AIエンジニア向けの職務経歴書の書き方!未経験者が書くべき4つのポイントも紹介
「AIエンジニアに転職するために職務経歴書には何を書けばいいの?」
「未経験からだと何をアピールしたらいいか分からない」
と思うことはありませんか?
採用担当者に興味を持ってもらうためには、職務経歴書に何を書けばいいのかで迷ってしまいますよね。
では、職務経歴書で書くべきポイントはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回は、
- 職務経歴書を書く前にすべき準備
- エンジニア経験者が職務経歴書に書くべきこと
- エンジニア未経験者が職務経歴書に書くべきこと
について詳しく解説します。
この記事を見れば、AIエンジニアとして転職するために効果的な職務経歴書の書き方が理解できます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
職務経歴書はAIエンジニアとしてのスキルを伝えるために必要
AIエンジニアの転職活動の際には、履歴書だけではなく職務経歴書も必要になります。
なぜならAIエンジニアの中途採用では、スキルやこれまでの実務経験が重要になるからです。
そのため、スキルやこれまでの実務経験を伝えられる職務経歴書を作成しましょう。
- これまでの職務履歴
- 所持しているスキル
- 自己PR
上記のように、採用担当者が職務経歴書で確認したい内容を盛り込みながら作成をすすめます。
職務経歴書は、自分のスキルをアピールするために重要なツールです。
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職務経歴書を作成する前にキャリアの棚卸しで情報を整理
職務経歴書を作成する前に、キャリアの棚卸しをおこない、情報を整理しておきましょう。
なぜなら職務経歴書を使って、転職先の企業が求めていることに対し、自分の持っているスキルがどのように役に立つかを伝える必要があるからです。
- エンジニア経験者の場合
- エンジニア未経験者の場合
キャリアの棚卸しの仕方は、それぞれ異なるため、詳しく説明していきます。
1.エンジニア経験者の場合
エンジニアの経験者であれば、以下のような項目を洗い出しましょう。
- これまでの実務経験
- 持ち合わせているスキルセット
- 今後の目標、将来のキャリアパス
エンジニア経験者の場合、これまでの実務経験やスキルセットに加えて、今後の目標やキャリアパスも伝える必要があります。
なぜなら、企業側は、応募者と企業の目指す方向性があっているかを確認し、長く働いてくれる人かを判断したいからです。
実務経験や持ち合わせているスキルセットから、今後どうしたいかをしっかり言語化しておきましょう。
そのためには、キャリアの棚卸しが重要です。
2.エンジニア未経験者の場合
エンジニアを未経験から目指す場合は、以下のような項目を洗い出しましょう。
- なぜAIエンジニアを目指したのか
- これまでの経験から得られたビジネススキル
- これまでの仕事への取り組み方
未経験者の場合は、まずなぜAIエンジニアを目指そうと思ったのかを言語化しておきましょう。
なぜなら、AIエンジニアを目指す理由が曖昧だと、企業側が採用してもすぐに辞めてしまうのではないかと考えてしまうからです。
続いて、現在の仕事での身につけたスキルなどをしっかり棚卸ししましょう。
AIエンジニアは、技術力だけでなくビジネススキルも必要となるからです。
職務経歴書のフォーマットは3種類
職務経歴書のフォーマットは、主に以下の3種類です。
- 編年体形式
- 逆編年体形式
- キャリア形式
それぞれ伝えたい内容によって、使用するべきフォーマットがことなります。
それぞれの特徴について紹介していきます。
1.編年体形式
編年体式は、一般的に使用されている職務経歴書のフォーマットです。
時系列順にこれまで所属した企業や業務内容を記載していきます。
履歴書と同じ順序になっているため、これまでの経歴を振り返りやすいのが特徴です。
特に指定がない場合は、この編年体形式で作成しておくとよいでしょう。
2.逆編年体形式
逆編年体形式は、最近の職務経歴から記載する職務経歴書です。
社会人経験が長い人の場合、新卒からのこれまでの経験すべてをアピールするのは難しくなります。
