材は重宝されるでしょう。
4.上昇志向が強い
新しいものを常に仕入れる必要性があるため「さらに新しい技術を利用して仕事に反映していきたい」と思うような上昇志向が強い人に適性があります。
新しい技術に対応を常にしていかなければならないため、現状をより良くするために常にアンテナを張らなければなりません。
- 今の仕組みよりももっと良い改善策はないか
- 自分が持っているスキルは本当に最新のスキルなのか
- 今のスキルを更に高めるために何かできることはないか
こういった常に上を目指せる思考ができる人は、フロントエンジニアに適性があるといえるでしょう。
5.コミュニケーション力がある
フロントエンジニアではコミュニケーション能力が求められる場面がしばしばあります。
理由としてはクライアントと進捗具合を連携したり、メンバーとの状況を共有するなどの業務が求められるからです。
場面によっては現状の問題点の報告など、シビアな内容も臆せず伝えられる度量が求められることもあるでしょう。
いかなる場面でも状況を周囲に伝えることは大切な業務なため、フロントエンジニアはコミュニケーション力がある人に向いているといえます。
まとめ:フロントエンジニアが特別につらいというわけではない
フロントエンジニアは業務範囲が幅広いことは事実ではありますが、決して「特別につらい」というわけではありません。
インフラエンジニアであればインフラエンジニアなりのつらいところはありますし、バックエンドエンジニアでも同じでしょう。
そのため、現役フロントエンジニアが「やりがい」と思う所に共感できるか否かによって、フロントエンジニアを目指すかどうかを決めるべきです。
もしフロントエンジニアにやりがいを感じた方は、プログラミングスクールの無料キャリア相談を活用して、今後のキャリアプランをどうすべきか相談してみることをおすすめします。
- これからどのようにしてスキルをつけるべきか
- 未経験から目指すのは大変ではないか
- その他、自分が抱いている悩みを伝えたい
上記のようなキャリアについての相談が可能なので、少しでも興味があれば無料キャリア相談を受講してみましょう。
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