フロントエンドエンジニアの面接対策!よくある質問や志望動機の考え方を解説
「フロントエンドエンジニアの面接ではどんな質問が聞かれる?」
「面接で何をアピールしたらいいんだろう」
と思うことはありませんか?
フロントエンドエンジニアの面接対策をしようとしても、何から始めたらいいのか迷ってしまいますよね。
では、実際に聞かれる質問にはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- フロントエンドエンジニアの志望動機の考え方
- 自己PRでアピールすべきポイント
- 面接でよく聞かれる質問
について詳しく解説します。
この記事を見ればフロントエンドエンジニアの面接対策がわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
フロントエンドエンジニアに必要なスキル
フロントエンドエンジニアは、その名の通りフロントエンド開発をおこなうエンジニアです。
そのため、フロントエンド開発に必要なスキルを身につけておく必要があります。
フロントエンド開発に必要なスキルは、以下のスキルです。
- HTML/CSSを使ったコーディングスキル
- JavaScriptを扱うスキル
フロントエンドエンジニアとして転職するためには、面接で上記のスキルが身についていることをアピールする必要があります。
もしスキルが身についていない場合は、今後の学習計画を伝えて、どのように身につけていくのかを伝えましょう。
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フロントエンドエンジニアの志望動機の考え方
フロントエンドエンジニアの面接では、志望動機を聞かれるため事前に準備しておきましょう。
フロントエンドエンジニアの志望動機を考える際は、以下の3つを意識して作成します。
- 志望する企業を研究する
- フロントエンドエンジニアとして求められている要件を確認する
- 自分のスキルや経験がどのように志望する企業に活かせるかを考える
これらのポイントを抑えて事前に志望動機を考えておくことで、企業側に熱意を伝えられます。
【例文で解説】IT業界の志望動機で格段に印象がよくなる5つのコツ!フロントエンドエンジニアの面接で自己PRすべきポイント5選
フロントエンドエンジニアの面接で自己PRすべきポイントは、以下の5つです。
- Webデザインスキル
- UI/UXの知識
- コーディングスキル
- コミュニケーションスキル
- 問題解決力
あなたが既に持っているスキルであれば、積極的に伝えていきましょう。
それぞれのスキルを詳しく解説していきます。
1.Webデザインスキル
Webサイトやアプリは、見た目も重要な要素となります。
フロントエンドエンジニアは、色、レイアウト、フォントなどの視覚に繋がるプログラミングを扱う仕事です。
そのため、デザインに関する基本的な知識をアピールできるとよいでしょう。
また、以下のようなデザインソフトも使えるとアピール材料になります。
- Photoshop
- Illustrator
Webデザインは移り変わりが激しい分野であるため、フロントエンドエンジニアはその変化について行けるよう常に努力することが求められます。
そのため、既存のデザインスキルだけでなく、デザインの最新情報をキャッチアップできることも大事になります。
2.UI/UXの知識
フロントエンドエンジニアは、Webサイトやアプリにおいて、ユーザーが操作する部分を担当します。
Webサイトやアプリを使い続けるかどうかは、操作画面の使い勝手に大きく依存します。
そのため、ユーザーが使いやすい画面を設計できることをアピールするために、UI/UXの知識があることを伝えられるとよいでしょう。
UI/UXとは、それぞれ以下の意味になります。
- UI(ユーザーインターフェース):ユーザーが操作する画面
- UX(ユーザーエクスペリエンス):Webサイトやアプリを通じて得られるユーザー体験
ユーザーの行動を理解してWebサイトやアプリを設計した経験があれば、ぜひアピールしていきましょう。
3.コーディングスキル
フロントエンドエンジニアのメインの仕事であるフロントエンドの開発には、コーディングスキルが欠かせません。
そのため、コーディングスキルをアピールできると面接で即戦力であることをアピールできます。
以下のスキルをアピールできるようなポートフォリオを作成しておきましょう。
- HTML
- CSS
- JavaScript
フレームワークを使って作ったWebサイトやアプリもある場合、あわせてアピールしましょう。
フレームワークのスキルもフロントエンド開発で使用されるスキルのひとつです。
4.コミュニケーションスキル
フロントエンドエンジニアは、チームメンバーやクライアントとコミュニケーションを取りながら開発をすすめていきます。
そのため、コミュニケーションスキルがあることで、開発をスムーズに進められます。
以下のような場面で、コミュニケーションスキルが必要です。
- クライアントからの要望のヒアリング
- デザイナーのデザインの意図を汲み取る
- サーバー側のバックエンドエンジニアとのやり取り
また、IT業界は他職種と比較してもテレワークの比率が高く、対面とは難度の違うコミュニケーション能力が必要とされます。
5.問題解決力
フロントエンドエンジニアは、トラブルが発生した際に対応できる問題解決力が必要になります。
なぜならフロントエンドエンジニアはトラブルが多く、都度対応する必要があるからです。
フロントエンドエンジニアは、以下のようなトラブルが発生します。
- システムの不具合
- 仕様変更
- 納期の遅れ
問題解決力をアピールするためには、トラブルの内容とどのように対処したのかを伝えます。
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未経験の面接で聞かれるフロントエンドエンジニアの質問7選
エンジニア未経験の方が聞かれる質問としては、以下の7つがあげられます。
- なぜエンジニアの仕事がしたいのか説明してください
- 前の会社を退職した理由を教えてください
- どうやってプログラミングスキルを勉強したかを教えてください
- ポートフォリオでこだわりのポイントはありますか?