そのため、最新の実績をアピールしたい時には逆編年体式で書くのがおすすめです。
アピールポイントを伝えるためにも、自分の強みは明確にしておき、わかりやすく伝えられるように準備しておきましょう。
3.キャリア形式
キャリア式の職務経歴書では、プロジェクト単位やこれまで関わった業務内容ごとに記載する職務経歴書です。
プロジェクトごとや業務内容ごとで、どのようなスキルを培ったかをわかりやすく伝えられるメリットがあります。
キャリアアップをおこなってきた経験があり、伝えたいアピールポイントが複数ある場合は、キャリア形式での記載がおすすめです。
ただし、面接官によっては見慣れていないため、情報をわかりやすくまとめておく必要があります。
AIエンジニア未経験だと、職務経歴書をどのように書いていくか迷ってしまいますよね。
まずは職務経歴書に書けるスキルを身につけることからはじめましょう。
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AIエンジニア経験者が職務経歴書に記載べき6つのポイント
AIエンジニア経験者か未経験者かで、職務経歴書に記載すべきポイントはことなります。
ここでは、AIエンジニア経験者が職務経歴書に記載すべきポイントを6つ紹介します。
- テクニカルスキル
- トレンドスキル
- ソフトスキル
- 得意分野
- プロジェクトでの役割
- 自己PR
それぞれの項目を解説していきます。
1.テクニカルスキル
エンジニア経験者は、職務経歴書にテクニカルスキルを記載し、企業にどの程度のスクルを持っているかを伝えます。
テクニカルスキルを伝えるためには、ただスキル名を羅列するのではなく、以下のようにわかりやすくまとめましょう。
- スキルの種類
- スキルのレベル
- スキルの使用年数
上記の項目について書くことで、習得しているテクニカルスキルを企業にアピールすることができます。
履歴書では、持っているスキルを伝えられないため、職務経歴書にはテクニカルスキルを具体的に記載しましょう。
2.トレンドスキル
AIエンジニアが職務経歴書に習得しているトレンドスキルを記載することで、企業に最新技術を持ち合わせていることをアピールできます。
なぜならトレンドスキルを記載することで、最新技術をキャッチアップし、実際の業務で実践していることを伝えられるからです。
以下のようなスキルを持っている場合は、テクニカルスキルと同様に記載しておきましょう。
- 最新のプログラミング言語
- 新しいフレームワーク
- 便利な開発ツール
AIエンジニアは、最新のAI技術をキャッチアップし続ける必要があります。
最新技術をキャッチアップできることをアピールするためにも、トレンドスキルは記載しておきましょう。
3.ソフトスキル
AIエンジニアの職務経歴書には、テクニカルスキルだけでなく、ソフトスキルも記載しておきましょう。
なぜなら、AIエンジニアは他のメンバーと開発を進めていく必要があり、ソフトスキルを企業が求めるからです。
ソフトスキルとして、以下のようなスキルがあげられます。
- コミュニケーション
- マネジメント
- 自発性
いくら技術的にエンジニアとして優秀であっても、ソフトスキルがないとスムーズに他のメンバーと開発を進めるのが難しくなります。
そのため、企業は他のメンバーとチームを組んで作業ができることを重要視します。
AIエンジニアとしてソフトスキルを兼ね備えている場合は、積極的に伝えていきましょう。
4.得意分野
得意分野では、スキルの項目で書ききれなかった項目について記載します。
得意分野では、具体的に以下のような項目について記載しましょう。
- 業界知識
- 複数言語を活用した開発スキル
- 上流工程から関わった経験
面接で得意分野について聞かれたときは、得意分野を活かしてどのような結果を出したかを答えられるように準備しておきましょう。
5.プロジェクトでの役割
職務経歴書には、今までの経験したプロジェクトの中での役割をしっかりと記載しましょう。
なぜなら、プロジェクトに関わっていたといっても、どの役割かで業務内容が異なるからです。
- 要件定義
- 開発
- テスト
プロジェクトの役割によって、アピールするべきポイントもことなります。
開発をメインで担当していたのであれば、テクニカルスキルをアピールしていきましょう。
6.自己PR
自己PRでは、企業が求めている人材であることをアピールすることが重要です。
なぜなら、企業側が求めていないことをアピールしても、企業側から評価されないからです。
そのため、自己PRは下記のポイントを踏まえて考えていきましょう。
- 求人で企業が求めているスキルを整理する
- 自分の持っているスキルを洗い出す
自分が持っているスキルで、企業側が求めるスキルがあるかを見つけることが重要です。
重なるスキルが見つかったら、スキルを使ってどのように業務に活かしたかを記載しましょう。
AIエンジニア未経験者が職務経歴書に記載すべきポイント4つ
AIエンジニア未経験者は、プログラミングの基礎スキルやこれまでの学習内容を中心に記載していきます。
AIエンジニア未経験者は、以下の4つのポイントを職務経歴書に記載しましょう。
- プログラミング基礎スキル
- ポートフォリオ
- プログラミングスクールの受講歴
- 学習に使用した参考書や学習サイト
それぞれ詳しく解説していきます。
1.プログラミング基礎スキル
AIエンジニア未経験者は、現状のプログラミング基礎スキルを記載しましょう。
AI開発で必要な言語のスキルがなくても、プログラミングの基礎スキルを記載しておくことで、プログラミングの基本的考え方が身についていることをアピールできます。
以下のように、学習したプログラミング言語について記載します。
- 学習した言語
- 言語のバージョン
- 学習に使ったOSと種類
学習したプログラミング言語について記載しておくことで、採用担当者があなたのプログラミングスキルの現状を把握できます。
2.ポートフォリオ
プログラミング学習の工程の中で、ポートフォリオを制作していたら、職務経歴書に記載しましょう。
ポートフォリオを職務経歴書に記載しておくと、以下のようなメリットがあります。
- プログラミングスキルを具体的に伝えられる
- 学習の実績を伝えられるため書類選考の通過率が上がる
- 面接時に具体的な実績として話すことができる
AIエンジニア未経験者がポートフォリオを制作するのは大変ですが、メリットが上回るため、もしポートフォリオがない場合は制作して職務経歴書に記載しましょう。
3.プログラミングスクールの受講歴
プログラミングスクールの受講歴があれば、職務経歴書に記載しましょう。
なぜなら、プログラミングの学習工程を採用担当者に伝えることができ、アピールポイントになるからです。
プログラミングスクールを受講経験がある場合、以下についても記載します。
- 制作した成果物
- 学んだスキル
ただ通ったプログラミングスクールについて記載しただけでは、実際に何を学んできたのかを採用担当者は理解できません。
そのため、何を学習してどのような成果物を制作したのかまで記載する必要があります。
4.学習に使用した参考書や学習サイト
学習に使用した参考書や学習サイトも、職務経歴書に記載しても問題ありません。
エンジニア未経験者は、スキルを証明できるものがないため、独学での学習経験も伝えていきましょう。
以下のような項目で記載します。
- 参考書名と著者名
- 学習サイト名
- 何を学んだか
- 学習期間
また、資格取得に向けて学習しているのであれば、その内容について記載しても問題ありません。
スキルを証明するための材料があれば、職務経歴書に記載していきましょう。
AIエンジニアが自己PRを書く際に意識すべき3つのポイント
AIエンジニアが自己PRを書く際は、以下の3つのポイントを意識して書きましょう。
- 企業が求めているスキルを把握する
- 入社後に活躍できることを具体的に伝える
- アンチパターンは避ける
上記3つを意識することで、採用担当者にアピールできる自己PRが作成できるようになります。
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.企業が求めているスキルを把握する
自己PRの作成に取りかかる前に、まず企業がどのようなスキルを持った人材を求めているかを把握しましょう。
なぜなら、企業によって求めている人材がことなるため、適切なスキルをアピールできないと、的外れな自己PRになってしまうからです。
以下のような情報を確認して、企業が求めているスキルを把握しましょう。
- 求人情報に書かれている求めるスキル