- エラーが起きた時にどの様に調べていますか?
- 内定をもらったら、入社までの期間はどのように過ごしますか?
- 5年後など将来的にはどのようなエンジニアになりたいですか?
フロントエンドエンジニアの面接でよく聞かれる質問をピックアップしているので、ぜひ参考にしてください。
1.なぜエンジニアの仕事がしたいのか説明してください
未経験の面接の冒頭では、なぜIT業界やエンジニアを目指したのかついて聞かれることが多いです。
質問の意図としては、フロントエンドエンジニアへの情熱や仕事を続けられるかを知りたいからです。
以下のような回答をイメージしてみてください。
フロントエンドエンジニアという仕事に対して自分の感情を載せましょう。
2.前の会社を退職した理由を教えてください
面接でよく聞かれる質問のひとつとして、前職の退職理由があげられます。
この質問の意図としては、志望者がどんなことにストレスを感じて、会社をどのような理由で辞めたいかを知るためです。
退職理由はそのまま話すのではなく、ポジティブな内容に変えて話すのが重要になります。
上記のようにポジティブに回答すれば、面接官に好印象を与えられます。
3.どうやってプログラミングスキルを勉強したかを教えてください
勉強方法についての質問は、志望者の学習意欲を知るためによく聞かれる質問です。
フロントエンドエンジニアは、転職後も継続的な学習が必要になるため、企業側はどのように勉強しているかを知りたいのです。
この質問に対しては、どのようにしてプログラミングスキルを勉強したのか具体的に答えましょう。
スキル習得のために、どれだけの時間を費やして何を意識して勉強したのかを話しましょう。
4.ポートフォリオでこだわりのポイントはありますか?
ポートフォリオに関する質問は、志望者がどんな着眼点でプログラミングをするのか、具体的にどんなスキルが使えるのかを知るために聞かれます。
そのため、工夫した部分や実装するために使用したスキルを話せるようにしておきましょう。
参考にしたWebサイトやWebサイトの目的など、細かく答えれるように準備しておきましょう。
5.エラーが起きた時にどの様に調べていますか?
フロントエンドエンジニアとして仕事をしていると、わからないことが多く出てきます。
この質問では、わからないことに直面したときの対応で、どの程度のプログラミングの知識があるかが見えるので、そこを把握するために聞いています。
不明点が出たときでも、最後まで忍耐強く対処できる点もアピール材料になります。
6.内定をもらったら、入社までの期間はどのように過ごしますか?
未経験者の方に対し、入社までの期間中の過ごし方について聞かれる場合もあります。
この質問には、フロントエンドエンジニアになる自覚と覚悟があるかを知りたいという意図があります。
そのため、入社後に即戦力になれるような準備をすることを伝えましょう。
入社までの期間もスキルアップの時間にあてることで熱意をアピールできます。
7.5年後など将来的にはどのようなエンジニアになりたいですか?
面接の終盤に近づくと、将来的なキャリアに関する質問が聞かれる事が多いです。
この質問は、企業の将来的なビジョンと志望者の方向性が一致しているかを知るために聞いています。
どんなエンジニアになりたいのか、そのために必要な経験やスキルを具体的に話せるとよいでしょう。
自分自身の将来のビジョンを伝えることで、採用でのミスマッチを防ぐことができます。
中途の面接で聞かれるフロントエンドエンジニアの質問4選
中途の面接で聞かれる質問としては、以下の4つがあります。
- エンジニアをやっていてどういう時に嬉しいですか?
- ユーザーが使いやすいWebサイトやアプリを作るためにどのような工夫をしていますか?
- フロントエンド開発やデザインの最新情報はどのように収集していますか?
- 好きなフロントエンド開発のプロジェクトがあれば教えてください。
中途の面接では、経験者向けの質問になるためこれまでの経験を話すようにしましょう。
1.エンジニアをやっていてどういう時に嬉しいですか?