- 企業サイトに書かれている人物像
何が求められているかを把握した上で、あなた自身が持っているスキルで当てはまるものがあるか確認します。
2.入社後に活躍できることを具体的に伝える
AIエンジニアの職務経歴書で書く自己PRでは、採用担当者に入社後にどのように活躍できるかを伝える必要があります。
活躍できることを伝えるために、以下のポイントを踏まえて自己PRを考えましょう。
- 企業が求めているものと自分の強みを具体的に伝える
- 過去の結果の数字を用いて定量的に答える
- 足りないスキルがある場合は、スキルを身につけるかプランを伝える
プロジェクトをうまく遂行するスキルを持っていることを証明できれば、会社に必要な人材であることアピールできます。
3.アンチパターンは避ける
自己PRを作成した後に、不適切なアンチパターンの自己PRになっていないか改めてチェックしましょう。
もし不適切な自己PRになっていた場合、企業側からマイナスなイメージを持たれてしまうからです。
以下の3つのポイントを見直しましょう。
- 具体的なエピソードがない
- 企業が求めるニーズに一致しない
- アピールしたい項目が多い
AIエンジニアは、エンジニアの中でも専門性の高い職種なので、IT業界は専門性が問われる業界であり「どのような経験をしてきて、どのようなスキルを身につけているか」が重要な要素として見られるためです。
所有している資格やスキルなどを分かりやすくまとめる必要があります。
職務経歴書の添削をしてもらえるサービス2選
職務経歴書を作成したら、採用担当者の視点から添削を受けるのがおすすめです。
ここでは、職務経歴書の添削をしてもらえるサービスを2つ紹介します。
- 転職エージェントに添削してもらう
- 転職支援をおこなっているプログラミングスクールで添削してもらう
書類選考を通過するためにも、職務経歴書の添削を受けましょう。
それぞれ紹介していきます。
1.転職エージェントに添削してもらう
転職エージェントは転職支援の実績が豊富なため、職務経歴書を添削してもらうことで、内容をブラッシュアップできます。
なぜなら、本人の技術や経験を伝える内容の見逃しを防いだり、効果的かつ過不足ない伝え方を教えてもらえるからです。
転職エージェントは、以下のポイントで選びましょう。
- IT業界に詳しいか
- キャリアの相談に乗ってくれるか
- 適切なアドバイスをしてくれるか
転職エージェントといっても、担当者によってバラツキがあるため、複数の転職エージェントに登録して活用するのがおすすめです。
面談を受けてみて、自分と相性のいい転職エージェントに絞って添削を受けるようにしましょう。
2.転職支援をおこなっているプログラミングスクールで添削してもらう
プログラミングスクールは、プログラミング学習のだけでなく、エンジニアとしての転職や就職支援をしています。
転職支援では、以下のような指導を受けられます。
- 面接の練習
- 職務経歴書や履歴書の書き方
- 志望する企業に合わせた志望理由の考え方
また、プログラミングスクールに通うことで、プログラミングスキルを高められます。
そのため、AIエンジニアへの転職成功率をあげられます。
プログラミングスクールは、無料カウンセリングを実施しているので、まずは試してみるのがおすすめです。
プログラマーは働きながら目指せる!社会人おすすめスクール10選まとめ:職務経歴書を書く前の準備が大切。アピールすべきポイントを整理しよう
今回の記事では、AIエンジニアに転職するための職務経歴書の書き方について紹介しました。
以下は、今回の記事のまとめです。
- AIエンジニアの中途採用では、スキルやこれまでの実務経験が重要になる
- 企業が求めている人物像を把握する
- 企業が求めている人物像であることをアピールする
AIエンジニアは今後も需要が増え続ける職種ですが、誰でもAIエンジニアに転職できるわけではありません。
熱意やスキルを伝えられる職務経歴書を作成し、採用担当者に興味を持ってもらえるように準備していきましょう。
職務経歴書に書けるスキルがない場合は、プログラミングスクールを活用してAIエンジニアに必要なスキルを身につけることから始めるのがおすすめです。
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