この質問は、志望者がどのような仕事に対してやりがいを感じるのかを把握するために質問します。
やりがいは人それぞれですが、企業によってカルチャーも変わります。
そのため、企業のカルチャーと志望者がマッチするのかを知るための質問でもあります。
- 作ったシステムが動いたとき
- クライアントから感謝されたとき
- 大きな仕事を任されたとき
実際にフロントエンドエンジニアをやっていて、やりがいを感じた瞬間を伝えましょう。
2.ユーザーが使いやすいWebサイトやアプリを作るためにどのような工夫をしていますか?
フロントエンドエンジニアは、Webサイトやアプリの使いやすさについて理解が求められます。
この質問の意図としては、業界標準のフロントエンドの知識を知っているかを確認するためです。
以下のようなスキルや経験を伝えましょう。
- ユーザーが迷わず操作できるように実装した経験
- 操作方法やユーザビリティを考えたUX設計
その他、検索エンジンを考慮した実装などの経験もあれば、アクセスしやすいサイトを作成した点などを伝えるとアピールにつながります。
3.フロントエンド開発やデザインの最新情報はどのように収集していますか?
フロントエンドでは、常に技術が変化するため、学び続けることが重要です。
そのため、この質問では常に新しい情報をキャッチアップできるかを知るために聞かれます。
以下のような方法で情報収集をおこなっていれば、その事実を伝えましょう。
- 読んでいる雑誌
- オンライン講座
- 競合Webサービスの分析
雑誌やWebから情報収集できますが、実際にユーザーが使っている競合のWebサービスから情報収集するのもひとつの手です。
競合のWebサービスを分析することで、最近の流行に沿ったデザインなどを把握できます。
4.好きなフロントエンド開発のプロジェクトがあれば教えてください。
この質問は、志望者のフロントエンド開発の好みを知るために聞かれる質問です。
フロントエンドエンジニアによっては、Webサイトのプロジェクトが好きな人もいれば、Webアプリ開発のプロジェクトが好きな人もいます。
この質問に対しては、下記2点を踏まえて回答しましょう。
- 好きな開発プロジェクト
- 実際に携わった開発プロジェクトの経験
企業の開発事例が企業サイトに載っている場合、開発事例に似た自分の経験を話すことで、企業とのマッチ度を高めることができます。
フロントエンドエンジニア面接での注意点
フロントエンドエンジニアの面接での注意点は、あくまで面接での立場は企業と志望者は対等であることです。
採用活動において、企業側が志望者を判断する形になることが多いため、志望者は企業に合わせた回答をしがちになります。
自分が本来思っていないことを伝えて内定をもらったとしても、入社後にギャップを感じて辛くなってしまいます。
あくまで内定がゴールではなかう、転職後に成果を上げることがゴールなので、入社後に照準を合わせて面接に臨みましょう。
フロントエンドエンジニアの転職面接時に使える逆質問2つ
面接の最後に「何か質問はありますか?」と逆質問を聞かれるケースがあります。
そのような逆質問の場面で、有効な質問は以下の2つです。
- どのような経歴の方が活躍されていますか?
- どのような業務があり、そのために身につけておいた方がいい技術はありますか?
こちらの熱意を伝えるためにも、積極的に質問していきましょう。
1.どのような経歴の方が活躍されていますか?
今働いている人についての質問をすることで、志望する企業でどのような人が働いているのかを理解できます。
フロントエンドエンジニアは、チームで仕事を進めるため、どのような人が働いているのかを知ることは重要です。
下記のような質問は、どんな人が働いていて、どのような活躍が求められているのかを知れます。
働いている職場の雰囲気を知れると、より安心して入社できます。
2.どのような業務があり、そのために身につけておいた方がいい技術はありますか?
志望する企業での具体的な業務内容と、そのために必要な技術を質問しましょう。
もし企業の回答が、すでに自分が持っている技術の場合は自己アピールにもつながります。
仮に自分が持っていない技術の場合だとしても、入社までの期間で必要な勉強をして身につけることができます。
逆質問できる場面があれば、ぜひとも質問しておきたい内容です。
まとめ:面接対策を事前におこない万全の状態で面接に挑もう
今回は、フロントエンドエンジニアの面接で準備しておくべきことを解説しました。
聞かれる質問や自己PRはあらかじめ想定しておき、聞かれたときに答えられるように準備しておきましょう。
以下、今回のまとめです。
- 自己PRはフロントエンド開発のスキル以外のものでもアピールできる
- 未経験や経験者でよく聞かれる質問はことなる
- 逆質問されたときに答えられるように質問を用意しておく
フロントエンドエンジニアの面接は、面接に挑むまでの準備が大切です。
面接対策で不安がある方は、無料カウンセリングをおこなっているプログラミングスクールに質問をしてみるのもいいでしょう。
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